タイトル:ニンジャ キャラクター名:ヒョウスケ=イガ 年齢:16 性別:♂ 髪の色:黒 / 瞳の色: / 肌の色: 身長:182cm 体重:78cm キャラクターレベル:4 Lv メインクラス :シーフ サポートクラス:ニンジャ (1レベル時:ニンジャ) 称号クラス: 種族:ヒューリン ■ライフパス■ 出自:エリンディル東方ダイワの国 コウヤ=ヤマ/ 境遇:イガ直系/ 目的:コウガを殺す……、ではなく普通に冒険者をやって楽しむ/ ■能力値■ HP:52 MP:47 フェイト:5     筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運 種族    9   9   8   8   8   8   9 作成時   0   2   3   0   0   0   0 →合計 5点/5点 特徴       1   4      1 成長等   3      3      3       →合計 9点/LvUp分9点 =基本値= 12  12  18   8  12   8   9 ボーナス   4   4   6   2   4   2   3 メインクラス   0   1   1   0   1   0   0 サポートクラス  0   1   1   1   0   0   0 他修正 =合計=   4   6   8   3   5   2   3 ■戦闘■ [キャラシート版]      能力 装備右/左 スキル  他  合計右/左(ダイス数) 命中判定   6   0/  0        6/  6(3D) 攻撃力  --   6/  6  8     14/  8(2D) 回避判定   8    2         10   (3D) 物理防御 --    5          5 魔法防御   2    0          2 行動値   13    0         13 移動力    9   -1          8m ■戦闘■ [全項目版]    物理 魔法     命中 攻撃 回避 防御 防御 行動 移動 射程 種別  Lv  冊子 右手    0   6   0   0   0   0   0 至近 短剣   4 左手 腕 頭部          1   1             防具   2 胴部             2             防具   1 補助          1   2        -1    防具   1 装身                          装身具   1 =小計=右  0   6   2   5   0   0  -1    左  0   0 能力値   6 --   8 --   2  13   9 スキル      8 その他 =合計=右  6  14  10   5   2  13   8    左  6   8 ダイス  3D  2D  3D ■装備■    価格  重量 名称 [クラス制限]   備考 右手 300  3   シュリケン [ニンジャ] 投射可能 左手 0       [] 腕         [] =合計=300 3 /  重量上限12 頭部 200 2 黒頭巾 [ニンジャ] 胴部 30  2 ローブ [] 補助 150 1 バックラー [ウォ、シー] 装身 50  1 シーフズツール [シーフ] 装備者が行うトラップ解除の達成値に+1 =合計=430 6 /重量上限12 ■所持品■ 名称        価格 重量 備考 HPポーション*2   2   60 MPポーション*8   8   0 冒険者セット    5   10 くさび       1   1 小型ハンマ     2   20 バックパック    -5  30 ナイフ8個      8   80 ナイフ投射18m 蝶の巻物      1   2500 クリティカル時にDR+1d ポーションホルダー -5  150  ポーションを5つ重量0で持てる 死んだナイフ       -30 =所持品合計=    2821 G (重量 17/上限24) =装備合計=     730 G = 価格総計 =    3551 G 所持金    149G 預金・借金    G ■特殊な判定■     能力値  スキル  他  合計 (ダイス数) 罠探知    5         5 (2D) 罠解除    6         6 (2D) 危険感知   5         5 (2D) 敵識別    3         3 (2D) 物品鑑定   3         3 (2D) 魔術     3         3 (2D) 呪歌               (D) 錬金術              (D) ■スキル■ 《スキル名》      SL/タイミング/判定/対象/射程/コスト/制限/効果など 《オールラウンド》  ★ /パッシヴ /-  /自身/-  /-   /  /キャラ作成時に任意の3つの能力基本値+1 《ストライクスロー》 2 /パッシヴ /  /自身/  /-   /  /攻撃に+「SL*4」射程距離+10m 《AM:短剣》      1 /パッシヴ /  /  /  /-   /  /命中+1d 《バタフライダンス》 1 /パッシヴ /  /  /  /-   /  /回避判定+1d 《マーダースキル》  1 /パッシヴ /  /  /  /-   /  /命中クリ時に「SL+1」d追加 《スタイル:コチョウ》1 /マイナー /  /  /  /5   /  /投射攻撃に+1d +「SL*3」 投射で消費しない 《ビースティング》  3 /メジャー /  /単体/  /4   /  /命中+「SL+1」d 《シークレットアーツ》1 /命中直後 /  /  /  /5   /  /命中ダイス3個まで振り直し 《ミラーアタック》  1 /命中直後 /  /  /  /   /シナ1 /命中ダイス一つ6にする フェイト-3 《デスブロウ》    2 /DR直前  /  /  /  /5   /  /クリ時にダメージ+「SL*10」 《インタラプト》   1 /効果   /  /  /  /-   /シナ1/対象スキル発動を無効化 《一般スキル》     SL/タイミング/判定/対象/射程/コスト/制限/効果など 《トレーニング:敏捷》 1 /     /  /  /  /   /  /敏捷ボーナス+3 《エンラージリミット》 1 /     /  /  /  /   /  /携帯重量*2 《キャッチアウト》   1 /     /  /  /  /5   /シナ1/見たスキルへのリアクション+2d 《マジカルハーブ》   1 /     /  /  /  /   /  /3個のMPポーション獲得 《クリニミナルハンドⅠ》1 /     /  /  /  /   /  /情報判定に対象を知り合いだったことにする ■コネクション■ 名前                                  / 関係 ナノハ=カマドヤキ(本名 ナノハ=コウガ) 女性 17歳          / 時折冒険の情報や街の噂をくれる友達。実際にはコウガ直系唯一の生き残りだが、イガはそれに気づいていない。 ジッケツジョ(十傑女) 若作りババア集団恥知らず(全員が20代程に見える)/ コウガを殺してこいと背中を押される。 ■その他■ 使用成長点:75点 (レベル:60点、一般スキル:15点、ゲッシュ:0点) レベルアップ記録:サポートクラス / 上昇した能力基本値 / 取得スキル Lv1→2: / 筋力、敏捷、感知 / スタイル:コチョウ、ビースティング2、シークレットアーツ1 Lv2→3: / 筋力、敏捷、感知 / インタラプト、ビースティング3、バタフライダンス Lv3→4: / 筋力、敏捷、感知 / ストライクスロー2、デスブロウ2、ミラーアタック メモ: ヒョウスケ=イガ 16歳。ヒューリン。 ダイワ国にて古くから伝わるニンジャ=スタイルのイガ=直系唯一の生き残り。 イガの里からコウガを殺す為に放たれた。 しかし、里の田舎暮らしには辟易としており、都会に出てきて普通の冒険者として生きたいようだ。 ナノハ RP指標 一人称 私 二人称 (ヒョウスケに対して)ヒョウスケさん (目上の男性に対して)○○さん (コウガの奴らに対して)○○ 口調 丁寧語 ふわとろみたいな感じ 性格 少しいたずらっぽい 普通の生活への憧れ コウガそんなに好きじゃない 以下、拙い伝承に候。 ――――――――――――――  ダイワの国には山がある。  山があるならニンジャあり。  山の数だけニンジャスタイルはあるのだ。  そしてそれは、スタイル間での諍いをも意味する。  その中でもコウヤ=ヤマの「イガ」とテンポ=ヤマの「コウガ」は特に対立の激しいスタイルだった。  初めの戦いからいくらか経って、遂にイガ、コウガ共に直系血族が一人となってしまった。  そして今、コウガ直系唯一の生き残り、「ナノハ=コウガ」が里のお偉方(分家)に言い渡しをされていた。 「良いか、ナノハは最早一人のニンジャスタイル=コウガの生き残り、さればイガを倒すもナノハだけ」 「は、はい……」 「イガの現当主はナンバンの国へと渡ったらしい。なればナノハがそれを追え」 「な、南蛮……」  ダイワ国の中でも古い時代を生きた者はエリンディル大陸を「ナンバン」と呼ぶのだ。  これは海流の関係からダイワ列島の南側からしかエリンディルの者が訪れない故である。 「さぁ早くに渡れナノハ、ナノハがやらねばコウガの無念は果たされぬ。銭は貯めているぞ」 「えーと、イガの当主を見つけたらどうすれば?」 「イ ガ は 殺 せ。ムジヒなり」 「(嫌だなぁ……、何で私がこんな事……)」  かくして、ナノハは海を渡りナンバン……、エリンディルへと降り立った。  その胸にはコウガへの不信感、イガへの理不尽な怒りが渦巻いていた。  イガさえいなければ長らく船に揺られることもなかったのだ。 ――――――――――――  エリンディル二日目、早くもナノハは悪ナンパを受けていた。ニンジャらしく速いのだ!  定番路地裏三丁目で悪ナンパをするはハゲメイジチンピラに髪結いシーフチンピラ、どちらもこの街では量産型の存在だ。 「嬢ちゃん……、いい眼してるねぇ……、恋したくなっちゃったよ」 「これなら5000Gくらいで売れそうじゃねえ〜〜か〜〜???」 「や、やめてください……」  「(まずいことになってしまった……)」  悪ナンパ二人組如き、ニンジャスタイル=コウガを極めた彼女なら簡単にコゲツキに変えられるが、コウガのニンポは門外不出。  目撃者はすべからくしてライフを落とすのだ。  ナノハ=コウガは未だにヒトコロ無経験。  なれば抵抗の強さから抵抗を弱くするのも当然。 「だ、だれかたすけて〜〜」 「うるせぇ!クチビルちぎれとばすぞ?」  カチリとシーフがダガー(攻撃力4)を取り出す。  スタイル=コウガを極めた彼女からすれば爪楊枝にもならないナマクラだ!  しかしコウガの掟がナノハを傷つける。  そこに一本の苦無(クナイ)が投げ込まれ、ダガー(攻撃力4)が弾かれる。  定番路地裏三丁目に一人の男が現れる。  冒険者風の麻のローブを着て、黒髪をボサボサに伸ばしたスタイル=フロウシャの様な男だ。 「んだぉらー! んじゃおらー!」 「チンピラの悪ナンパは見ていて苦しい、辞めておけ」 「キメてんじゃねーぞ!」  シーフが殴りかかり、ハゲメイジが詠唱を始めた。  そしてシーフは空を舞い、ハゲメイジは喉を抑えて倒れた。  まさしく一瞬の一撃!  迫るシーフを放り投げ、ハゲメイジの喉元(喉仏)に苦無を刺し投げたのである!  苦も無く二人のチンピラを傷つけたフロウシャはナノハに話しかける。 「知り合いだったか?」 「え、いや、知らない……人です」 「なら良い。この街では悪ナンパが横行している。ウカツに危ない場所に近づくな。さらばだ」 「あ、あの、助けていただいたわけですし、せめてお名前だけでも……」 「俺か? 俺はヒョウスケ=イガ。イガ直系唯一の生き残りのニンジャスタイル=イガ使いだ」 「え"!?」  ナノハは魂消た。目の前のフロウシャが目的のイガ者だったのだ。 「(た、たしかに、動きは凄かったけど……、このイカニモ=フロウシャが?)」  疑惑の念は尽きない、ニンジャは春風さえも疑うのだ。 「あ、あの……、ヒョウスケさん!」 「なんだ」 「助けていただいた事ですし、何か食事でも出しますよ?」  ニンジャの基本は篭絡なり。  これは原初のニンジャスタイルにも書かれている。  ナノハはフロウシャの男の真実を引き出す為に食事へと誘った。 ――――――――――――――― 「このフィッシュフライは都会派な味がするな、都会に出てきて良かった」 「都会派?」 「イマい、ということだ。ダイワに住んでいた時はこんな物は食べたことが無かった」  あれから様々な話をナノハは聞いた。  ヒョウスケがイガ直系唯一の生き残りとして様々な期待を掛けられている事。  その期待とはコウガを殺す事。  しかし、ヒョウスケ自身はそれを全て拒否する事。 「いいところだ。南蛮は。飯が新鮮で、冒険が出来る」 「そ、そうですね……。この卵固めも美味しいです」  はっきり言って、ナノハはこう感じていた。 「(この人ニンジャ向いてねぇ〜〜〜)」と。  なにせ、秘密を簡単に話し、自身のニンジャスタイルを隠そうともせずに戦っているのだ。  コウガにいれば即ハラキリ介錯大往生!  しかし、呆れの念と共に、ナノハの胸中にはある感情が芽生えていった。  それは共感から来る好意!  共通した生まれ、共通した環境、共通した旅立ち、そういった物から、ヒョウスケに対して少しの好意を得たのだ。  海外旅行で同じ日本や東アジア人に会うと仲良くなる現象である。 「ヒョウスケさんは今何をして日銭を?」 「冒険者だ。ニンジャスタイルを使って戦っている」 「冒険者って……危険なんじゃ」 「危険な冒険なら今まさにしている。人殺しの旅と比べれば余程楽しめる。何より、未知の冒険は楽しい!」  目を少し開いてそれを語る姿に、ナノハはある決意を固めていた。  コウガの里への少しの反逆である。 「じゃあ……私もしばらくこの街にいますから、冒険の情報や美味しいご飯のお店を見つけたら教えますね」 「ああ、それは助かる。ところで君の名前は?」 「ナノハ=カマドヤキです。同じダイワの出身ですよ?」 「おお! それは、それは! いや、同郷の者がいると嬉しいな」 「そうですね、ふふっ」  自身がコウガ直系と彼に露見するまで、それまでは忍務は忘れ、一人の町娘「ナノハ=カマドヤキ」として生きる。それが彼女の決断だった。  なんなら露見してもニンジャは辞めてもいい、血で血を洗う惨戦よりも、この男とこの街で笑って過ごす方が余程楽しいだろうから。 「あ、髪切ってくださいね。ヒョウスケさん」 「ん?なんで?」 「汚いです」 「…………はい」  ナノハ=コウガ。  彼女は常にヒョウスケ=イガを見ている。  ジッサイ怖い!