タイトル:シンラ キャラクター名:”悪魔の足跡”シンラ・グラスウォール 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:拳闘士 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:17 性別:男 髪の色:黒  / 瞳の色:赤  / 肌の色:肌色 身長:172cm 体重:72kg 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    8      8      5    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  11  12   5   8   7   7 成長   3   2   2   1   1   1 →計:10 修正 =合計= 23  24  15  17  13  13 ボーナス  3   4   2   2   2   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   8   8  35  13 特技         0   0 修正 =合計=  8   8  35  13 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:6 Lv グラップラー 6 Lv  / スカウト 4 Lv エンハンサー 2 Lv  /       Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名    : 効果                      : 前提 [p220] 追加攻撃    : 格闘片手武器の近接攻撃でもう一度攻撃可能    : グラップラー習得 [p225] 投げ攻撃    : 投げが可能、命中すると対象を転倒させて達成値-2 : グラップラー習得 [pIB39] 鎧貫き     : C値上昇、無効打ち消し、クリティカル時防御無視 : グラップラーLv.5 [p1-292]鎧貫き     : 次の1回の近接攻撃の敵の防御半減、C値+1     : [p1-281]武器習熟A/格闘 : ダメージ+1、Aランク装備可能          : [p1-282]変幻自在    : 1ラウンドに2回特技宣言できる          :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   8  24  72 修正 特技        0 =合計=  0   8  24m  72m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名    : 効果: 前提 [p]  キャッツアイ  :   : [p]  マッスルベアー :   : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: 6   9   8  10 フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 4290  1H#  15  -1   9  30  11   9 [格闘A] *悪魔の足跡 / グラップラー専用。キックを強化、エルフの武器強化。火属性 (1-310p)     1H#  15  -1   9  30  12   9 [格闘A] *悪魔の足跡(鎧貫き) / グラップラー専用。キックを強化 (1-310p) =価格合計= 4290 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  1   1      100 ポイントガード / 盾 :              / 修正: = 合計 =   11   0   100 G (回避技能:グラップラー) ・装飾品    価格 名称    / 効果 頭 :         / 耳 :         / 顔 :         / 首 :6000 熊の爪   / 背中:         / 右手:1000 疾風の腕輪 / 左手:500  器用の指輪 / 腰 :         / 足 :         / 他 :         / =合計=7500 G ■所持品■ 名称          単価 個数 価格 備考 アビスシャード        3   0                1   0 冒険者セット      100  1   100 スカウトツール     100  1   100                1   0 魔晶石5点        500  2   1000 アウェイクンポーション    2   0 =所持品合計=    1200 G =装備合計=    11890 G = 価格総計 =   13090 G 所持金    6145G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称 100 ”悪魔の足跡”  50 武器専用化 所持名誉点: 29 点 合計名誉点: 179 点 ■その他■ 経験点:2360点 (使用経験点:15000点、獲得経験点:14360点) セッション回数:10回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 精神力   13000点(   /13000 / 回) 2- 筋力      0点(   /   / 回) 3- 器用度     0点(   /   / 回) 4- 器用度     0点(   /   / 回) 5- 敏捷度     0点(   /   / 回) 6- 知力      0点(   /   / 回) 7- 敏捷度     0点(   /   / 回) 8- 筋力      0点(   /   / 回) 9- 生命力     0点(   /   / 回) 10- 器用度   1360点(1000 / 360 / 回) メモ: 【概要】  三白眼とギザギザの歯が特徴的な冒険者であり、世にも珍しい両脚部から発火する能力を持つ”人間”の少年。  何かにつけはギザ歯を剥きだすような凶悪な笑みを浮かべ、両足から炎を噴き出しながら戦う姿はまさに悪魔そのもの。  さらには、幼少期に自らの炎で母親とまだ歩くことすら出来なかった弟を焼き殺したと言われており、その時の事を糾弾した者たちに対して不気味にも笑ってを見せたとして、人の心がない存在――悪魔であると言われ、周囲から忌み嫌われている。  そんな彼が、自身の発火能力で炎を噴き出しながら通った道には、草木などは当然のように残らず、焼け焦げた煤がまるで怪物の足跡のような形を作るため、前述の人とは思えないような行動も相まって二つ名である”悪魔の足跡”の由来となっている。 【性格】  何かにつけては凶悪な笑みを浮かべているが、これは彼の本意ではなく、過去に母親と弟を無くしたショックから緊張したり怒りや恐怖等を感じると引きつった歪な笑顔になってしまうようになったのが原因である。  本来の性格は優しく真面目な好青年ではあるが、表情による感情表現が乏しく、上述の引き攣った笑みが出てしまうが故に非常に誤解を受けやすい。  冒険者になったのも、みんなを守れるヒーローになりたいからと、子供のような理由ではあるが他人の為のものである。  年上には敬語を使う、友人や同僚には顔を合わせるたびに挨拶をするなど、礼儀正しさと生真面目さを持ち合わせているが、年相応の少年らしく嫌味を言ってくるような相手にはそれ相応の態度を取る。 が、相手を威嚇する時も緊張する為、ギザ歯剥き出しの笑みを見せる。  思春期時代に忌み嫌われて過ごしていた為、自分に優しくを通り越して普通に接してくる異性に対してすら初心な反応を見せる。  慣れた相手ではないと思わず緊張して凶悪な笑みを浮かべて、恐れられらり変態と誤解されることもある。  また、約束には大きな拘りがあり、どんな約束であろうと一度した約束は必ずやり遂げる。 それで自分が死ぬような目に遭おうとも必ず。 【経歴】  幼少期の彼は、ヒーローに憧れる普通の少年だった。  自分を、絶対○○するマン(目的に応じて変わる、絶対に弟の面倒をみるマンだったり、絶対に約束を守るマンなど)と呼称し、母親に連れてって貰って見た、演劇のヒーローの真似をして過ごしていた。  まだ生まれたばかりの弟が泣いたらなにが何でも弟を助けるマンになり、弟に付きっきりであやす等を善き兄になるための行い、そんな姿を見ていた母親は、”大きくなったみんなを守るヒーローかもね”、と冗談交じりに笑い、それに対して彼は必ずみんなを守るヒーローになって見せると約束するなど、微笑ましい日々を送っていた。  しかし、彼が五歳の時に悲劇は訪れる。  彼は突然母親の叫び声で目が覚める。 逃げてと、必死に叫ぶその声を聞きながら目を開けると、彼の家は炎に包まれていた。  あまりの状況による恐怖で震えそうになるが、母親とした約束”みんなを救うヒーロー”になるためにも、どうにか母と弟を助けないと、と思い直し、彼は震える足で一歩を踏み出した。  しかし、勇気を振り絞って踏み出した脚が唐突に燃え上がり、その瞬間小さな勇気で守られていた彼の心は恐怖に震えあがった。  それは、彼が発火能力を始めて使用した瞬間であったのだが、その時の彼にはそんな事が理解できずに、自分の足の炎を消そうと転がり続けた。  混乱する中でどうにかしようとあがくも、五歳の少年ではこのような事態には対応できず、炎に囲まれた事による酸素不足によって、意識を徐々に失っていく。  消えゆく意識の中で、彼が最後に見たのは角を持った何者か。  角をもったそいつは焼けるような炎をまとい、炎の中で声をあげていた。  あいつのせいだ。  幼き彼は、犯人と思しきその姿を焼き付けるように視界に捕らえながら、意識は闇の中に消えていった。  再び意識を取り戻した時、彼は救出された後であッタ。  火傷に覆われていた自分の身体など気にもしないで、彼は真っ先に自分を救ってくれた者たちに家族がどうなったのかを尋ねた。  返って来た返答は。  弟も母も骨も残らず焼け死んだという事だった。  その時、彼は壊れてしまった。  あまりにも多き過ぎる喪失の奔流に、感情を表現する機能が滅茶苦茶に壊れてしまった。  それ故に、暴れ出す悲しみと後悔の感情を出力した表情に浮かんだのは、歪んだ笑みだった。  悲しくて苦しくて仕方ないのに顔だけは狂ったような笑っている。  涙も出さずにギザギザの歯を剥きだして、壊れた機械のようにケタケタと嗤い続ける。  不格好で、不細工で、なによりも不気味なその嗤いに、そこにいた者の一人がこう呟いた。  まるで、悪魔のようだ……  そこから先の話は、想像に難くないだろう。  彼が発火能力に目覚めている事を知った周囲は、今回の火事の原因を彼であると断定した。  違う、自分じゃないと弁明をしようにも、滅茶苦茶になってしまった感情表現がそれの邪魔をする。  緊張と恐怖を覚えれば、彼の表情には歪んだ笑みが浮かんでしまう。  家族の死に笑みを浮かべる彼を、誰も彼もが悪魔だと罵り、親族さえも引き取ろうとしなかった。  「家族を殺しておいて笑ってるなんて、自分のした事が分かっているのか!?」  「弟はまだ赤ん坊だったのに焼き殺したらしいぜ……人の血が流れてねぇんだろうな」  「またあいつ笑ってた……怖い、私も焼き殺されるかもしれない!」  人々からぶつけられる罵詈雑言、違うんだと説明しようにも、やはり顔に浮かぶのは不気味な笑み。  感情表現に異常を来した彼はもう、周囲からは異常にしか映らない。  余計に感情表現の仕方が分からなくなって、いつしか普通に笑う方法すらも分からなくなった。  それだけ追い詰められても、彼は投げやりになって他人に暴力を振る事などはしなかった。  真実も知らずに罵詈雑言をぶつけてくる者たちを、怒りはすれど手を出すような事はしなかった。  ”大きくなったみんなを守るヒーローかもね”  冗談交じりにそう笑った母親の言葉を覚えていたから。  その言葉に彼は強く約束したのだ、いつか自分はそんなヒーローになるのだと。  あの全てを焼き尽くした炎の中で、唯一残ったその約束。  それだけを胸に、進み続けた。  冒険者になった今でも、彼を悪魔だと呼ぶものは多く存在する。  彼の心はその度に傷をつくが、それでも、彼は約束を忘れない。  みんなを守れるヒーローになるために、今も努力を続けている。