タイトル:イライザ・ベルウッド キャラクター名:イライザ・ベルウッド(本名:鈴森英理) 種族:二次元キャラクター 年齢:17歳? 性別:女性 髪の色:薄紫 / 瞳の色:赤 / 肌の色:白 身長:160cm 体重:49kg(公表データ) ワークス  :番長連A カヴァー  :番長連の悪役令嬢 シンドローム:エグザイル、バロール ■ライフパス■ 覚醒:償い 衝動:嫌悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:4 (シンドローム:2,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:1) 〈白兵〉:SL13 / 判定 4r+13 〈回避〉:SL1 / 判定 4r+1 〈運転〉:SL4 / 判定 4r+4 二輪 【感覚】:2 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r+1 〈知覚〉:SL / 判定 2r+1 〈芸術〉:SL2 / 判定 2r+3 ゲーム 〈芸術〉:SL1 / 判定 2r ダンス 【精神】:2 (シンドローム:0,2 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 2r 〈意志〉:SL1 / 判定 2r+2 〈知識〉:SL1 / 判定 2r+1 アーティファクト 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL2 / 判定 2r+2 〈調達〉:SL2 / 判定 2r+2 〈情報〉:SL3 / 判定 6r+2 アカデミア 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 FH 【HP】    30 【侵蝕基本値】 39% 【行動値】   6 【戦闘移動】  11m ■エフェクト■ 《スキル名》          /SL /タイミング /判定/対象   /射程/コスト/効果など 《ワーディング》        /★$/オート$   /自動/シーン  /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》         /1$ /気絶時$   /自動/自身   /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《赤方偏移世界》        /5 /セットアップ   /自動/単体   /視界/2   /ラウンド中、対象の行動値+[Lv*2]、戦闘移動+10m 《果てなき先駆》        /1 /セットアップ   /自動/単体   /視界/3   /《赤方偏移世界》と組み合わせて使用。上昇する行動値+5。シナリオLv回 《骨の剣》           /5 /マイナー  /自動/自身   /至近/3   /素手データ変更 《死招きの爪》         /4 /マイナー  /自動/自身   /至近/3+1  /《骨の剣》と組み合わせて使用。素手攻撃力+[Lv*5]。シーン中、他武器装備不可 《生命の黄金率》        /3 /マイナー  /自動/自身   /至近/5   /シーン中、【肉体】判定+[Lv+1]D。効果中、複数の《形状変化:》の効果を受けられる 《クレンジング》        /1 /マイナー  /自動/自身   /至近/2   /受けている任意のエフェクト効果を解除する。バッドステータス解除不可。シーン1回 《コンセントレイト:エグザイル》/3 /メジャー  /対決/     /  /2   /C値-Lv(下限7) 《貪欲なる拳》         /3 /メジャー  /対決/     /武器/3   /白兵攻撃判定+[Lv+1]D 《漆黒の拳》          /1 /メジャー  /対決/単体   /武器/3   /素手の白兵攻撃力+Lv、装甲無視 《貫きの腕》          /1 /メジャー  /対決/単体   /武器/3   /この攻撃に対するガード、カバーリング不可。判定-3D。シナリオLv回 《ブレインハック》       /1 /メジャー  /対決/単体   /至近/10  /命中時、シーン内の対象に「憎悪:任意の対象1人」付与。シーン1回 《漆黒の波濤》         /1 /メジャー  /対決/範囲(選択)/武器/3   /素手による攻撃を対象:範囲(選択)に変更、攻撃力+Lv。ラウンド1回 《メモリーハック》       /1 /メジャー  /対決/単体   /至近/4   /対象の〈意志〉と対決を行い、勝利した場合、対象の記憶を盗み見れる。どの程度の記憶を盗み見れるかはGMが決定する。シナリオLv回 《死神の手》          /3 /メジャー  /対決/     /  /4   /素手攻撃力+[Lv*4] 《ジャイアントグロウス》    /3 /メジャー  /自動/範囲(選択)/武器/5   /白兵攻撃を対象:範囲(選択)に変更、攻撃力+2D。シナリオLv回 《フラットシフト》       /1 /メジャー/リアクション/自動/     /  /0   /判定で上昇する侵蝕率を0にする。シナリオ1回 《デジャヴュ》         /1 /メジャー  /自動/自身   /至近/2   /GMに対して疑問点を直接質問できる。GMが回答拒否時、使用回数に数えない。シナリオLv回、組み合わせ不可 《コンダクト》         /1 /イニシアチブ   /自動/単体   /至近/10  /対象はイニシアチブプロセスでメインプロセスを行える。自身不可。対象が未行動でないと使用不可。シナリオ1回、組み合わせ不可 《時間凍結》          /1 /イニシアチブ   /自動/自身   /至近/5   /イニシアチブプロセスでメインプロセスを行える。行動済みでも可能、使用後行動済みにならない。メインプロセス終了時、HP20点消費。シナリオ1回、組み合わせ不可 《セットバック》        /2 /オート   /自動/自身   /至近/2   /重圧を受けていても使用可能。バッドステータスを受けた直後に使用。受けている暴走以外のバッドステータスをLv個回復する。ラウンド1回 《孤独の魔眼》         /1 /オート   /自動/効果参照 /視界/4   /あなたを対象に含む対象:範囲か範囲(選択)の攻撃判定直前に使用。対象:単体(あなたひとり)に変更する。カバーリング不可。シナリオLv回 《紡ぎの魔眼》         /3 /オート   /自動/自身   /至近/1   /判定の直前に使用。判定+[Lv]D。ラウンド1回 《異世界の因子》        /1 /オート   /自動/効果参照 /視界/5   /シーン内で使用されたエフェクト1つを、シーン中Lv1で取得する。エネミーエフェクト、「制限:ピュア」不可。シナリオ1回 《デモンズウェブ》       /3 /オート   /自動/単体   /10m /2   /対象へのHPダメージ算出直後に使用。対象が受ける予定のHPダメージ-[Lv+1]D点。ラウンド1回 《時の棺》           /1 /オート   /自動/単体   /視界/10  /対象が判定を行う直前に使用。その判定は失敗となる。シナリオ1回 《ダヴィンチの調和》      /1 /オート   /自動/自身   /至近/1d10 /判定の直前に使用。C値-1(下限6)。シナリオLv回 《崩壊のスフィア》       /3 /オート   /自動/単体   /視界/2d10 /対象のダメージロール直前に使用。ダメージ+[Lv*2]D。シナリオ1回 《アナザーセルフ》       /1 /オート   /自動/自身   /至近/4d10 /いつでも使用可能。取得エフェクトひとつの使用回数を1回分回復する。シナリオ1回 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ 素手    1   4r+12 +33   6   至近 《骨の剣》《死招きの爪》適用後(“リーサルシャイン”適用済) =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   6    pt ■所持品■ 名称                単価 個数 価格 備考 携帯電話                 1   0   至って普通のスマートフォン PSH                   1   0   正式名称(?)は「プレイステーションほにゃらら」。「滅錠のウィンクルム」をプレイするための携帯ゲーム機で、10年ほど前が全盛期だった カスタマイズ:アプリゲーム        1   0   マイナーアクションで使用。財産ポイント1点を消費し、メインプロセスで行う〈芸術:ゲーム〉の判定達成値+1 カスタマイズ:デディケイテッド      1   0   “PSH”を選択。あなたにしか使用できない カスタマイズ:ラグジュアリー       1   0   “PSH”を選択。そのアイテムはあなたの餓えや乾き、あるいは所有欲を満たしてくれる カスタマイズ:ブランケット        1   0   “PSH”を選択。所持している時、〈意志〉の判定達成値+1。所持していない時、〈意志〉の判定達成値-1 制服                   1   0   “学園”の制服ではなく、自前の黒セーラーにこだわりがある Aランク:スペシャリスト         1   0   《貪欲なる拳》を組み合わせた判定達成値+3。侵蝕率基本値+4 学園通の友人            1   1   1   〈情報:アカデミア〉の判定+2D カスタマイズ:ダブルスパイ        1   0   “学園通の友人”を選択。〈情報:アカデミア〉の判定+1D。あなたに対する【社会】を使用した判定へのリアクション-1D カスタマイズ:サヴィ           1   0   “学園通の友人”を選択。〈情報:アカデミア〉の判定+1D、達成値-1 コネ:手配師            1   1   1   〈調達〉の判定+3D。シナリオ1回 カスタマイズ:パトロン          1   0   “コネ:手配師”を選択。財産ポイント+2。侵蝕率基本値+2 ウェポンケース           1   1   1   選択した武器か防具ひとつをオートアクションで装備できる エンブレム:Rエンハンサー        1   0   エフェクトを組み合わせた攻撃ダメージ+1D、侵蝕値合計+1 ラッキーメダル:シルバー      2   1   2   【感覚】の判定および【感覚】を使用した技能の判定達成値+1。戦闘中は効果なし デモンズシード              1   0   《死招きの爪》の最大Lv+1、侵蝕値+1 リーサルシャイン             1   0   エフェクトにより作成した武器または変更後の素手の攻撃力+3 インフィニティコロナ           1   0   白兵攻撃の直前に使用。その攻撃の攻撃力+[使用している武器ひとつの攻撃力]。シナリオ1回 メモリー1:“マスター・メモリー”    1   0   N:憎悪/封じられていた記憶の中で言葉を交わした謎の人物。愛するウィリアム様に違いないと調査を進めていくが、後にFHのマスターエージェントであったと発覚し、愛情は憎悪に変わった。 メモリー2:番長連の皆さん        1   0   P:遺志/無道ささき、大槻太郎、大和亜季、姫野風雅、近堂水琴、オルガ・イツカ──“マスター・ブシドー”との戦いで命を落とした友人たち。しかし、彼とは違って、彼らには墓標に刻むべき名がある。そして、共に過ごした日々の記憶もまた、滅びることはない。 =所持品合計=     5 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     5 pt 【常備化ポイント】 8 pt 【財産ポイント】  5 pt ■ロイス■ 対象                           好意 悪意  備考 古代種(エンシェントレネゲイド)                    不老である。古代種専用エフェクトを取得する。 固定(RE):レーベンスボルン伯ウィリアム・ブラックモア様 執着 疎外感 画面の向こうの“愛するお方”。女性向け恋愛ADV「滅錠のウィンクルム」の登場キャラクターなのだが、攻略対象ではない。 固定(YE):天王寺璃奈                  純愛 食傷  “鉄火番長”大槻から、面倒を見るよう頼まれた新人番長。滅錠を(KOTYスレ経由で)知っている、数少ない同士。 レ:マスター・レギオン                  慕情 隔意  ■■■■■■の面影を感じる、美しい瞳の方。旧知の間柄であるような、喧嘩別れしたきりの友人であるような。それでも、この方と共に歩むことは、もうできない。 鐘嵐珠                          友情 敵愾心 天王寺が可愛がろうとしていた新入生。親に捨てられ、力を利用され破滅した姿は痛ましいが…… 守るべき友人たち                     友情 憐憫  渋谷凛、藤林長人、 南慈英、ジャルマル、胡蝶しのぶ。戦場の外に残してきた彼らのためにも、高らかに凱旋しなければ。 SAVE                           友情 恐怖  かけがえのない友人たち。打算と責務による関係であったとしても、彼らは長い人生の中で、得難い友人だった。失うことを、恐怖するほどに。 ■その他■ メモ: 【参加したシナリオ】(敬称略) #1「Welcome to Academia」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR 牛若への恋心と上原歩夢への嫉妬心を利用され、暴走状態に陥った生徒会インターンの“無敵級*ビリーバー”中須かすみ。“ディオゲネスクラブ”の魔の手は、既に生徒会や委員会・部活動上層部に食い込んでいた。 ※保健委員長の“パナケア”小柳紗耶香に、公衆の面前で制服を裂かれた際の恥辱から、治療に際して二度と他人の手を借りるまいと心に誓った。高級シャインマスカット然としたEXレネゲイド(「パナケイアの果実」)と、なんか美味しく食べられるお砂糖(「メディカルサポート」)を手に入れたことで、時間の流れを操作した際の反動として受けるダメージを制御しやすくなった。 ・牛若真緒(PC1/綺羅):船で護衛した転入生。Aランクアタッカーの高等部2年生。女運に恵まれているのかいないのか分からないが、所詮は塵芥のような庶民のうち一人に過ぎない。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):船で護衛した転入生。Bランクアタッカーの高等部2年生。UGNチルドレンという割にはまともそうに見えるが、所詮は下々の庶民のうち一人に過ぎない。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/大根):第一生徒会庶務→副会長。Aランクスペシャリストの高等部2年生。正統派お嬢様(読み:ヒロイン)要員として勝手にライバル視している。頑なに本名で呼んでくることについては少しばかり不服だが、その立場と戦闘能力に対しては誠意を示しており、内心感服している。 ・“デジタル番長” 天王寺璃奈(NPC/シナリオロイス):“ディオゲネスクラブ”の「ゲームマスター様」たる“アナログハート”の正体であり、“再戦”を約束した存在。普段はただの後輩として可愛がっているが、彼女と再び“ゲーム”ができる日を待ち望みながら、一見変わり映えのない日常を過ごしている。なお、二次創作SSサイトを開設していた黒歴史を知られていたことには、実はかなり動揺していた。 #2「Day Dream Warrior」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR 風紀委員会の人事再編で、“凪”富岡義勇と“楽しいの天才”宮下愛が、新たな副委員長に就任する。一方、球技大会を目前に控える校内では、“ノーフェイス”による襲撃が相次いでいた。容疑者として浮かび上がったのは、FHエージェント“マスター・レギオン”と、演劇部座長の一般生徒“サン・ヴィザージュ”桜坂しずくで…… ※これまで、“学園”の生活においては長らく必要に迫られなかったが、圧倒的な実力を持つ九条の戦いぶり、そして“ディオゲネスクラブ”のマスターエージェントであった“マスター・レギオン”との戦いに感化され、戦闘スタイルを見直そうと思い立った。鋭利な縦ロールを活かしたこれまでの攻撃スタイルから、自身の腕の骨を大きな鎌のような形に変形させて振るうようになる(《死神の手》)。この鎌は、対象の生命力が強ければ強いほど巨大化する性質を持っている(《ジャイアントグロウス》)。さらに、時間や次元さえ超越した二次元キャラクターとしての特性(?)を、積極的に利用するようになった(《赤方偏移世界》《異世界の因子》)。ちなみに、「(「ゲームマスター様」以外にも)内通者が存在する場合に備える」という名目で、戦いの疲れを癒すため優雅なティータイムを過ごしたり、誰にも邪魔されずに滅錠をプレイできる桃源郷が完成したらしい(《ポケットディメンジョン》)。 ・牛若真緒(PC1/綺羅):“ノーフェイス”に襲撃を受けた関係者として、「対ディオゲネスクラブ計画」へ参加することになった。話が脇道に逸れやすいメンバーばかりである中、まとめ役として重宝できる庶民だと思っている。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):“ノーフェイス”に襲撃を受けた関係者として、「対ディオゲネスクラブ計画」へ参加することになった。アンコールを望んだ“マスター・レギオン”に引導を渡した存在として、少しくらいは尊重したい庶民である。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):「対ディオゲネスクラブ計画」発足以来、なんだかんだ一緒に行動することが多くなった正統派お嬢様。隙あらば彼女に仕事を回そうと画策していたが、実は本人にバレている。彼女の戦闘力の高さと頭の回転の速さには、執着じみた興味を覚えている。 ・“マスター・レギオン”(NPC/シナリオロイス):3年前、“学園島”に上陸したFHエージェント。その正体は、演劇に使用される仮面と、そこに付着した女優の血液を素体としたレネゲイドビーイングであり、桜坂の肉体を利用して活動していた。敵ではあったが、骨も残らぬ大女優の一世一代、最後の公演を見届けた身として、その生き様には応えねばならないと感じている。 #3「Bal Masqué」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、RW、BC 校内で活発化する“ディオゲネスクラブ”に対処すべく、九条を中心に対ディオゲネスクラブ遊撃隊が編成される。その一員として、彼らが一般生徒に配り歩く“仮面”が関係していると思しき事件を追うことになるが、やがて生徒たちの「欲望」は、彼ら自身の「記憶」のみならず、島全体をも飲み込んでいき── ※一般男性の告白により、5年前に敗北した“マスター・メモリー”や“乾坤の勾玉”に関する記憶を取り戻したことで、アカデミアに在籍していた10年間の出来事を、朧げながらもほとんど完全に思い出した(《デジャヴュ》)。一度は“マスター・メモリー”をウィリアム様だと思い込んだ自分自身を恥じ、“ディオゲネスクラブ”、ひいてはFHを殲滅すべく意気込みを新たにすると共に、“マスター・メモリー”の能力から解放されたことで、過去の戦闘スタイルを徐々に獲得できるようになる。今回は、時間と重力を操る能力を得た上原歩夢との交戦を経て、これまでは大鎌に宿らせていた魔眼を、それ単体で扱う方法を思い出すことができた(《崩壊のスフィア》)。その際、天王寺から《機械化手術》を受けたことによって、自分の身体構造への理解を深めた結果、ブラックジャックめいた簡単な手術を行えるようになった……らしい(「簡易手術キット」)。なお、今回の異常事態収拾に協力したことは、番長連という組織全体から雲雀会長個人への貸しにあたる、と考えている(「コネ:要人への貸し」)。 ・牛若真緒(PC1/綺羅):対ディオゲネスクラブ遊撃隊のメンバーとして、再び行動を共にするようになった庶民。過去に後悔を抱きながらも、未来へ進んでいこうとする姿勢には、“三次元人類”として称賛に値する部分があると考えている。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):前回の一件を受けて、再び“ディオゲネスクラブ”関連の事件に関わらせて申し訳ない、と考えるほどには尊重したい庶民。姫野かのんとの戦いでは特に顕著であったが、「日常」に生きる一般人を傷付けまいとする姿には、憐憫さえ覚える。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):相変わらず、彼女の持つ純粋な破壊力に執着じみた興味を示している。戦いの中で、彼女と連携し同時攻撃を行うだけの信頼関係を築いた。徐々に過去の姿を取り戻していく自身とは対照的に、新しい未知の能力を身に付ける彼女の在り方は、理想的な“三次元人類”である。 ・仮面(シナリオロイス):生徒たちへ「欲望」のままに力を与えた、“ディオゲネスクラブ”の仮面。仮面に用いられていた“乾の勾玉”のレプリカを目にしたことで、記憶の封印が解かれた。相手の嘘がどこにあるかを見破る“乾の勾玉”は、古代種のレネゲイドビーイングであった“マスター・レギオン”の特性を利用した仮面と共に、隠された「欲望」を引きずり出す道具として用いられている。 #4「The Gift of the Magi」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC 文化祭を前にして浮き足立つアカデミア。前回の失態で窮地に追い込まれた“ディオゲネスクラブ”の“ハーリティー”は、家庭科部に所属する特待生の一般生徒“眠り姫”近江彼方と、風紀委員の1年生“リトル・ウィミン”近江遥の姉妹に、新型の仮面を渡す。姉妹のお互いを想い合う心が、やがて悲劇とすれ違いを生んでいく。 ※詰め所の爆発後、保健委員の“蟲師”胡蝶しのぶから治療を受けたことで、セルフメディケーションの重要さを改めて思い知った(「メディカルサポート」)。さらに、研究棟〇〇号で“マスター・バインド”の劣化コピーを名乗る個体と交戦し、彼の操る「糸」への耐性を獲得する必要があると結論づける(《セットバック》)。なお、雲雀会長が“マスター・ブシドー”の襲撃を受けたとの一報を受けた際に、番長連の一員として責任を取り、彼個人への“貸し”を抹消した。代わりに、アカデミア入学を斡旋してくれた使用人経由で、自分を勘当した実家からいくらかの財産をかすめ取ることに成功する(「コネ:手配師」「カスタマイズ:ダブルスパイ」「カスタマイズ:パトロン」)。「下男に装備を運ばせる九条さん、素晴らしいお嬢様しぐさですこと」という感心も、少しばかりあったかもしれない。ちなみに、“ハーリティー”との退屈なゲームを終えて、気分転換のため改めて滅錠を周回プレイすべく、《ポケットディメンジョン》の外でも使い込んだPSH(プレイステーションほにゃらら)を持ち歩くようになった(「カスタマイズ:デディケイテッド」「カスタマイズ:ラグジュアリー」「カスタマイズ:ブランケット」)。あくまで自分自身は“二次元キャラクター”であるとの自覚を失わないよう、戦闘時にも肉体の機能美を考慮するようになった(《生命の黄金率》)。姉妹愛を歪めた今回の事件は、画面の向こう側におわすウィリアム様への想いをより一層強くさせたようだ。 ・牛若真緒(PC1/綺羅):近江姉妹を利用し傷つけた“ハーリティー”や“ディオゲネスクラブ”に対し強い怒りを露わにしたことで、今後どう「変貌」していくのか、“三次元人類”の1人として若干の興味を抱くようになる。とはいえ、ディオゲネスクラブ殲滅の会への勧誘は、あえなく断られてしまった。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):富岡の要請を受けて、ディオゲネスクラブ関連事件の調査に再び協力してもらうことになった庶民。凶悪なジャーム相手であれば容赦ない戦闘を行える姿勢は、UGNの教育の賜物だと評価できる。また、常に持ち歩いている人形が何なのか、地味に気になる。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):彼女が“三次元人類”であることに対する憐憫は拭えないが、その人格について大いに尊重するようになった。正統派お嬢様がメイド服を着るのはどうなのかとは思うが、似合っているので無問題ラ。今回、“マスター・バインド”のコピーに対抗すべく共闘したが……? ・“棄却番長” 神乃木荘龍(NPC/シナリオロイス):5年前、行動を共にしていた番長。彼に関する記憶は抹消されていたが、番長連の詰め所爆発を機に存在を思い出した。かつて、“仮面”と“乾坤の勾玉”について調査を行っていたようで、彼が熱心に記録していたスケッチブックの内容に対する好奇心と、その内容を気に留めなかったことに対する悔悟を抱いている。研究棟〇〇号では神乃木が残した記録媒体を回収したことで、彼の正体が“マスター・メモリー”であったと判明した。 #5「Chasing the rainbow」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC “マスター・ブシドー”の宣戦布告に伴う“ディオゲネスクラブ”の活動活発化は、死体に仮面を被せ暴走させるという悪辣な結果を生む。アカデミアの混乱を収拾すべく、各組織は文化祭期間中に構内の巡回を行うが、仮面の力でオーヴァードとして覚醒した“会長”三船栞子には、“アパテー”の魔の手が忍び寄っており…… ※“アパテー”との戦いの最中、牛若の攻撃を魔眼の生み出した重力によって支援したことで、魔眼の力をより効率的に引き出す方法を思い出した(《黒の咆哮》)。また、九条に“ゲームマスター様”の存在を打ち明け、“マスター・バインド”との対決、および“ゲームマスター様”とのゲームへの意気込みを新たにしたが、同時にその厚意に甘えてはいけないと思うようになる(「ウェポンケース」)。ちなみに、“アパテー”撃破後は、各々で文化祭を回り始めた周囲を横目に、《ポケットディメンジョン》内で一人ゲームに没頭する悲しい時間を過ごしていたものの(《帝王の時間》)、近頃ますます挙動が可愛らしく(そして怪しく)なってきた天王寺と親交を深めるため、共に学園内のランニングコースを走ったことで、少しばかり体力がついたようだ(【肉体】+1)。 ・“邂託者(かいたくしゃ)” 牛若真緒(PC1/綺羅):破滅の道へ進みゆく彼を見守っていたが、三船との語らいを経て自らの為すべきことに気づき、“ユートピア”と化した三船を救った彼の「変貌」もまた、三次元人類の持つ可能性の一つであると考えるようになる。攻撃を支援するなど少しばかり評価を改めた。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):文化祭中に見かけた、“パペティアー”ミア・テイラーとの仲睦まじい様子に、「学パロ世界線でウィリアム様とイチャチャしたかったですわ!!」という醜い嫉妬を露わにする。とはいえ、悪役令嬢としてその恋路を邪魔するほどの関心はないようだ。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):“ハーリティー”戦後、“マスター・バインド”との対決について聞き、決意と連携の意志を新たにした。今回、彼女のクラスメイトたちとのやり取りを経て、“ゲームマスター様”とのゲームについても、打ち明けるべきではないかということに思い至り…… ・s.a.v.e.(シナリオロイス):雲雀会長が編成した、対ディオゲネスクラブ遊撃隊の正式名称。畏美、イライザ、牛若、九条がそれぞれ大切にしている、smile(笑顔)、adorer(敬愛する人)、verity(正しい信念)、explore(探求する)の頭文字から取られた。ディオゲネスクラブの目的や動向が見えない今、信頼できるメンバーは彼らだけだ。 #6「Malicious Nest」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC 三船率いる新生生徒会は、風紀委員長の“サイレントノイズ”ベアトリス・ハックマンを頼るが、すでに彼女は“マスター・バインド”の手に落ちていた。時期を同じくして、仮面をつけた木偶人形が校内に次々と出現し、仮面の被害に遭った生徒を襲撃していく。そして、“マスター・バインド”の計画は最終段階へ移行し…… ※九条と対処した仮面のジャームや、“マスター・バインド”との戦闘を経て、改めて自分の「弱さ」を思い知ることになると同時に、最終決戦で暴走状態に陥ったことで、「たったこれだけの一歩しか踏み出せない人類への嫌悪感」を再び自覚する。たかが三次元人類ごときが生み出した“神”とやらへの“拒絶”を、「決して何者にも縛られない」をモットーとする新たな能力として獲得した(《クレンジング》《環境適応》)。また、悪役令嬢らしく庶民からのヘイトを買うムーブも身に付けた(《孤独の魔眼》)。“マスター・バインド”の“ゲーム”は、退屈でこそなかったが自分好みではなかったため、近頃は「さっさと“ゲームマスター様”が宣戦布告しにいらっしゃいませんかしら〜」などと考えつつ、何故か天王寺の方をチラチラ見ている(「カスタマイズ:アプリゲーム」「カスタマイズ:ダブルスパイ」「カスタマイズ:サヴィ」)。なお、天王寺がもはや脱落しているトレーニングの習慣は、《ポケットディメンジョン》内で相変わらず継続中である。《美しき罪人》等を取得せず、地道なトレーニングに励むのは、「努力を重ねてきた悪役令嬢は、ぽっと出の天才肌正統派お嬢様に負けがち」というセオリーに基づいているため……らしい。ちなみに、リング○ィットをプレイするため部屋を片付けていたところ、なんか高そうな指輪を見つけた。その時、ウィリアム様から婚約指輪を頂いた夜の出来事を思い出し、イライザは感涙に耽った……! 戦闘スタイルの都合上ぶっ壊す危険性があるため、チェーンに通してペンダントとして身に付けている(「エンブレム:Rエンハンサー」)。 ・“邂託者(かいたくしゃ)” 牛若真緒(PC1/綺羅):過去のしがらみから吹っ切れ、中須の支援を受けながら、“マスター・バインド”の毒牙にかかろうとしていた上原を守ることに徹する姿には、「群れることで、一人では不可能なことを為す」という三次元人類の在り方が現れている気がする。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):最近は女連れではないようで安心しているが、相変わらず人形連れなのは微笑ましい。恋路を突っ走る先輩として(?)二人の行く末を陰ながら見守っているが、さて…… ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):“クイーン・ビー”との戦闘では窮地に陥り、彼女に負担を強いてしまった。自らの限界さえ顧みない戦い方には、時折怒りさえ覚える。しかし、限界があるからこそ、三次元人類は高みを目指すのだ。限界そのものをなくそうとした“マスター・バインド”と彼女は違う。 ・“デジタル番長” 天王寺璃奈(NPC/シナリオロイス):“ゲーム”に現を抜かしているのか、このところ生徒会の会議にもろくに顔を出さず、つれない態度を見せる後輩。ランニングもしれっとサボっており(天王寺には習慣化していた自覚はないだろうが)、■■■■■■の店で、礼儀というものについてじっくり話をする必要がありそうだと考えている。大槻も彼女の挙動には不信感を抱いている様子だが……? #7「My Fair Lady」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC クリスマスを間近に控えお祭りモードな学園に「人形の少女」の噂話が広まるのと時を同じくして、学園内に多数発生した人形が生徒を襲撃する事件が頻発する。対処に追われるSAVEを嘲笑うかのように、“ビビッド・ワールド”と“エヴァー・グリーン”によって仕組まれた惨劇の輪は、大切な人たちをも呑み込んでいくのだった。 ※無道の大雑把かつ野生的とも言える戦闘スタイルを自己流に取り込み、これまでは魔眼を拳の一箇所に集中させていたところを、重力波として広範囲に叩きつけるという戦法を会得した(《漆黒の波濤》)。また、“麗装番長”富士恵理子との共闘によって、「『息を合わせる』ということはつまりダンスで美しいステップを踏むことと同義である!」……との真実を見出した(〈芸術:ダンス〉)。このままではウィリアム様と再会できたところでおみ足を踏んでしまい恥を晒すに違いないと確信し、魔眼によって自身の周辺の重力を制御することで、何時間踊ろうと乱れないレベルまでステップを磨き上げた(《紡ぎの魔眼》)。結果的に、この自主練によって、エフェクトを細かく操作する集中力を獲得するに至った(〈意志〉+1)。そして、戦いを経るごとに戦闘スタイルを変えていく九条への期待と羨望……のような感情は、イライザの中に在る《古代種》のレネゲイドにも、若干の変化をもたらしているようだ(《果てなき先駆》)。 ・“邂託者(かいたくしゃ)” 牛若真緒(PC1/綺羅):“蒼穹番長”渋谷凛に、芸能部の部員たちを人形の魔の手から救ったと聞かされる。「これは後で然るべき場所へお呼びして、きちんと(感謝を伝えるという)礼儀を果たさなければなりませんわね……」と考えているが…… ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):かつて桜坂率いる演劇部に所属していた少女──「人形の少女」の正体であるミア・テイラーとは、文化祭で親しげにしていたところを目撃したが……彼女が物言わぬ人形になる前に、愛の言葉を告げられていたなら、きっとそれでいい。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):数回の共闘を経て、段々と「息を合わせる」という感覚を掴めるようになってきた唯一の存在。彼女の前で恥ずかしい姿は見せられない、と考えているが、三次元人類の理想形としての期待の裏返しか、普段であれば言わないようなことも口をついて出てしまう感覚がある。 ・“鉄拳番長”無道ささき(NPC/シナリオロイス):無道との出会いがなければ番長連への帰属意識が芽生えることもなかったため、純粋な信頼を置いている。とはいえ、現在3年生の彼女とどのくらいの付き合いであったのか、はっきりとは覚えていないのだが……。彼女については、とても強いのであまり言うことはないのだが、道端で寝るのはやめて欲しいと思っている。 #8「As you sow, so you reap」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC スポットライトに照らされ、学園に笑顔を届ける芸能部のアイドルたち。その煌びやかな舞台の裏で、仮面が蔓延しているとの噂が持ち上がり、SAVEは各々の事情から芸能部に乗り込んむこととなる。しかしその矢先に、“プロデューサー”赤羽根俊輔が、無惨な他殺体となって発見されたのだった。 ※芸能部の調査にあたっては、法廷弁論研究会で培った口先三寸がどうにかこうにか功を奏した(〈交渉〉+1)。結局、アイドルの多くが仮面に侵された不届者だったわけだが、ペルソナの仮面を被り、舞台の上で生きる彼女らと触れ合ったことによって、「見る/見られる美意識」というものを獲得したようだ(《ダヴィンチの調和》)。また、“ウィード”と戦ったことによる影響か、骨から生み出している大鎌がより「命を刈り奪る形」となり(《死招きの爪》)、自身の骨を伸ばして地中から茨のように突き出し、攻撃を受け止めるという戦闘方法も修得した(《デモンズウェブ》)。なお、植物絡みの遠い記憶を若干取り戻したことが引き金となり、法廷弁論研究会の部室に保管(放置)されていた謎のアーティファクトめいた種(「デモンズシード」)の存在を思い出し、勝手に持ち出してしまった。ついでに最近あまり見かけない後輩のために、いつかの入学式で手に入れた、手先が器用になるコイン(「ラッキーメダル:シルバー」)を引っ張り出してくるなどしているが、彼女も彼女で“ゲーム”に忙しいようだ。「芸能部に仮面が蔓延っているかもしれないという不安を払拭して欲しい」との渋谷からの頼みは、その懸念が事実であったが故に達成することはできなかったが、ディオゲネスクラブという悪しき根を断つために必要な手入れであったと思うほかない。特に、プロデューサーの手帳に書かれていた「記憶を操る仮面の男」の存在を気掛かりに感じており、もし「彼」の正体が考えている通りの人物であり、今後学園に関与する可能性があるならば、貴族として相応のもてなしを用意しなければと考えている。 ・“邂託者(かいたくしゃ)” 牛若真緒(PC1/綺羅):渋谷から聞いたクリスマスの出来事について、きちんと体育館裏でお礼参りを済ませることができた。今回の一件は、芸能部のアイドルである中須の精神面にも影響を与えているはずだが、彼には乱立したフラグを剪定するつもりはあるのだろうか。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):肩の上の人形も、隣を歩く少女の姿も、もちろんない。三次元人類に「永遠」など存在しないことは明白だが、過去に留まるか、それとも新たな一歩を踏み出すか、どちらにせよ彼自身の選択は尊重されるべきだ。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):“ライアー”による、つまらない舞台のアンコールを終わらせた張本人。芸能部調査の過程で毒殺されかけたとはいえ、躊躇なくとどめを刺したことには、“クイーン・ビー”や“マスター・バインド”との戦闘で垣間見た苛烈さとも違う印象を覚えた。 ・“ウィード”(NPC/シナリオロイス):雨に当たりすぎた植物は、大概が根腐れを起こすものだ。彼女自身、仮面が生んだ被害者であり、加害者でもある。咲き誇る花々に心を震わせ、枯れゆく姿を惜しみたがるのは、花と同様かそけき存在に過ぎない三次元人類の悪癖だが、彼らに道端の雑草を踏み躙る権利まではないはずだ。瑣末な命を嘲笑う悪役令嬢として、彼女の死はディオゲネスクラブ殲滅の決意を新たにさせた。 #9「The Last Samurai」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC、CE アカデミアの破壊と超大型ジャームによる襲撃を予告した“マスター・ブシドー”。SAVEと生徒会、風紀委員会、番長連の面々は、大型ジャームの製造について関与の疑われるRファイト実行委員会と生物部を調査する。取り調べの末、“マスター・ブシドー”の目的が生徒会長の命にあることを突き止めるが…… ※“マスター・ブシドー”を誘い込むため、現生徒会長である三船を隔離した上で雲雀を囮として使う「作戦」が、ついに実行された。その結果、無道や大槻をはじめとする番長連有力メンバーの多くを失い、生き残った者たちも重傷を負うこととなった。しかし、SAVEメンバーと紡いだ“絆”の力によって、何度でも立ち上がる三次元人類の美徳を再認識する。武器を失った“マスター・ブシドー”がやぶれかぶれに放った一撃は、美しくこそなかったものの、窮地に追い詰められた三次元人類が見せる底知れない“可能性”を感じさせたという意味合いから、戦闘スタイルに影響を与えることとなった(《貫きの腕》)。また、“アナログハート”……もとい天王寺から、ディオゲネスクラブの当座の目的が「“マスター・ブシドー”を殺害し、不安定になったアカデミアを中枢評議員の名を騙って制圧すること」であると聞き出し、ディオゲネスクラブへの脅威判定を新たにしたことで、「彼」に関わる記憶を起点として、ディオゲネスクラブやFH、学園島に関係するアーティファクトに関する情報を思い出そうとするようになる(〈知識:アーティファクト〉+1、〈情報:FH〉+1)。“マスター・ブシドー”の口から「彼」の名が出たこともきっかけとなったのか、あるいは──「わたくし、こんな顔でウィリアム様と笑い合っておりましたかしら?」と、鏡の前で首をひねることが増えたような、ないような……(《変貌の果て》《アナザーセルフ》)。なんにせよ、今回の戦いを通じて多くの犠牲が出ることとなったが、その命ある限り、彼らが歩みを止めることを、これからも決して許すつもりはない(《コンダクト》)。 ・“邂託者(かいたくしゃ)” 牛若真緒(PC1/綺羅):遺志を蘇らせ友人を再び立ち上がらせたその姿には、九条とは異なる意味で、三次元人類としての理想形を見出すこととなった。孤独の道を選んだ“マスター・ブシドー”に見せた“絆”の力の行く末には、これからも興味津々である。 ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):新しい恋路に突入しかけているヒロインスレイヤー(非公認)。“友達”を名乗る少女が、「人形の少女」に代わり彼を支える存在となるのか、注意深く見守らなければと考えていたが……過去のしがらみを断ち切った彼に「代わりの玩具」など不要だろう。 ・“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):久々に「全力」を拝むことができた、理想的三次元人類。“マスター・ブシドー”に一撃を与えるため、彼女ごと攻撃に巻き込むことをノータイムで判断できるくらいの信頼関係を築けている……と、勝手に思っている。 ・SAVE(シナリオロイス):“マスター・ブシドー”との戦いを通じ、失われた“絆”を再び紡いだ者、仮初の“絆”の喪失を悼む者──彼らの歩みは、まだ続いていく。いつかは途絶えてしまう旅路でも、その道のりが交わったことには意味があるはずだ。振り返ればいなくなっていた者たちの物語も、彼らと過ごした「記録(save)」がある限り、消えてなくなってしまうことはない。 #10「The White Devil」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC、CE 新学期と新入生を迎え活気付く学園を、中枢評議員・清水聖二郎の放った“センチネル”の白い影が覆う。しかし、清水と“センチネル”は、すでに“エヴァー・グリーン”と“ビビッド・ワールド”の掌中に落ちていた。立場は違えど、学園の秩序を取り戻し、かつて“仮面”を被り欲望に呑まれた生徒たちを救うため、志を同じくする者たちが“マスター・バインド”の研究所へと集う。 ※“エヴァー・グリーン”と“ビビッド・ワールド”の正体が、それぞれエマ・ヴェルデと朝香果林であることを突き止めた一行は、各々の因縁を清算すべく彼女らを打倒する。“エヴァー・グリーン”の死によって、天王寺に打ち込まれた因子も消えたことにより、“アナログハート”として犯した罪を告白する彼女を見守った。もちろん、天王寺を許すつもりは毛頭ないが……彼女には、「天王寺璃奈」として最高の“ゲーム”を作り上げる責務がある。それを演じる手助けくらいは、してやってもいいだろう(〈交渉〉〈芸術:ゲーム〉+1)。今回の戦いには、イライザと直接的な因縁が絡まなかった一方で、“エターナル”──かつて“An Independence”と呼ばれた人形が手にした「永遠」の仮面が、人知れず力を蓄えるにつれ、何かを思い出しつつあるような、ないような……そんな感覚を覚えている(《メモリーハック》「リーサルシャイン」「インフィニティコロナ」)。 ・“邂託者(かいたくしゃ)” 牛若真緒(PC1/綺羅):“ビビッド・ワールド”を葬った三次元人類。2人で肩を並べて戦うのは案外貴重な経験だったが、愛する人を傷つけた彼女への苛烈な怒りを露わにする姿には、“マスター・ブシドー”との戦いで覚えた感動とはまた別の感情を抱いた。スポットライトを浴びて踊る“ビビッド・ワールド”が、中須かすみの異なる可能性ともなり得たことに、彼は気付いているのだろうか? ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺):“エヴァー・グリーン”を葬った三次元人類。生者も死者も、あらゆる人間に因子を打ち込み手駒としてきた彼女が、“人形使い”の代わりとなることは叶わなかったようだ。その決着を直に見届けることはできなかったが、天王寺の告白を聞いても動じない様子を見るに、彼なりに「お別れ」はできたのだろう。 ・ナイン・カフス/“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜):SAVEを抜け、“ナイン・カフス”として非合法Rファイトに参加していた。彼女がどのような立場で如何なる“ゲーム”に興じていようと自由だが、「一度くらい、試合に招待してくださってもよかったのではなくて? お忍びで参りましたのに……」と思っている。天王寺を正当な裁き手のもとへ導くことができる存在として、今後もその理想的三次元人類っぷりには期待している。 ・“Queendom” 鐘嵐珠(NPC/シナリオロイス):中枢評議員の母親を持つ、新入生総代のSランクオーヴァード。協調性に問題あり、という評価はさておき、天王寺の琴線……もとい逆鱗に触れた存在であることを興味深く思っている。天王寺が番長連の一員として、彼女をどのように“可愛がる”つもりなのか、楽しみにしていたのだが…… #11「SAVE the World」/GM:ドン・ドラキュラ/レギュレーション:基本1・2、上級、EA、IC、LM、HR、DR、UG、RW、RU、BC、CE ・“邂託者(かいたくしゃ)” 牛若真緒(PC1/綺羅): ・“三実一体(トライ・ア・スローン)” 畏美果実(PC2/田辺): ・ナイン・カフス/“撃滅(デストロイ)” 九条美香(PC3/葛飾白菜): ・“Queendom” 鐘嵐珠(NPC/シナリオロイス): url: https://charasheet.vampire-blood.net/3542031