タイトル:八重垣使いたい(LM適用) キャラクター名:長崎 淳(ながさき あつし) 種族: 年齢:27歳 性別:男 髪の色:黒に近い橙 / 瞳の色:黄色 / 肌の色:暗めの黄色 身長:186cm 体重:とてもガタイがいい ワークス  :UGNエージェントB カヴァー  : シンドローム:キュマイラ、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:渇望 衝動:飢餓 ■能力値と技能■ 【肉体】:3 (シンドローム:3,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 3r 〈回避〉:SL / 判定 3r 〈運転〉:SL / 判定 3r 【感覚】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL1 / 判定 1r+1 〈知覚〉:SL1 / 判定 1r+1 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:3 (シンドローム:0,3 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 3r+1 〈意志〉:SL4 / 判定 3r+5 思い出の一品 〈知識〉:SL / 判定 3r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL2 / 判定 2r+2 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 UGN 【HP】    29 【侵蝕基本値】 36% 【行動値】   5 【戦闘移動】  10m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《パワーアーム》   /1 /常時   /自動/自身 /至近/-   /「これを装備している間、他の武器を装備できない」武器でも、他の武器を装備できる。 侵蝕率基本値+3。 《ブラックマーケット》/3 /常時   /自動/自身 /至近/-   /常備化ポイント+[LV×10]。 侵蝕率基本値+2。 《鋼の肉体》     /1 /メジャー /自動/自身 /至近/2   /暴走以外のバステをすべて回復し、HPを[(LV)D+【肉体】]回復。 《獣の誇り》     /2 /オート  /自動/自身 /至近/2   /重圧を受けていても使用可能。ガード時宣言し、バステの影響を受けなくなる。シーンLV回。 《軍神の守り》    /1 /オート  /自動/自身 /至近/2   /カバーリングする。メインプロセス1回。 《八重垣》      /1 /オート  /自動/自身 /至近/3   /ガードの際、二つのガード値を合計して行う。 《イージスの盾》   /3 /オート  /自動/自身 /至近/3   /ガード値+(LV)D。 《庇護の獣》     /3 /オート  /自動/自身 /至近/4   /リアクション不可、ガード不可を無効にする。シナリオLV回 《刹那の勝機》    /1 /オート  /自動/自身 /至近/4D10 /重圧を受けても使用可。HPダメージを0にする。シナリオ1回。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称              価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ クリスタルシールド       15   1   3r-1 0    12  至近 クリスタルシールド       15   1   3r-1 0    12  至近 虎包(こほう)             0   0       24  至近 エフェクト②+③+④+⑤。コスト10、バステの影響を受けず、カバーリングして二つの武器でガード、ガード値+3D10。 虎圧包(こおうほう)          0   0       24  至近 エフェクト①+②+③+④+⑤。コスト14、バステの影響を受けず、ガード不可でもガードでき、カバーリングして二つの武器でガード、ガード値+3D10。 虎圧嚥下包(こおうえんげのほう)    0   0             エフェクト⑥+⑦。コスト4D10+6、自分を含む範囲・範囲(選択)の攻撃の対象を自分一人にし、そのダメージを0にする。 =価格合計= 30 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :   1   -   -      / 下着:               / 修正: = 合計 =  1   0   5   1 pt ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 思い出の一品  2   1   2   〈意思〉判定の達成値+1。カタツムリの殻。 ウェポンケース 1   2   2   「クリスタルシールド」×2をオートで装備するよ。            1   0 =所持品合計=     4 pt =装備合計=      31 pt = 価格総計 =     35 pt 【常備化ポイント】 38 pt 【財産ポイント】  3 pt ■ロイス■ 対象          好意 悪意  備考 守護者                対象:単体以外の攻撃の対象を自分一人にする。効果適用のメイン終了後、1D10の侵蝕率増加。シナリオ1回。タイタス昇華で「ダイス+10個」が使えない。 カタツムリ       感服 嫌気  「ドクタードリトル」を使って話していた友人。今はいない。「ドクタードリトル」も使えなくなった。 義父母         尽力 嫌悪  グレた自分を見捨てなかった心の両親。 FHセル〈アスボロディ〉 執着 猜疑心 シナリオロイス ■その他■ メモ: 大きな体躯で味方を護るUGNエージェント。 威圧感のある顔をしているが、礼儀を重んじて人と接する。 戦闘時は二足歩行の獣と化し、さらに大きくなる。 巨大な盾を、さらに巨大な腕で二つ構え、敵を半ば包み込むかのようにして攻撃を阻む。 猫が好き。 かつての敦はグレてやんちゃしていた。 自慢の大きな体にモノ言わせて、街を肩で風を切って歩く敦に、寄り添おうと思うものはいなかった。 孤独感と消失感で飢えていた淳はこの時に能力に目覚めたのだった。 自分が異能を宿していることに気づいたきっかけは、何気なくベンチに腰掛けていた時のことだった。 「お前のせいでアジサイのところに行けないじゃないか、どいてくれよ」 生意気な口を聞かれて声の方を見ると、そこにはカタツムリがいた。 「俺はカタツムリだぜ? 鈍足の俺に回り込めって言うのかよ、このナメクジ野郎」 暴言を吐かれたが、相手はカタツムリ。淳は怒る気にもならず、アジサイの元までカタツムリを運んでやった。 「気安く触るんじゃないよ全く…… お前に寄生虫とかついたらどうすんだ」 と、嫌味を言うように自分を心配するカタツムリが、敦はどうも気になった。 「俺は子供たちの人気者。 なんたってカタツムリだ。 殻のないやつとは違うぜ」 「は、ナメクジ? あんなやつと一緒にすんな。 俺は立派な殻を被ったカタツムリだぜ」 「俺の殻は綺麗だろ? 仲間内じゃ銀河に例えられてるんだ。 ナメクジのやつはこれがないからなぁ」 自身たっぷりのカタツムリと自分との関係を馬鹿馬鹿しいとは思ったが、それが救いだった。 ある日淳は、カタツムリの自分の悩みを打ち明けた。 「そうか、お前の両親、血が繋がってないんだな。 それでグレちまったって…… そういうことか」 「なぁ、俺はよ。 時々ナメクジがうらやましいと思うことがあるんだ」 「……知ってるか? ナメクジとカタツムリは昔同じものだったんだってよ。 でもよ、ナメクジは、俺たちよりもっと広く、遠くへ行くために邪魔な殻を棄てたんだよ。 ……かっこいいじゃねぇか、遠くへ行くために自分を守るものを棄てたんだ」 「でもよ、俺は俺の殻が好きだ。確かにナメクジはすげぇ、だが遠くへ向かったアイツらと同じ誇りを、俺は俺の殻に持ってる」 「だから俺の殻は棄てられねぇ誇りで背負ってるのさ」 「本当の両親じゃないからって何だってんだ。 おいらはカタツムリだ。 一匹でここまで殻を大きくしたが、人間は違うんだろ? だったら血の繋がりなんか気にすんなよ」 「てめぇの殻をそこまで大きくしたのは、誰だ!」 淳はカタツムリの言葉に、公園を飛び出した。 家族と心で通じ合い、カタツムリにお礼を言おうと、公園へ向かう淳。 その顔は公園に着いた瞬間、悲痛なモノに変わった。 ベンチの上にいるカタツムリの殻の中から、尻をのぞかせていたのはマイマイカブリだった。 「よぉ、家族とは話せたのか?」 「そいつぁ、よかった。 おいら、さっきまでそれだけが心残りで……」 「……ありがとな。 たくさん自慢させてもらってよ…… お前には、仲間内じゃ話せなかったことも話せたよ」 馬鹿馬鹿しいと思っていたのが、いつの間にか大切な関係になっていたことに淳は気付いた。 淳は人目も憚らず、公園のベンチで号泣した。 カタツムリの声が聞こえていたのは、ノイマンのイージーエフェクト、「ドクタードリトル」によりものだったらしい。 現在はその能力は使えず、カタツムリの声を聴くことは二度と無くなった。 しかし、それでもカタツムリの生きた証として、彼が誇りにしていた殻を淳は今でも大切にしている。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3369203