タイトル:荫縫 宗之 かげぬい むねゆき キャラクター名:荫縫 宗之 かげぬい むねゆき 職業:探偵(元プロファイラー) 年齢:32 / 性別:男 出身: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:170 体重:65 ■能力値■ HP:12 MP:14 SAN:/95      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  15  11  14  12  15  12  16  21  12  14 成長等 他修正 =合計=  15  11  14  12  15  12  16  21  12  14 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      74%  ●《キック》  81%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15% ●《隠れる》 43%  ●《聞き耳》 85%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》52%  ●《追跡》  50%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  85% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》75%   《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》105%  ●《英語》44% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》4%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》80%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%   ●《法律》     65%   《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 【特徴表】 夜に弱い(D) 夜には弱い体質である。0時を過ぎても活動しようとすると<アイデア>及び<知識>ロールの成功範囲が1/2になる。ただし朝の早起きは得意である。 【経歴表】 ・書き出し部分を暗唱できる書物がいくつかある ・かつて信頼できる友人がいた ・ひみつ基地を持っている 【現在】 元警察署内で働くプロファイラーだったが、警察組織というものに嫌気がさし辞職。気まぐれに看板は名ばかりの探偵事務所を構える。依頼は自分の興味をひくもの以外は基本的に受け付けない。というかやる気がでない。事件を解決するのは慈善活動などではなく、あくまで暇つぶしの類である。たまに警察の手伝いでプロファイラーとしての仕事もしているが、それも見合った報酬が用意されているか、自分の興味をひくものであるかのいずれかである。警察署内に悪友という存在がいるらしく、その人の依頼はすんなり受け入れたりする。本人曰く、恩を着せるのが楽しいのだそうだ。飲みにも行く仲なので、案外その人のことを気に入っているのかもしれない。夜には滅法弱く0時を過ぎると途端に眠くなるためどこでも寝てしまう傾向にある。警察署内ではシンデレラなんて呼ばれていた。そんな名で呼ぼうものなら、使えるだけの知識や情報を生かして相手の弱みを握り、静かに脅していたので呼ぶ人なんて限られていたが。言わずもがな悪友は嬉々として呼んできた。腹立たしいことこの上ない。 【荫縫探偵事務所】 鉄筋コンクリートの建物に打ちっぱなしの壁。6F建てのエレベーターはなし。 事務所はそんな最上階にかまえている。 事務所は仕事場兼居住区となっている。客の為の大きなソファに荫縫のデスクと、両サイドの壁には本棚があり、隙間なくファイルが突っ込まれている。入口側の壁には大きな振り子時計があるのが特徴的。掃除が行き届いているのか、建物の古さの割に清潔感を感じる。 【幼少時代】 貧乏でもなく裕福でもない、ごくごく一般的な家庭に生まれた。少し他と違うことは母親が過干渉だったことだろうか。食生活や衣類、交友関係など色々と制限されて生きてきた。いや、当時は制限されていると感じていなかった。自分は親の所有物。そう思わされていた。もとより内向的な性格だったため、一人本に囲まれてゆっくり過ごすことを好んでいたことがそういう日常に拍車をかけていたのかもしれない。親伝いに周りの子たちからは敬遠され自分に関わってくる子たちがいなくなった頃、クラスに転校生がやってきた。その子(以降A君)は転勤族の父に振り回され、今回の転校で10回目に到達したと他の子たちに話していた。盗み聞くつもりはなかったが、運悪く(僕というよりはA君が)僕の隣の空席がその子の席となり、群がってきた子たちにそういう風な話をしていたので隣にいた僕の耳に必然的に入ってきた。 休み時間になるたびに隣が煩くなることに辟易した僕はとうとう自席から離れるように席を立った。何も知らないA君はそんな僕に声をかけてくる。「おまえも一緒に話そうぜ。」すかさず周りがA君の発言を止めにかかった。その一連の流れを僕は気にしないでその場を後にした。あの後、A君はクラスの子たちから僕の扱いについて教わったようで、表立って僕に声をかけてくることは減った。そう、表立っては。 A君はよく僕が一人でいるところに神出鬼没に現れて声をかけてくるようになった。しかし表では違う子たちと外でサッカーや鬼ごっこやらをしていたりするので、ある意味清々しく打算的なその様に僕は逆に興味を惹かれた。A君も僕という存在に興味を持ったようで足が途絶えることはなかった。「どうして僕に構うのか。」特別関心はないという風を装って、一番気にしていたことを聞いてみたことがあった。そんな僕にA君はおかしそうに、そして当たり前とでも言わんばかりの声音で「面白そうだから。」と答えた。その面白いがどの部分にかかっているのか僕には到底わからず、本に落としていた視線をA君へと無意識に移した。自分と関わって面倒という言葉は腐る程聞いてきたが、真逆の言葉など終ぞ聞いたことがなかったからだ。僕は戸惑いと困惑を表情にしていたのだろう。目の前のA君は楽しそうに笑った。それは初めて僕だけに向けられた表情だった。 僕たちの関係は長続きした。他の子たちと違いA君の立ち居振る舞いが完璧であったからだろう。そして僕たち二人だけの場所を設けたのも一つの要因だった。所謂秘密基地。当時の自分にこんな場所ができるとは思っておらず、わくわくしたのを覚えている。そしてそこはとても居心地がよく、僕が唯一ちゃんと呼吸ができる場所でもあった。A君と関わっていくうちに、僕は自分の置かれている状況がとても変だということに気がつき始めた。そして息苦しさを感じ始めた。しかしそれを解決する方法がわからなかった。少しでも母親に抵抗しようとするとヒステリーを起こし、「誰にそんな考えを吹き込まれたの。」と詰めよられる。その繰り返しだった。母親は鋭い人だから、こんなことを繰り返していてはA君のことなどすぐにバレてしまう。そうやって考えていると、大抵A君に指摘された。抱え込むなよ、と。A君はとても周りの状況観察が上手い子だった。転校を繰り返し、すぐに周りに溶け込むために身につけたものだと、いつか苦笑まじりに教えてくれた。僕とは大違いだなと思った。僕は周りに無関心だった。母親にすら関心がなかった。今その皺寄せがきているのだろう。それとも母は僕のそういった面に不安を感じて過干渉になってしまったのだろうか。「ほらまた。」そういって僕の眉間に寄っていた皺をA君が突いた。「友だちなんだから、悩みがあるならきいてやるよ。」そうやってA君は笑った。 その言葉に僕は浮かれてしまった。そして僕はとうとうA君に話した。それがことの発端で、結末の決定打。 A君に話さなければ、少しはマシな結果になったのかも知れないのに。今の僕は結果論ばかり述べてしまう。 結末だけ先に述べてしまうと、A君は僕の母に暴行を受け入院。母は暴行罪及び殺人未遂で捕まり、僕は父に連れられ実家へと引っ越すこととなった。その間に僕は一度もA君の見舞いに行けず、そのままお別れとなった。父から聞いた話だと、A君はマンションの6階から落ちたにも関わらず、大きな怪我は頭の強打による出血多量の他は大小様々な打撲や擦り傷、A君の首に残った締め付けた時にできた母の手形のみだったため、半月後には退院したと言う。そのかわりかはわからないが、A君はその時の記憶を一切失くしてしまったらしい。そう言った時の父の顔はどこか安堵しているようだった。気持ちは分からなくもない。あの時の光景を、今でも夢に見る。自分のせいで友人が殴られ、首を締められる。そして最後にはベランダから放り投げられた。夢の僕はあの時のようにベランダまで駆け寄り下をみる。下には血の海の中A君が僕を睨んでいる。「お前のせいだ。」いつもそこで目が覚めた。 A君は僕が一人で考え事をしている時間が増えていることに気がついていた。それが僕の母が原因だということも。そして明確に僕が悩みを打ち明けたことにより、A君は僕の悩みを解決するために尽力してくれた。それが母の怒りを買った。 どこかで僕はA君に期待していた。A君なら自分ではできなかったことをしてくれる。あの恐ろしい母をも簡単に鎮撫させてしまうだろう、と。そんなことはないのに。彼は僕と何も変わらないただの子どもだと言うのに。僕は見ていることしかできなかった。母が容赦なく彼に暴力を振るう姿を。大人の力に抵抗できない彼のか弱さを。あんなにも呆気なく人は落ちるのかと、思考が追いつかない僕はどこか他人事のように思った。 それ以降、僕は人というものに完全に一線を引いた。誰にも期待せず、期待させない。期待という言葉は残酷だ。ただの執着と弱さでしかない。それを僕は学ぶことができた。 ■簡易用■ 荫縫 宗之 かげぬい むねゆき(男) 職業:探偵(元プロファイラー) 年齢:32 PL: STR:15  DEX:12  INT:16 アイデア:80 CON:11  APP:15  POW:14  幸 運:70 SIZ:12 SAN:95 EDU:21 知 識:99 H P:12  M P:14  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 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