タイトル:カイリ・ベイリンガー キャラクター名:カイリ・ベイリンガー 職業:ジャンク屋 年齢:12 / 性別:男 出身:? 髪の色:黒(?) / 瞳の色:緑(?) / 肌の色:薄い肌色 身長:150 体重:39 ■能力値■ HP:11 MP:16 SAN:80/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  11  10  16  15  12  11  18  15  11  16 成長等 他修正 =合計=  11  10  16  15  12  11  18  15  11  16 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      30%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》80%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 50%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》60%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 70%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%  ●《機械修理》80%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%  ●《電気修理》 80% ●《ナビゲート》50%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》75%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%   ●《薬学》 77%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称                 単価 個数 価格 備考 基本的に全て船にある            1   0 ジャンが持ってこいと言ったものを持つ    1   0                       1   0                       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: --------------以下ネタバレ注意-------------- 幼い頃に拾われる。 ジャンク屋のじっちゃんこと、フラッツ・ベイリンガーに拾われた時、全ての記憶がなかった。 そのため、名前や年齢さえもわからないカイリは推定6歳とされていたため、現在は推定12歳。 3年前にじっちゃんが亡くなってからはジャンと共に2人で生きていく。 ジャンのことは拾われた時から実の兄のように面倒を見てくれたことから、尊敬し、1番大切な人となっている。 周りには他にも大切な人もいるが、やはり何も出来ない自分を支えてくれ、役に立たない自分を家族として接してくれている、という点でその当時のカイリにとっては1番大切な人だった。 かなり自尊心が乏しく、常に自らを卑下している。じっちゃん含め、周りが何と言おうと納得しない。意外と頑固。 拾われた当初から、体が弱かった。 ジャンク屋であるため、体力がある程度ないといけないが、体が弱いためかすぐに体調を崩して、まともに手伝うことが出来ない=役立たず、ただ飯食べてるだけ…とイコールづけ、このような性格となった。 しかし、頭の回転は早い(だからこそ、自分を卑下するときは口が流暢に動く) 地球を捨て、宇宙で生きることを選んだ人間たちにとって、水はかなりの貴重品。 水を空気で生成する装置を作り出し、実際に生活に困らない程度には生成できているため、実はかなりの天才かもしれない。本人は気づいていないが、この世界では喉から手が欲しい程に稀有な代物といえる。 ある日、いつものようにジャンと共に冥王星で売れそうな部品がないか探していた時のこと。大きな衝突音とともに、揺れる大地。 原因を確認するため、ジャンと共に大きな何かが落ちた場所へ向かうと、そこには見たことがない大きな鉄の塊が煙をあげていた。 つい先ほど落下してきたと瞬時に理解できるそれの中から、女性型モデルのエーテロイドを見つける。 エーテロイドは人類がまだ地球圏の時に普及していた、今ではかなり貴重な モノ だ。 富裕層しか持っていないエーテロイドが何故ここに?という疑問を抱きつつも、汚れた状態で一人ぼっちのエーテロイドを自らと重ね、ジャンへ連れて行ってはダメかと提案する。 少し考えてから頷いたジャンにお礼をいい、エーテロイドを船へと持ち帰る。 てっきり壊れていると思っていた、そのエーテロイドは驚くことに記憶がないだけで正常に動作するようだった。そして、地球へと連れて行って欲しいと言うのだ。 考えたこともなかった発想。けれど地球という言葉を聞くと、どこか胸騒ぎがする。 とうに人は住めないはずの地球に何故か行かなければいけないというエーテロイド。 リスクを考え、反対していたジャンも最後には折れてくれ、エーテロイドこと、エーテルとともに地球へと向かうこととなった。 共に旅していく中で、どんどんと深まる絆。 地球に近づくほどにエーテルとの別れが近づいてくる。そんな寂しさと共に、胸騒ぎは気のせいから確信へと変わる。 地球には何かがある。 忘れてしまった何かが…。 それと同時に体調もおかしい。 その体調の変化とともに、欠かさず毎日動作していた水生成器もおかしくなる。 1日、数滴程しか生成できなかった水がどんどん量を増し、最終的には溢れるほどになってしまう。 別れと出会い。 土星で出会った人物。 その人は最愛の家族を失い、自らの行動に後悔していた。それを見て、自らの感情を再認識する。 家族である、ジャンとエーテル、そしてじっちゃんが残してくれたこの船を失いたくはない。 離ればなれになりたくない。 一緒にいたい。 改めて、そう思った 地球へ降り立つ直前、エーテルを作った人物の想いに触れ、決心する。 地球を救うためにはエーテルの感情を捧げなければいけない。 そんなのは絶対に一人で抱えさせない。 じっちゃんは言っていた。 助け合わなきゃ家族とはいえねぇ。 家族がいれば何とかなるさ! 人は声から忘れてしまうと言うけれど、じっちゃんの声は今でもスラスラと思い出せる。 案の定、俺が提案した内容にジャンは賛同してくれた。きっとジャンも同じ気持ちだったのだろう。けれど、自分自身の様子を伺っていたことに、改めてジャンはとても優しくて…尊敬できる兄だと再認識する。 そうして俺たちは地球へと向かった。 急降下する船。 不安と喜びが入り混じる。 いつしか胸騒ぎは、変化として訪れ、心臓が強く高鳴り始める。 しかし、着陸した地球の様子をこの目で見て、大きな衝撃を受ける。 ショックは大きく広がり、それと同時に懐かしさを覚える。 そして、ジャンが一時的に混乱し、船から出たことを目に捉え、追いかけたくても体が言うことを聞かない…というもどかしさを感じた瞬間、突然と体が熱くなる。そして次々と 追加 されていく記憶を自然と受け入れていた。 再び目を開けた時、カイリはカイリではなくなっていた。 いや、カイリだが元の存在を取り戻した、という方が正しかった。 追加された記憶を整理しているが、中々追いつかず、エーテルとジャンの呼び声に反応することができない。 何度目かの呼び声でようやく2人を見据えた時、酷く驚く2人の様子が目に入る。 "本来の姿を取り戻した今" 人であった時よりも感情は薄くなり、感覚も乏しくなっているはずだった。 けれど、どこかそのことに寂しさを覚える。 これはきっと、自分自身ではなく……カイリ自身が感じたことなのだと、頭のどこかで思う。 自分の名前は 氷鉋斗賣命(ヒガノトメノミコト) 口が勝手に動く。 けれど、言葉にすると驚くほどに自分に馴染み、浸透していく。 徐々に頭の中が整理されていき、カイリとしての自覚も目覚めてくる。 別の姿へと変わっているはずなのに、人ではないと分かるはずなのに、ジャンは全く接し方を変えることなく、歩み寄ってくる。 ジャンは本当にずるい。 そう思いながらも嬉しいと思う感情を消し去ることはできなかった。 地球のため、そしてエーテルのために感情の一つを失う呪文を唱える。 愛という感情を捧げ、失うと少し寂しさを覚える。大切な何かを忘れてしまったようなそんな感覚だった。 別れの時。 神として生きるのならば、地球でないと生きていけない。 人間として生きるのならば、家族であるジャンとともに再び手を取り合って生きていける。 けれど、半神となり、役目を思い出した今、人間に戻ることはできない。 別れを告げる口は酷く震え、上手く話せない。 どれだけ目を逸らしても、真正面から向き合ってくる"兄"の目を見たら、我慢なんて出来るはずがなかった。 自分は カイリ だ。半神ではあるけど、与えられた名は……、家族が出来たのは……、カイリだ。 混在している記憶の中で、確かに輝いている記憶は カイリ としての記憶だ。 「お前なぁここで最後になるかもしれないって思ってんなら嘘なんか付くなよ…」 「…………ごめん。ジャンに嘘が通用したことなんてなかったね。ジャンには敵わないや」 いつだって、ジャンに嘘をつけたことなんで一度もなかった。 「感情が消えないうちに最後の質問だ。お前は人と神どっちの道を選びたい?分かってると思うがよく分からないって返答も嘘も無しだ」 「俺は………」 そんな聞き方、ずるい。 そんなの…決まってる。 「ジャンと…みんなと……一緒にいたい!」 愛という感情を失っても、他の感情は失わない 愛という感情を失っても、また取り戻せる 愛という感情を失っても、絆はある 愛という感情を失っても、 大切な家族はいる。 ----------------------------------- ある小さな村に1人の女がいた。 その女の愛する者は戦争へと赴き、一向に帰ってこなかった。 暫くして、戦死したという連絡だけがくる。遺体は帰ってこない。 愛する彼の間に出来た愛しい命は、ストレスのせいか己の中で空へと旅立った。 残された女は未亡人のまま、余生を過ごすこととなる。 そして、元より神への信仰を強く持っていた女は毎日、小さな祠にお参りをする。 戦争が無くならなければ、自分のように悲しく辛い日々を過ごす人が増えてしまう。 どうか醜い人間同士の争いがあっても、見捨てずに見守り続けてほしいと女は願った。 神への願うことは禁じられていた。 けれど、女は自分のことではなく、今後の人間たちのために願った。 その祠に祀られている神、綿津見神が目に留める。 多くの地域で祀られている綿津見神はその小さな村の小さな祠に赴くことは数十年に1度程だった。 奇跡のような、運命な出会いが女に降り注ぐ。 哀れな女、しかしそれでも尚立ち上がり、自らの欲望ではなく、人のために祈る姿を見た綿津見神は女に恩恵を与える。 [お主が唯一、自らのことで願うことは、帰らぬ人間と幼子のようだ。 死人を生き返すことはしてやれん。であれば……] そう言って女の腹部を指差すと、綿津見神は消えていく。 その状況に呆然していた女は、急に腹部に違和感を覚える 身ごもっていた時のような……そんな感覚だ。 村の人々に知られれば、糾弾され、また幼い命を守れないかもしれないと考えた女は祠の近くのボロボロの空き家へと移り住む。 そこは以前から 何か出る といって皆、不気味がって近寄ろうともしない。 少しの恐怖はあるものの、また幼子を亡くすことに比べたら恐怖はないようなものだった。 そこに移り住むことにより、未亡人となって頭がおかしくなったと噂が流れたが、用がなければ村へ降りることがないため、全く気にならなかった。 そうして、女は1人で出産し、1人で産まれた子を育て上げた。 人とは異なり、ものの数ヶ月で意思疎通が取れるようになった。 神の子、という名が相応しい子だったが、それと同時に人間のような部分も持ち合わせていた。 もしかしたら、半分は自分の血が混じっているのかもしれないと思った女は、人の子と同じように育てた。 そのおかげで、感情豊かな子となり、自らも人間と思っている "人間と変わらない子" となった。 けれど、終わりは突然とやってくる。 あの日、恩恵を与えてくれた 綿津見神 が女の前に再び現れた。 慌てて頭を下げる女を一瞥した後、綿津見神は子へと近づく。 『お願いです!!連れて行かないでください!!!』 女の悲痛な叫びは綿津見神に届いているものの、子への歩みは止めない。 泣き続ける女に、子が駆け寄ろうとするも、突然と身動きが取れなくなる。 そして、綿津見神は子の額へ指を触れる。 その瞬間、子は崩れ落ちる。 女は泣き、子の名前を叫ぶ。 少しして立ち上がった子の瞳からは感情を感じられない。 女はその様子を見て、静かに泣き続けた。 まるで、そうなるかと分かっていたように…。 [お主の願いは聞き叶えた。  人間らしく、しっかりと生きよ] その言葉の意味は女に伝わったようで、女は泣きながらも頷き首を垂れた。 子はその様子を見ながら、思う。 "この"気持ちは何なのか? これが感情なのか? 神に導かれ、家を出る。 後ろを振り返る理由などないのに、何故か振り返ってしまう。 『さようなら、母様』 その言葉に泣き崩れていた女がハッと顔をあげる。 けれど、もう歩みを進めていた子と目が合うことはなかった。 その後、子は氷鉋斗賣命(ヒガノトメノミコト)となる。 本来の神の力を得、小さな祠を住処とし、小さな村を見守り続けた。 祠から村の様子から周辺を見ていたが、ある日女が住んでいた家から一切の音が聞こえなくなった。 本来は交わってはいけない。 けれど、何かを察した氷鉋斗賣命は、久しぶりに女の住んでいた家へ足を踏み入れる。 倒れている女は身動き一つしない。 静かに抱き上げると、何かがカランと音を立てる。 それは小さな櫛であった。 幼子が母親である女性から髪をすいてもらっている情景が頭に浮かぶ。 『うっ………あぁ……』 忘れていた感情が溢れて出す。 きっとしばらくしたら、また忘れるのだろう。 そして、時が経つごとにこの記憶も無くなるのだろう。 悲しかったこの記憶もいつか……。 ----------------------------------- 綿津見神と人間の間に生まれた半神。 綿津見神から、ある小さな村を守るようにと役目を与えられた。 邪神の手によって、汚染されていく地球にギリギリまで残って何とかしようとしていたが、ついに体を保てなくなり、分身の一つである玉に魂を込める。 その玉は地球の外へと投げ飛ばされ、冥王星のガラクタの山へと辿り着く。 そのガラクタの山から輝いた玉を見つけたのが、当時からジャンク屋だった、フラッツ・ベイリンガーだった。 地球の色に似ている玉を手にして、持って帰ると突然とその玉は光り輝き、姿を変える。 小さな子供へと姿を変えたことに人間ではないことに気がついていたが、見捨てることが出来ず、その当時には既にいたジャンとともに育てることとなる。 汚染された地球で生きていけなくなった彼は半神があるが故に人間へと姿を変え、運良く命を永らえることとなる。 記憶のない子どもは カイリ と名付けられ、新たな居場所を手に入れた。 以降、設定 地球に近づくにつれ、カイリが作った水生成器が大量の水を生成するようになったのは、彼自身が地球に近づくにつれ、周りの空気が少しだけ清浄化されていたことから作りやすくなっていたという設定。 なお、地球に近づくにつれて神へと近づいていたため、体が驚き、体調を崩していた。 本来は地球から離れれば離れるほど病弱となり、近ければ近いほど、体調はすこぶる良い状態となる。 神の姿 目の色はエメラルド 神の色は銀髪 ■簡易用■ カイリ・ベイリンガー(男) 職業:ジャンク屋 年齢:12 PL: STR:11  DEX:15  INT:18 アイデア:90 CON:10  APP:12  POW:16  幸 運:80 SIZ:11 SAN:99 EDU:15 知 識:75 H P:11  M P:16  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:300 個人技能点:180) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]