タイトル:PN:天上楽土 キャラクター名:PN:天上楽土 職業:作家 年齢:非公開 / 性別:男 出身:非公開 髪の色:黒 / 瞳の色: / 肌の色: 身長:非公開 体重:非公開 ■能力値■ HP:10 MP:13 SAN:65/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   7   6  13  10  16  13  16  15  10  13 成長等 他修正 =合計=   7   6  13  10  16  13  16  15  10  13 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      20%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 56%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  60% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前      現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》     15%  《値切り》  5%    《母国語()》75%  ●《他の言語(英語)》60% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値 ●《医学》     50%  ●《オカルト》   31%   《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(執筆)》  80%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》80% ●《人類学》    50%   《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     60%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 職業:作家(クトゥルフ2015) 特記:作品の得意分野としている技能に+10のボーナス 特徴表:愛書家(2-4) あらゆるジャンルの蔵書を持っている。〈図書館〉に+20%、さらに図書館に出かけなくても、自宅の書庫で〈図書館〉ロールが可能となる。 強迫性障害:意に反して沸く思考やイメージ(強迫観念)によって過剰な不安を抱く精神疾患のこと。 通過シナリオ 長く短い夜想曲 本翅の彩度 ***** 警察を見ると、何もした覚えはないのにのに自分が逮捕されるのではと思う。 包丁を見ると、落として自分の足に刺さるのではないかと思う。 糸をつけて伸ばした針が、自分の目に刺さるのではないかと思う。 こんな想像は誰しも覚えはあるだろう。きっと、人間というか生物の思考というものは自分の危機的な状況を想定させてそれを回避させるためにあるのだ。事実、脳が発達した人類はその想像力によってあらゆるものを創造し、あらゆるものを退けてきている。 …しかし、想像という能力は諸刃の剣でもある。 それが何者かに牙を剥くのも、同様にありがちなことだ。 話は変わるが、「暴力性のあるゲームや漫画に触れて育った子供は暴力に抵抗を覚えない」という話を君はどう思うだろうか。「暴力的な内容が含まれる可能性の高いヴィデオゲームを子供の時にプレイすることと、青年期後半に行為障害を示すリスクが増えることの相関は弱い」という結論を出している論文もあるようだが。 個人的な意見を言わせてもらえば、何かしらの創作物に触れるということはその人の「人生の中では触れることのなかったであろう物事を知る」ことに繋がり、それはその人間の想像力をより深めていく結果に通じるものと私は考えている。例えば。「人を殺す」ということを考えた時、そのような行為を知らない人間が考えられるのは精々「どこを壊せば人が死ぬか」くらいであろう。大まかに頭や心臓などを壊せば人は死ぬということは、どんなに想像力のない人間でも生命である限りは思いつくことだ。 反転、殺人という行為に精通しているものは一口に「人を殺す」と言ってもそのような粗雑な考え方はしないだろう。対象はどのような人物なのか。殺すとすれば人体の急所のどこをどのように狙うのが最も効率的で隠匿性が高いか。凶器は、日時は。対象をどのようにして自分の前に呼び出すのか、もしくは間接的な手段をとるのか。そんなことは、「知らなければ考えもつかない」のだ。知識を得れば得るほどに、空想は現実に近づいていく。研ぎ澄まされ明確な形となっていく。 そして、私には知識があった。 ***** PN:天上楽土 顔:非公開 年齢:非公開 性別:非公開 プロフィール:非公開 作家。主にサスペンス・ホラー系を得意とする。彼の作品は必ず人が死ぬが、その殺人方法が大変細かく現実的に描かれているということで有名。 本人は非常に神経質な性格であり、家に一本も刃物やナイフ・フォークなどのカトラリーを置いていない。ハサミも先が丸まった子供用の物を使うという徹底ぶり。彼は「自分が他人を殺める可能性がある」という状況に極力自分を置かず、またそのような状況を非常に恐れ、嫌悪している。その可能性から離れているときのみ、彼の創作性は力を発揮するのだ。 ***** 生まれは家庭内暴力のある家庭だった。まあ、ここはいいだろう。大した話ではない。そもそも生命は生まれる瞬間は総じて無垢なものであり、特殊な例外を除けば何かしらの歪を抱えるのはその成長過程においてしかありえないのだから。私も育成環境が悪かったのだというそんな凡庸な結論に収まるところだ。 つまるところ、私は他より多少「暴力」が身近にあったと言える。人体の破壊がどのようであるのか。どこを攻撃されればどこが痛むのか、どのように痛むのか、いつまで痛むのか。自分の体を媒介として私は知識と興味を獲得した。人間というのはどのように壊れていくのか、どのように壊すのが効果的であるのかと。暴力の中で育った私にはやはり暴力性が生じていた。 私はなるべく家に帰ることを避けるために極力学校の図書館に居座り、追い出された後は公園のベンチでひたすら本を読むという生活をしていた。だから、知識を得る時間ならば人より多くあったのかもしれない。年を重ねるほどに難解な本を読めるようになり、医学書や歴代の殺人事件にも手を出した。暴力、さらに言えば「殺人」というのは有史以来何億もの人間によって積み重ねられてきた社会的な事象だ。法や倫理がどれほどに禁じようとそれは変えようのない事実であると幼心に考えていた。 そして私は、いつからか自分で殺人の方法について考えるようになっていった。これも恐らく、始まりはインプットしたものをアウトプットしたくなったというだけの簡単な話なのだろう。殺す対象はいつも父親だった。 学校が終わり、太陽が沈み始めてから公園で。家に帰り、父親が眠ってから机の上で。調べて想像したものを書いていった。それは日を増すごとに精度を増していっているように感じた。より確実で、罪に問われる可能性も低い方法を。私のノートは日を増すごとに溜まり、溜まり、溜まった。恐らく暴力によるストレスの逃げ口でもあったのだろう。空想の中で父親をひたすらに殺しつくした。殺して、殺して、そして、ある日、それがバレた。 どれほどに厳重に管理していようと、一つ屋根の下で何年も暮らしていれば気を抜く瞬間くらいはどうしてもある。例えばトイレにいった時に戻ってきたら父親がノートを読んでいたとかももうどうしようもないことだ。 私の行動は私史上では一番迅速だっただろう。つまり脱兎の如く逃げ出した。間違いなく殴り殺されることがわかったからだ。だけど父親の方がずっと私より背も高く、動きも早かった。真っすぐに逃げれば玄関にかかった鍵を開ける間に捕まることは確実だった。だからか私の足は、何となく、キッチンへと向かっていた。キッチンには包丁があった。家に唯一の、武器が。 キッチンについたのは流石に父親より少しだけ早かった。体格で小回りが利いたから、カーブで多少の差がついたのかもしれない。包丁は偶然流し場にあったから取り出す手間はなかった。手に取ってそのまま向かってきた父親に刺した。向かってくるのだろうと思わなかったのだろう父親は多少動揺して動きが鈍っていたが、刺された後もすぐに死ぬわけではなかった。寧ろ興奮して、いつもより数段目を血走らせていた。そのまま当然のように蹴り飛ばされた私は、私を殺そうととびかかってきた父親に刺さるナイフをもう一度掴もうと必死になった。よく覚えていないが、殴られながら私は掴んだ。掴んで、捻った。火事場の馬鹿力というものがあるが、人体の稼働に必要な臓器をここまで傷つけられて平気な人間などいないだろう。揉まれながら父は段々と力が抜けていくのを感じた。私は恐ろしくて仕方がなく、その柄をひたすらに押し込んで、押し込んで、押し込んで…そして意識が暗転し、気が付けば病院だった。 父親の尋常ならぬ声に流石に近所の人が通報をしたようだった。私は体をぼこぼこに腫れ上がらせた状態で発見され、父親は既に息絶えていた。私は警察に向けてことの詳細を話した。当然ノートのこともバレていたが、父親からの暴力に耐えるためだったとこれに関しては繰り返した。私は当時まだ10代の前半であり、私が常時家庭内暴力にさらされており精神的に不安定であったこと、また殺さなければ殺されるという急迫の防衛であったことから私の行為に対する罰は殺人にしては軽いものだった。その後、私はカウンセリングを受けながら施設に入れられることとなる。 そして私には変化があった。私はその時すでに刃物を持てなくなっていた。尖った食器でも駄目だった。自分が考えていたものとは程遠い、計画性も何もない勢いに任せた行為ではあったが、私には「人を殺せた」。その事実が私の精神にとってはあまりにも重いものであった。 しかし一方で、私の中にあった暴力性は未だに燻っていたようだった。いや寧ろ、実物を体験したことにより眠っていたそれが暴れ始めたともいえるかもしれない。私の中の「殺意」のようなものは、これまで父親にだけ向けられていた。しかし気が付けば、私の殺意の対象は眼前に広がるあらゆる人間へと拡大していた。例えば刃物で刺せば。交差点で背中を押せば。あの飲み物に毒を入れれば。殺せる、殺せるのだ。「人間は殺すことができる」のだ。 それを知識として、体験として知っているからこそ私は恐ろしくて仕方がなかった。気が付いた時私は一線を越えて誰かを殺めているかもしれない。記憶にぬけがないか執拗に確認をするようになった。自分の手に凶器となるものがないよう、自由意志で人を殺められるような乗り物を操作しないよう執拗に気を付けるようになった。それでも不安はぬぐえない。私の中にある怪物がいつ世界に牙を剥くのかわからない。 そして私は、再びノートを開くようになった。 自分が考えた想像を文字として書き起こす。物語として消化する。そうすることでその殺意が別の物へと流れていくような錯覚を覚えた。だから私は書き続けることにした。それが「サスペンス小説」と初めて呼ばれたのは、ほんの気まぐれで自分の文章をコンクールへと出してみた時だった。私の書いたその文字は入賞し、「処女作」として世に出た。私の殺意は大衆の娯楽へと変貌を遂げた。 その時私は、生まれて初めて何かが救われたような気がしたのだ。 ■簡易用■ PN:天上楽土(男) 職業:作家 年齢:非公開 PL: STR:7  DEX:10  INT:16 アイデア:80 CON:6  APP:16  POW:13  幸 運:65 SIZ:13 SAN:99 EDU:15 知 識:75 H P:10  M P:13  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:300 個人技能点:160) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]