タイトル:如月 瀬裡那 キャラクター名:如月 瀬裡那 (きさらぎ せりな) 職業:乱波 年齢:15 / 性別:女 出身:三重 伊賀 髪の色:黒 / 瞳の色:赤 / 肌の色:肌 身長:145 体重:39 ■能力値■ HP:8 MP:16 SAN:90/96      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  10   7  16   9  13   8  14  16   8  16 成長等 他修正 =合計=  10   7  16   9  13   8  14  16   8  16 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      18%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%  ●《投擲》     70%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《日本刀》     74%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》80%   《鍵開け》 1%   ●《隠す》  60% ●《隠れる》 60%  ●《聞き耳》 65%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%  ●《目星》  60% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語(日本語)》80%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   40%   《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》3%    《芸術()》    5%    《経理》 10% ●《考古学》    40%   《コンピューター》1%   ●《心理学》71%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称     成功率 ダメージ  射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 日本刀-幻狼-   70 1d10+db+1 タッチ     1   --   13 / 作り主の判明していない名刀。出自も不明。 クナイ      70 1d4+db/2   10m     1   10    6 / POT7の毒。1d3間眩暈や吐き気がする。 ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 日本刀-幻狼-   ∞  1   0   人生を共にするのは、決意の神刀なのです。 クナイ         8   0   刀を抜くのは、ただならぬ覚悟があるときだけなのです。 兵糧丸         12  0   袋に入れて持ち歩くのが、里の掟なのです。 水渇丸         12  0   潜入には必須というのが、長の言葉なのです。 翡翠のペンダント    1   0   ねぇは、いつも身に着けていたのです。             1   0             1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 【精神的障害】 〇血への好奇心 少女は血を見ると、追憶を始める。 それが自分の血ならば殺意を覚え、敵の血なら歓喜を覚え、友人の血ならば絶望を見出す。 〇友好者の死への恐怖 彼女は、親しい人の死を肌で感じている。身近で死んだ両親や姉のことを、重ねてしまうのだ。 友人が生命的活動を継続できない場合、自動的に《SAN減少》1d3/1d6+2を受ける。 話したことがある程度の人物の死は、対して影響を受けない。しかし、少女の記憶には、いつまでも残り続ける。 〇銃弾恐怖症 目の前で放たれた銃弾に対して、過剰な恐怖心を表す。 それが自分や友人に向けられていた場合、一瞬だろうが足がすくみ、背筋に寒気が走り、瞳孔は銃口を見続けるだろう。 緊迫した状況であったり、自分の後ろに護るものがいない場合、POW*5のロールに成功しなければ、行動できない。  瓦礫が崩れる。雨が燃える。あれだけ響いていた慟哭も、悲鳴も、怒号も、戦慄も。全てがただ静かにその姿を消した。  隠れ里で生まれた彼女は、山奥で暮らしていた。  その日々は間違いなく、あたたかく、心の中でいつまでも咲き誇る幼少期の結晶だ。  日本は、戦争に敗北した。多くの兵器が上陸し、本土を焼き払う。  そんな残酷な世界情勢の中、一家は比較的平穏であったと言っていい。  生まれ故郷は、乱波の多く住む場所だった。  大人になると、男たちはひっそりと上京し、軍部の要人を暗殺して回った。多くはクーデターを望む青年将校たちに話を聞き、仕事を得て、しばしば里に帰ってきては、都内の様子を長に報告するのであった。  しばしばこっそりと盗み聞きしていた少女は、あまりいい話ではないことを知っていた。  彼女はすくすくと育ち、いつの間にか少女となっていた。  一族の血を継ぎ、乱波としての知識と技量を身に着けていた。  短刀の扱いはお手の物だったし、相手の行動に目を配るのも、得意だった。  しかし、少女には一つ欠点があった。体があまり強くなかったのだ。  病弱というほどではない。しかし、持久力は周りよりも劣っており、一度の仕事で気力を使い果たしてしまうほどだった。  少女は、自分の欠点を埋める方法を考えた。体術ではやや劣っている自分でも、出来ることはないか──。  彼女は、精神面は人一倍強く、なおかつ学力にも長けていた。幼馴染の少年からはいつも「お前は前線向きじゃないな、箱入り姫」などと言われたものだったが、あきらめなかった。心優しい両親の期待は、裏切りたくなかった。  そんな少女が頭脳的に考えて体を運ぶように努力し、長に認められたのは、僅か14歳の時だった。  その時、私はこの相棒を渡された。私だけの、運命の一振り。  彼女が16となった年、大日本帝国は冷戦に差し掛かろうとし、軍需経済が活気づいていた。しかし、平和を掲げ、国民たちを圧制から解き放つという宣言は、嘘に思えた。結局、所属しているのが孤独から連合になっただけで、やっていることは変わらないじゃないか。多くの人々は感慨もなく、バブル景気に呑まれていたが、一部の策略家たちは、そんなあっさりと強者側に立つことをよしとはしなかった。単純な思考の愚民を操り、私腹を肥やそうと、群衆となった彼らを扇動した。  小さな感情は、潜在的なうねりとなった。  炎が消える。雨が静かに振り続ける。瓦礫と木片の中で、少女は苦しそうに胸を上下させていた。  あれだけの熱と煙の中、もう肺は機能を休んでおり、声など出なかった。  独り、静かに立ち上がる。ふらふらと、揺蕩うような足取りで、自宅へと足を運んだ。  そこで見たのは、両親の無惨な姿だった。父親の背中にはいくつもの弾丸の跡があり、母を庇うかのように、上に覆いかぶさって寝ていた。その母親の額には、赤く黒い穴が開いており、その眼は開いていなかった。  そのときの感情は、なんだっただろうか。怒り?憎しみ?恐怖?落胆?絶望、号哭、狂気、戦慄。そのどれもが、心情を体現するには、少々役不足だと思う。ただ、一つ。ぽっかりと開いた空洞が、私を支配していた。  私は重い足取りで、自宅にいなかった姉を探した。頼れる姉ならば、というわずかな希望だけで、足を前へと運んだ。  果たして、その時みた様子ははっきりと、鮮明に脳裏にこびりついている。  もたれかかるようにして地面に腰を下ろした姉の衣服は、赤黒く染まっていた。  鮮血ではなかった。かといって、古めかした血でもない。どうとも言えぬその赤い服を着た姉は、静かに視線を上に擡げていた。  その先にいたのは、一人の青年。乱波として村に尽力していたはずの、彼だった。  いつも身に着けていた日本刀は携えておらず、代わりに帝国軍の紋様の刻まれた、散弾銃を構えていた。  傘を被った昔なじみのその表情はうかがえなかったが、姉はただ、静かに虚空の目で笑っていた。  その後のことは、覚えていない。いつまで待てど、もうあの顔は見れない。どこまで願えど、もう帰ってくることはない。そのことだけを、ひどく痛感した。  気が付くと、私の前には事切れた姉と、雨のせいか頬の濡れた昔馴染みが、この昏い空の雨には似合わない、赤い水たまりの中で眠っていた。  自分もまた、水たまりの中に立っていることは、気が付かなかった。  わたしは、この元凶を探し出す。  どこかにいる、糸を引いた扇動者を。  キサラギとは、『鬼』から来ているらしい。そんなことを知って、自身の運命と性を恨めしく思えたのも、今だからこそだろうか。  これが、虚空の中でただ一人生き残った復讐鬼の、孤独の履歴である。 2020/12/27【壊れ果てた集落】(作者:@Hashe625)踏破。 ■簡易用■ 如月 瀬裡那 (きさらぎ せりな)(女) 職業:乱波 年齢:15 PL: STR:10  DEX:9  INT:14 アイデア:70 CON:7  APP:13  POW:16  幸 運:80 SIZ:8 SAN:96 EDU:16 知 識:80 H P:8  M P:16  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:320 個人技能点:140) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]