タイトル:カトル キャラクター名:カトル 種族: 享年:12 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長: 体重: ポジション:ホリック クラス: バロック / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:03陥穽 [記憶のカケラ] 内容 47嫉妬    いいなあ。あの子は。お父さん、お母さんと一緒に暮らせて。いいなあ。好きなものはなんでも買ってもらえて。私にはメイという名の妹がいた。妹は私とは違って元気だったから、両親と一緒に暮らしていた。そんな妹がいつも、羨ましくてたまらなかった。 85隠れ場所 電車のむこう あざやかな緑の木々と、小鳥のさえずり。ガタンガタンと電車の揺れる振動。ワクワクとした心持と共に、君は足を揺らしながら電車の椅子に座っていた。さあどこへ向かうのか……。 死      鋭いアンデットの腕が自分を貫いた。ねえ、メイどうしちゃったの? 大切な懐中時計は手を離れ、あなた自身も床に転がる。 足を痛めた祖父が、自分を抱きしめる。 はやく逃げてと言いたかったけれど、最後に言えただろうか…… お揃い    珍しく体調が良かった日に、おじいちゃんが私と妹をショッピングモールに連れて行ってくれた。そういえば、メイは私と同じものを欲しがったけ・・・結局お揃いのアクセサリーをおじいちゃんに買ってもらったんだった。 最終戦争   どういう立場にいたのだろう?あなたは人類の最後について傍観者的な知識と記憶がある。どれほどの愚行と惨劇が起きたのか、おぼろげながらではあるが・・・あなたは記憶しているのだ。 失踪     最終戦争が勃発し、私はおじいちゃんとおばあちゃんに連れられて疎開を選んだ。両親や妹とは離されて・・・数か月後、妹が誘拐されたと聞いておじいちゃんと私はいてもたってもいられずに、あの日街へ戻った。どうして・・・どうして戻ってしまったんだろう。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ヘルツ   への 独占 ■■■□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) サクラ   への 憧憬 ■■■□ 贋作妄想(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が同じエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) サロメ   への 対抗 ■■■□ 過剰競争(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたは狂気点を追加で得る)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   2   0 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛          1 =合計=   1   2   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 []              : オート   :    :   : [メインクラス] 災禍      : ダメージ  : 0   : 自身: 自身の白兵に全体攻撃を付与 [ポジション]  衝動      : オート   :    :   : 1Tに1回、通常コストの代わりに狂気点+1 [メインクラス] 怪力      : オート   :    :   : 白兵・肉弾ダメージ+1 [メインクラス] 歪極      : オート   :    :   : 変異3取得→けもあし [メインクラス] 加速する狂気  : オート   :    :   : 発狂状態の未練があると攻撃判定+1 [サブクラス]  時計仕掛け   : オート   :    :   : 改造3取得→ガントレット [腕]      ガントレット  : オート   :    :   : 腕に防御1、腕部でのダメージ+1 [腕]      スパイク    : ダメージ  : 1   : 0  : 与ダメ時、白兵・肉弾ダメージ+2 [腕]      ジェットノズル : ダメージ  :    :   : 基本パーツ損傷でダメージ+1 [脚]      けもあし    : アクション : 2   : 自身: 移動1~2 [腕]      よぶんなうで  : ラピッド  : 0   : 自身: 望むAMをラピッドとして使用 [胴]      しんぞう    : オート   : 0   : 0  : 最大行動値+1 [腕]      釘バット    : アクション : 2   : 0  : 白兵1+爆発 [頭]      首輪      : オート   :    :   : 首についている輪っか [胴]      懐中時計    : オート   :    :   : 家族の形見、たぶんね [腕]      アームバイス  : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援か妨害2 ■その他■ 寵愛点:3点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     3点( 17 / -14)     狂気点-1(4) 改造に+1アームバイス取得(10)余り3点 1     2点( 26 / -24)     狂気点-1(4) 災禍(20)余り2点 2     -2点( 12 / -14)     加速する狂気(10) 狂気点-1サロメ(4) メモ: 【Rainy Day】 電車で目覚めた。目を覚ましてくれたのは二人の女の子。その子たちに見覚えは無かったけど、悪い子ではないみたい。 隣には白骨死体。手帳には孫と逃げてたって話と、懐中時計を無くしたって話。時計の事が妙に気になったのは、もともとあたしのモノだったから。つまり隣の死体はあたしのおじいちゃんって事。実は私も死んでる。しかも妹に殺されてた。あたしと違って両親と住んでたらしい妹はゾンビになって、その腕が私の体を貫いた。お店の奥で見つけた腕には私の懐中時計が付いていて、近くではあの子がまだ動いてた。でももう話もできなかったから潰した。とどめは二人に任せちゃった。あたしと違って恵まれた妹、あたしを殺した憎い憎い妹。でも、こんな死に方しなくたっていいじゃん。そう思ったら、なんか可哀そうになっちゃったんだ。懐中時計は持って行く。これはあたしのたからものだったから、今でももちろんたからもの。 二人と一緒に外に出てみたら、真っ黒い雨が降っていた。ねばねばしてて気持ち悪いけど、駅で暮らすわけにも行かないし、とにかく先に進まないと。 【奴らがいない街】 目が覚めると知らないところに捕まってた。頭も痛いし動けないしムカつく! あたし達の武器を取り上げて体をぐるぐる巻きにしたのは、ここに住んでるサロメとナオミって言う女の子。サロメはすぐに武器を向けてくるし偉そうだしケチだからすっごくムカつくけど、ナオミは色々持ってきてくれるみたいだし縄もほどいてくれそうだしとってもいい子。でもナオミは偉そうなサロメに逆らえないみたいで、ナオミが用意した本や服も全部サロメが持って来た。ヘルツもサクラもサロメと仲良くしたいみたいだけど、私は服なんかじゃ許してあげないんだからね!早くほどけー!!! 捕まってる間は退屈だったから三人でいっぱい話した。サクラもヘルツもお料理ができるんだって。ズルい!でも今度二人が教えてくれるって言ってくれたからすっごく楽しみ。 敵が襲って来たからサロメが縄を解いてくれた。あたしはあんな奴ほっといて逃げても良かったんだけど、二人が助けるって言うから助けに行った。 戦ってる途中にサクラと話してるサロメが言った事にはびっくりしちゃった。サロメとナオミは同じ子なんだって!こんなに強いし本当はいい子なんだったら、まあ認めてあげてもいいかな。あたしの方が強いけどね! サロメが言うには他の女の子達がどこかに連れていかれてるらしい。そんなの全部倒してあたし達が助けてあげるんだ! 【軍靴は止まず】 サロメが言ってた町の出口には大きな橋があった。でも今は下に流れてた川は干上がってて、しかもとってもクサかった!そこに洞窟みたいな穴がいくつかあって、そこで何かが光ったみたいってみんなが言ってて調べに行くことになった。私はあんまり気乗りしなかったんだけど、サロメなんかはノリノリで探し物。みんなはこんなクサいとこ嫌じゃないのかなぁ…。でもサロメがそこで見つけた櫛で髪をといてくれた!サロメやヘルツみたいに長い髪じゃないけど、サラサラになったらいいな。そこで新聞の切り抜きみたいなのを見てたら、隣の町で女の子が不死身の兵士にされてる事を知った。ってことは、やっぱり私たちみたいな子たちが他にも居るかもしれない!あと、兵士…、そうだ、戦争があった事も思い出したんだ。私はおじいちゃんにこの体にしてもらったみたいだけど、ヘルツやサクラは?もしかして二人は兵士だったりして。そんな事を思いながら橋に戻って先に進むと、本当に兵士に会っちゃった。その子は町から女の子をさらってゆく仕事をしているらしくて、しかもサクラと一緒に働いてたって。サクラはその事をずっと忘れてたみたいだったけど、その子はお仕事でサクラが私たちを連れてきたと思ってるみたい。でも、サクラはちゃんと違うって言ってくれて、その子と一緒に居るよりも私たちと一緒に戦う事を選んでくれた。でも、そこからはとっても大変だった。敵は私たちが届かないところから鉄砲をいっぱい撃ってきて。私は必死に走って必死に殴ったのに全然当たらなくて。お腹も足も、頭も腕も穴だらけで、負けちゃうと思ったら怖くなって本当に必死にバットを振ってたら、もう何にも分からなくなっちゃった。ぼろぼろのサクラが声をかけてくれたから何とか戻って来れたけど、あのままだったら私はもう駄目かもしれなかった。サクラはすごいな、なんか今まで勝手に張り合っちゃってたけど、サクラがいてくれるから、私は戦えるんだ。いつの間にか首輪は壊れてなくなっちゃったけど、私には懐中時計と、何よりもみんながいるもん!何とか敵を倒して、進んだ先には綺麗な神殿みたいな建物があった。この中にさらわれたみんながいるかもしれない。 それに、なんとなく感じるんだ。ここが、私たちが本当にたどり着くべき場所なんだって。 【沈黙の城】 表にアンデットのパーツが捨てられていたその建物は、館長さんっていうネクロマンサーの作品が飾ってある美術館で、シエナトリーっていう女の子が案内してくれたんだけど、この子あたしの話を聞かないで勝手にしゃべるからすごく苦手。展示品もネクロマンサーに逆らった女の子が負けちゃうっていう物から始まって、他のも全部あたし達みたいな女の子たちのパーツが使われてた。きっと連れてこられた子達のモノなんだと思ってたら、その中の一つを見つけてサロメが泣き出しちゃった。その作品に使われてたのはサロメの元の姉妹みたい。いつも強いサロメがそんなになっちゃって、あたしはどうしたらいいかわからなかったからサクラに任せた。だってあたしの心が壊れちゃった時もサクラが助けてくれたから。そのあとこっそり入ったスタッフルームで見つけたパソコンを見てたら妹のメイが昔のサクラとおんなじ仕事をしてた事が分かって、あたしは攫われたメイのために疎開先から戻ったって事を思い出した。だからあたしとおじいちゃんはメイに殺されたんだ。あの子とは最後までうまくいかなかったんだな…。 ヘルツはそこにあった資料の中からお友達の写真を見つけたみたい。ここに来てからちょっと様子が変だったけど、お友達がいるかもしれないって思ってたんだ。いるのが分かったなら早く助けないとね。 次の部屋に行く前のいっぱいの手で作られた気持ち悪いアーチを見て、あたしの4本の腕も気持ち悪いのかなってちょっと思っちゃったけど、みんなが励ましてくれたから大丈夫。あたしはこの腕があるからみんなと一緒に戦えるんだ。 その先には館長さんと、ヘルツのお友達がいた。でもその子はもう作品になっちゃってた。ヘルツは珍しくすごく怒って館長さんに攻撃しに行った。館長さんもシエナトリーと同じであたし達の話を聞かないし、なのにものすごくいっぱいしゃべってくるからすごく苦手だった。ヘルツやサロメのお友達をあんなのにしちゃうし、サクラにもなんか調整するとか言ってたから許せなくなってあたしも殴りかかった。そうすると他の作品達が動き出してあたし達に襲い掛かってきた。 何も悪くない女の子達を攻撃したくなかったけど、ヘルツのお友達が歌う歌で気が変になりそうだったし、他の子たちもあたし達の邪魔をしてくるから、しょうがなかった。でもヘルツとサロメが率先して攻撃してくれるおかげで心は痛まなかったし、ヘルツのお友達は頭を最初に切り落とせたから、バラバラに解体せずに済んだ。 すごく苦戦してぼろぼろになっちゃったけど、館長さんは頭を落としてからはへなちょこパンチしかしてこなかったからよかった。 でも最後に館長さんは気味の悪い事言って勝手にバラバラに崩れた。倒したはずなのになんか逃げられたみたいな気がする。 でも、悪い事をしてた人が居なくなったのは間違いないはずだし、これであたし達の旅は一つ終わったんだ。 ヘルツとサロメがお友達のお墓を作りたいって言った。あたしも、メイのお墓とか作ってあげたら良かったのかな…。でももし作るなら、こんな変な人が作ったところよりもっときれいな所が良いって思った。それに、あたし達だってこんなところに住むわけにはいかないし、次の目的地がほしかった。みんなもそれがいいって言ってくれて、あたし達はお花畑を探す旅に出ることにした。あたし達はもう負けない。だってこんなに素敵な姉妹なんだもん。あたしと違ってヘルツは心が強くてとっても頼りになるし、あたしが駄目になってもサクラが引っ張り上げてくれるし、サロメだってすごく強いからあたしも負けないようにしないと! こんな世界でお花畑を見つけるなんて大変な事かもしれないけど、この四人ならいつまででも、どこまででも行けるんだ!