タイトル:比良坂 白々 キャラクター名:比良坂 白々 職業:キャバ嬢 年齢:22 / 性別:おんなのこ 出身: 髪の色:黒髪 / 瞳の色:橙 / 肌の色: 身長:153 体重:35 ■能力値■ HP:11 MP:10 SAN:47/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   7  12  10  14  18  10  17  16  11  10 成長等              -13 他修正 =合計=   7  12  10  14   5  10  17  16  11  10 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      58%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 71%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》51%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 75%  ●《目星》  70% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》70%   《信用》  15%  ●《説得》75%  《値切り》  5%    《母国語()》80%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(ピアノ)》 55%  ●《経理》 45%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》65%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ひらさか しらあき 2015ホスト・ホステス準拠 edu*10+pow*10 特記:身だしなみ完璧に整えていたらAPP+2 特徴:6-1 奇妙な幸運 プレイシナリオ: 海も枯れるまでsan47 HO1 紹介: めっっっっっっっっちゃ美人で優秀な嬢 備考: 一番最初の記憶は、誰かが自分を覗き見ているところだった。それは親ではなく、大人でもなく、なんなら子どもで、何かを話してどこかへ行ってしまった。 4歳頃まで育ったのは、片田舎の児童養護施設。誰の子どもかもわからない幼な子を育てるための場所。そこに親の愛や、大人からの愛情もなく、ただ淡々とした生活だけがあった。娯楽も何もかもが最低限で、質素でさもしい場所だった。 そうして過ごしていたある日、引き取られることが決まった。というのも、後で聞けば親だと名乗る女が現れたという。4年前養護施設の前に私を置き捨てたその女……母親は当時結婚しておらず、行きずりの男との間の子を授かってしまった。その母……白々からすれば祖母に当たる人物が妊娠に気づき出産に反対するが、既に中絶可能期間を過ぎていたために出産する運びとなった。しかし、母方の家はその時子どもを育てることのできる余裕もなく、泣く泣く児童養護施設へ預けた。そして、その後企業の重役の妻の座を得て余裕ができたことで、引き取りに来たとのことだった。 しかし、そこには問題があった。 母親は旦那のことを愛しており、その2人の間に子どもが既にいたことだった。子どももまた1人の人間ではあるが、母としてより感情を寄せるのは愛する者との間の子どもであることは必然ともいえる。それも預けてから4年経つことで、我が子であったはずの白々は当然齢4年を迎えている。知らぬ間に立ち上がり、知らぬ間に言葉を話し、幼い頃見たあのあどけない赤子の顔から少し大人びた幼年の姿を見て、果たしてそれが胸を張って腹を痛めた子どもだと言えるだろうか。その母は、そうではなかった。 引き取った以上、相応に愛し、相応に接してはいた。だが、それは決して子を愛す親のものではなく、子を産んだ親の責務からだった。まだ幼かった白々はそれを無意識下でひしひしと感じてしまっていた。 だから彼女は努力をした。実の母親に認めてもらえるよう、学校のテストだけでなく部活動や趣味に至るまで、努力と工夫をして。無意識の内に、認められることを目的として、それ以外をかえりみずに。 ……弟は自分によく懐いていた。勉強ばかりに必死になっている姉と違って、健やかに育っていっていた。 そんな彼は笑いながらよく口にしていた。 「姉さんはすごいね、本当にかっこいい。自慢だよ」 ……私はあなたが羨ましい。テストの成績が低くても、コンクールに入賞できなくても、あなたが両親の子どもであるだけで「よくがんばったね」の言葉がもらえる。 知ってる?私が一度テストの点を損なった時、理由を聞かれたの。私、なんて答えればいいかわからなかった。ヤマが外れた?集中できなかった?普段より勉強時間が短かったから? お母さんから「普段通りやればできるからがんばれ」って言われた時、呆然とした。私の普段を知らないのに、どうして、どうしてって。 「すごいじゃない、金賞なんて」「模試24位……高順位ね」「コンクール入賞、信じられないわ」 努力の末の結果だけを見て、私の努力そのものを見てくれない。寂しい、どうして、同じように愛してくれないの、お母さん。私、ここにいるんだよ。 ご飯の時私に話題を振ってくれないのはどうして。 褒めてくれないのはどうして。 普段話してくれないのはどうして。 もっと私と一緒に話して一緒に、みんなと同じように。 家族として一緒に居させて。 そう思い続けていたある日、父親の事業が失敗する。父親はそのまま蒸発し、母親がその債権を背負うことになる。 そのショックとそれから仕事を詰め続けた結果、過労によって倒れることになる。弟は一緒に母親の面倒を見てくれたが、弟はまだ学生であり働くことも難しい。弟は私立から市立への転入などを行うが、白々は大学を中退。手っ取り早くお金が必要ということで、すぐに働けて仕事を得られるキャバ嬢になることに。 小さなアパートへ引っ越し、家事を弟と分担してやるが、時間帯の関係で弟とはほとんど毎日すれ違って生活する日々。母親は簡単な受け答えはできるものの、それ以上話すことはできなくなっていた。 ほとんど眠っている母親、上手く意思の疎通のできない弟。返済しきれない債権。 酒が得意なわけでもない、男性と話したことも多くない、自慢やどうでもいい話をする興味のない男のご機嫌を伺い続けなければならない。吐きそうになりながら家へ帰り、分担された家事を行い、倒れるように眠る。日中眠り続け、起きても二日酔い。そのまま携帯の通知を確認し、思ってもいないことをメッセージで送りながら、夕食を作り、仕事へ行くための準備をする。 時折テーブルの上に置いてある「ありがとう」のメッセージカードだけが心の支えと言えた。 そんな生活を始めてから3年が経とうとしていたある日、珍しく母親が起き上がってきた。今までも起き上がって作業をすることはあったものの、ほとんどが自分とすれ違っていたために自分の起きている時間に話すことができる喜びで話そうと声をかける。けれど、彼女の口から飛び出たのは弟の名前。 笑顔一つなく、淡々と、弟の場所と今何をしているかだけを確認される。 お礼を期待したわけではなかった。 褒められることを期待したわけじゃなかった。 ただ、今日のご飯はなあにとか。お風呂入るわね、とか。もういっそ、それだけでよかった。笑いかけてくれるだけでがんばれると思っていたのに。 もう笑いかけてもくれない、弟の姿だけを追い続けて。 私は、家族じゃなかったのかと。 母親にとって、家族ではなかったと。 長く長く張り詰めていた糸がふつりと切れて、その場に崩れ落ちた。悲しみとか、悔しさとか、憎いとか、そういう感情ではなくて。 もう、がんばらなくても、いいよね。 もう私、いっぱいがんばったよね。 楽になってもいいよね? それからキャバクラも1週間ほど休み、その末。 . ■簡易用■ 比良坂 白々(おんなのこ) 職業:キャバ嬢 年齢:22 PL: STR:7  DEX:14  INT:17 アイデア:85 CON:12  APP:5  POW:10  幸 運:50 SIZ:10 SAN:99 EDU:16 知 識:80 H P:11  M P:10  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:320 個人技能点:170) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]