タイトル:松葉ユーミ キャラクター名:松葉ユーミ(佑美) 種族:人 年齢:21 性別:女 髪の色:白 / 瞳の色: / 肌の色: 身長:156 体重:50 ワークス  :UGNエージェントC カヴァー  : シンドローム:ノイマン、ウロボロス、エグザイル ■ライフパス■ 覚醒:感染 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:6 (シンドローム:3,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 6r+1 〈意志〉:SL1 / 判定 6r+1 〈知識〉:SL2 / 判定 6r+2 【社会】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL1 / 判定 1r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 UGN 【HP】    28 【侵蝕基本値】 32% 【行動値】   8 【戦闘移動】  13m ■エフェクト■ 《スキル名》      /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》    /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》     /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《インスピレーション》 /2 /メジャー   /自動/自身 /至近/2   /GMに質問 《生き字引》      /1 /メジャー   /ー /自身 /至近/1   /意思で情報判定 《コンセントレイト:ノイマン》  /2 /メジャー   /対決/ー  /ー /2   /C値-lv 《コントロールソート》 /1 /メジャー   /対決/ー  /武器/2   /精神置換 《マルチウェポン》   /4 /メジャー   /対決/ー  /武器/3   /武器を二つ持てる達成値-(5-lv) 《ヴァリアブルウェポン》/1 /メジャー   /対決/ー  /武器/3   /追加で武器を所持 《決闘者の剣》     /1 /     /  /   /  /   /攻撃力7(+4) 《決闘者の剣》     /1 /     /  /   /  /   /攻撃力7(+4) 《決闘者の剣》     /1 /     /  /   /  /   /攻撃力7(+4) ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0   33       0   0   43 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   8    pt ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 ウェポンケース 4   1   4 解毒剤     1   1   1            1   0 =所持品合計=     5 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     5 pt 【常備化ポイント】 4 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象           好意 悪意 備考 遺産継承者:鬼切り小太刀 みんな ■その他■ メモ: 刀鍛冶の家で生まれた、スイス人と日本人のハーフ。父方の祖父が刀鍛冶であり、母親はスイスで鉄工業を行っていた。武器オタクだった母が日本に来た際に刀鍛冶の父に興味を持ち交際を始める。途中なんやかんやがあったのは想像に難くないがそこは割愛する。 刀鍛冶といっても昔と比べ現代ではあまりにも需要がないためそれ一本で食っていけていたのは祖父の代まだでだった。祖父がまだ刀を作れた頃は父も手伝いをしていたが、祖父が亡くなってから売りに出されるような物は作られていない。 工房に関係ない人間が入ることを極端に嫌い、客ですら得意先くらいにしか見せない工房。しかしたった一人の孫は可愛かったのか祖父も幼いユーナが見ているのを何も言わずに許していた。 突然祖父が襲ってきた。 長らく工房に行く機会がなく、最後の作品ができたといい家族総出で呼び出され祖父の元へ向かうと、工房の一角が赤く染まっていた。だらりと力の抜けた腕、痩せて袖の先から見える肌は皮膚が張り付いているのかと言わんばかりに骨ばっていた。生気の抜けた瞳が此方に向き直るやいなや切りかかってくる。突然の出来事に反応できるわけでもなく父が刺された。血の滴る刀をゆっくりと引き抜き、母が切られた。 本当によく切れる。この刀であれば大原様のものと比べても遜色ない。 独り言をぶつぶつと言いながら、お前はまだだったなと瞳で語るようにゆらゆらとこちらに向けて刀を振り上げる。必死に逃げようとして無様に這いつくばると、髪が切られる。立ち上がろうとしたところで鋭い影が冷たい刃で皮膚を突き、裂けた肉が熱を持ち始めて___意識が途切れた。 起きると病室のベッドだった。手元にはどこかでみた刀。 話を聞く限りでは父も母も工房にいた祖父の弟子達も命に別状はいが精神的ショックや後遺症など今後も病院に通う必要があるとか。UGNから事情を聞き、祖父が化け物になってしまったこと自分がオーヴァードになったことも伝えられた。 そんなはなしを聞いてもろくに頭に入ってこず、どこか現実離れした気持ちでいた。 しかし現実はそれを許さず目が覚めると手元にはあの刀が置かれている。捨てても、預けても、コインロッカーにしまっても、寝ずに警戒していてもふと目を離した瞬間に刀は戻ってきた。 トラウマかストレスか品のいい黒だった髪からは徐々色が抜け落ち、いつのまにか白に変わり戻ることはなくなった。 非情なもので時は待ってくれず中学に通い高校への進学を余儀なくされる。がいつも髪の色で教師に目をつけられ不良にに絡まれ孤立するには十分だった。 レネゲイドのことは他言無用、誰に話せるわけでもなく事情を話せないがこうなっている、なんて問答を数ヶ月も続ければ担任、生徒指導、保険医誰もが干渉を諦めた。親にも詳しいことを話せず部屋の隅で縮こまるようにして生活していた。髪のことも両親には伝わっている。どうにかしてやりたいという思いはあったのだろうが、染めても落ちぬ白が彼女と両親を苦しめた。せめて一緒にいる時間は増やしてやろうと母は仕事をやめ、父は勤務時間を大幅に減らすようになった。生活は言うまでもなく苦しくなり食事も質素なものに変わっていき服もだんだんと同じものになっていく。 娘との距離感を計りかねている親ではあったが、決して彼女の前では暗い顔を見せない。何も言わなくても一緒にいてくれる家族だけが、擦れた心を慰ってくれていた。 高校を卒業してからはUGNに入社した。UGNでの生活は想像していたより楽しかった。みんなどこかしらに暗い過去を持っていて、それがなんとなく伝わる。自分と同じような人がいるせいかちょっとした仲間意識があって、素直に自分を曝け出すことができる。そんな場所他にはなかった。 両親もUGNに関わる施設で働けるようになり、ここだけが自分の居場所なんだという実感は日に日に強まっていった。自分の頑張りを応援してくれる人、期待してくれる人、両親が待ってくれていてそれ以上何を望むというのか。 それでも、ジャーム討伐の任務だけは苦手だった。ジャームを見るとどうしても祖父の瞳を思い出す。任務ではどうせ勝手に付いてくるのだと諦めて刀を使っているのだが、あの情景を早く消し去りたくて刀を振り上げる自分が、あの姿と重なる。切っても切っても幻影が瞼の裏から離れない。ちょっとしたPTSDのようなものだと医者はいっていたが、ジャームに対する攻撃性だけは原因がわからなかった。 ジャームを倒した日には剣が増える。実際に任務使っているのは数本だが家には増えた刀が戸棚の中に仕舞われている。自分が命を奪った数だと告げているかのような剣の束は少しだけ、心を重くさせた。 それでも自分のような目にあう人を増やしてはいけないと、任務を続ける日々。 今は自分は一人ではない、仲間がいて、家族がいて、自分のこと信じてくれる先輩と後輩がいる。時には弱音を吐くこともあるが優しく、時に厳しく自分を励ましてくれるそんな人たち。明日も彼らに笑って会えるように、彼らに笑ってもらえるように彼女は今日も剣の束を背にして自分を奮い立たせるのだ。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3479924