タイトル:デックル キャラクター名:戸張 命(とばり みこと) 種族:人間 年齢:16 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:赤 / 肌の色:普通 身長:146 体重:49 ワークス  :FHエージェントB カヴァー  :女子高生 シンドローム:エンジェルハィロゥ、モルフェウス、オルクス ■ライフパス■ 覚醒:死 衝動:殺戮 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL4 / 判定 1r+4 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:6 (シンドローム:3,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL1 / 判定 6r+1 〈知覚〉:SL1 / 判定 6r+1 〈芸術〉:SL / 判定 6r 【精神】:1 (シンドローム:1,0 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 1r+1 〈意志〉:SL / 判定 1r 〈知識〉:SL / 判定 1r 機械操作 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL4 / 判定 1r+4 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 FH 【HP】    23 【侵蝕基本値】 39% 【行動値】   13 【戦闘移動】  18m ■エフェクト■ 《スキル名》    /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》  /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》   /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《黄金錬成》    /2 /常時   /自動/自身 /至近/ー  /常備化P+Lv×10 《サポートデバイス》/2 /セット  /自動/自身 /至近/6   /【感覚】ダイス+Lv×2 《光の舞踏》    /1 /メ/リ   /-  /-   /武器/2   /白兵を【感覚】で判定可能 《神の眼》     /1 /リアク  /対決/自身 /至近/1   /〈知覚〉ドッジを行える 《コンセ:エンハイ》/2 /メジャー /対決/-   /-  /2   /メジャーC値-Lv 《リフレ:エンハイ》/2 /リアク  /対決/-   /-  /2   /リアクションC値-Lv 《妖精の手》    /2 /オート  /自動/単体 /視界/4   /判定ダイス1つを10に変更する 《支配の領域》   /2 /オート  /自動/単体 /視界/6   /対象の判定ダイスを1に変更 《↳絶対支配》    /2 /オート  /自動/自身 /至近/4   /対象の判定ダイス[Lv+1]を1に変更 《カスタマイズ》  /2 /メジャー /対決/-   /武器/2   /ダイス+Lv 《↳剣精の手》    /2 /オート  /自動/自身 /至近/2   /判定ダイス1つを10に変更する 《運命の切り替え》 /2 /オート  /自動/単体 /視界/3   /対象のドッジ代替 シナリオLv回 《反転する運命》  /1 /オート  /自動/自身 /至近/4   /↑の効果に加え、その攻撃を反射 《メモリー》    /1 /     /  /   /  /   /生存本能 死に掛けた思い出 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  13    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 高速振動ブレード  13  1   13  白兵 命中-1 攻撃12 ガード2 射程至近 スカイキッド    5   1   5   《知識:機械操作》搭乗時飛行状態 戦闘移動+5 他変化なし コーリングシステム 1   1   1   ヴィークル:スカイキッド セットアップに召喚し搭乗 多機能ヘルメット  9   1   9   ドッジ-1 装甲1 知覚ダイス+1 防具重複可 キーンナイフ    2   1   2   白兵/射撃 攻撃5 G1 射程至近/10M 対象の装甲値-5 =所持品合計=     30 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     30 pt 【常備化ポイント】 10 pt 【財産ポイント】  0 pt ■ロイス■ 対象     好意  悪意  備考 強化兵            白兵、射撃のダメージダイス+2d 意志判定-5 都築京香   慕情  隔意  人生を変えるきっかけを作ってくれた恩人だと思っている 《アワナギ》 誠意  隔意  武装提供者 別シ自PC 《鯨》    親近感 不快感 UGN時代の知り合い。とても反りが合わない。別シ自PC ■その他■ メモ: ・元UGN。相手を殺せない、自分の生存の為に全力を尽くせないUGNに合わず、都築京香に誘われた事でFHに入った。 ・自身の関係する運命に干渉する力を持つ。都築京香に言われるまでは自覚がなかった為、彼女には感謝している。 ・但し、”万物を殺す才能”と称されている事には納得がいっていない。  何処からか声が聞こえる。助けて、と叫ぶSOSの声が。  何処かに見えている。今まさに潰えようとしている命の光が。  ディザスタリカバリー。  嘗てUGNに所属していた際、自分はそう呼ばれていた。  どんな困難な災害であろうと要救助者の元へ”奇跡的に”駆けつける事が出来、”何故か”無傷で帰って来る。はたまた、災害を引き起こした元凶となるジャームを的確に見つけ出し、処理する。レネゲイドの存在を秘匿したいUGNにとって私の力はとても約に立つらしく、出番は多かった。  それでも私は不満だった。だってそうだろう。これだけの災害を解決して尚、私には文句ばかりが集う。 「街の被害を増やすな」「何故被害者を助けなかった」こんなものは序の口で、「ジャームを無闇矢鱈に殺害するな」なんてものまであった。  分かっていない、何も理解ってない。街の被害なんてモルフェウス系統のオーヴァードがいればすぐに直る。助けなかった被害者は既に助からなかった。そして、元凶となるジャームは一秒、いや一瞬でも早く殺すべきだ。元より奴らに救いなどないのだから。  幸いと言うべきか、異形と化したジャームが多かったのもあり、私は任務に対する文句こそ言われても、特に処分が下る事は無かった。  この時の私はこう思っていた。この才能は”命を守る為にある”のだ、と。  命の鼓動が聞こえる。命の灯が消えるのが分かる。私は、その”運命”を覆せる。  それが間違いだったと気づくのは少し後。とあるFHが起こした事件を解決した際だった。  都築京香が絡んでいる事件だと噂されていた事もあり、私はその任務に全面的に参加。そして、元凶だったFHに躊躇いなく”トドメを刺した”。  ジャームではない、ただのオーヴァードに、だ。危険な相手だった。殺らなければ私が殺られていた。それに、守っている民間人もいたのだ。  別に、私に大きな処分が下る事は無かった。但し、周りが私を見る眼は確かに変わったように感じる。  恐怖しているのだ。自分が暴走などを起こし、”災害”と化せば、殺されてしまうのではないかと。  いやいや、思い違いだ。仲間であるUGNの人間を殺すわけがない。──なんて綺麗ごとを、私は言えなかった。だって、そうなったら私は彼らを殺すだろうから。  自分の本心を察したのはその時だった。思えば、ジャームを殺した際にそれを見ていた民間人は、私に恐怖したり、化け物などと罵ってきた恩知らずも居たように思える。でも、そんなことを気にした事は無かった。何も思わなかった。  勿論、感謝されれば嬉しいし、殺したくて殺しているわけではない。ただ、”躊躇い無く殺せる”だけなのだ。  私は気づいた。いや、”気づかされた”。この力は『誰かの』命を守る為にあるのではない。『自分の』命を守る為にあるのだ、と。  何処からか声が聞こえる。助けて、と叫ぶSOSの声が。それは自身に迫る危機を知らせるサインだった。  何処かに見えている。今まさに潰えようとしている命の光が。それは排除すべき元凶の居場所を見つけ出す手段だった。  事件の後、接触してきた都築京香によって、私はそれを自覚した。彼女はこれを”万物を殺す才能”と称するが、異論は勿論ある。  だってそうだろう。”万物”を殺してしまったら──自分まで殺せてしまうのだから。 基本的にはエンジェルハイロゥ/モルフェウス系統の力を扱うオーヴァードだったが、都築京香に才能を見出された事によりオルクス系統の能力を自覚する。 運命に干渉する力。彼女が関与する事柄を好きなように歪める力。都築京香は命のその能力を”万物を殺す才能”と称し、極めれば命が何もしなくても『そういう運命』になり、何らかの要因で相手は死ぬのだと言う。例えばそう、無造作に突き出したナイフに相手が刺さりに来るような。 だが命はそこまでの域に達していない。意図的に使える力は現状、望む事象を言葉に出す事で少しばかり運命を歪曲させる程度が限界だった。少しだけ”当たりやすく””躱しやすく”する力。まあ、第三者から見ればそれは十二分に『奇跡』と呼べる代物だったであろうが。 WPセルには武装が多く集まる関係で身を寄せたらしい。命はそれほど力を求めているわけではないが、力が無ければ死ぬとは思っている。大きな”力”が集まるWPセルは、そういう意味ではいい場所だった。 デイヴィとは歳が近い事もあり、仕事を共にしたりする事もある。彼女が出す蛸足が(見た目的に)うっとおしいとは思うが、命に危害が及ぶ可能性は低いともわかっているので特に嫌悪感はない。デイヴィが蛸を煩わしく思っているのは理解しており、彼女を呪う蛸だけを殺せないかは考えた事があるが、自分に構ってくるのならばいずれ勝手に救われるだろうと楽観的に考えている。 「私の力は私を守る為にある。でも私が何かの条件を達成しつつ生き残る必要がある時、運命はそれを込みで捻じ曲げる。これがUGN時代の”奇跡”の絡繰り。…つまりどういう事って?皆私のおこぼれで助かってるって事」 勿論それも不可能になったら切り捨てる。本人毎殺す選択肢が無いのは交流がある事もあるが、単純に本人の抵抗が予想される為。 これは命の予想でしかないが、現在はゼノスを組織しているという都築京香の元へ行けば彼女の呪いについてももっと深く知れるのではないかと思っている。彼女の知識を以てすればその程度の疑問は解消できるだろう。もっとも、そんな機会があるかは疑問だが。 善悪を判断基準にせず、レネゲイドの進化にのみ興味を注ぐ都築京香の思考は命の自身を絶対とする考え方と似ている。会えば興味を持ってくれるかもしれない。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3507802