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ウタカゼ PC作成ツール
アレフ
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アレフ
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けだま卓
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能力と技能
種族
コビット
ネズミ
イタチ
カエル
リス
モグラ
トカゲ
ハリネズミ
守護龍
[1]風
[2]雨
[3]雲
[4]影
[5]月
[6]歌
能力値
勇気
知恵
愛情
希望
↓
技能名
戦い
冒険
騎乗
狩り
感覚
学問
歌
説得
心話
初期値
成長値(合計
0
回)
他修正
ダイスプール
戦い
冒険
騎乗
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特技
特技名
レベル
タイミング
コスト
技能
効果
連撃
猛打
跳躍
突撃だ!
連射
狙撃
一斉射撃
みんなの歌
こころの歌
輪唱
戦術
盾の陣形
予測回避
静寂の歌
かばう
挑発
直感
医術
癒しの歌
頑張る
名騎手
目星
ひらめき
なかよし
心の声
希望の風
応援
荒野の助け
大空の助け
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リュックサック
アイテム名
解説
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友情
対象名
友情値
Lv.
詳細
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
年齢
性別
身長
体重
髪の色
瞳の色
肌の色
頭装飾品
近接武器
飛び道具
楽器
体装飾品
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その他メモ
このレベルの収容室を担当する場合、脱走の阻止に尽力してください。 今までで一番危険なアブノーマリティであり、施設全体の壊滅もありえます。 この警告は誇張ではありません。 運が悪く、ひどい目に遭うことが多い不憫なトカゲ。 忌み子として扱われた過去があり、その過去を払拭するべく、 周りに祝福を振りまく演技のいいトカゲとして名を馳せようとしている。 あぶないことはボクにまかせてねっ /* どうして。 どうしてボクを開放したの。 あのまま閉じ込めておけばよかったものを。 ああ、もう抑えきれない。この怒り、この憎しみ。 悪意を。 悪意による災害は、この世界では別に珍しい事象ではない。 多くはウタカゼにより解決されるが、そうはならず、誰も幸せになれなかった結末もある。 ボクの場合もそうだった。 ボクはトカゲ族の集落に、村長の息子として生まれた。しかし、忌み子としてね。 忌み子っていうのは、赤い目をした赤ん坊のことだ。 権力者の息子が、悪意の象徴である赤き眼を持って生まれた。とんでもないことだ。 ウタカゼと呼ばれる者にしか判別できないにしても、不吉であることに違いはない。 当然、村長としてはボクを人前に出すわけにはいかない。殺してしまうのが手っ取り早かっただろう。 けれども、ボクは殺されずに、母上による必死の嘆願のおかげで、屋敷に幽閉されることになった。 ボクはそこで、歌を歌ったり、書物を読んだりして人生の半分を過ごした。 ある日のこと、ボクは外の世界が気になって仕方がなくて、 子供ながらの悪知恵を働かせて屋敷の外へと抜けだした。 ボクはこのとき、楽観視していたのかもしれない。 いくら赤い目が不吉だといっても、父上も母上もボクのことを大切に思っていてくれてると信じていたし、 村人だってそんな迷信?みたいなものを真に受けてはいないだろうって、思っていた。 初めて見る外の景色は、とても新鮮で、輝いて見えた。新しい経験なんて、もう何年もしたことがなかったから。 好奇心に導かれるまま道を歩き、広場に出た。そこには村人たちがいた。 彼らはボクを見るなり、挨拶をかわしてくれる————ことなく、悲鳴を上げた。 そのあと、彼らは口々にボクを罵り、怒声を浴びせ、そして石を投げた。 痛い、やめてって、何度も叫んだのに、彼らはやめてくれなかった。 周りはだんだん騒がしくなり、やがて、父上がやってきた。ボクを助けてくれるんだろうと、そう思った。 「そのトカゲ族は、忌々しい悪意の精霊に違いない。ここはウタカゼに頼み、浄化してもらうのが良い。 幸いにも力は小さいようだから、そいつは私の屋敷に閉じ込めておくとしよう。」 耳を疑った。 「ああ、嘘だ。嘘だ。嘘だ。痛い。引っ張らないで。ここはどこ?ここは……ボクの部屋じゃない。冷たくて……くらい。こわい。 わからない。なんで?ボク、わるいことしたのかな。ごめんなさい、あやまるからだしてよ。くらいのはこわいよ。」 「いたいよ…こわいよ…だれか……」 『』 「だれ……?」 『』 「え…?違うよ……父上も母上も、そんなことするはずない」 『』 「嘘言わないで!今日はたまたま父上の機嫌が悪かっただけ!村のひとたちも、ボクが失礼なことをしたから、ちょっと怒ってるだけだもん!」 『』 『』 『』 『』 「嫌!やだ!何も言わないで!言うな!うるさい!!!耳なんて貸さないぞ!!」 『』 『』 『』 『』 『』 『忌み子』 『役立たず』 『面倒事を起こしやがって』 『お前なんか愛したことなどない』 『間違いだった』 『お前など生まなければ』 「」 ボクの存在が村に知られてしまった以上、何らかの手を打たなければならなくなった。 生まれたばかりのボクを殺すことに賛成していた父上は、今度こそ忌み子たるボクを処分することにしたらしい。 その手段は、ボクを本当の忌まわしき存在へと仕立て上げること。 すなわち、悪意に堕とし、ウタカゼに浄化してもらうというマッチポンプ。 父上はボクに悪意のタネを仕込んだ上で、暗く冷たい地下室という極限状態へとボクを隔離した。 どうしてそんなものを持っていたのかはわからない。 今となっては確かめる術もないが、もしかしたら父上は既にどこかで悪意に取り込まれてしまっていたのかもしれない。 しかし、最後までボクの処分に反対していた母上が行動に出た。 ウタカゼの一団が到着する前に、ボクをどこか遠いところに逃がそうと考えたのだろう。 それがもはや手遅れかつ、最悪の一手であったと知らずに。 放たれた地下室の扉。 その先にいたボクは、黒いもやの中に身を沈めて、その目は既に、只人にも不吉であると直感するほどに。 赤い光を、湛えていた。 それから起こったことは、あえて語るまでもない、分かり切った惨劇だ。 一般人が悪意の怪物に敵うはずもなく、一人、また一人と、尾で、爪で、牙で、吹き飛ばされていくだけの。 ウタカゼが集落にたどり着いた時には、もう全てが終わっていた。 その場所に残っていたのは、母上だったものの傍で泣きわめく、無邪気で愚かしい子供だけ。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
「
ウタカゼ
」は小林正親氏とウタカゼ・ゼミおよび新紀元社の著作物です。
ウタカゼ
ウタカゼ公式
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