タグ： マグカップ

護守町のご当地ヒーロー。交通戦隊シンゴージャー・シンゴーレッド。 空手をずっと習っており、その経験を活かしてスタントマンとしても活躍している若手スーツアクター。 幼い頃から戦隊ものが大好きで、ヒーローになるのが夢だった。どんな小さなことでも、困っている人がいれば放っておけない性格。 父親は市役所職員、母親は幼稚園の先生。父つながりで町のイベントの手伝いをしたり、母つながりで子供達と遊んであげたりと、顔が広い。 たかがご当地ヒーロー、されどご当地ヒーロー。生まれ育ったこの町の皆を笑顔にできる、とこの仕事を誇りに思っている。 高校生の妹がおり、溺愛している。可愛くて可愛くて仕方がない。妹に構いすぎて、お兄ちゃんうるさい！と疎まれるのが最近の悩み。 憧れのヒーロー像は、「全てを救う」ヒーロー。 全てを救うなど、不可能でありえないことだと、痛いほどに知っている。全てを救おうとすれば、その指から零れ落ちるものがある現実も分かっている。 それでも、憧れてしまったのだから。今は一心不乱に、突き進むしかないだろう。 昴貴は高校時代の部活（演劇部）の後輩。OBとして演劇部に顔を出していくうちに仲良くなった。 昴貴のことも弟のように可愛がっている。が、同じように疎まれることが多い。寂しいよ俺…… ３人の中で、昴貴が一番沢山の可能性を秘めている逸材、だと篤志は思っている。 このまま本格的な芸能界の道に進んでもいけるだろうし、全く違う道にいっても昴貴なら上手くやれるはず。 今は、昴貴の持っているうちの一つの可能性を育てているだけ。きっといつかは、自分のもとから離れていく。 その時までは、俺がこの子を守ってやらないと。 いのりは高校時代からの友人。暑苦しい篤志とクールないのりは周りから見ても真逆ともいえるタイプだったが、妙に波長があった。真逆ということは、つまり互いの足りない部分を補い合えるということ。そのことに篤志が気付くのは、案外すぐだった。 今も学生時代と変わらずいのりと一緒にワイワイできることを嬉しく思っているが、いのりを無理やりこの道に引き込んでしまったのではないか、と実は気にかかっている。 いのりは学生の頃から冷静で、ヒーローみたいに優しかった。だから、俺の「お前と一緒にヒーローになりたい」という我儘を、ヒーローらしく叶えてくれたんじゃないか。もしかしたら、お前はもっと別の道も見据えていたんじゃないのか。 それを今もなお本人に問うことのできない篤志は、ほんの少し臆病なヒーローだ。 口上：赤信号は止まれの合図！俺の気持ちは止まらない！　護守町の平和は俺らが守る！交通戦隊シンゴージャー！ 必殺技：信号無視成敗キック・スピード違反成敗パンチ・左右確認完璧トルネード（回避） 2020/7/5　HELP ME HERO！

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ