タイトル:ドリップ ルナシェード キャラクター名:ドリップ ルナシェード 種族: 享年:12 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長: 体重: ポジション:コート クラス: レクイエム / タナトス 初期配置:花園 行動値:9 ■パーソナルデータ■ 暗示:絶望 [記憶のカケラ] 内容 神様     祈りを捧げるべき存在がいた。それは『神』と呼ばれていた。祈ることで幸せになれると信じていた。今のあなたは幸せだろうか。幸せじゃないなら、祈りが足りなかったのかもしれない。 窓から    窓の外をじっと眺めていた記憶。窓の外に何があったか、思い出せないけれど。それは窓の中、あなたがいた場所よりもずっと、ずっと美しくて。外へ憧れ続けた。少なくとも、ここはあの窓の外じゃない。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   2   0   0 サブクラス   1   0   1 ボーナス 寵愛 =合計=   3   1   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [ポジション]  助言      : ジャッジ  : 2   : 0~2: 支援または妨害1。 [メインクラス] 銃神      : オート   : 0   : 自身: 射撃攻撃マニューバの攻撃判定において、 出目を+1してもよい。 [メインクラス] 集中      : ラピッド  : 2   : 自身: 宣言後、ターン終了まで 自身の攻撃判定の出目は+1される。 [サブクラス]  刹那      : オート   : 0   : 自身: 攻撃マニューバを使用した際、 自身以外は「ラピッド」「ジャッジ」で マニューバを使用できない。 [頭]      ボルトヘッド  : ジャッジ  : 1   : 自身: 支援2。 [胴]      狙撃ライフル  : アクション : 2   : 2~3: 射撃攻撃1、 攻撃判定の出目+1。 [腕]      ショットガン  : アクション : 2   : 0~1: 射撃攻撃1+爆発、 攻撃判定の出目+1。 [腕]      対戦車ライフル : アクション : 4   : 1~3: 射撃攻撃5。 [胴]      あるびの    : ジャッジ  : 1   : 0~1: 支援1。 ■その他■ 寵愛点:0点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     0点(   /  ) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: そのアルビノの容姿から小さな集落で『神』として崇められ、監禁され生涯を終えた少女。 彼女自身には何も特別な力はないのに、一身に村人の嘆き、祈り、願いをぶつけられ苦しんできた。 終末戦争による飢饉や環境汚染による天災によって苦しみながら死に絶える人々。 鉄格子の窓の外に見える光景には苦しみしかなかったが、監禁され、隔離され何も出来ず手をこまねいているしかない窓の内側にずっといるよりかは自身も外で苦しんだ方が幾分もましに思えた。 まかりなりにも『神』として崇められていたため、少ないながらもお供え物によって飢えることはなかった。 しかしそれが何も出来ない彼女にとっては余計に苦しむ要因となっていた。 飢え死にいく人を尻目に自分だけ腹を満たすことなど出来ない、そう思いお供え物に手をつけなければ、『神は不服だ。神が我々を見放してしまう』と余計にお供えの量が増え、挙句には村の娘などの人身が供えられた。 仕方なく『神』の真似事として、忠告や助言をするも、一介の少女の知恵で終わり行く世界の破滅の流れを回避させることなど出来るはずがなかった。 一人、また一人と飢えで息絶えていき、ついに少女と一人の村人のみになった。 もう何も供えるものがなくなり、ただただ祈るばかりだったその村人が、ふと口を開いた。 「我らはこんなにも祈り、捧げ、奉ってきたのだというのに、お前は一度だって我らを助けてはくれなかった」 「何が神だ。何が村を救う救世主だ。お前はただの疫病神だ。お前への貢物がなければ、この村はまだましだったのに、娘は死なずにすんだのに」 一気にまくし立てると、村人は懐から銃を取り出し、その銃口を自身のこめかみに押し当て、命を絶った。 少女の目の前で。 窓の外で。 少女は何も出来ない自分、村を救えず何も出来なかった自分、村を救うことなんて出来ないのに何かを求められていた自分に絶望し、自ら命を絶とうとした。 窓の外、今しがた自殺した村人の持つ銃を使って。 長い監禁生活、死にたいと思ったことは幾度もあった。 しかしそれが出来ない、させないように、監禁されていた部屋の中には自殺に使えるようなものは一切なかった。 少女は必死に手を伸ばした。 窓の外へ。 それこそ死に物狂いで。 自ら死ぬために。 しかし無常にもその手は届くことはなく、少女は救いの手を差し伸べることの出来なかった村人たちと同じように、飢えて死んでいくことしか出来なかったのである。