タイトル:レーナ・ラヴィー キャラクター名:レーナ・ラヴィー 職業:プラネタリウム解説員 年齢:17(37) / 性別:女 出身:ドゥルミア・パーパヴェロ帝国 髪の色:パンジーパープル / 瞳の色:桑の実色 / 肌の色:肌色 身長:152 体重:45 ■能力値■ HP:11 MP:13 SAN:40/88      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  12  12  13  12  17  10  14  21  11  13 成長等 他修正 =合計=  12  12  13  12  17  10  14  21  11  13 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      54%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》60%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 65%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 70%  ●《目星》  65% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%  ●《機械修理》60%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%   ●《水泳》  34%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%  ●《説得》70%  《値切り》  5%    《母国語(日本語)》105%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》11%   《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%   ●《コンピューター》61%  ●《心理学》70%  《人類学》    1%    《生物学》    1%   ●《地質学》57%  《電子工学》   1%   ●《天文学》    84%   《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     50%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: レーナ・ラヴィー(37) 誰よりも命を愛し、生を愛し、世界を愛するプラネタリウム解説員。 もう相当な歳なので本来落ち着いた穏やかな性格をしている筈なのだが、本人の趣味と事情から陽気で明るい見た目相応の子どもの皮を貼り付けている。 生まれた頃から他とは逸した美貌を持ち、その頃からかなり他とは違う対応を受けていた。しかし本人は小さく世の事情等も知るはずが無いのでその第三者から見れば異常なほどの状況も常識として受け入れて生きていた。 そんな中で始まる幼稚園生活。小さくまだ幼げのある中でもやはり分かってしまうその美しさは、彼女の周りから良くも悪くも人を遠ざけてしまう事となっていた。まだ美しさというものをあまり知らないほかの子どもが彼女に近ずこうが、大人がすぐさま引き剥がしてしまうのだ。それは美しすぎる容姿を汚すことの恐れ多さか、はたまた美しすぎるが故の忌避からか。それは定かではないが、しかし、そのせいで彼女は物心着く前から独りきりだった事だけは確かだった。時が経ち、ある程度ものの分別がわかるようになった頃。その頃になってやっとレーナは自分が周りとは違う事を理解した。だが、だからといってレーナがその現状に違和感を持つかと言われれば、否だ。物心つく前からずっと常識として受け入れてきたそれは最早収集のつかないほど彼女に染み込んでゆき、それは彼女に【自分は他とは違うのだ】と信じ込ませてしまうこととなった。周りとは違うから、大人さえも自分に話しかける時はいつも敬語だったとしても当たり前。自分に話しかけたものが他の人から何やら非難されたりすることも、自分が何もしなくとも周りが何か贈り物をしてくれる事も、全て、全て、彼女にとっては当たり前の事だったのだ。 そんな彼女が自分の事しか考えない我儘娘になってしまうのは最早必然とも呼べる物だったのだろう。両親が必死に彼女を更正しようとしても、彼女の周りに出来た醜い顔面社会がそれを許さない。彼女のそれは次第に悪化の道を辿ってゆくこととなった。 ……彼女のその自分一人の世界が壊されたのは、彼女がかなり大きくなってからのこと。両親がレーナに1人の男の子を紹介したのだ。その子が誰であるのか、両親にとってなんなのか。レーナが聞いても両親はそれを答えようとはしなかった。 その男の子はレーナと似たような状況を過ごしていたらしい。誰からもチヤホヤされるだけの容姿を持った1つ上の男の子。そんな男の子は、名をウラシーノと言った。良くも悪くも互いに互いが1番と考える2人は自分より優れている、自分より優先されるものがある、という事がきにくわかかったのかそのまま犬猿の仲となる。顔を付き合わせれば喧嘩、喧嘩、喧嘩。しかしその関係は2人にとっては新鮮なもので、さらに、それぞれが自分をより高めようと思える原点でもあり、自分以外に1番はできると認識するきっかけにもなった。喧嘩するほど仲がいい、とは彼女達のことを言うのだろう。気付けばその関係は誰が見ても美しいと言わざるを得ないほど強固なものとなっていた。他人も優れたところがあるのだと認識することが出来た2人は次第にその性格も丸くなっていき、喧嘩しながらも助けて助けられてを繰り返す内にその喧嘩の回数も次第に少なくなり、2人の関係は友達や親友よりも上の物へとグレードアップしていくこととなる。 そんな中での話だった。 ウラシーノが18、レーナが17に上がった時。ピタリ、とその容姿の成長が止まった。 普通の人であればそんな些細なことは気づくことも無かったのだが、しかし、自身の容姿でこれまでを勝ち進んできた彼ら彼女らはそんな些細な変化を見逃すことは無かった。おかしい。そう感じた2人は、その不思議に感じた事を両親に打ち明け、そしてそこで初めて自分達の生い立ちと、その2人の間にあった関係性を知ることとなった。 2人は、遠い親戚だったのだ。だから、互いの両親は事前に知り合っており、年が近く境遇も同じ者同士仲良くできるだろうと2人を引き合せることが出来たのだという。 しかし、何故遠い親戚だと言うのに繋がりがあったのか。それは2人の祖先に理由があった …………2人の祖先は不老不死の存在だったのだ。しかも、クァチル・ウタウスという名前の神から呪いを受けた民族の。今でこそ呪いは薄れ不老不死では無くなったものの、その呪いが完全に消えることは無く、2人は今や数少ない不老長寿の存在として生まれてきてしまったのだ。2人が信じられぬ程の美貌を携えて生まれてきたのは完全に想定外の話ではあった。しかし、そういった経緯もあって数少ない末裔同士での繋がりというものは強く、こうして引き合わせて互いに更正することが出来たということだった。しかし、2人の成長が止まった中いつまでも同じ場所に居続けるのは不可能だと判断した2人の親は、また違う街へ引っ越す事を決意。更に、今回が特例なだけであって本来こうして一度にたくさんの不老長寿が集うのはタブーとされていたためにそれぞれが引き離された場所に移る事となってしまった。2人も馬鹿ではないためそんな事情を聞かされれば断ることも出来ず。2人はかなり離れた場所でそれぞれ生きていく事となった。 ………レーナは日々を過ごす内、ウラシーノの事を好きになっていた。そして、それをようやっと自覚した中でのこの出来事に、耐えきれず話が決まった瞬間家を飛び出してしまう。それをウラシーノはすぐさま追い、2人はやがて人気のない場所にてまた対面する事になった。レーナはそこでウラシーノに思いを告げ、更にウラシーノもレーナの事を好きになっていた事を告げるが、しかし、現実というのは残酷。2人は、このまま一緒に過ごしていくことは出来ないのだ。その現実を理解してしまったレーナはその場で泣き崩れるが、そんなレーナにウラシーノは告げた。 「俺達は不老長寿の人間なんだろ?……じゃあ、他の人より巡り合うことができるチャンスが多いって事だ。 なら、きっと俺達はまた会える。だろ?」 その言葉は確かにレーナに希望を与えた。レーナはこれを聞いてハッとしたように顔をあげ、ウラシーノの顔を見る。彼の顔も、もう泣きかけのようだった。そうだ。彼だって、辛いのだ。しかし彼は自身にも、レーナにも言い聞かせるように更に言葉を続けた。 「もう、お互い遠くに行ってしまう……………けどな、会えないと決まったわけじゃねーんだ。 だから。次に会えたら……………その時は、またこうして一緒に喧嘩して、馬鹿やって。2人で過ごそうぜ。約束だ」 それはレーナにとって一等大事な希望の光だった。勿論この言葉にレーナは同意し、夕焼けの丘の中指切りをして、そうして2人は翌日それぞれ遠く離れた場所へ引っ越す事となった。 ………その日からレーナは以前と比べてかなり社交的な子になった。次に彼に会った時。真っ先に声をかけられるように。次に彼に会った時。笑顔で前の私とは違うんだと魅せられるように。レーナは外見を使う事を覚え、見た目相応に振る舞うようになったのである。これに関して両親も感心し、暫くの間は特に何もない日々が続いた。引っ越した先ではレーナも陽気に気軽なように振る舞うことで友達ができ、以前の1人の世界でしか無かった時とは大違いの日々を過ごした。高校を上がる際には両親から自立し、1人で自身の好きな星を色んなところから巡るための旅に出た。毎日が幸せだった。約束の事を考えれば、どんなつらいことだって乗り越えることができた。………けれど。 しばらく経って。レーナはウラシーノが亡くなったという訃報を聞いた。 初めは信じられなかった。心のどこかで思っていたのだ、自分たちは他とは違う上に不老長寿なのだから、きっと暫くは死ぬ事がないと。しかし、案外その最後は呆気ないもので………。死因は、不幸な事故だった。一家で青信号を渡っていた際に、居眠り運転の車が突っ込んできたのだと。そこでようやっとレーナは自覚することが出来たのだ。自分たちは不老長寿ではあれ、不老不死ではない。………死ぬ時は、簡単に死んでしまえるのだ、と。 それを聞いた時、レーナは狂ってしまうかと言うほどの悲しみに襲われた。しかし、それでも。彼女は狂うことは無かった。ウラシーノが、好きだったから。ここで狂ってしまえばまた彼に馬鹿にされると、そう思ったから。だからレーナはウラシーノへの想いを捨てずにいながらも、自分の道を極めることに決めたのだ。 もう、恋も約束もしない。すれば、また悲しい事が起きてしまう。また、相手が不幸に見舞われてしまう。そんな、悲しい決意を抱いて彼女は前に進む。 明日を生きるため。今日を生きるため。 _______どんな人であれ、儚くある命を大切にするために。 彼女はそれから沢山の人の生き様を見て、そして、その場所を出る際にはそれぞれの星々を描いていく事にした。 美しい春に、裕福な御曹司と恵まれぬ暗殺者の娘を見た。レーナはその2人の恋路を思い、花屋などがあるその賑わった街でアークトゥルスとスピカを含んだうしかい座と乙女座を残した。 熱く、溶けそうな程眩しい夏に、妹を亡くした悲しい姉と記憶や名前を新たに生きる変わってしまった妹を見た。レーナは2人の間の悲しい関係を思い、水族館や海があるその青い街でへび座とへびつかい座を描いた。 紅葉で辺りが彩られる秋に、人形の代わりとなった女性と劇を愛し人形に口付けた男性を見た。レーナはその2人の頑張りを称し、ペルセウス座を描いた。 さて。では残る冬は何を描こうか。彼女はそう意気込んでとある街へと辿り着き、そこでプラネタリウムの解説員となりまた人々の出会い別れとそこから描かれる星座を見る為今日も励む。 次にくる物語が自分自身なのだと自覚するまで、あと______________ ────────── レーナは旅の途中、1人の男の子と出会った。 長い旅の中で出会った、小さな小さな男の子。レーナはよく自身の職場に来てくれたその男の子を可愛がった。 少し、自身のいなくなった昔の片思いを連想させるような彼はとても元気で、年頃の男の子と言うに足る存在であった。しかし、自身は不老長寿の身。長くその場にいる事は出来ず、もう会うことは無いかもしれないと思いながらその場所を離れてしまった。 それは、何年もそんな生活をしていたらただのよくある話で済むものだった。このくらい、彼女にとっては日常のひとつでしか無かったから。しかし、それがよくある話ではなくなったのが、彼と再会してからであった。 男の子は、随分と大きくなっていた。 何気ない日常の1つであり、相手も姿を大きく変えていたことから直ぐに気づき思い出すことは出来なかったものの、確かに息子のように大切に接していた記憶はあり、更に再開し何の因果かおかしな事件に巻き込まれた事で相手も自分の事に気づいてしまうというハプニングも起こった。 男の子は、レーナがその場所を離れなければいけないと言ったらついて行くと言った。 ………自身は不老長寿の身。やがて見るのは男の子の先立つ姿だと、彼女はその時はっきりと分かっていた。しかし、それでも断れなかったのは産まれた親心故か、愛か。 そのまま、レーナは様々な旅を彼と共に過ごすようになり、そして彼の最期と、この世界の果てを見届けるようになる。 ────────── AF/星空の宝石。ししざは任意の戦闘技能+10%、へびつかい座は医学の技能に+10% ■簡易用■ レーナ・ラヴィー(女) 職業:プラネタリウム解説員 年齢:17(37) PL: STR:12  DEX:12  INT:14 アイデア:70 CON:12  APP:17  POW:13  幸 運:65 SIZ:10 SAN:88 EDU:21 知 識:99 H P:11  M P:13  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:420 個人技能点:140) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]