タイトル:『海も枯れるまで』 キャラクター名:空代月見 職業:パイロット 年齢:26 / 性別:女性 出身: 髪の色:蒼から銀のグラデーション / 瞳の色:黄金色 / 肌の色:肌色 身長:167 体重:51 ■能力値■ HP:12 MP:11 SAN:64/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  11  11  11  15  18  12  15  18  12  11 成長等              -13 他修正 =合計=  11  11  11  15   5  12  15  18  12  11 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      30%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》70%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 70%  ●《目星》  73% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》      20%  ●《機械修理》70%  ●《重機械操作》30%  《乗馬》      5%    《水泳》  25%   《製作()》  5% ●《操縦(小型飛行機)》85%   《跳躍》  25%   《電気修理》 10% ●《ナビゲート》   70%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前     現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%   《説得》    15%  《値切り》  5%    《母国語(日本語)》90%  ●《他国語(英語)》70% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%   ●《天文学》    75%   《博物学》10% ●《物理学》    17%   《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 〇空代月見(そらしろ・つきみ)/『海も枯れるまで』HO1 ・晴れ渡った空を思わせる蒼色の長髪。先端に行くにつれて仄かに銀色がかったグラデーションに染まっており、その色彩が変わるさまは、蒼穹を雲が揺蕩うが如く。或いは、海面に光が溢れるが如く。瞳は、正しくその名の通りの黄金色であり、常に日の光を受けて彩度が高く輝いている。 ・ふわふわと掴みどころのない性格。常に楽しむように瞳と口元を緩めており、その表情の通りにいつも楽しげ。引き起こった物事を全て楽しみ、受け止め、時に軽やかに受け流すことの出来る、風のような性格。  にこにこと微笑み、感情や態度を揺らがせることはあまりなく、世界の全てを楽しんで、慈しむ雰囲気を纏う。脳天気、とも。 勿論、驚くことも悲しむことも悩むこともあるが、それにも何処か常に笑みを孕んでおり、何処か楽しげ。全てすべて楽しんでしまって、微笑んでいる。 ・また、些か天然の気質が入っており、時折突拍子も無いことを発言する。けれども、同時にそれが的をえた発言であることも屡々あり、その言葉の何処に彼女の真意があるかは彼女にしか分からない。 ・空を観察することが好きで、暇さえあれば柔らかな微笑みと共に頭上を見上げている。  空が綺麗ね、空が好きよ。そんな言葉が彼女の口から零れることは多く、あまり真意を掴ませない彼女の、けれども、紛れもない本心。 ・天気予報の的中率はほぼ八割五分。青い空の雲の動きや、微細な風の流れ、空気の質感、そういったものを的確に読み取り、的中させる。  天文に関しても造詣が深く、それと相まって、空を読み取ることに、青を読み解くことに、不思議な程に長けている。 ・ゆえに、職業にしている訳ではないが、少しだけ縁のある小さな天文台にて、時折天気予報士染みたことをしている。  空が人になったかのような。  そんな例えと共に、密やかに、ささやかに、天文台に訪れる人々の導になっているだとか。 ・また、都内の端に小さな一軒家を借りており、そこを住まいとしている。  家族はおらず、独り暮らし。けれども、友人である画家の紹介で、身寄りのない一人の少女と出逢い、彼女を引き取って共に暮らしている。  だが、彼女も少女も、揃って放浪癖があり、家に居ることは少ない為に、あまり二人の時間を過ごすことはない。  けれども、何かを探すように世界を旅し続ける少女のことを、何処か暖かい瞳で、――――そして、目映げな瞳で、いつも、見守っている。 ・自分の容貌にはあまり自覚はない。  だって、それよりも空の方が綺麗でしょ? 【フレーバー】 77:山吹草(やまぶきそう)「すがすがしい明るさ」 脳天気。きっと貴方を表すためだけに作られた言葉だ。貴方に悩みは似合わない。悲しみは似合わない。それは意外と、辛い役割かもしれない。だが、それでも笑うのが貴方だ。 【特徴表】 31:天気予報士 45:不思議ちゃん ○通過シナリオ ・『海も枯れるまで』:SAN値+9、目星+3 <以下、『海も枯れるまで』HO1秘匿情報含む> ・その実、元、パイロット。  女性ながら主席で航空大学校を卒業しており、その実力は周囲から天才とまで言わしめた。  航空大学を卒業後は、民間の航空会社に所属。パイロットとして働く傍ら、世界で誰よりも、銀の翼を閃かせて自由に空を駆るエアレースの選手として、その界隈ではかなり活躍をしていた女性。 ・代々パイロットを多く排出している「空代」家の今代の一人娘。  幼少期、父に連れられて小型機で空を飛んで以来、そこで目にした、その青の美しさに魅入られ、空に恋をした。  空に、青に、そしてそこを自由に飛ぶことに、飛行機に恋をし、己もまたそこを翔ける為だけに、ただひたすらにパイロットになる為に全てを捧げてきた。  世界の全てを置き去りにした、あの、太陽と月に一番近い青へと身を委ねた日に、きっと、魂をあの場所へと預けてきた。 ・「空に恋した」と言われるほどに、心から空を愛している。あの青を好いている。空に一秒でも長くいる為に、パイロットとしての技術を学び、知識を身に付け、実力を磨き、ひたすらな努力をしてきた。  体格や才能は、正直一般レベルのものである。けれども、そんな彼女が周囲から「天才」と言わしめるまでに翼を広げた理由は、青をひたすらに想う恋心と、血の滲むような、魂を削るような努力、それだけである。  幼少期から家族に教えられ、飛行機を乗り回していた。ゆえの実力でもあり、育てることが出来た才能だった。 ・飛行機に対しての知識も深く、愛情も深い。  この銀色は、私の翼。私の半身。青も好きだけど、この銀も、ええ、好き。大好きよ。 ・空が好き。風が好き、雲が好き、雨が好き、光が好き、太陽が好き、星が好き、夜が好き。朝が好き、昼が好き、夕暮れも明け方も、昼間も曇天も嵐も蒼穹も、勿論、私の翼になってくれる飛行機も、全部全部好き。  けれど、一番は、青が好き。空の、晴れ渡った青が、何処までだって好きで、大好きで、あいしてる。  実際、本当に空に恋をしていたかもしれない。  空は何が起ころうとも変わらず、ずっと、其処にあるのだから。  それさえあれば、何だって出来た。何処にだって行けると思っていた。思ってた、心から。 ・世界を楽しみながらも空以外を瞳にいれない、そんな彼女の努力を知る人間も、知らない人間も、鮮やかに銀の翼をかって自由に空を翔ける彼女のことを、「空に魅入られたのだ」と言った。 ・青を見て、空を見て、ただただ愛おし気に笑うその顔に、文句を言える人間はいなかった、だとか。 ・だが、とある空が美しい日、皮肉なくらいに青が鮮やかなある日、とあるフライトの際、彼女には一切過失の無い事故により墜落を経験する。  医者さえも顔を青白くするほどの大怪我をし、数週間ほど生死の淵を彷徨い、昏睡状態に陥っていた。 ・けれども、奇跡的に回復し、周囲の人間が奇跡だと称賛するほどの回復力を見せる。起き上がり、いつものように飄々と微笑んだ彼女を見て、ああ、やはり彼女は空に愛されたんだ。もしかしたらいっそのこと、神様にさえも見初められたのかもしれない。そんなことを言って、彼女の快調を祝った。  ────その裏で、彼女の瞳から色が消えていたことなど、誰も気付かずに。 ・事故により、虹彩に怪我を負ったことにより、突発性の色盲を発症。  だが、そのことを担当してくれた医師を除いて誰にも言わなかった。  誰にも言わず、ただ、周囲が祝福に満ちるそれを受け止めて、微笑み。  独りで、影で、血の滲むようなリハビリをした。努力をした。全てを懸けた。もう一度、空を飛ぶ為に。 ・努力は苦ではなかった。だって、昔からずっと、ずっとしてきたから。  ただ、空を飛ぶ為に。  苦しさも痛みも悲しみも寂しさも全部全部笑顔の裏に隠してしまえば、誰にも、決して分からない。  祝福をしてくれるひとたちは、祝ってくれるひとたちは、ただ、純粋に空を飛ぶ私のことを、好いてくれているだけだから。  評価して、称賛して、そして、憧れてくれている、心配してくれている、ただそれだけ。知っている。 ・だから、誰にも知られる必要などなくて。  空で笑う私以外を、知る必要も知られる必要も、何もない。  また、空で笑う私を見て、仕方ないなって笑ってくれれば、それでいい。  ────私は、空を飛べれば、それでいい。 ・けれど、現実は非常だった。  どれだけ肉体が全盛期のものに戻ろうと、どれだけ意思が黄金期のものに戻ろうとも、終ぞ、瞳に色が戻ることはなく。  試せる限りの治療も、薬も、療養も、全て試し、試み、けれど、全てがダメだった。  努力が、なにひとつ、報われることがなく────パイロットとしての道は、そこで、閉ざされた。 ・色盲を患った瞳は、視力こそ問題無いものの、距離感が些か掴みづらく、また、色彩を正常に認識できない。全体的に虹彩が捉えられる色調がグレーがかったものになっており、中でも特に、『青色』の認識が出来なくなった。  空の色が分からなくなった。青色が分からなくなった。  どんなに頑張っても、努力しても────色が、「青」が、世界が、「空」が、彼女の瞳に戻ってくることは永劫、なくなった。  世界で、いちばんあいしていたいろが、見えなくなった。 ・誰よりも、己なんかよりもずっと泣きだしそうな、若い担当医にそれを宣告され。  頷き、理解し、受け止め、微笑み、受け入れた。  「世界は、かみさまは私を好いてくれてたようだけど────空は、私を愛してくれなかったのね」 ・受け入れて、何かが、ぷつり、と切れる音がした。  空の為だけに全てを懸けてきた。  青を飛ぶ為だけに、全てを駆けてきた。  全てを置き去りに、人生を、翔けてきた。  恋をしてきた、はじめてみた日から、あの青に。  あの、空に。  ────それが、消えた。 ・今までは、何が引き起ころうとも、空さえ飛べればどうでもよかった。  空の下にいる、あの青の元に行ける、たった、それだけの真実が目の前にあったからこそ、どんな苦しみも痛みも気にならなかった。  ────ならば、空に行けないことが真実になってしまった私は、どうすればいいんだろう。 ・真実が残酷にも書き換わった、その瞬間に、自分の存在意義を見失った。  生きる意味を、見失った。  全てのものが、ぽっかりと、抜け落ちてしまった。  生きる目的を、何処にも、見つけられなくなってしまった。 ・例え全てが白黒になろうとも、世界は美しいのだろう。  例え全てがモノクロになろうとも、世界は楽しいのだろう。  きっと、何かを本気で探せば、見つかるのかもしれない、これからの人生の導になる何かが。  分かっている、知っている。『色』を失ったとしても、『全て』を失ったわけではない。  ……理屈で理解していても、それでも、ダメだった。 ・世界が美しいことに微笑める、そこで過ごす人々の営みに微笑める。  頭上に空が広がっていて。そして、空に恋してその色を真似た海が、眼下には広がっていて。水たまり、鏡、硝子、エトセトラエトセトラ、空を愛した数多のものが、その青を映してる。  そんな、美しい世界。好きよ、好きよ、世界は好きよ。楽しい世界が好き、賑やかな世界が好き、美しい世界が好き。青から見下ろした時に、宝石箱なんかよりもずっとずっと、キラキラしていたから。  そんな世界を彩ってくれる世界に、空に、私は、きっと恋をした。 ・だからこそ、生きることは、もう出来そうもない。  心にぽっかりと空いた穴、全てが抜け落ちていく感覚、生きることに意義を、目的を見いだせなくなったその瞬間。  空の青が認識できなくなった、その瞬間、胸中を満たした感情は、正しく『絶望』というのだろう。  はじめて知ったその感情に、笑ってしまうくらいに完敗した。努力をしようとする気は、もう起きなかった。  全てを懸けようとする気持ちは、もう、何処にもなくって。 ・だから、今は、そんな空虚さと共に、己の最期の場所を探している。  生を終わらせる方法を、探している。  人生の幕を、下ろすその瞬間を、ただ、微笑んで探している。  微笑む以外の感情を、どう表現すればいいのかも、もう分からなくなってしまった。 ・ただ、微笑みと共に、いつもと変わらないつかみどころのない無邪気にも思える態度で、死に場所を探している。  死に方を、探している。 ・出来れば、そうだな、最後にこの我儘が許して貰えるんだったら、空がきれいに見える場所がいい。  青がきれいな場所がいい。  そこで、わたしはしにたいよ。 ・美しい世界が、何よりも好きだったんだけど、な。  それでもやっぱり、空に代えられるものなど、どんな美しい世界と比べたとしたって、何も、無かったんだ。 ・どうか、さいごのあおで、さいごの空で、私の初恋を終わらせて、かみさま。 ・空代家は代々夭折の家系。  代々パイロットである空代家の彼らは、まるで、空に魂を溶かすかのように、様々な理由で若くして皆亡くなっている。  月見の両親もまた例外ではなく、彼女に青の美しさを教えたほんの少しした後に、若くして二人揃って航空機事故で他界している。  ――――どうやら、月見も例に漏れず、のようで。  彼らは、空代の人々は、空に代わる何かを、決して見つけることが出来ないようだ。空だけが、唯一のようだ。  それはまるで、空からの祝福であり、呪いであり、祈りのようだと、誰かが言った。  親戚はいるものの、月見は瞳が戻らないと分かったその瞬間から、一切連絡を取ることをやめ、親しい友人含めて、皆の前から姿を消した。 「美しい、世界が好きよ」 「愛しているわ、この青を。この、空を」 「だからここで、私の恋を終わらせて?」 「今日も、そらがきれいね」 <「海も枯れるまで」HO1秘匿情報含む> HO1 秘匿情報 「あなたはとても美しい自殺志願者である。」 ■APP18の 美しい容姿である ■性別は男女どちらでも構わない ■年齢は 20歳 以上 である ■都内在住 ■探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ 、 追い詰められている。必ずそういった設定を付けるように してください 。 死に場所や 死に方を 日々 模索しており、その為手首や 首元、身体のあちらこちらに 自傷行為の痕がある。 (アイコン や立ち絵 には痕を描かないようにお願いします ) ■セッション開始は日常後、見知らぬ砂浜で目を覚ま します ■簡易用■ 空代月見(女性) 職業:パイロット 年齢:26 PL: STR:11  DEX:15  INT:15 アイデア:75 CON:11  APP:5  POW:11  幸 運:55 SIZ:12 SAN:99 EDU:18 知 識:90 H P:12  M P:11  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:360 個人技能点:190) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]