タイトル:ジュリア・オットー・ハイマン(Julia Otto Hyman) キャラクター名:ジュリア・オットー・ハイマン(Julia Otto Hyman) 職業:技術研究所所長 年齢:35歳 / 性別:女 出身:ディソラプ共和国(西地区) 髪の色:ライラック / 瞳の色:ライラック / 肌の色:白 身長:175cm 体重: ■能力値■ HP:12 MP:13 SAN:41/95      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   7  11  13  10  10  13  17  20  12  13 成長等 他修正 =合計=   7  11  13  10  10  13  17  20  12  13 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      45%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15% ●《ショットガン》  65%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》31%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 70%  ●《目星》  65% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(兵器)》75%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前     現在値 習得/名前     現在値  《言いくるめ》5%   ●《信用》    70%  ●《説得》    65%  《値切り》  5%    《母国語(英語)》100%  ●《ディソラプ語》40% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%   ●《化学》 61% ●《クトゥルフ神話》4%    《芸術(生活能力)》5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1% ●《電子工学》   61%   《天文学》    1%    《博物学》10% ●《物理学》    61%   《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 連絡用タブレット    1   0 研究員ID        1   0             1   0             1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 『蹂躙するは我が手にて』 HO4:D国の技術研究所所長 国の設定を読んでからでないとPCのプロフィールが少し分かりにくいので国から先に書きます。 ※※※※以下の説明文は、実在の人物・団体・地域とは一切関係ありません。※※※※ 💜【D国】 【【ディソラプ共和国】】 首都:泥遡(デイソ) 面積総計:120万㎢ 水面積率:0.6% 人口総計(2XXX年):8000万人 人口密度:66.7人/㎢ 国教:ディソ教 公用語:英語、ディソラプ語 ディソラプ共和国(ディソラプきょうわこく、英:Republic of Desolap)、通称:ディソラプは、北ナフリアに位置する共和制国家。首都は泥遡(デイソ)。 💟【概要】 ・ディソラプは18XX年より起きた技術革新により国力をつけ、技術大国として発展してきた。世界屈指の技術研究所を擁し、科学研究・技術革新におけるリーダー的存在とされている。 ・宗教国家としての一面もあり、かつて国民の多くがディソ教を信仰していたが、技術革新以後、国民の信仰は徐々に薄れ、現在は信仰を捨てた国民が大多数を占めている。 これは、他国から研究のため移住してきた研究者及び専門家に無宗教者が多いため、また、神の恩恵より科学の恩恵に充足感を得た国民が多かったため、などの理由が考えられている。 ・ディソラプ国立技術研究所は、技術革新(18XX年)以降に設立され、国家及び科学の発展に貢献してきた。数学・物理学・科学・薬学のエキスパートである研究者及び軍人、肉体労働者、政府関係者など約10万人が在職している。 人事評価制度は結果主義であり、才能と努力と研究結果に物を言わせた出世が可能。 ・第三次世界大戦当時、ディソラプの技術は非常に革新的なもので、戦争の勝敗はディソラプの兵器を持っているか否かとさえ言われた。最も取引をしていた相手はA国であり、その額は国家予算の3割にも達していた。 2XXX年の第三次世界大戦における戦争特需により莫大な恩恵を受けたがC国からのスパイによる技術流出で衰退した。 ・戦後に国際平和と国際協力を目的に発足された「国際同盟」は、当時の技術研究所所長ジュリア・オットー・ハイマン(Julia Otto Hyman) と他国の他三名に戦争の責任を負わせ死刑とするものであった。 ディソラプは、A国に多大なる武器提供をしていた為、戦争において最も政治的・経済的に成長し発展した。 💟【政治】 共和制。国家元首である大統領の選出は直接選挙制。立法府は両院制の議会。 💟【教育】 科学技術が等しく国力とも言えるディソラプにおいて、教育を受けることは権利である前に義務である。ディソラプは教育による後進育成に力を入れており、教育におけるサポート体制は世界最高位ともされる。 一般的な義務教育期間は3歳から18歳の15年間。例外として、①2歳までに行われる潜在的学力検査にて一定以上の潜在的学力が認められた場合、②公立教育機関にて優秀な成績を修めた場合、以上の二つの場合においては、特別義務教育期間が適用され、3歳から23歳の20年間が義務教育期間となる。子供及び保護者が望む望まないに関わらず、選ばれた子供は教育を受けなければならない。 全国民は0歳から2歳までの間に潜在的学力検査の受診が義務付けられている。潜在的学力検査にて一定以上の潜在的学力が認められた子供は、教育をディソラプ国立初等中等教育機関で受けなければならない。教育は国の全面的サポートのもと無償で受けることができる。教育を受ける間、充実した教育の実現のため子供は教育機関に併設する寮にて生活する。前期中等教育が終わるまでの期間、保護者の寮への移住は任意であるが、子供と共に移住する保護者がほとんどである。保護者が移住しなかった子供は、国が派遣する保護係に世話をされることになる。 国立初等中等教育機関は、3〜6歳が初等教育、7〜12歳が前期中等教育、13〜18歳が後期中等教育にあたるが、飛び級制度を採用しているため、年齢と学年が合っている生徒は稀である。また、国立初等中等教育機関を卒業した者は国立大学の学費を免除される。国立大学は5年制(19〜23歳)であり、こちらも飛び級制度を採用している。23歳までに国立大学を飛び級で卒業した特別義務教育期間適用者は、義務教育期間完了まで、希望した研究所での専攻分野における研究を無償で行うことができる。 潜在的学力検査で一定以上の学力が認められなかった子供は、公立の教育機関を受験し入学する。国民のほとんどは公立教育機関の出身である。国立教育機関には劣るが、公立教育機関においても高レベルの教育を受けることができる。公立教育機関で優秀な成績を修めた者は、国立初等中等教育機関に編入することも可能である。 💟【地理】 ナフリア大陸北東部隅に位置し、国土面積は120万㎢である。西にE国、南にF国と国境を接し、北は緋中海、東は碧海に面し、海を隔ててY大陸が存在する。 国土の50%は標高500m以下だが、緋中海を北から南に行くほど標高は高くなっている。南部にはアングル山脈が走り、F国境付近にある楯状火山のアングル山(標高3745m)が最高標高地点である。 北部に流れるセズ川は、ディソラプ国内を分断するように南北1000kmにもわたって北上し、河口で広大なデルタを形成して緋中海に注ぐ。 南北に流れるセズ川とデルタ地帯の他は、国土の90%以上がララ砂漠に属する。ララ砂漠は、ナフリア大陸の2分の1近くを占める世界最大級の砂漠である。 「ララ」は元来、現地語で「神様」「天の思し召し」を意味する一般名詞だが、特に北ナフリアでは日常的にララ砂漠を指すことから、そのまま固有名詞として海外諸国の言語に定着した。 砂漠には深く切り裂かれた山地や山脈、火山などの高まりも見られる。ララ砂漠で最高峰はディソラプ南部のアングル山(標高3745mの火山)である。 また、ララ砂漠中央部、ディソラプ西部には巨大な環状構造地形が存在する。これは長年の風化と侵食によって柔らかい岩石の部分が削られてできたもので、同心円状の山地が50kmにわたって続き、その特異な形状から「ナフリアの目」「ララの目」とも呼ばれる。ディソ教においては「神の目」とも呼ばれる。 💟【気候】 国全域が砂漠気候(BW)で、年間を通して乾燥している。夏には日中の気温が50℃になることも多々ある。日照時間が長く昼間の気温上昇が大きいが、夜間の気温低下も著しいため、日較差が非常に大きい。降雨はわずかに緋中海岸にあるに過ぎない。人口はセズ河谷及びデルタ地帯、海岸付近に集中している。また、ララ砂漠においては大規模な砂嵐の発生が顕著である。1日に数回も発生したり、1回の砂嵐が数日間続いたりすることは珍しくない。 💟【宗教】 ディソ教はディソラプの国教であるが、現在は信仰する国民が減り、国家からの保護・支援は形骸化している。 ディソ教は、唯一神を信仰する一神教である。領土にララ砂漠を持つ特定の国でのみ信仰されている土着宗教。教徒は教典に従って行動し、終末において教徒は救われるという選民思想を持つ。神は砂漠に住み、その意志によって砂嵐を引き起こし天候を操るとされた。砂漠は聖域として信仰されてきた。また、ラクダは神の使いであり、殺生や食すことは禁止されている。ララ砂漠中央部、ディソラプ西部に存在する巨大な環状構造地形は「神の目」と呼ばれている。 ディソラプ国内においては、西地区に住む教徒がほとんどである。これは、教徒がディソラプ西部にある「神の目」に少しでも近い場所に住居を構えようとするためである。また、東地区のドーム連結型巨大都市を嫌悪しているため。教徒でない者のほとんどは東地区に住んでいる。 💟【宗教問題】 ララ砂漠に研究施設を建てたい技術研究所と、聖域であるララ砂漠に研究所を建てることに猛反発しているディソ教徒の対立。 技術研究所のおかげで国が発展してきたのは紛れもない事実であり、他に研究施設を建てる土地がない以上ララ砂漠に建てるしかないのだが、国教であるディソ教の教えを無下にするわけにもいかず、政府は板挟みになっている。 💟【文化】 ディソラプでは「白い肌こそが美しい」という美意識が根強い。多くの国民は日焼けを嫌い、生涯のほとんどを室内で過ごす。東地区では、都市全体がひと繋がりの巨大な建築物となっている。建築物はドーム型で、景色や空はホログラムで天井と壁に投影されている。ドームの中に一つの街があり、幾つものドームが繋がり合ってドーム連結型巨大都市を構築している。この都市構造により、東地区の国民は砂嵐の被害を免れている。 一方、西地区に住むディソ教徒は教典の教えにより、毎日砂漠に向かって(ホログラムの砂漠などもっての外である)神への礼拝を行うため、東地区のような外が見えない閉鎖的な建築物に大勢が住むのではなく、一つの家族が一つの家に住んでいる。砂漠は聖域であるため砂漠に家を建てることはなく、教徒は海岸沿いに住居を構えている。 💟【言語】 公用語が英語とディソラプ語の多言語国家である。第一公用語はディソラプ語、第二公用語は英語と規定されているが、一部を除くほとんどの地域では英語が使われている。他国から研究のため移住してきた研究者及び専門家の使用言語の多くが英語であったこと、研究機関で使用される言語が英語であったことから、教育機関での選択言語は英語が主流になり、ディソラプ固有の言語であるディソラプ語は衰退の一途を辿ってきた。日常的にディソラプ語が話されている地域である西地区においては、ディソラプ語のコミュニティ保護のための保護政策が取られている。 💜【HO4プロフィール】 【共通HO】 貴方は死刑囚である。第三次世界大戦終結後、国際機関である"国際同盟"に捕らえられ、戦争責任を負う戦犯者として本日処刑される予定だ。 【公開HO】 戦死者の8割は貴方の開発した兵器により亡くなった。 貴方は天才技術者であり、科学者であり、発明家である。 A国に多大なる武器提供をしていた為、貴方の国は戦争において最も政治的・経済的に成長し発展した。 推奨技能…<製作(兵器)>or<製作(製作図)>orそれに該当する技能 準推奨技能:<目星>、<図書館>、<精神分析>、<戦闘技能> 💟名前 ジュリア・オットー・ハイマン(Julia Otto Hyman) 色 #D2A3CB 💟【プロフィール】 女。175cm。35歳。 ディソラプ共和国の技術研究所所長。天才技術者であり、科学者であり、発明家。己が天才であることに自覚的であり、謙遜などしない。傲慢とも思える態度だが、その発言と行動は彼女の才能によって裏付けられたもので、嫌みでもなんでもなく素直なものであることがほとんどである。 戦死者の8割は自分が開発した兵器により亡くなったという事実は受け止めており、申し訳ないという気は正直それほど無い。 「彼らは兵器で死ぬ側で、私は兵器をつくる側だった。ただそれだけのことだ」 研究と発明をこよなく愛する天才であるため、 「戦死者の諸君、君達はこの天才ジュリア・オットー・ハイマンが責任を持って我が国の技術革新の礎にしよう」 とか思ってたけど死刑宣告されてしまった。自分がやったことに後悔はしていないが、死刑は嫌。もっと研究と開発がしたい。 研究と発明ができればそれで良かった。第三次世界大戦中は戦争特需でいつもより高い予算が国から降りていたので、「いいタイミングで所長になったものだ」と思っていた。 西地区の出身だが、神の存在を信じていない。自分の家族とディソ教徒を嫌っている。研究所を砂漠につくることに積極的。 それなりに整った顔をしているが、顔を斜めに走る縫合痕が目立つ(APP10)。 元より一匹狼な性分であったが、所長に就任してからは上に立つものとして指揮を取ろうと努力していた。しかし、生まれ持った性分はどうしようもなく、研究所内で孤立することはなかったが、その才能も相まって周囲からは畏怖されていた。 新しい副所長が就任してからは、副所長が間をうまく取り持ってくれたためうまくいっていた。副所長のことを信頼している。 芸術(生活能力)5… 幼少期から国の全面的サポート体制と科学力に全力で与ってきた代償として、生活能力が著しく低い。勉強と研究と開発だけしていればよかった天才。現在は副所長の世話になっているところが大きい。ハウスキーパーと副所長によって所長室の平穏が保たれているといっても過言ではない。 💟【生い立ち】 ・0歳…ディソラプ西地区にて、第一子として生を受ける。両親ともにディソ教徒であった。 ・2歳…潜在的学力検査を受診し最高ランクに認定される。 ・3歳…ディソ教徒の両親は西地区から離れることを嫌がったため、西地区から国立初等中等教育機関に一人で移り住んだ。在学中、両親がジュリアに面会に来ることは一度としてなかった。ジュリアの人格形成や科学的才能の開花については、保護係の影響が大きい。 ・14歳…最優等の成績を修め、国立初等中等教育機関を12年で卒業。 一度会ってみたいと自分の両親に興味を持ち、12年ぶりに西地区の実家を訪ねた。その際、父親に「お前のような子供は知らない」「帰ってくれ」と言われ、顔を切りつけられる。茫然自失となりながらも家から追い返された。扉が勢いよく閉まろうとするその一瞬、扉の隙間、部屋の奥から不思議そうにこちらを見つめる男の子と目が合う。在学中、知らないうちに弟が産まれていたらしかった。ジュリアは、愛してくれなかった両親、愛を奪った弟、ディソ教への憎しみを胸に東地区へ帰省。 今でも、顔には父親につけられた傷の縫合痕が残っている。現在の医療で痕を消すことは容易だが、教徒への当て付け(ディソ教では教典で暴行を禁止している)のため、あの時の憎しみを忘れないためにあえて残している。 ・15歳…国立大学に入学し、化学や物理学を専攻。勉学に没頭する。 ・18歳…最優等の成績を修め大学を3年で卒業し学位を取得。同年、ディソラプ国立技術研究所にて研究を行い博士号を取得。以降も同技術研究所に在籍。 ・20歳…技術研究所所長に就任。 ・22歳…世界大戦勃発。新規兵器開発に従事。 ・28歳…ユリウスという男が副所長になる。徐々に信頼関係を築く。 ・35歳…世界大戦から13年。国際同盟により死刑される予定。 💟【実家・弟サイド】 両親は娘と信仰を天秤にかけ、悩んだ末に西地区に残ることに決めた。娘が国立初等中等教育機関に進学すると同時に、第二子である息子を授かる。神が娘の代わりにこの子を与えてくださったのだと喜んだ。これも神の思し召しだろうと、娘の存在はなかったことにし、息子をユリウス(Julius)と名づけ第一子として育て始める。息子には娘の存在は伝えることはなかった。娘の存在はなかったことにしたので、当然ジュリアとの面会に行くことはなかった。 ユリウスが潜在的学力検査で選ばれることもなく、順調に幸せな家庭を築いてきたが、ジュリアが国立初等中等機関を卒業し家に帰ってきてしまう。今ある幸せな家庭が壊れることを恐れた両親は結託、母親は息子を家に入れ、父親は娘を切りつけて追い返した。 なんとかジュリアを追い返し、安寧を取り戻したかと思えたが、ユリウスは姉の姿を見ていた。当時のユリウスは西地区にある公立教育機関に通う11歳。玄関先から微かに聞こえてきた会話と一瞬目の合った母親に似た顔を見て、その人が自分の姉なのではないかと疑う。両親に問い詰めると、姉がいることを告白された。それ以降、考えれば考えるほど姉への想いは募り、いつしか会ってみたいと思うようになる。「公立教育機関で優秀な成績を修めることができれば、姉がいる大学や研究所に行ける」と考え、ユリウスは、いつか姉と再会する日を夢見て勉学に励んだ。姉が自分を憎んでいるとは知らないまま。(ユリウス11歳、ジュリア14歳) ユリウスは潜在的学力検査で選ばれなかったものの、ジュリアと血筋なだけあって猛勉強の末に国立初等中等教育機関(後期中等教育)への編入権利を獲得する(ユリウス13歳、ジュリア16歳)。両親に編入の話をした際に猛反対されたが、諦めきれず東地区へ移住。この頃になると両親が姉にした酷い仕打ちを理解していたため、東地区移住と同時に両親と縁を切り、名字を変えた。これにより、両親はジュリアを一層恨むこととなる。 ユリウスが東地区に移住しても、ジュリアがいる大学や研究所は関係者しか入ることができない特区に指定されているため、会いに行くことは叶わなかった。仮に、会うことができたとしても、ユリウスの顔は母親似であるため、3歳から母親に会っておらず、11歳のユリウスを一瞬見ただけのジュリアは、成長したユリウス(苗字も違う)を弟と疑うことはないだろう。 編入後、順調に進級・卒業し大学にそのまま進学(姉に追いつくため猛勉強し、後期中等教育と大学で一回ずつ飛び級)。大学卒業後、ジュリアのいる技術研究所に就職し、邂逅を果たした。(ユリウス22歳、ジュリア25歳) しかし、技術研究所では、所長であるジュリアが家族やディソ教徒を嫌っていることは有名であり、また、ジュリアの顔に走る縫合痕を見て、ユリウスは自分が弟であることを言い出せなかった。ユリウスは自分が弟であると告白することは諦め、せめてジュリアの近くにいき信用を勝ち取ろうと考える。ユリウスは研究に明け暮れ、新規兵器開発において成果を出し、ついにジュリアに一番近い副所長の座を手に入れる。(ユリウス25歳、ジュリア28歳) 副所長就任後、ジュリアと徐々に信頼関係を築いていった。もう自分が弟であることは言わなくてもいい、この関係をずっと大事にしたい、そう思っていたが、副所長に就任してから7年、ジュリアは死刑を宣告されてしまう(ユリウス32歳、ジュリア35歳)。ユリウスは取り乱すが、やはり弟であると告白しようとはしなかった。 ◾️ユリウス・アウグスト(Julius August) 男。180cm。32歳。 ディソラプ共和国の技術研究所副所長。努力型の天才。 元の名前は、ユリウス・オットー・ハイマン(Julius Otto Hyman)。 ジュリアの実の弟。 💟質問シート ●外見 ・名前→ジュリア・オットー・ハイマン(Julia Otto Hyman) ・年齢→35歳 ・身長・体重→175cm/58kg ・出身国(または地域)→ディソラプ共和国(西地区) ・髪型→腰まであるロングヘア。ウェーブがかったライラックの髪。 ・服装(仕事中)→白い。研究用白衣 ・服装(私服)→研究用白衣、というか私服の概念がない。 ・顔の特徴→顔を斜めに走る縫合痕がある。白い肌。 ・身体的特徴→胸はある。骨格がしっかりしている。 ・口癖の有無→「実に興味深い」「実に愉快だな」 ・語尾→「〜だ」「〜だろう」 ・台詞例 「彼らは兵器で死ぬ側で、私は兵器をつくる側だった。ただそれだけのことだ」 「戦死者の諸君、君達はこの天才ジュリア・オットー・ハイマンが責任を持って我が国の技術革新の礎にしよう」 「貴殿らの神は死んだ。私が殺したからな」 「それ以上喚くな。耳が腐るだろうが」 「すぐ指示を仰ぐのは君の悪い癖だ、ユリウス・アウグスト。好きにしたまえ、期待している」 「私がジュリア・オットー・ハイマンだからだ。それ以上理由はいるまい」 「頭の出来なら君よりマシだと自負しているよ」 ●経歴と環境 ・賞罰→賞はたくさん ・既往歴→2歳まで西地区にいた。それ以降は東地区。 ・家族構成→父親、母親、弟 ・独り暮らしか実家住まいか→独り暮らし ・恋人の有無→科学が恋人 ・趣味→研究と開発 ・喫煙の有無→無し ・飲酒の有無→無し ●性格 ・性格→非社交的で懐疑的かつ批判的。協調性がない。探究心があり集中力が高い。 ・好きなもの→研究と開発 ・嫌いなもの→家族、教徒 ・好きなタイプ→はっきりしているやつ ・嫌いなタイプ→優柔不断。意志がない。 ●その他(公開しておきたいキャラ設定) 片付けができない。生活能力が極めて低い、しかし低くとも支障はない。 💟【HO4から見た各HO】 キャラシを読んで追記します。 HO1:A国の政治的指導者 貴方が民衆を煽動しなければ、世界大戦は起こらなかった。__貴方は生まれながらの政治家であり、思想家であり、演説家だ。B国と手を組み、共に大戦の主要国家として立ち回っていたが、周辺諸国を蹴散らした後にB国を排除しようとしていたことは誰の目から見ても明らかだっただろう。 ▶︎ HO2:B国の将軍 貴方は23の戦場に関わり、500万もの死者を出した。__貴方は戦場において必要な技術と精神を有した生粋の軍人である。各国の弱みを握り、敵国同士を争わせる事で戦争への直接介入を拒んでいたC国を本大戦の主戦場としたのは貴方だ。 ▶︎ HO3:C国の参謀総長 貴方が居なければ、戦争は3年早く終結したとされる。__貴方は稀代の策士であり、軍師である。D国の技術を盗み、その技術を広く普及させたことにより、貴方の作戦は思惑以上の効果と戦果を生み出した。 ▶︎ ─────蹂躙ネタバレ────────── 【呪文:不完全なクトゥルフの退散】 【加工された時の時計】 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きたい時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変化している。 ※このアーティファクトを持った探索者が別の時代のシナリオへ行く際は、必ずKPに許可を貰ってください。 ※また、「本シナリオに参加した探索者は時間移動が可能となる」事は明言して大丈夫ですが、ネタバレを避ける為「イス人から貰った”銀の勲章(加工された時の時計)”によって行える」事は伏せてください。 ■簡易用■ ジュリア・オットー・ハイマン(Julia Otto Hyman)(女) 職業:技術研究所所長                       年齢:35歳 PL: STR:7  DEX:10  INT:17 アイデア:85 CON:11  APP:10  POW:13  幸 運:65 SIZ:13 SAN:95 EDU:20 知 識:99 H P:12  M P:13  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:400 個人技能点:170) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]