タイトル:症候群PC’s キャラクター名:二万円 友優和 にまんえん ゆうな 職業:家庭科教師 年齢:24 / 性別:女 出身:二万円家 髪の色:金 / 瞳の色:赤紫 / 肌の色:薄橙 身長:151 体重:44 ■能力値■ HP:10 MP:6 SAN:/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   9  10   6  12  17  10  11  16  10   6 成長等                        1 他修正 =合計=   9  10   6  12  17  10  11  17  10   6 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      24%   《キック》  25%   《組み付き》   25% ●《こぶし(パンチ)》80%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 60%  ●《目星》  70% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(裁縫)》75%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%   ●《信用》  80%  ●《説得》70%  《値切り》  5%    《母国語()》85%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(料理)》  75%   《経理》 10%  《考古学》    1%   ●《コンピューター》51%  ●《心理学》35%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称    成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 スタンガン     スタン                   / 裁ち鋏                             / ■所持品■ 名称    単価 個数 価格 備考 ピアス      1   0   お揃いにしようねって約束したの スタンガン    1   0   自衛用 名簿       1   0   学校の名簿 筆記用具     1   0   持っておかないとね スマホ      1   0   家族との連絡用 タブレット    1   0   高画質でよく見えるの マイク      1   0   変声機付き 狐のお面     1   0   屋台で買った カメラ      1   0   小型のカメラ。予備 裁ち鋏      1   0   …… =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 勉強家、異性が苦手 名は体をあらわす、友優和は昔からおおらかで誰にでも優しい少女だった。頭は普通くらいだったが、それをカバーする美貌と優しい心の持ち主だった。そんな彼女に嫉妬する者も少なからず居た。ある日を境に彼女はいじめにあう。クラス中が彼女の敵になった。1人を除いて。その子はみんなが彼女を無視する中、彼女に声をかけてくれたし、彼女のノートがぐしゃぐしゃにされていたら自分のノートを見せてくれた。クラスメイトにいじめは止めるよう何度も説得を試みてくれた。結果、その子もいじめにあい、耐えられなくなった彼女らは2人で心中する事にする。 しかし、途中で見つかり、彼女だけ助かってしまう。彼女は自殺を考える事をやめ、死んだあの子の為に自分は生きると勉強を頑張り、今では学校の先生としていじめのないクラスを目指している。おおらかで誰にでも優しい性格は、今も変わらない様だ。 そういえば、彼女らをいじめたクラスメイトの主犯格の子が、他のクラスメイトに殺されたらしい。嗚呼、友情とはなんて儚くて美しい物なのだろうか。 ……………………どうして、友達想いのあの子が死んで、あいつらが、生きているの?? いじめられない為?そんな友情の出来損ないみたいな、そんなゴミみたいな、そんなものの為に私達は、苦しい想いをしたの?? 嗚呼、そうだわ、きっと知らないのだわ。とてもとても美しい、『本当の友情』 それは可哀想ね。私が手伝ってあげる。本当友情を、教えてあげる。だから……………… そこで待っててね? 彼女の手法はこうだ、仲の良さそうな人間3人を閉じ込める。食料や水は1週間分のみ。そこにはナイフやトンカチなんかも置いてある。そして彼女は言う 「此処から出たければ1人殺せ。そうすれば2人は助かる。」 たったこれだけ。そうすればみんな勝手に殺した、死んだ。1人死んだのを確認すれば彼女は約束通り残った2人を解放する。 目の前で繰り広げられる友情のドラマに、彼女は今日も魅了されるのだ。 …………頭が痛い。寝不足だろうか。確かに最近、悪夢のせいで殆ど眠れてなかった。 ガンガンと痛む頭を抑え、目の前に転がる人を……人だったモノを覗きを見た。 …………もう二度と見たくないと泣きながら願った人だった。ただ、あの時の不敵な笑みとは打って変わって恐怖と絶望でぐちゃぐちゃな顔をしていた。 こんなことしなければ良かった。後悔がじわじわと侵食してくる。彼女に対して悪いと思っている訳では無い。ただ、自分たちが惨めに思えただけだ。こんなにもすぐに壊れる友情の為に私たちはあんなにも苦しい想いをしたのに。 手に握り締めた布切りバサミで彼女の心臓を力いっぱい突き刺した。 ​───────​───────​───────​ ─────── ─ 昔から自分の名前が大好きだった。友に優しくすることで、友同士を和ませる事が出来る。私自身、私にはそういう力があると思っていた。決して珍しい名前ではなかったけど、誇りに思える名前だった。 高校生になってもそれは同じだった。頼れる兄妹も居ないし、同じ学校だった幼馴染は1人しか居なかったから、不安は確かにあった。けど、それ以上に今まで大丈夫だったから今回も大丈夫だろうという思いが強かった。 …………最初のうちは順調だった。クラスのみんなや先生とも仲良くなれたし、とても楽しかった。 転機が訪れたのは、高校二年生の時に彼女が転校してきた時だと思う。彼女ともきっと仲良くなって、楽しい高校生活を終えるんだろうとその時は信じてやまなかった。 ……話しかけても無視されるし、陰口を叩かれるし、なんでそんなことをするのか私には訳が分からなかった。何か私が気分を害したのなら教えて欲しいと何度か伝えたし、友人に聞き出してもらったが無駄だった。結局、今の今まで彼女がなんであんな事をしていたのか、私には分からない。 ただ、その時の私は転校してきたばっかりで彼女は不安なんだろうと思っていた。いずれ彼女にも親友ができて、そうすれば収まるだろうと考えていた。現実は違った。彼女の言動はだんだん過激になっていったし、私の周りから友人がちょっとずつ減っていった。今の今まで友人関係でトラブルなんて起こしてこなかった私は信じ続けた。今だけだって。すぐ終わるって。みんなで仲直りして、前みたいに楽しく遊べるって。 結局、残ったのは未来と幼馴染の子だけだった。未来はいじめは駄目だと前に出て私の味方をしてくれた。幼馴染の子は、未来の様に前に出ることは出来ないけどと、LINEで私を励まし続けてくれた。嬉しかった。かけがえのない、心の底からの友人。彼らが居るだけで、私は生きれた。前に向かって進む事ができた。彼らが支えてくれたから、私は無邪気に人を、転校生の彼女らさえも信じる事ができた。 ……………………本当に、愚かだと思う。例えば、一輪車に乗る私を、彼らは壁になって支えてくれていて、漕げるように手を引っ張ってくれていた。それが当たり前で、自分一人で漕げてるんだと思っていた。だから、気づくことが出来なかった。自分の弱さにも、彼らの弱さに。 私を支えてくれていた壁は、もうボロボロだったのだ。幼馴染は私を裏切った。でも、それは仕方の無い事だ。私だってきっと、そうするから。彼女は何も悪くないのだ。 壁を失った私は、転げ落ちた。もう立ち上がる事が出来なくなった。彼は、そんな私を見て、一緒に転げ落ちてくれた。 ​───────​───────​───────​ ─────── ─ ……………………コレ、どうしようかなぁ……埋めようかなぁ…………。 ああ、でも、頭が痛い。この調子じゃ穴なんか到底掘れそうにない。………………幸いにも、この“秘密基地”には部屋が沢山あるのだから、何処かにしまってしまおう。 ふと気がついたら目の前に血の海が広がっていた。彼女の心臓を壊したから、血が出てきたのか、それとも最初からこうだったのか、もう覚えてない。 ズルズルと死体を血の海から引き揚げながら、あの時の事を思い出した。 ​───────​───────​───────​ ─────── ─ 「一緒に死んじゃう?」 彼の言葉に頷くしか出来なかった。もう、それぐらい私はボロボロだったのだ。 準備は彼がしてくれた。私はほとんど言われるがままだった。けど、本気で死ぬ気だった。首元にナイフを当てて、後は強く刺すだけ。たったそれだけだ。 「せーの!」 彼の声が誰もいない教室に響いた。 その瞬間、妹達の顔が浮かんで、少し力が抜けた。 血が出る。いっぱい出てる。でも、痛みはなかった。足元には私と彼の血で血の海が出来ていた。目の前に彼の顔があった。穏やかな表情を浮かべて、そのまま変わる事はなかった。私は、自分の血が無くなって、意識の遠のく感覚を感じながら、妹達に、家族に謝り続けた。 ​───────​───────​───────​ ─────── ─ 近くの部屋に死体をほっぽったところで頭痛が限界に達してきた。もうしばらく動けそうにない。…………まあどの道この恰好じゃ家には帰れないのだから、もう少し夜が更けるまで此処にいても問題ないだろう。どうせ明日は休みだし。…………家に帰ったら無理にでも寝よう。この頭痛を抱えたままじゃ、仕事に支障が出る。 そういえば、悪夢を見だしたのは教育実習で母校に帰った時あたりだった気がする。 嫌な考えを頭から振り払う。そのまま思考回路を止めて、ゆっくり意識を失った。 ​───────​───────​───────​ ─────── ─ 教育実習で母校に帰るとなった時、凄く不安だった。私は過去、そこで自殺未遂をしてる訳で、その事で生徒達が不安な気持ちにならないかとか、周りの教師から何か言われるんじゃないかとか。でも結局杞憂だった。当時の事を知ってる教師は誰も居なかったし、過去に教室で自殺をはかった子が居るという噂はあったが、それが私たちだとはバレてない様子だった。一先ずは安心した。 初めての授業はとても楽しかった。生徒に質問責めにされたり、軽いレクリエーションをしたり。今まで頑張ってきて良かったと心の底から思えた日だった。 異変が起きたのはそれから三日後の夜。悪夢を見た。いじめにあっていた時の夢だ。私は飛び起きて、眠れないまま朝を迎えた。そして、次の日も、その次の日も悪夢を見るようになった。 苦しくて辛い夜が続いた。…………終わった事をいつまでもずっと引き摺るのは私が弱いからなのだろうか。どうしようもない恐怖が頭を支配した。 もう全部消すしかない。あいつらがみんな居なくなればいい。 そういう思考で頭がいっぱいになった。だけど、彼女らに面と向かう事は怖い。どうしよう。どうするべきか。 別に、私自身が奴らに向かう必要は無いじゃないか。化け物は化け物同士争わせればいい。 ぐちゃぐちゃな思考は一つの結論に至った。 それから私は準備をした。奴らを閉じ込める為に“秘密基地”……山で偶然見つけた廃校の一室を、見様見真似で補強して、色んな機材や道具を買って、もしも血が出た時の為に着替えも用意して。万全とは言えないかもしれないが、着実に舞台を整えた。 そして、今日に至る。 ​───────​───────​───────​ ─────── ─ 目の前の画面越しに奴らが喚いている姿が見える。どうしてだとか許してだとか助けてくれだとか。殆どの喚きは私の耳を通過するだけだった。誰かが言った。「もう終わった事じゃんか」 確かに周りから見ればもう終わった事かもしれない。でも、私からしてみれば終わってないんだ。終わらないんだ。お前らが居るから。 最初のうちは私に向かって喚いていた奴らはあっという間に口論になった。元を正せばあんたのせいだ、とか、なんとか。そしてもみくちゃに争いだして、あっさり一人殺した。死んだ女は例の転校生だった。 約束通り二人を逃す。奴らは私に縋り付いてこう言った「ホントはあんなことしたく無かったんだけど、アイツと仲良くしないと何されるか分からなかったから。だから、許して欲しい。」 馬鹿みたいだ。何のために私たちはあんな苦しい想いをしたのか。あいつらの友達ごっこの為??こんなにもあっさり切られる絆の為に??? ドス黒い感情が湧いてくる。今思えば腹が煮えくり返るって、きっとこんな感じなんだろうな。 それとほぼ同時に、慈愛の様な、同情の様な感情が溢れ出た。 可哀想だ。なんて可哀想なんだろう。きっと知らないんだわ。自分の為に命を張ってくれる人を。本当に美しくて素敵な友情を。だったら教えてあげればいい。昔みたいに。 私は心の底からの笑顔を浮かべて奴らに言った 「……待ってて?私が教えてあげる。貴女たちに本当の友情を。貴女たちが死ぬまで。ね?」 奴らは泣き叫びながら何処かに逃げた。私はそれをただただ眺めていた。 特に感情は湧かなかった。 ​───────​───────​───────​ ─────── ─ 冷たい床の上で目を覚ます。いつの間にか眠っていたみたいだ。それにしても、懐かしい夢を見た気がする。あれは確か、私が初めて『ゲーム』をした日のことだ。しばらく感慨に浸ってから時計を見ると、もうすっかり夜も更けていた。これ以上の長居は家族を心配させるだろう。 外に出ると生憎の曇り空で月は見えなかった。でも、きっと明日は晴れてくれるだろう。そう願いつつ私は一人、帰路に就いた。 ■簡易用■ 二万円 友優和 にまんえん ゆうな(女) 職業:家庭科教師 年齢:24 PL: STR:9  DEX:12  INT:11 アイデア:55 CON:10  APP:17  POW:6  幸 運:30 SIZ:10 SAN:99 EDU:17 知 識:85 H P:10  M P:6  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:340 個人技能点:110) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]