タイトル:夜)その声は我が友 李徴子ではないか キャラクター名:李徴 種族:人間 / 虎 年齢:不明 性別:男 / オス 髪の色:黒 / なし / 瞳の色:黒 / 金 / 肌の色:黄色/黄褐色に黒い横縞 身長:167cm / 290cm 体重:60kg / 225kg ワークス  :政治家 カヴァー  :虎 シンドローム:キュマイラ、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:渇望 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:5 (シンドローム:3,0 ワークス:0 ボーナス:2 成長:) 〈白兵〉:SL4 / 判定 5r+4 〈回避〉:SL / 判定 5r 〈運転〉:SL / 判定 5r 【感覚】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:0 ボーナス:1 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:3 (シンドローム:0,3 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 3r 〈意志〉:SL3 / 判定 3r+3 〈知識〉:SL / 判定 3r 【社会】:3 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL2 / 判定 3r+2 〈調達〉:SL1 / 判定 3r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 3r+1 裏社会 【HP】    33 【侵蝕基本値】 31% 【行動値】   5 【戦闘移動】  10m ■エフェクト■ 《スキル名》          /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》        /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》         /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:キュマイラ》/3 /メジャー /  /   /  /2   /クリティカル値を -lv?(下限7) 《完全獣化》          /3 /マイナー /  /自身 /至近/6   /肉体判定ダイスを +lv+2(素手のみ) 《究極獣化》          /1 /マイナー /  /自身 /至近/4d10 /攻撃ダメージ +(lv)D , 装甲値 +10 《獣の殺意》          /2 /メジャー /白兵/   /武器/2   /エフェクトに対するドッジ判定ダイス -lv 《天性のひらめき》       /2 /メジャー /  /   /  /4   /判定クリティカル値を -lv?(下限7) 《知性ある獣》         /1 /マイナー /  /自身 /至近/2   /完全獣化中の武器使用可 《破壊の爪》          /2 /マイナー /  /自身 /至近/3   /素手時 白兵、ガード値1:攻撃力+lv+8 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0       0   0       0   0       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   5    pt ■所持品■ 名称  単価 個数 価格 備考 使用人 3   1   3   李徴が発狂すると逃げる        1   0        1   0 =所持品合計=     3 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     3 pt 【常備化ポイント】 8 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象        好意 悪意  備考 Dロイス:野獣本能        マイナーをセットアップで使用可 袁傪(えんさん)  尊敬 劣等感 数少ない友である。信じられるのは袁傪(えんさん)だけ。 莉依住 イヴ    庇護 無関心 ■その他■ メモ: 「その声は、我が友、李徴子ではないか?」 友の声がする。こんな姿になった私を友と呼んでくれる。こんなにうれしいことはない。……あぁ、だが私はいずれ身も心も虎のそれに変わり果てるだろう。友よ、私を友と呼んでくれる数少ない私の友よ。お前はこちら側に来てはいけない。残された妻子を頼む。さぁ、行け。早く。早く行くのだ。私が虎になってしまわぬうちに。私は、人として友と別れたいのだ。 ……そうだ、それでよいのだ。さらばだ、友よ。私にお前のことを友と呼ぶとこが許されるなら、私は今日という日を忘れることはないだろう。我が信愛なる友よ、どうか私のことは忘れてくれ。もう、会うことはないのだから。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 唐の時代、隴西の李徴はかつての郷里の秀才だった。しかし、片意地で自負心が強く、役人の身分に満足しきれなかった。彼は官職を辞し詩人として名を成そうとするも、うまく行かず、ついに挫折。小役人となって屈辱的な生活を強いられたが、その後、地方へ出張した際に発狂し、そのまま山へ消え、行方知れずとなった。 翌年、彼の数少ない旧友で高位の役人であった袁傪(えんさん)は、先を急ぐとして、人食い虎の危険をもかえりみず、月が明るく残る未明に旅に立つが、その途中で虎に襲われる。しかし、その虎の正体は李徴であった。すすり泣きをした後、虎となった李徴は茂みに姿を隠したままいきさつを語る。「昨年、何者かの声に惹かれ、わけがわからぬまま山中に走りこみ、気がついたら虎になっていた。人間の意識に戻る時もあるが、次第に本当の虎として人や獣を襲い、食らう時間の方が長くなっている。」と。 李徴は更に語る。なぜ虎になったのか。自分は他人との交流を避けた。皆はそれを傲慢だと言ったが、実は臆病な自尊心と、尊大な羞恥心の為せる業だったのだ。本当は詩才がないかも知れないのを自ら認めるのを恐れ、そうかと言って、苦労して才を磨くことも嫌がった。それが心中の虎であり、ついに本当に虎になったのだ。 夜は明けかけていた。別れを惜しむ袁傪に李徴は、残された自分の妻子の援助を袁傪に依頼し、自分はもうすぐ虎に戻る、早くここを離れ、しばらく行ったら振り返るようにと言う。己の醜悪な姿を見せ、二度と再びここに来て会おうとの気を起こさせないために。袁傪の一行が言われた通りにすると、朝明けの空ですっかり光を失った月の下に1頭の猛虎が姿を現わし、咆哮すると共に姿を消し、再びその姿を見せる事はなかった。 ……かに思えたのだが……? url: https://charasheet.vampire-blood.net/335326