タイトル:刹夏 キャラクター名:水無瀬玲 職業:高校生 年齢:17 / 性別:女 出身:日本 髪の色:漆黒 / 瞳の色:花浅葱色 / 肌の色:白 身長:163 体重:52 ■能力値■ HP:13 MP:17 SAN:85/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   9  13  17  16  15  13  16  11  13  17 成長等 他修正 =合計=   9  13  17  16  15  13  16  11  13  17 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      32%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 60%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  70% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%  ●《説得》75%  《値切り》  5%   ●《母国語(日本語)》80%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(執筆)》  60%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》45% ●《人類学》    46%   《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     40%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 〇PC:水無瀬玲(みなせ れい) 職業ベース:作家 高校生。片割れと文字をこよなく愛して、夏に嫌われた女の子。 〇容姿 肩まで伸びた漆黒の髪、前髪は目のあたりで切り揃えつつ、邪魔になりすぎないようにシンプルなカチューシャで留めている。カチューシャは白、黒、藍色が多め。涼やかに伏せられた眸は初夏の晴れ空を映し取ったかのような花浅葱色。高くはないが小さく筋の通った鼻。薄い唇は薄桜色、きゅ、と引き結ばれていることが多く、整ってはいるが近寄りがたい顔立ちと表情。華奢な身体つきではあるが、身長は平均よりやや高い。日に焼けにくい体質で、日焼けは赤くなるだけで止まってしまう。「夏の陽射しにまで嫌われているのね」と笑っている。夏場は白いセーラー服に身を包むが、反面半袖は好かない。必ず夏場は薄手のものを羽織り、肌を見せることは稀。 〇性格 あらゆることに頓着がなく、自身を構成するのは文章と、片割れと、大好きで大嫌いな四季のみ。 興味を向けるものが少なく、向けたものには一直線。人にも物にも趣味にもそれは共通し、狭く深く派。大切なものは大事に大事に長続きさせるタイプ。友達は少ないが、幼少期からの長い付き合いの友人が2,3人。学校が違えど時折連絡を取る。 綺麗なものが好きで、水や氷、硝子玉などに視線を向けがち。きらきらと光を反射させるような透明感のあるものに惹かれる。 喜怒哀楽を表に出すことは少ないが、笑う時は笑うし、哀しい時は瞳を伏せる。長年の友人や片割れ、家族の前ではより一層はっきりと出る様子。学校ではあまり表に出さず、そもそも感情の波が揺れない事の方が多いらしい。自分の感情を整理するために言葉を綴っている。 片割れのために、そして自身の記録として。7歳の頃から、毎日、短くとも日記を書いている。 〇学校生活の諸々 2年B組。文系クラス。得意な科目は現文、英語。苦手な科目は化学、芸術科目。委員会は図書委員会、部活は文芸部。 成績は悪くはないが、中の下辺り。文系科目、特に現文では5位以内を誇るが、苦手科目での順位はかなり下。相互い点数を見るとまずますの成績。好きなことには一直線、努力せずとも飲み込みの早いタイプだが、苦手なこと・嫌いなことに関しては人の数倍努力を有する。体育は嫌い。 委員会は晩年図書委員会、その座を守り続けている。昼休みは彼女がカウンターで本を読み、当番をしていることも多々。だいたいの図書室の配置は覚えているし、新刊に何が入ったのかも彼女に聞けばわかる。 部活は文芸部。基本的に小説と頼まれたら書評を書くことが多い。エッセイは苦手、気が向いたら1本2本詩も書く。現在は副部長、来年は部長をやらされそうな予感がしていて嫌がっている。書くことは好きだけど、責任感のある仕事はしたくない。年に一度、部誌を作っているが、その編纂や目次の作成を担当することも。全員分の作品に目を通して、より一冊に入り込みやすい目次を作ることは得意。構成は先生と相談しつつも、褒められることも。 体育と彼女の、瑠衣の好きな教科はなるべく彼女に出てもらうようにしている。その代わり、私のお弁当教室に置き忘れないでね。 〇将来の夢 なれるかどうかは置いておいて、文字に関する仕事に就きたいな、と思っている。出来れば作家になれたら嬉しいけど、でも文字に携われる仕事ならなんでもいい。編集者でも、シナリオライターでも、副業になってしまっても構わない。今の自分があるのは、文字と、本の御蔭だから。自分も、せっかくならそれに携わる仕事がしたい。 〇家族構成 父、母、片割れ。一人っ子。 〇その他: 一人称:私 二人称:あなた、君、 三人称:瑠衣、~(苗字)さん 好きな食べ物:ラムネ、果物 苦手な食べ物:納豆 誕生日:6月3日(誕生花:紫陽花) イメージカラー:花浅葱(#2a83a2) 【フレーバー】 9:カトレア 「優雅」「魔力」「大人の魅力」 皆を惹きつけて止まない。貴方はそれを知っている。その声に皆が心を麻痺させるだろう、その視線に皆が頬を染めるだろう。貴方はそれを知っている。貴方はそれを知っている。 ――――――――――以下、「刹夏」に秘匿hoあり―――――――――― HO1:あなたは二重人格の主人格だ。 あなたは夏に嫌われている。 夏になると、不運に見舞われるのだ。毎年、毎年。 そんなあなたを支えてくれたのは、あなたの人格のひとり、HO2だった。 秘匿HO:あなたは、夏が嫌いだ。どこかで好きになりたくても、夏は嫌いだった。 今年の夏、あなたはそんな自分を変えようとして――。 あなたは、自分の横にいる存在、HO2が好ましい。 しかし、彼は自分にしか見えない。 それが、ずっと寂しかった。 だからこそ、この夏がずっと続けばいいと思ってしまっている。 〇「夏」について ずっとずっと、夏が嫌いだった。 茹だるような暑さ、うるさく鳴く蝉の声、苛つくような晴れ間の蒼、自由に雄大に浮かぶ白雲。環状線の踏切はずっと遠くまで警報音を鳴らしている。指先に汗が滲んで、摘んだページの先端に薄っすら、染みを残す。肌を伝う汗の感覚、額に張り付く髪。首筋を撫でる風だって、生暖かい。 夏は、死の匂いが濃いから、嫌いだ。 盆の時期には辺りの家で焚く線香の香りが嫌でも鼻につく。 蝉の死骸が毎日、どこかで腹を向けて横たわっているのを見る。 雨が降った後特有の乾いた匂いは、コンクリートで死んだ小さな虫の死骸たちの匂いだと聞いたことがある。 夏は、死を連想させる。 幼い頃、大好きだった祖母が死んだのも夏だった。 遠くに住んでいるからたまにしか逢いに行けなかった。けれど、5歳の頃、いつもいつも可愛がってくれた祖母は、夏に息を引き取った。よく西瓜を冷やして待っていてくれて、遊びに行くと食べきれないような大きな西瓜が縁側で冷えていることが多かった。手を繋いでかき氷を食べに行った。後半、飽きて溶けたジュースのようなかき氷を、祖母が「甘いわね」と飲んでいた。 追い掛けるように、翌年、祖父が死んだ。祖母が死んでから、強がっていたものの気落ちしていたのを母から聞いた。食欲がなくなり、衰弱死に近い死にざまだったようだ。逞しくてよく笑う祖父が、葬式では、棺桶の中で痩せこけて眠っていた。記憶の中の祖父とはまるで別人で、「こんなのおじいちゃんじゃない!」と泣き喚いたことだけは、覚えている。 それから、少しずつ夏が嫌いになった。 夏の度に、何かがなくなって、誰かが死んでいく。 人が死ぬのは、いつだって夏だと思っていた。 小学校の頃、大好きだった友達が事故に遭った。幸いにも軽傷で済んだが、また大事な人がなくなるのではないかと怖かった。彼女が事故に遭ったのも、夏だった。 10歳の頃、犬を飼ってもらった。母の友人が飼っていた犬が子を産み、その一匹を譲ってもらった。かわいいくりくりとした目をした、柴犬だった。友達の少ない自分と、片割れと、その子でたくさんたくさん遊んだ。12歳の夏、何に怯えたのか、リードを引きちぎってどこかへ行ってしまった。たった、2年間の付き合いだった。 13歳の頃、所属していた部活で悪口を言われ、ありもしない噂で傷ついた。 14歳の頃、好きな人が自分のことが嫌いだと言っているらしい、と聞いた。自分を妬んだ同学年の女子の仕業だった。 15歳の頃、階段から落ちて大怪我をした。足の骨を折り、暫く入院を余儀なくされた。たぶん、事故だった。 16歳の頃、親戚で不幸があった。葬式に呼ばれ家族で出向けば、父母が酷い中傷を受けていた。何も言って返すこともできずに、家に帰って泣く母の背中を見ることしかできなかった。 全部全部、夏の出来事の話だった。 ……でも、夏が好きだった。 きらきらと輝く朝陽は他の季節にないきらめきを宿していたし、明け方の朝露は瑞々しくて散歩が楽しくなった。 いつも浮かぶ青空は一層色濃く、片割れのように清々しく、見ていて気持ちのいい物だった。 時折鳴る雷は畏怖を感じるが、その轟が恐ろしいことはなかった。 降る雨は冷たく、優しく、サァサァと心地好く鼓膜を震わした。 夏に食べるアイスも、かき氷も、格別だった。海に行った記憶もある。夏祭りも、花火大会も、縁日も、全部、楽しいことは夏に詰まっていた。 嫌いで嫌いでたまらなくて、でも、好きにもなれなくて。 嫌な思い出と楽しい思い出が相反する。死の匂いが一層濃くなる。片割れの、瑠衣の明るい声が頭に響く。 ……私、本当は、夏を好きになりたいの。 〇片割れについて 瑠衣。生まれた頃から一緒に居る。大好きで大事な片割れ。 自分とは違い真っ直ぐできらきらと可愛らしい彼女が、嫌なものを見ないようにいてほしいと願っている。哀しいことは全て自分が引き受けて、彼女はきれいなものや楽しいことだけ知っていてほしい。 好きな教科を受けて欲しい。美味しいものを食べて欲しい。綺麗な景色を見て欲しい。彼女のまま、生きて欲しい。 夏が嫌いなことも、生きていて嫌になることも、哀しいことも、全部私が引き受けるから。 瑠衣は、綺麗なままで居てね。 【通過シナリオ】 ・「刹夏」:エンドD「刹那、僕らは生きていた」 ■簡易用■ 水無瀬玲(女) 職業:高校生 年齢:17 PL: STR:9  DEX:16  INT:16 アイデア:80 CON:13  APP:15  POW:17  幸 運:85 SIZ:13 SAN:99 EDU:11 知 識:55 H P:13  M P:17  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:220 個人技能点:160) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]