タイトル:蒼 キャラクター名:シレネ 種族: 享年:13 髪の色:ミントグリーン / 瞳の色:赤  / 肌の色: 身長:154 体重:へいきん ポジション:ジャンク クラス: バロック / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:12 ■パーソナルデータ■ 暗示:罪人 [記憶のカケラ] 内容 鎖(21)   鎖につながれている 会話(72)  友人との会話。雑談。なんの話したかは覚えてないけど 熱気 集合写真 [未練]    内容    狂気度  発狂時 たからもの  への 依存 ■□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ラズベリー  への 恋心 ■■■□ 自傷行動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する) ヒペリカム  への 独占 ■■■■ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) アウラ    への 友情 ■■■□ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) グラジオラス への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ソニア    への 愛憎 ■■■□ 凶愛心中(狂気および攻撃判定に大成功した時、(結果-10)個のパーツを損傷) ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   2   0 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛 =合計=   0   3   2 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名  : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  足掻く      : オート   :    : 自身: 狂気判定振り直し時出目+1 [ポジション]  手負いの獣    : オート   : なし  : 自身: 貴方は攻撃判定においてパーツが全損した箇所一つにつき+1 [ポジション]  随行       : ラピッド  : 0   : 自身: 他の姉妹が移動マニューバを使用した際のみ使用可。移動1 [メインクラス] 狂鬼       : オート   :    : 自身: 肉弾攻撃マニューバの攻撃判定で出目+1 [メインクラス] 怪力       : オート   :    : 自身: 肉弾、白兵攻撃でダメージ+1 [メインクラス] 歪極       : オート   : 0   : 自身: レベル3変異パーツ追加。追加したパーツは強化値に縛られず修復可能 [サブクラス]  死の舞踏     : ジャッジ  :    : 自身: 攻撃判定のサイコロ振り直し [頭]      のうみそ     : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま      : オート   :    :   : 1 [頭]      おおつの     : オート   :    : 自身: 射程0の対象に肉弾攻撃大成功時、「連撃1(すでにあるなら+1)」か「転倒」を加えてよい。1カウント1回可能 [頭]      ボルトヘッド   : ジャッジ  : 1   : 自身: 支援2 [頭]      あご       : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      エナジーチューブ : オート   : 0   : 自身: 最大行動値+2 装備箇所破損時にあなたは任意の基本パーツを破壊する [頭]      あかいいと    : オート   :    :   : たからもの [頭]      にくへび     : アクション : 3   : 0  : 肉弾攻撃2+連撃2 攻撃判定において連撃で発生した判定含めて一回だけ振り直し可能 [頭]      きもちいいくすり : ダメージ  : 1   : 自身: 自身がダメージを受けたときのみ使用可。任意の未練から狂気点一点減少 [腕]      こぶし      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで       : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた       : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね      : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      しんぞう     : オート   :    : 自身: 最大行動+1 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし       : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:34点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     15点( 15 /  )     2点 グラジオラスに未練 10点で手負いの獣 3点キープ 1     19点( 19 /  )     10点 ポジションから随行、10点 メインから歪極→きもちいいくすり 2点 ソニアに未練 2     0点(   /  ) メモ: あおさん『鎖』   思い出したくない記憶。でも、私の体に染みついたこの記憶が離してはくれない。   それは両親の記憶。   "お前は望んだ子ではない"と、殴られ、蹴られ、食事も大してはくれず、挙句の果てには毎日のように懲罰用の狭い部屋に閉じ込められ続けた。   私は……望まれない子だったのかな。生きていることがそんなに悪いことだったのかな。   ソニア『そんなことはないよ。貴方は私たちの友達じゃない!』   金髪の女の子は言う。   どうして貴方はそんなに明るくに生きていけるの?どうして、あなたは、私に優しさをかけてくれるの?   貴方は分からないから、あの苦しみを。貴方は知らないからあの痛みを。だからそういえるんでしょう?   ソニア『そうかも…知れない。でも、私、あなたの力になりたい。貴方と一緒にいたいの。』   金髪の女の子は続ける。   そんなの。。嘘よ。貴方の言ってることなんて、どうせ薄っぺらいその場限りのものなんでしょ?   ………でも、もし。一度だけ、一度だけ貴方を信じるとするのなら。私のこの心の鎖も、破れたりするのかな。。   『会話』   私は、人と話すのがあまり得意ではなかった。   皆と会った時から、まともな会話は両手で数えるほどしかなかった。   別に話したくないわけではないのだけれど、どう話し始めていいのかわからなかったの。   ある日、秘密基地を訪れた時に私よりも先に来ている子が一人だけいた。   スイレンという白髪の女の子だった。彼女はかなり無口な方でいつも本を読んでいた。   暫く無言の時間が続く。えぇと、取り敢えず、"こんにちは"とか言っておいた方がいいかな。   ……   ……   ……   言い出せず時間が過ぎていく、あの時言っておけばよかったなどの後悔で胸が埋まっていく。よし、取り敢えず声をかけて…   『『あの…』』   声が被る。え?今何か言ったかな?と相手の顔を見る。   相手の顔が見えない、いや、本の位置を少し上げて…まるで赤面した顔を覆い隠しているようだった。   私はもう一度続けた。   『あ、あの…』   スイレン『は…はい……。』   『ええと、こんにちは……。』   スイレン『は…はい。こんにちは……。』   今思えば、彼女との初会話がこれだったなんて、少し笑っちゃいそうだけれど。これが私の親友、スイレンとのお話。   私とスイレンの仲良くなるために歩んだ一歩目の大事な大事な"記憶のかけら"だったのだ。 遅くなり申し訳ないです。記憶の欠片です~。 aoisana2020/09/21 ありがとうございます! 2020年9月26日 ぶるーむ2020/09/26 記憶の欠片『熱気』     「ね、ねえ。あの…」     目の前にいる3人に私は声をかける。     金髪の女の子、赤髪の女の子、ピンクゴールドの髪の毛の女の子は私の顔を覗き込む。     ラズベリー『えぇと。シレネ。どうしたの?』     ヒペリカム『何かあるんなら言いなさいよ。』     ラズベリー『ちょっとヒぺ。そんなきつい言い方する必要ないじゃない。』     ヒぺリカム『(頬を膨らませる)』     「えぇと。その。ほら。この秘密基地もやっと完成したじゃない?それでその。     みんなそれぞれあの3人にはお世話になってるし、ここで恩返しのパ、パーティなんてどうかなぁって。」     少しの沈黙が流れる。その後、最初に口を開けたのはアウラだった。     アウラ『いいんじゃないかしら。まぁ。私は賛成。』     淡々と彼女は答える。その声とは裏腹に、どこか嬉しそうな雰囲気が見えた…気がした。     ラズベリー『いいじゃない!パーティ。ヒぺもそう思うでしょ?』     ヒぺリカム『え?…あー。まぁそうね。』     ラズベリー『じゃあ決定!早速準備を始めなきゃね!』     アウラ『でも。どんなパーティにしよう。』     ラズベリー『パーッとやりたいよね!って、これじゃ大雑把すぎるわよね。』     ヒぺリカム『…にしても、ここでやるんだったら暑すぎない?こんな中ケーキとか食べても…美味しいは美味しいだろうけど…』     「じゃ、じゃあさ。かき氷パーティなんて、どうだろう?」私は提案した。     するとみんなは顔を上げて、『『それよ!』』と声を合わせて言う。     ラズベリー『いいじゃない。かき氷パーティ!さしずめパーティの名前は、《恩返し・夏の暑さを吹き飛ばしちゃえパーティ》なんてどうかしら。』     ヒぺリカム『その絶望的なネーミングセンスはともかく、いいと思うわ!氷や削る機械は私に任せて!お小遣いは多少は貰ってるもの。』     アウラ『うん。いいね。かき氷パーティ。悪くないわ。』     みんなで色々と計画を立てていく。あぁ、何だろう。こうやって人と何かを計画したことなんて初めて。少し、胸の内が暖かいもので満たされていくのが分かる。     ラズベリー『シ・レ・ネ!』     呼ばれて私はハッと顔を上げる。     ヒぺリカム『折角こうやって立ててるんだし、私たちだけ分かる"合言葉"を考えようと思うの。どうかしら。』アウラもこちらを向き、コクコクと首を振っている。     私は悩んだのちにこう答えた。「恩返しで涼しくなってもらうためのパーティだし、"涼しい"を合言葉にするのは、どうだろう。」と。     皆は肯定する。いいね。それにしよう。と。うれしかった。仲間として、みんなと一緒に作っていけるのが、とてもうれしかったのだ。     準備は難航したし、私はかなり足手まといだったけど、みんなそれなりにフォローしてくれて、パーティは…まぁ成功だった。     何故忘れていたのかがわからない。私の、大切な、暖かい皆との作戦談の記憶。 記憶の欠片:『集合写真』 ソニア『さぁ、みんな並んで!』 前方でソニアがカメラを立てている。どうにも、今日はみんなで写真を撮るとかなんだとか。ずらっと横一列に並ぶ。 ラズベリー『ちょっとヒぺ!そんなに押さないでよ~!』 ヒペリカム『いいじゃない~!ほら、ソニアも"寄って"って合図してるし』 シレネ『えっと…その。こんな感じ…かな。』 スイレン『シレネ。もう少し寄って。入らなくなちゃう。』 アウラ『グラ。暑い。少し離れてよ。。』 グラジオラス『いいじゃないいいじゃない!だってほら、もっと寄らないと入らないでしょ!』 ソニア『じゃあ、いくよ~!タイマーをセットしてっと。』 そう言って彼女はこちらに駆け寄る。そして列の一番右端に着く。 グイッと、右から押されるような感覚が走る。貴方たちは思わず倒れそうになって、ソニアの方を見るだろう。 彼女は気にすることなく、カメラの方を見ていた。貴方たちも、また正面を向きなおす。 瞬間、"パシャ"という音とともに目の前が光った。 ソニア『おー。よく撮れてるじゃない!』 グラジオラス『どれどれ?ぉお~いいじゃない!きれいに撮れてる。』 ラズベリー『見せてよ~グラ。どんな感じになったの~?』 グラジオラスからラズベリーに写真が渡り、ほかの全員がのぞき込む。 ヒペリカム『へぇ~キレイに撮れてるじゃない!』 アウラ『ん。いい感じね。』 シレネ『う、うん。その。とってもいい感じ。』 スイレン『そうね。ところで、どうして今日突然集合写真を撮るなんて言い出したの?』 彼女はソニアに問いかける。 ソニア『そうね~。まぁ、なんとなく…かな。』 彼女はどこか空を眺めながら話す。 ソニア『まあ、いいじゃない。思い出を残すことはいいことだと思うの。いつかまた、このころを思い出すときに、役に立つかもしれないし。』 当時、彼女の言葉がいまいちわからなかった。ただ、その時の彼女が寂しそうな表情をしていたことだけは、鮮明に思い出した。