タイトル:麗焔 キャラクター名:麗焔(レイイェン) 種族: 享年:13 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長: 体重: ポジション:ソロリティ クラス: レクイエム / バロック 初期配置:花園 行動値:13 ■パーソナルデータ■ 暗示:10 幸福 [記憶のカケラ] 内容 33 金欲    お金ほしい かぞく    君たちは、家族だった。寝るのも、ご飯を食べるのも、遊びに行くのもいつも一緒。 だから、見知らぬ場所にいても、みんながいるってだけで随分と心強いのだけど… ……なんだかちょっと寝ている間に、随分と見た目が変わったね? 口論     誰かと誰かが言い争っている様子を覚えている。 その人物が自分であったかは定かではないが、ただ一つ言えるのは、その原因が自分であるということだ。 晴れ舞台   それは私のために用意された舞台だった。 私の力を十分に発揮できるようなお膳立てがなされた。力だって与えられた。 怯える街の人々を前に、笑顔で火炎瓶を投げた。 私はとっても幸せなのだ。 たとえ目の前の街が滅びようとも、家族には関係がない。 家族のために戦える機会を与えてくれた彼には感謝している。 走馬灯    ものすごいスピードで景色が流れていった。それは自分が生きていた頃の記憶だ。家族との幸せな記憶があたまの中をよぎっていく。あぁ、泣かないで××。私はここで死ぬことができて幸せなんだから。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) 超々    への 対抗 ■■■□ 過剰競争(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたは狂気点を追加で得る) ムシキ   への 憧憬 ■■□□ 贋作妄想(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が同じエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   2   0   0 サブクラス   0   2   0 ボーナス 寵愛       1 =合計=   2   3   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名            : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ               : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま                : オート   :    :   : 1 [頭]      あご                 : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし                : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで                 : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた                 : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね                : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた               : オート   :    :   : [胴]      はらわた               : オート   :    :   : [脚]      ほね                 : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね                 : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし                 : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 []                         : オート   :    :   : [頭]      お守り                : オート   :    :   : [頭]      ロケット               : オート   :    :   : 長円形のロケットペンダント 金色のペンダント。中には家族の写真が入れられている。 [頭]      よぶんなあたま            : オート   :    :   : 最大行動値+2 [頭]      つめたいひかり            : アクション : 1   : 自身: ターン終了か、このパーツ破損までホラー・レギオンはあなた以外の対象への攻撃判定-1 [頭]      アドレナリン             : オート   :    :   : 最大行動値+1 [頭]      レーザービーム            : アクション : 3   : 0~3: 射撃1+切断 [腕]      火炎ビン               : アクション : 2   : 0~1 : 砲撃1+爆発+連撃1 判定-1 [腕]      捕縛銃                : アクション : 3   : 1  : 射撃1+転倒 命中した対象はT終了まで、自身を対象にした移動Mに行動値2点追加 [胴]      心臓                 : オート   :    :   : 最大行動値+1 [胴]      やせぎす               : オート   : なし  : 自身: BPで1判定につき1回妨害無効 [ポジション]  優雅                 : オート   :    :   : 狂気点で振り直す際、任意の姉妹1体にあなたへの対話判定をさせてよい [メインクラス] 集中                 : ラピッド  : 2   : 自身: T終了まで自身の攻撃判定+1 [メインクラス] 子守歌                : オート   :    :   : BPで射撃Mの出目-1、コスト-1 [サブクラス]  歪極                 : オート   :    :   : 変異3取得→やせぎす [ポジション]  号令                 : ラピッド  : 2   :   : 姉妹全員、攻撃マニューバ1つをラピッドで使用してよい [メインクラス] 銃神                 : オート   : なし  : 自身: 射撃Mの出目+1 [メインクラス] 最高の戦友              : ラピッド  : 1   : 自身: 白兵か射撃のパーツを損傷前に戻しても良い []                         : オート   :    :   : [胴]      天上への切符             : オート   :    :   : []       【集中】【銃神】【子守歌】【捕縛銃】 : アクション : 2   : 1  : 射撃1+転倒 判定+1 ■その他■ 寵愛点:149点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     38点( 19 / 19)     10変異+1 よぶんなあたま取得 余り9 1     16点( 16 /合計25)    10号令取得 10銃神取得 4はらわた修復 余り2 2     48点( 23 / 25)     10レーザービーム 10最高の戦友 4むしきへの狂気点-1 余り1 3     47点( 23 / 24) メモ: 髪が光るし火炎瓶投げるしで色々まぶしい。 自分はしっかり者で、、姉たちをまとめられるのは自分しか居ない!と思っている。 実は姉たちを見ることで世界の現状から目をそらしているのかもしれない。 光る髪で目をくらませてるのは、はたして敵だけだろうか。 【くうそうれっしゃ】 三人揃って変な夢を見ちゃったわ。変な体になって、変な列車に乗ってる夢。 チャオとむしきはその体を気に入ってる見たいで、特にむしきなんてあちこち飛んだり跳ねたりで手がつけられない。この子ってこんな感じだったっけ?よく思い出せないな。チャオは相変わらずのカンフーバカで、そのくせお姉ちゃん風吹かせるから笑っちゃう。やっぱり私がしっかりしてなきゃダメね。 その列車は宇宙を飛んでるみたいで、どこに向かうか分からなかった。でも電車なんだから運転手がいるはずだと思ったから探しに行ったの。 列車に乗ってるお客さんは私たちだけみたいだったけど、置いてある本から行き先は分かったわ。 運転席への扉はチャオが吹き飛ばしてくれたから、こういう時にはあの子とその体は便利なのよね。 そこにいた車掌さんに切符を見せるように言われたけど、そんなもの持ってる覚えは無かったわ。でも無賃乗車は排除されちゃうみたい。そんな時にちょうどよく、他の無賃乗車のお客さん。血の気が多くて、いや、むしろ血色は悪い方なんだけど。ともかくその人達と車掌さん達が襲いかかって来た。私は二人と違って頭が光ってるくらいで大した事はできないんだけど、その光に目がくらんだ敵の攻撃をチャオがほとんど捌いちゃった。なんだ、私達って強いのね。 最後に残った車掌さんが改めて切符の提示を求めてきたんだけど、どうやら私達のポケットにそれがあったみたい。 こんなに強い私達なら、列車がどこにたどり着いても大丈夫ね。そう思ったら、何だかこの夢も悪く無いじゃない。なんて事を思っていたら、夢から覚めちゃった。 手のかかるお姉ちゃん達だと思ってたけど、一緒に夢を見るくらい仲が良かったんだ。しょうがないから、もうちょっと面倒見てあげないとね。 【蝶の飛翔は幸か不幸か】 目が覚めたらチャオと二人、医療品が散らばる倉庫みたいな所で目覚めていた。というかこの体…、前に見た夢と同じ。しかも私はよぶんな頭が1つ増えてるわね。私じゃないもう一人の私…。確かに私って、一歩引いて皆を見ちゃうところがあるから、それが本当に頭になっちゃったて事かしら。まあ今のところ口は聞かないみたいだから助かるわ。これ以上うるさい姉妹が増えたら大変だもの。それに、2人の姉を2つの頭で相手できるならちょうどいいわ。あの子達を相手するには脳みそが足りないって思ってたところなのよ。 姉妹と言えば、むしきはどこに行ったのかしら。そう思ってチャオと一緒に向かった先には瓦礫の山。回りも見ずにチャオがそれをどかしながらむしきの事呼ぶから驚いた。そして本当に居るんだからさらに驚いたわ。これが野生の感ってやつね。私に足りないものだわ。欲しくないけど。 カプセルの中から目覚めたむしきも、ここの事は覚えて無い見たいで、周りを探してもよく分からない。唯一分かった事はチャオはお父さんと一緒に北に向かった事。ルークって誰なのかしら。 とにかくここは崩れそうだから、早く出ないと。 外に向かう途中の資料室でむしきが何かを見付けたみたいだけど、私達には見せてくれない。逃げ惑うあの子に追い付けるわけもないし、ここは諦めるしか無さそうね。 大きな扉の先には人面の虫や植物がいてとっても気持ち悪かったから、どうにか静かに通り抜けられないかと思ったのだけれど、そう上手くはいかないわね。 根っこの生えた植物には私の捕縛銃も効果なし。でも頭の光で狙いは逸れてるみたいだから良かった。やっぱり戦闘ではあの子達がとっても頼りになるわね。 敵を倒した後に見付けた木箱から、同意書を見付けた。そこにはむしきのサイン。病気の治療の為の実験で、そのお陰でむしきは今のよく動く体になったみたい。 好き勝手動かれて困ることもあるけど、それがむしきの望みなんだったらまあ、いいかな。今の私には目が4つもあるもの。ちゃんと見ておいてあげるわ。 同意書と一緒に入っていた地図にはここから北にある町に印がついてた。北…、チャオがお父さんと向かった方角。ここにずっと居るわけにもいかないし、とにかくそこに向かいましょうか。 そして向かった外の世界は、もう終わってしまっていた。こんなところで、何かを見付けられるのかしら。これもまた夢って事にならないかしら。私は悲しい気持ちになっていたけど、チャオもむしきは相変わらず気楽で、そんな様子を見てたらゆっくり落ち込んでもいられなさそう。 こんな世界でも、この子達となら何とかなりそうね。 だから私は、せめてこの子達が絶望してしまわないように、しっかり引っ張っていてあげなきゃね。 【アナーキーの心音】 荒れ地を進み、たどり着いたのは見渡す限りの広大な壁、そこにある門には小さな門番。門番が言うにはここが友樹町、イリーナとエリーゼに助けられた子達が暮らす街みたい。門番の子が持っていたロケットに見覚えがあったのは、生前私が持っていたものだから。それを伝えるとあっさり渡してくれた。持ち主を待っていたみたい。中の写真は私たちの家族写真。ちゃおは変な顔してるけど、いい写真じゃない?もともと私の物なんだから、これは大事に持っておくわ。 エリーゼが案内してくれるって言うから、街中の待ち合わせ場所に行ったわ。そしたら花火が上がって目を奪われたんだけど、その隙に誰かに殴られて意識を失っちゃった。こういう時に守ってくれないなんて頼りにならないわ。 目を覚ました場所は牢屋の中、日用品と一緒に囚われてるならそう悪い待遇でもないのかしら。 そもそもこの鉄格子、今の私には大した障害にもならないわ。そう思って壊してやろうとしたところ、一人の女の子が。この子がイリーナで、私に対して銃を向けながら私のしたことが許せないって。でも困ったわ。昔の事なんて覚えてないもの。しきりに姉妹の二人へ危害を加えるって脅してくるけど、二人の心配はいらないでしょうね。だったら、この子から聞き出せることは聞き出さなきゃね。で、話してたら思い出しちゃった。確かにこの子の言う通り、私がこの街を焼いたみたい。まあこの事は黙っておきましょう。言ったら本当に殺されかねないし。 そうこうしている間にイリーナはどこかに行っちゃった。残していった無線機から聞こえた声むしきの声を頼りに何とか合流できたけど、町が襲撃されてるから助けに行こうだって。こんな町さっさと出てしまいたいたかったのだけど、しょうがないから付き合ってあげるわ。 で、助けに言ったらあの偉そうなイリーナって子はあっさりボコボコになっちゃってて。笑っちゃうわね。ただ実際に戦ってみるとひどいもので、私も足やら腕やら全部飛ばされちゃって、後は頭が光るだけの電球になっちゃった。何とか号令でも出してみんなに指示は出してみるけど、結局私は戦闘では役に立たないのよ。でもそれでいいの。その点ではあの子たちを信じてるから。 でも今回は結局、途中で敵が撤退してくれたわ。この襲撃って何だったのかしら。イリーナが言うには北から来てるらしいけど、まあ目指す方向も一緒だし、見に行ってあげなくはないわね。 一応、去り際にあの子達には謝っておいたわ。私がこの街にしたことを。 きっとこの先にルークがいる。私たちをこんな体にして、私にこの街を焼かせた人が。 お父さんもいたらいいのにな…。 でも、もし居なくても大丈夫よ。私たち姉妹なら何とかやっていける気がするもの。 【死人使いはかく微笑み】 北を目指してたら墓を見つけたわ。死体の歩く世界だもの、どうせ中身なんてないんでしょうし、ちゃおに掘り返してもらったら思い出しちゃった。これって私の墓じゃない。なんか幸せに死んだみたいだけど、なんでかしら。なんにせよこんな所にもう用はないわ。早く北に向かいましょ。 そうしてたどり着いた船は、予想に反して荒野のど真ん中にあった。場所もそうだけど見た目からして座礁したって感じじゃないわね。あえて置いてるのだとしたらセンスを疑うわ。 中に入ってみたら一度にいくつかの音楽が一気に流れ始めてすごく気分が悪くなる。本当に趣味が悪いのね。 友樹町で私が攫われたからってちゃおがすごく心配してきて、体からのびるヒモを掴まされたけど、どっちかというと私の方が犬の散歩をしている気分よ。 中にはいくつか部屋があって、その中からそれぞれ音楽が流れてるみたいだったから最初はむしきに行かせたんだけど今にして思えば不用心だったわ。おっきな声を出したから心配したのに、すぐに暗闇が晴れて部屋にポツンと立ってるもんだから、大したこと無いんだと思ってほかの部屋には一緒に入ったんだけど、そこで誰かの記憶を見せられたわ。残りの部屋も全部そうだったから、きっと最初の部屋でもむしきだけが何かを見てるはずよね。何を見たかは知らないけど、あの子はそういうのを隠して一人で抱え込んじゃうのよね。それでお姉ちゃんぶってるつもりかしら。そういうのは私に任せて、あなたはぴょこぴょこ跳ねてればいいのよ。 私が部屋で見たのは、私が誰かに連れていかれるところと、お父さんが死ぬところ、そして自分自身が死ぬところ。自分自身って言っても、お父さんと最後まで一緒に居て、私のお墓の前で死んだんだから、これはちゃおの記憶かしら。 どれも見るのが嫌になるようなものだったけど、三つ目の部屋に入る前、ちゃおが私たちの手を取ってきたわ。むしきだけじゃなくてあなたまでお姉ちゃんぶっちゃって。ちゃおがお姉ちゃんぶるのはいつもの事で、いっつも口だけだけど、この時ばかりはさすがに認めてあげてもいいと思ったわ。 最後の部屋には「準備ができたらいつでもおいで」ってメッセージ。 準備なんてとっくにできてるわ。私たち姉妹を舐めないでよね。 船底に降りたつもりが長い廊下が続いていて、ついた先は大きな広間。やっぱりあの船はわざわざここに置いたものだったみたい。 広間の壁にはモニターがぎっしりで中央にはルークが居た。なるほど、ずっと見てたってわけね。いよいよほんとに趣味が悪いわ。 こいつの御託なんてどうでもいいわ。お父さんはどうなったの?その答えは天井から。落ちてきたそれは変わり果てた姿のお父さん。修復したとか言ってたけど、こいつの趣味の悪さはもうわかってたし、こうなることもちょっとは分かってたけど、いざ目の前にしてみるとショックなモノね。 でも落ち込んでる場合じゃないわ。友樹町の事も、お父さんの事も、そして何より私たちの事も、全部こいつが悪いんじゃない。叩きのめしてやるわ。 勢い込んで戦闘を始めたけど、変な音に加えて敵が何かしているせいでどうも心がざわつく。後ろからでも攻撃できるようにはなったけど、やっぱりあの子達にはかなわなくて、目の前で傷ついていくあの子達を見ているとせめて少しでも力にならなきゃと一層心が追い詰められてゆく。だけどせめて、こうして私が後ろに居ることであの子たちの支えになれればと、あくまで優雅に、決して無様な姿は見せないわ。私の事は心配しないで、全力で戦いなさい。 むしきが変わり果てたお父さんの動きを止めてあげて、ちゃおがルークにとどめを刺したと思ったんだけど、あいつはそこから化け物みたいな姿に変身した。でも諦めない。私たちが負けるわけない。私の上げた声に二人が呼吸を合わせて総攻撃をかけたら、化け物はバラバラになった。 ちょっと本気になりすぎたかしら。しょうがないわよ、こっちだっていっぱいいっぱいなんだから。 でもこれでお終いよ。私たちの旅の目的は果たしたんだもの。 甘えん坊なむしきがお父さんの首を拾って持って行く事にしたけど、後は全部焼き払っておくことにしたわ。こんな場所、もう必要ないもの。 これからどうしようかしらね。私はもう戦うのはごめんだから、姉妹そろって友樹町でのんびり暮らしたいわ。ちゃおには退屈かなって思ったけど、なんだか町の子達を鍛えるつもりみたい。間違っても私は巻き込まないでよね。 そうは言っても、きっとこの二人は、いつか冒険に出たがるかもしれないな。そうなったら、きっとついていく事になっちゃうんでしょうね。だってあの子達二人きりじゃすぐに危ないところに行っちゃいそうで心配だもの。 …なにより、ずっと一緒に居たいもの。