タイトル:エキサミ・ソルァ・オ・グランタゴル・ポゥラー キャラクター名:エキサミ・ソルァ・オ・グランタゴル・ポゥラー 年齢:36 性別:女性 髪の色:黒 / 瞳の色:茶に緑の虹彩 / 肌の色:バター 身長:170cm 体重:65kg キャラクターレベル:13 Lv ワークス :契約魔法師A スタイル:エレメンタラー ■能力値■ HP:113 MP:168      筋力 反射 感覚 知力 精神 共感 ワークス   8   8  10  12  10  12 作成時    0   0   0   1   3   1 →/5点 成長等          2  10  12  12 その他 =基本値=   8   8  12  23  25  25 スタイル   0   1   1   0   2   2 他修正 =合計=    2   3   5   7  10  10 ■攻撃コマンド■ 《攻撃名》            命中 /威力       /射程/MC/コスト/効果など 《火魔法》            3d+23/         /  / /魔法 / 《魔法》             3d+15/         /  / /魔法 / 《ウィンドパリィ》        3d+15/         /  / /3   / 《キュアライトウーンズ》     3d+12/         /  / /7   / 《ファイアーボール(スペルブック)》3d+25/10D+[混沌LV]*2+10/6Sq / /21  / 《スリープ》           3d+12/         /6Sq / /3   / ■回避コマンド■ 《回避名》回避力/MC/コスト/効果など 《》   /2d+3 / /   / ■装備■ =武器=                 重量 命中 G値 攻撃力 射程 備考 タクト                1    0   0 0   0  魔法使用時、達成値+1 ヘンネベルからもらった基礎的な魔導書     0   0 0   0  アーティファクト。魔法使用時、追加でMPを5消費することで、使用する魔法の混沌レベルに+1して効果を算出する。 合計                 1       0 0 =防具=    重量 命中 攻撃力 武器防御 炎熱防御 衝撃防御 体内防御 回避 行動 移動 備考 侍従服    1          2     1     0    0          -1 ブーツ    1          0     1     0    0 〈軍書精通〉                                 3 他修正 合計     2   0   0    2     2     0    0    0   18  7   =2sq ■所持品■ 名称    重量 備考 気付け薬  4   メジャーで使用。同一Sqの単体のMPを2D点回復。 治療キット 2   メジャーで使用。同一Sqの単体のHPを〈治療〉達成値ぶん回復。 専門書   6   〈混沌知識〉、〈軍略知識〉、〈聖印知識〉 =所持品合計=     12 =装備合計=      3 = 重量総計 =     15 / 16 ■特技■ 《特技名》            SL/タイミング /判定  /対象 /射程/コスト  /制限  /MC/効果など 《基礎魔法習得/魔法(自動)》   3 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /[LV]*2個の基礎魔法習得 《ルーンアンプリファイア》    1 /常時    /-    /自身 /-  /-    /-    / /魔法のダメージ、回復量に+2Dし、【行動値】-5する。(反映済) 《ルーンエクスプローラー》    1 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /ハプニングのチェック、混沌発散、緊急発散の判定値に+[LV*2]する。部隊を統率している場合の士気回復速度を[5-(LV/2(切上))]ターンの休憩ごとに1点回復する。 《魔法習得:元素魔法/魔法(自動)》16 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /レベル以下の元素魔法取得 《文化向上》           1 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /自身と同じ国家に属するキャラクタ、自身に同意するキャラクタすべては"自然回復の効率化"(ADF147)を受ける 《混沌操作/魔法(自動)》     1 /SetUp    /〈感性〉/シーン/0Sq /3    /目標10 / /混沌LVを±1する 《元素感応/魔法(元素)》     1 /Mn     /自動成功/自身 /-  /4([LV]*5)/-    / /メインプロセス中に使用する「魔法(元素)」のダメージに+[LV](1)Dする。 《簡易魔法儀式/魔法》      1 /Mn     /自動成功/自身 /-  /4    /-    / /「種別:魔法」の判定D+1個 《魔素集積/魔法(偉業)》     1 /Int     /自動成功/自身 /-  /天運   /-    / /消費する天運*3D点分MP回復 《精密誘導魔法/魔法(元素)》   2 /効果参照  /自動成功/自身 /-  /14    /-    / /シナリオ2([LV])回,元素魔法の対象から任意のキャラクタを除外できる 《元素焦点具:火》        4 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /火魔法の達成値+8([LV]*2) 《拡大元素魔法/魔法(元素)》   1 /判定直前  /自動成功/自身 /-  /7(LV*4) /-    / /1シーン2回([使用可能元素魔法LV]/3切上) 《》               1 /常時    /    /   /  /     /    / /種別:魔攻の対象を[範囲LV]に変更する。対象に自身は含まない。 《魔法射程延長/魔法》      3 /魔法使用直前/自動成功/自身 /-  /14(LV*5) /-    / /射程2Sq以上の魔法を使用する時のみ,魔法の射程+[LV]する。 《元素焦点具Ⅲ/魔法(元素)》    2 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /CL10以上/ /使用する元素魔法のダメージに+[LV*5]する。この効果は「種別:魔攻」以外のダメージが算出される。 《》               ★ /      /    /   /  /     /    / / 《能動瞑想》           1 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /使用する魔法のコスト-1([LV])(適用済) 《受動瞑想》           2 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /MPの最大値+20([LV]*10)(適用済) 《魔法習熟》           4 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /魔法、種別:魔法の特技の達成値+5([LV]+1) 《コンバットメイジ》       1 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /自身が使用する魔法のダメージ+1Dする(適用済) 《スペルブック》         1 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /LV個まで取得している魔法を指定。 《》               1 /      /    /   /  /     /    / /指定した魔法の達成値+2, 《》               1 /      /    /   /  /     /    / /ダメージや回復量+1D 《》               1 /      /    /   /  /     /    / /指定《ファイアーボール》 《軍書精通》           2 /常時    /-    /自身 /-  /-    /-    / /〈軍略知識〉の達成値と【行動値】[LV+1] 《戦況把握》           1 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /-    / /〈感性〉選択。〈軍略知識〉〈意志〉〈感性〉からLV個選択する。【行動値】に+[選択した技能レベルの合計]する。 《サポートマスタリー》      2 /常時    /自動成功/自身 /-  /-    /CL10以上/ /自身が使用する「増幅」「防御」の効果で上昇する、あなた以外のキャラクターのダメージと防御力を1プロセス中さらに+(LV)Dする。 ■魔法■ 《魔法名》                  SL/タイミング/判定     /対象 /射程/コスト/制限  /MC/効果など 《キュアライトウーンズ/魔法(生命/回復)》    /Mj    /〈治療〉   /単体 /4Sq /3   /8    / /対象の【HP】を[2D+達成値+混沌LV]点回復,瀕死L1にも効果有り。 《ヴォーパルウェポン/魔法》          /Inv    /自動成功   /単体☆/1Sq /9   /-    / /1R2回,シーン間,対象が装備している武器の攻撃力+2D 《リウィンド/魔法(基礎)》           /判定直後 /自動成功   /単体 /3Sq /3   /-    / /1シナリオ1回,効果に同意する対象の判定Dを振り直させる。 《クールインテリジェンス/魔法(基礎)》     /判定直前 /自動成功   /自身 /なし/3   /-    / /戦闘時不可。【知力】or【共感】を用いる判定の達成値+2 《アシスト/魔法(基礎)》            /判定直後 /自動成功   /単体 /4Sq /2   /-    / /1シーン1回,判定の達成値+3する。 《スリープ/魔法(基礎/幻覚/BS)》        /Mj    /〈治療〉8/対決/十字 /6Sq /3   /-    / /対象の〈意志〉と対決。勝利で放心+硬直付与。 《◇主に使う攻撃魔法》             /     /       /   /  /   /    / / 《バーストフレア/魔法(元素/火/魔攻)》     /Mj    /〈感性〉   /単体 /6Sq /21  /24/対決 / /〈炎熱〉11D+[混沌LV]*3のダメージ 《ファイアーボール/魔法(元素/火/魔攻)》    /Mj    /〈感性〉   /十字 /6Sq /21  /24/対決 / /〈炎熱〉10D+[混沌LV]*2のダメージ 《◇補助系》                  /     /       /   /  /   /    / / 《エレメンタルシールド魔法(元素/四大/防御)》  /DR直後  /自動成功   /単体 /4Sq /6   /自動成功/ /対象の全属性の防御力+4D+[混沌LV] 《ウィンドパリィ魔法(元素/風)》        /ReAct   /〈感性〉   /自身 /-  /3   /12/対決 / /1R2回,武器攻撃に対するリアクションをこの魔法で行う 《》                      /     /       /   /  /   /    / / 《メイルシュトローム/(元素/水/累積)》     /Mj    /〈感性〉   /特殊☆/視界/20  /45/累積 / /「特殊地形:水地」のみで使用可能。アーティファクトではない水上・水中の船舶は自動的に破壊され、対象Sqの水上・水中にいるキャラクタは目標値30の〈水泳〉判定に失敗すると〈体内〉〈衝撃〉属性の10D+【精神】+[(使用可能元素魔法レベル+混沌レベル)*5]のダメージを受ける。 ■ライフパス■ 出自:農民/ムーングリファ王国北西部ズーマ村出身。 経験1:学究/「うるさい。しつこい。今何時だと思ってる? ほんっとキミなんか拾うんじゃなかった!」 経験2:非才/教室でただひとり、「できません」「わかりません」と答え続ける日々はつらかった。 目的:功名/その為に生きてきた。 禁忌:偽名/その為に生きていく。 趣味嗜好:甘い物は別腹/むしゃくしゃするとタフー(ワッフルのようなもの)を焼きまくって食べまくる。 ■コネクション■ 名前        / 関係/ メイン感情/ サブ感情 ヘンネベル・ポゥラー/ 師匠/ 感服   / 嫌悪 タゴル       / 家族/ 憧憬   / 寂しさ メモ: ====================== https://charasheet.vampire-blood.net/3697074 【PC3】 名前:エキサミ・ソルァ・オ・グランタゴル・ポゥラー(エキサミ・ポゥラー) 性別:女性 年齢:36歳 身長:170cm 体重:65kg 一人称:私 二人称:あなた、お前、呼び捨て、~殿、~様 性格: 血が熱く拳が硬い気質がベースで、その上に知識と経験を積み重ねている。 目的の為に選べる手段をできるだけ多く用意し、不可能を可能にするべく尽力する。 可能なかぎり自分の名を汚さぬ振る舞いをしたいと考えているが、戦乱の世においては「勝てば官軍」の意識も持ち合わせており、騙し討ちや謀略も手札のひとつに数えている。 容姿: 複雑に編んだ黒髪と、赤紫色の眉と睫毛が特徴的。瞳の色は緑混じりの茶。 ムーングリファ王国出身者には珍しく、バター色の肌をしている。 多くの装飾品を身に着けているが、いずれも魔道具であり、寝るときも外さない。 ====================== 詳細: ムーングリファ王国出身。 国の北西部・ズーマという村で母と二人で暮らしていた。 父親のことは名も姿も知らない。 母・タゴルはアーティスト、ミラージュであった。 根無し草の装いと、貴族の女のような口の利き方。ステンドグラスの、色とりどりの硝子を取り去って、黒い枠だけを残したような邪紋。 エキサミが母を思い出すとき、脳裏に浮かぶのはその三つだった。 タゴルはおよそ母らしい女性ではなかったが、エキサミにとってはこの世にただひとりの、かけがえのない家族だった。 ムーングリファの国にも軍にも王にも属さないアーティストだったタゴルは、ズーマの北にある魔境と、そこから湧く投影体の脅威から村を守ることを条件に、母子二人が暮らすだけの土地と家、わずかな畑を村長から授かっていた。 来歴不詳のタゴルに後ろ指をさし、村長の妾か何かに違いないと揶揄する噂は、タゴル本人の、そしてまだ幼かったエキサミの耳にも入っていた。 タゴルはその噂を否定することも肯定することもなかった。 エキサミが“妾”という言葉の意味を知るよりも先に、村は拡大した魔境に呑まれ、タゴルは村人をひとりも欠けることなく逃す為の犠牲となった。 エキサミは美しい母が村の人々に煙たがられ、疎まれていることが悔しかった。 それをタゴルに言うと、彼女は苦笑いして「諦めの悪い子。あなたは苦労するわね」とエキサミの額を撫でた。 魔境から逃れたズーマ村の人々は、近くの町シャニンに援助を求め、そこに移り住んだ。 唯一の身寄りを喪ったエキサミはその町の長の屋敷で召使として住み込み、働くこととなった。 働く合間に、彼女は屋敷の蔵書に触れ、知識を得た。 そうして彼女はついに“妾”という言葉の意味を知った。 瞬間、身の内から炎が盛るような怒りを感じた。 烈火。暴風。濁流。落雷。地鳴。雪崩。轟音。 彼女はこれまでの人生で一番喧しい無音の中にいた。 私の母は妾ではない。 私の母は、タゴルは英雄だ。 気高く、しなやかで、美しい、ズーマの人々を救った英雄だ。 そう心で唱えたとき、彼女がこの世を生き抜いていかなければならない理由、そのひとつが決まった。 自分の名を歴史に残し、そして母の名を共に刻む。 ソルァ・オ・グランタゴルは、屋敷の書物で調べた古語。 『偉大なるタゴルの娘』という意味である。 歴史に自身の名を刻む為、彼女が求めたのは力だった。 人が名を呼ばれるには、それもより多くの人に名を呼ばれるには、力が必要だ。 彼女は、まず知恵をつけ、礼儀作法を覚え、屋敷のなかでの地位を向上させた。 わずかな賃金を切り詰めて貯え、旅の備えを整えると、町長に暇を申し出た。 当初は黙って去ることも考えたが、将来の為、できるかぎり自身の名を汚さぬようにしたかった。 働き者の彼女が出ていくことを町長は惜しがったが、彼女の意思は堅いと見ると、彼女に食料と手のひらに収まる程度の金、そして年老いた驢馬一頭を与えた。 力を求めた彼女は当初、母親と同じくアーティストになろうとした。 しかしそれを通りがかりの魔法師、ヘンネベル・ポゥラーに止められる。 「君の目的は生きていかなければ成せないこと。混沌核に触れるのは無駄死にへの近道。仮に運良く、あるいは運悪くアーティストになったとしても、彼らは多くが戦場で早死にする。遺る偉業もだいたい獲った首の重さやその数量。君が望む形はそうではないでしょう、やめておきなさい」 「でも」 「もし力が欲しいのならば」 「じゃあ」 「魔法師という道がある」 エキサミにとって、ヘンネベルに出逢ったことは二重の幸運だった。 ひとつは、混沌格に触れて無駄死にせずに済んだこと。 そしてもうひとつは、自身に、ほんの、ほんのわずかながら、霊感が備わっていることを知れたこと。 ヘンネベルにとっては、これでこの哀れな少女が、少なくとも自分の目の前で自殺志願者の真似事を止めさえすればいいと思っての提案だった。 彼女の霊感はアカデミーが見過ごすほどにごくごくわずか、清流に混じる砂金程度のものであったので、この程度の力しかなければ、どうせ道半ばで諦めるだろうと考えた。 きっと数年後にはすこし血気盛んな家庭教師がこの世に生まれ、どこかの誰かと結ばれ、それなりに幸せに暮らすに違いない。 アカデミーまでエキサミを連れていき、入会手続きへ送り出したヘンネベルは「いいことをしたなあ」とのんびり満足に浸った。 ヘンネベルは本来、協会に命令・要請されないかぎり子を取らない主義だった。だって面倒くさい。 そんなヘンネベルの思惑を裏切って、無才の子は貪欲に学んだ。砂漠の民がわずかな水溜りに跪き舌を伸ばすような貪欲さだった。 彼女が一人前のメイジとしてなんとか体裁を整えたとき、彼女は三十六歳になっていた。 アカデミーで課程を修めた彼女が派遣された先は、奇しくもムーングリファ王国。 第三の姫にして幼きロード、ヴァインドリィの侍従として、彼女は十数年ぶりに故郷に迎え入れられることとなった。 ===================================== 【成長報告】 2021/07/03 第一話->第二話 クラスレベル3->4 魔素焦点具:火 Lv.2->4 魔法習熟 Lv.2->3 装備変更 アカデミー制服->侍従服 PCへの印象 レイノエル:彼についていくことが自分の運命なのか、ただ賭けに乗っただけなのか。これが賭けだとしたら分がよいとは言えない。けれど手を貸したいとは思う。自分のため五割、彼らのため五割。おとぎ話は好きだ。冒険活劇も。そして、一発逆転のギャンブルも。 アカ:投影体…知ってますとも、ええ、もちろん、知っていますとも。普段は少女にしか見えない。”大いなる力”として畏む気持がなくはないが、どうにも「姫様」という印象がぬぐえない。彼女を大切にしている人が彼女のすぐそばにいるからだと思う。 エンマ:弟子を名乗られたが誤解でしかない。正直に言っておそろしい。でも拘束具があるかぎりは大丈夫だろ。叡智万歳。戦人として頼りにしている。アーティストの力はやはり人のそれと一線を画す。もしも自分もアーティストになれたなら。とはいえ、彼のようになれたとも思えない。 目的意識 当初から変化なし。戦乱の世において自分の名を立て、母の名を偉大なる者として遺す。 優秀な魔法師と誤解されていることには内心ビビっているが、張りぼてもメッキもそうとバレなければ歴史の上では本物として光るはず。面の皮厚く、せいぜい肩肘張っていこうではないか。 ===================================== 2021/07/19 第二話-> クラスレベル4->5 基礎魔法習得 Lv.1->2 ・リウィンド ・クールインテリジェンス 拡大元素魔法 取得Lv.1 コンバットメイジ 取得 Lv.1 PCへの印象 レイノエル:その節は誠に申し訳ございませんでした(二日酔い)。優しさは裏返せば弱さに映ることもあるし、強さは裏返ればば孤独につながることもあるだろう。彼に残されている時間がどれだけあるかは知れないが、たくさんのことを知っていってほしい。……傍らで揺れている花の気持とか。 アカ:その節は誠に申し訳ございませんでした(気づいたら介抱されていた)。彼女がいることはレイノエルにとって幸福なことだし、レイノエルがいることは彼女にとって幸福なことなのだと思う。そのかわいらしい天秤が血生臭い強風に傾くのであれば、風除けの手ぐらい貸したいものだな。 エンマ:その節は…いやあなたには謝ることはないか。しかしつくづく強いひとだ。拳も体も心も魂も。酒はアカには敵わなかったようだけれども。自分より強い存在から”一番弟子”にこだわられるのはどうもくすぐったいが、笑ってばかりいてもだめだろう。がんばりたい。 ハツカ:なんかたくさん食べさせてあげたくなるのよねぇ……。 目的意識 当初から変化なし。 長には二種類ある。手を貸す者と、手を借りる者。自分は前者でありたい。 ===================================== 【成長報告】 2021/07/26 第三話-> クラスレベル5->6 基礎魔法習得 Lv.2->3 ・アシスト ・スリープ 拡大元素魔法 取得Lv.1->2 スペルブック 取得 Lv.1 指定:ファイアーボール PCへの印象 レイノエル:「お前のそれは優しさではなく自己満足だ」。自分より十も年若い同窓がホームシックに陥り、夜通し話を聞いて慰めた明くる朝、ヘンネベル師は私にそう言った。その同窓は次の試験でより高度なクラスに移り、私はというと変わらず補習を受けていた。しかし、じゃあ、私はあの時、彼女の涙を無視したほうがよかったのだろうか? 36歳にもなった人間が、命を懸けない出来事であってもこうも悩んで迷って後悔しそうになったりするのだから、彼の苦悩はいかほどだろう。 アカ:冷静に考えてみると、下手をすれば親子ほど歳が離れているかもしれない方に「あなたが自分の気持を勘定に入れていないことに苛立ちを覚える」とはなんとまあ我ながら率直が過ぎるでは? お節介の始まりは適切な距離感の終わりだ、程度を弁えよう。しかし間違ったことは言っていない。と思いたい。私は、レイノエル王子を支えるあなたを支えたいと思っている。可能ならば、友人として。 エンマ:彼は得意げな表情をしている時が一番好ましい。力ある者が堂々としている様は、大海原や霊峰の様に似て気持がよいものだと思う。だから、喜色をたたえて料理をふるった彼に、あのような仕打ちをした人物のことを、私はとても嫌いだ。よくもやってくれやがったな。おぼえとけよ。誰だか知らんけど。 ハツカ:お茶に誘うとずーっともぐもぐしてるわね……アカデミーの子が飼ってたモルモット?を思い出すわ……できれば話もしてみたいんだけど、つい見てて飽きないから、見ちゃうのよね……食べてるとこ……。 ジギス・タリ:相変わらずだなあ!!!!!お互い様かあ!?!?!?……まあ、元気そうで何よりです。 目的意識 戦乱の世において自分の名を立て、母の名を偉大なる者として遺す。 それは変わらないが、どうにも最近、すこしお節介焼きな性分が出てきてしまっている気がする。 気付かぬうちに二兎を追うことがないよう、気を引き締めなければならない。 ===================================== 2023/08/17 第八話-> クラスレベル10>11 魔法習得:元素魔法 4>6 魔法習熟 3>4 PCへの印象 レイノエル様:ハルメリアでの一年は彼をたくましく成長させてくれた。そうでなくては! ところで身長いつの間に追いつかれた? 男の子の成長って早いのねー。 アカ様:この一年で、レイノエル様と同じく大きく変化されたように見える。私とは違う時間を歩まれることと思うが、今は私のほうが”年上”として、…”母”のようなものとして、見守っていきたい。 エンマ:貴方はずっと猿魔だ。この先もずっとそうなんだろうかなあ。強い男だ。しかも、強過ぎない男だ。見栄を張るに、ふさわしい相手だ。 ハツカ:自分が彼女を必要だと言ったのだから、彼女にとってこの旅が後悔の少ないものになるよう、がんばりたい。…気を抜くとついお菓子をあげそうになる。 ジギス:気に入ってくれていたみたいだからクッキーの作り方を渡そうかと思ったが、まあそれよりは、また作りに来てやろう。元気で。 カッパドキア:こいつ……こいつがアーティストになれるのに……いや、でも、私は私。あなたはあなた。よく動く口より、精密な手業に期待している。