タイトル:隠田 昌(オンダ アキ) キャラクター名:隠田 昌 (オンダ アキ) 種族: 年齢:100歳 性別:男 髪の色:白髪 / 瞳の色: / 肌の色:染みと皺が目立つ 身長: 体重:骨と皮ばかり ワークス  :UGNエージェントA カヴァー  :ご長寿おじいちゃん シンドローム:ウロボロス、ハヌマーン ■ライフパス■ 覚醒:償い 衝動:憎悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:3 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL5 / 判定 3r+5 〈回避〉:SL1 / 判定 3r+1 〈運転〉:SL / 判定 3r 【感覚】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL / 判定 2r 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:3 (シンドローム:2,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 3r+1 〈意志〉:SL / 判定 3r 〈知識〉:SL / 判定 3r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL4 / 判定 1r+4 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 UGN 【HP】    29 【侵蝕基本値】 46% 【行動値】   7 【戦闘移動】  12m ■エフェクト■ 《スキル名》       /SL /タイミング /判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》     /★$/オート$   /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》      /1$ /気絶時$   /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《極限暴走》       /1 /常時    /自動/自身 /至近/―  /HPダメを与えた際に使用できるエフェクトを暴走を受けた際にも使用できるようになる。 《螺旋の悪魔》      /1 /セットアップ/自動/自身 /至近/3   /暴走を受ける。ラウンド間、ウロボロスのエフェクト組み合わせた攻撃の攻撃力+LV*3 《原初の紫:背徳の理》  /3 /オート   /自動/自身 /至近/3+1  /与ダメ時使用。シーン間、ウロボロスのエフェクトを組み合わせた判定のダイス+LV*2 《原初の青:形状変化:速》 /4 /マイナー  /自動/自身 /至近/3+1  /シーン間、行動値+LV*3 《原初の赤:一閃》    /1 /メジャー  /白兵/―  /武器/2+1  /全力移動を行った後、白兵攻撃を行う。 《コンセ:ウロボロス》  /2 /シンドローム/― /―  /― /2   /いつもの 《原初の黄:戦いの予感》 /2 /セットアップ/自動/自身 /至近/2   /初ラウンド時のみ発動可。行動値+LV*10 1シナリオ1回。 《原初の白:喰らわれし贄》/1 /オート   /自動/自身 /至近/1+2  /与ダメ時使用。シーン間、ウロボロスのエフェクト組み合わせた攻撃の攻撃力を+LV*3。1シーン1回。 《永劫進化》       /1 /セットアップ/自動/自身 /至近/3   /ラウンド間、原初エフェクトを全てLV+1。1シナリオ1回。 《スピードスター》    /1 /セットアップ/自動/自身 /至近/5   /1シーン1回。ラウンド間、攻撃力に行動値分+する。リアクションが行えなくなる。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称  価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 両手剣 9   1   3r+2 10   3   至近 この武器を装備している間は他の武器を使用できない =価格合計= 9 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   7    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 コネ:要人への貸し    1   1   1シナリオ1回。情報のダイス+3。              1   0              1   0 =所持品合計=     1 pt =装備合計=      9 pt = 価格総計 =     10 pt 【常備化ポイント】 10 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象              好意 悪意 備考 神速の担い手 -スピードスター- ■その他■ メモ: 100↑初ラウンド時 行動値:7+40+18=65 攻撃力:7+40+18+9+6+10=90 かつては士族を名乗っていた名家の生まれ。 空襲によって屋敷は燃え落ち、郎党は死ぬか行方しれずとなった。 戦地から戻った彼を出迎える者はなく、当てのない旅に出ることにした。 とある田舎の村落で行き倒れた彼は、世話を焼いてくれた娘と夫婦になると、 その村で生涯を静かに暮らそうと決めた。 妻は子を産めなかったが、それでも幸せな日々だった。 しかし、その幸福はたった一晩の内に打ち砕かれることになる。 化け物が出た。 血を啜る化け物だ。 化け物はまず、鋭い爪で私を斬り裂いた。 次に尖った牙で、私の背にいた妻へ噛みついた。 悲鳴が聞こえる。 それが彼女と自分、どちらの喉から発されているのかわからなかった。 ただ、手を伸ばそうにも肘から先は無く、近寄ろうにも腰から下が微動だにしない。 冷たい水の中に沈んでいくような感覚が全身を覆っていく。 やがて目が見えなくなった。 そして、悲鳴も聞こえなくなった。 気がついた時、部屋は夥しいまでの血に染まっていた。 化け物は去った後のようだった。妻の遺体は、残されていなかった。 私はまた旅に出た。けれど今度は果たすべき目的があった。 化け物への敵討ち。 来る日も来る日も、歩くか寝るか刀を振るか、それだけをして過ごした。 思えば、私の起こす行動はいつだって手遅れだった。 故郷に戻った時も、屋敷と家族は既になくなっていたし、 今もこうして、守るべき存在を喪ってから、戦うための力を磨いている。 もう間に合わないということがないように。 次こそは怪物の爪よりも速く動けるように。 初撃で敵の素っ首を斬り落とす絶対必殺の居合を完成させる。 私は速度を究めることに執心した。 妻の命日。 私は家に帰った。 化け物は依然として見つからない。 何としてでも、私の命が尽きる前に彼奴を見つけなければ。 不甲斐ない報告しか出来ないのを詫びながら、庭に線香を手向ける。 深夜、床に就いていた私の耳に廊下のわずかに軋む音が聞こえた。 何かがいる。 灯りはついていない。 なかば打ち捨てられたような屋敷だ。 忍び込むような盗人もいないはず。 音の主は、勘付かれないよう静かにゆっくりと近づいてくる。 己の耳の良さに感謝した。 でなければ私はきっと、この侵入者に気づくことなく眠り続けていただろうからだ。 傍らの刀を拾い上げると、そっと居合の構えを取る。 緊迫感。 こんな夜更けに我が家を訪れる者が尋常の存在であるわけがない。 確信があった。 理由はわからない。 だが、再びあの化け物が此処に現れたのだと。 ついに妻の無念を晴らす時が来た。 私が死ぬ前にまた彼奴に出逢えた。今度は間に合った。 柄を固く握りしめる。 襖の開く。その正体がはっきりとする。 わずかな隙間から覗いたのは鋭く紅い爪。 あの晩、私を斬り裂いた凶器。 瞬間、全身に沸き立った憎悪で視界が真っ赤に染まった。 あらゆる音を置き去りにして身体が跳ね、刀が鞘の中を走る。 自分と彼奴を隔てる襖ごと首を斬る。 肉と骨を断つ確かな手応え。 絶対必殺の一撃。 そして、視界を遮っていた襖は倒れ、敵の全景が露わになる。 見覚えのある鋭い爪。見覚えのある紫の着物。見覚えのある玉のかんざし。 宙を舞っているのは、死んだと思っていた最愛の妻の顔。 微かに耳朶を打ったのは「あなた」という言葉。 ぼとんと重い物が床に転がった。 膝を突き、慌ててそれを抱きかかえる。 唇は最後の言の葉より後を紡がず、瞳はもう何も映していない。 生気のない白い首。 その様は……誰がどう見ても手遅れだった。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3599380