タイトル:ジャスミン キャラクター名:ジャスミン 種族: 享年:13 髪の色:栗色 / 瞳の色:蜂蜜色 / 肌の色:白人 身長:144 体重:46 ポジション:アリス クラス: ステーシー / ゴシック 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:喪失 [記憶のカケラ] 内容 黒い館    廃墟のような、不気味な黒い館のシルエットが頭に何度も浮かぶ。記憶の中のあなたは、好奇心のまま館に入ってしまう。入ってはいけないのに。はいったら……ああ、それが思い出せないのだ。 死の訪れ   顔も名前も思い出せない。でも、とても大切な人が死んだ。死んだことがとても哀しくて、胸にはぽっかり穴が空いた。でも、死んでも生き返った今、あの人がちゃんと死ねてよかったと思う。 大切な    大切な友達がいた。可愛くて可憐で優しくて……理想の女の子って感じ!一緒にお喋りしてるだけで何よりも楽しいの。 その子とは毎日のように遊びにでかけていた。 2人の1番のお気に入りは近所の公園だった。今日は何して遊ぼうか、ブランコ?シーソー?花を摘んで蜜を吸うのも楽しいよね! 友達が    いつものようにあの子と公園に遊びに行った。まず二人でシーソーに乗って、その後ブランコに乗った。ブランコではいつもどちらが高く漕げるか競争をしていて、今日は私の方が高くまでいけた。「すごいでしょ!」って私が言うと、あの子は何故か嬉しそうに「すごいね」って言った。そうして過ごしていると年下の子達が遊具に並んだのが見えたので仕方なく降りて別の遊びを探すことにした。そういえば蜜が吸える花……もうそろそろ咲いたかな?私が生垣に咲く花を品定めしていると……あの子が急に「危ない!」って言った。嫌な予感がしてとっさに振り向くと、見えたのはその子が公園の外に走っていく姿で…… 一瞬だった。その時道路に見えたのは犬、見知らぬ女の子、そしてトラック―そしてそこに飛び込むあの子。その後―その後どうなったんだっけ……思い出せない いない    頭が真っ白になっていた。なんでこんなに私は辛いんだろう。おぼろげな思考で、親に手を引かれて私は真っ黒な館に足を踏み入れる。部屋にはあの子の写真が大きく飾ってあって、沢山の人が泣いていた。色んな人が色んなことを言っていたが、何も頭に入ってこなかった。 そうこうしているうちに食堂に通されて、食事が振る舞われた。食欲など微塵も湧かなかったけど、親が「あなたのためにもレティシアのためにも食べなさい」としつこく言うので……食べた。 そう、これは幸せなこと、食べて……食べて彼女は私と生きる。……生きる?彼女はもう私の隣にいないのに!!食事を終えた私は、人目を憚らず声を上げて泣きじゃくった。 悲しみ    あれから数週間経ったが、胸の中の悲しさは続いていた。 もう、私の家族はもちろん、学校のクラスのみんなも、レティシアの親でさえも―レティシアのことを悲しんでいなかった。食べて一緒になったから大丈夫だって、みんな口を揃えて言う。それはそう、家でも学校でも教わってたことだったけど……実際に大切な人を喪って私はそうは思えなかった。この街は狂っている。―そんな話をしたら、叩かれた。狂っているのは、おかしいのは私なのだろうか。 食べて    誰も私の悲しみを受け止めてくれない。話せば話すほど拒絶される― 色んな人に言われて、言えなくて、私は気がついた。 ―私も……私も食べられたい。 私も死んで食べれれればきっと幸せになれる、みんな受け入れて生きてくれる。あの子のもとへ、誰かの身体の中で死者として共に…… それで死に場所を探そうとしたけれど、結局どうなったんだっけ。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 □□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) アリア   への 執着 ■■□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る) ナディ   への 独占 ■■■□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) ミルシェ  への 執着 ■■■□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   1   0 サブクラス   0   1   1 ボーナス 寵愛 =合計=   1   3   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名  : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  癒し       : オート   :    :   : 他の姉妹からのあなたに対する対話判定は+1される [メインクラス] 臓物豚      : オート   :    :   : BP後姉妹全員はらわた修復可 [メインクラス] 死人の流儀    : ジャッジ  : →   : 0~1: コストの代わりに任意の基本パーツ一つ損傷。支援2か妨害2 [メインクラス] 庇う       : ダメージ  : 0   : 0~1: 対象が受けたダメージを代わりに自信が受ける。1ターンに何度でも使用可 [サブクラス]  肉の宴      : アクション : 1   : 自身: 損傷した基本パーツひとつを修復する [頭]      のうみそ     : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま      : オート   :    :   : 1 [頭]      あご       : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      しびとだけ    : ジャッジ  : 0   : 0  : 妨害2 [頭]      ボイスエフェクト : ラピッド  : 2   : 0~2: 対象の姉妹一人と互いに対話判定する [腕]      こぶし      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで       : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた       : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      肉切り包丁    : アクション : 2   : 0  : 白兵攻撃2 [腕]      たからもの    : オート   :    :   : 写真 [腕]      たからもの    : オート   :    :   : あの子との写真 [胴]      せぼね      : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      しんぞう     : オート   :    :   : 1 [胴]      しょくしゅ    : ラピッド  : 1   : 0~1: 移動妨害1 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし       : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:16点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     14点(  8 /  6)     第一話 1    -10点(   / -10)     庇う 獲得 2     -4点(   / -4)     たからもの -1 3     16点(  6 / 10)     第二話 メモ: 食べてほしいと思っている。 生前親しかった人物が食葬により葬られた。大人たちは「あの人は安らかに眠った」と言う。 そうか、自分がこうして蘇って苦しいのは死後肉体を食べてもらえなかったからだ。 肉体を食べて、食べて、食べつくしてもらうこと。それを目標にして元気に旅をしている。