タイトル:雲隠N キャラクター名:英景 辺華斗(えいけい へかと) 職業:数学教師 年齢:31歳 / 性別:男 出身:振斗区 髪の色:青緑 / 瞳の色:青緑 / 肌の色:薄橙 身長:176cm 体重:64kg ■能力値■ HP:13 MP:18 SAN:/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   8  12  18   9  12  13  18  12  13  18 成長等               1         1 他修正 =合計=   8  12  18   9  13  13  18  13  13  18 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      18%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%   ●《拳銃》   95%  ●《サブマシンガン》50% ●《ショットガン》  50%  ●《マシンガン》50%  ●《ライフル》   50% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%  ●《目星》  50% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%  ●《変装》  20%   《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》80%   《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》65%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》99%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10% ●《物理学》    48%   《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称           単価 個数 価格 備考 PGM ヘカートII         1   0   生誕の儀式で授かったもの。まだ一度も使ったことはない。 S&W M60 チーフスペシャル    1   0   使い慣れた拳銃。小型で持ち運びやすい。 コルトSAA            1   0   エングレーブモデル。 煙草              1   0   ナチュラルアメリカンスピリット。プライベートでしか吸わない。 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 特徴:オシャレ、夜に弱い 職業特記事項:--- 年齢による増減あり 晴鳥学園に勤める数学担当の教師。現在勤続二年目。中学生も高校生も教えられる。 彼の趣味なのか、弾丸の速度を求める問題や、銃弾が的に当たる確率を求める問題など、やたら銃に絡めた出題が多い。 「ふふ。それでは問題です。1人の相手とロシアンルーレットで命をかけることになりました。6発入りの拳銃に1発だけ弾を込め、最初にシリンダーを高速で回転させます。そして、シリンダーが止まったところで、相手と交互に引き金を引いていきます。……では、先に自分から引き始めるか、相手に先手を譲るか……死なずに済む確率がより高くなるのはどちらでしょうか?」 このように、なかなか物騒な内容の時もあるが、本人は終始にこやかに授業を行う。物腰柔らかく人当たりが良いため、基本的に教師陣や生徒たちからは好意的に見られている。しかし、何があっても常に穏やかで、怒ったりなど声を荒げることが一切ないため、そんな彼を不気味に思う人もいるかもしれない。ちなみに、やたら退勤が早い。 生徒の中には、彼の姓、そして緑髪にピンと来る者もいるだろう。彼は、かの有名な銃を扱う財閥、英景財閥の分家出身なのである。血縁でいうと、第46代目当主の御子息、英景七四とその妹四七の再従兄弟にあたる。 彼が生誕の儀式で授かったのは、狙撃銃として知られる「PGM ヘカートII」。1.8km以上の射程距離を持ち、戦車すらも破壊する高威力を持つ対物ライフルである。あまりにも強力な兵器であるため、彼がそれを実際に使用することは原則禁じられた。 彼は、かなりの長距離からも対象を鋭く射抜く狙撃銃の名に恥じない、鋭い観察眼を持った聡明な人物となった。特に人間の心理を見極める才能には長けており、相手の望み、隠れた本心、心の脆さなど、何もかもが手に取るように理解できた。 そんな彼には歪んだ性癖があった。それは、「必死に嘘をつき、取り繕う人間を見ることによって興奮を覚える」というものだ。そした、彼はその性癖による欲求を満たすために、「わざと騙されたふりをして相手を泳がせ、少しずつ精神を揺さぶって苦しめる」という邪悪な趣味を持っていた。 人間の本心を見抜ける辺華斗は、相手が嘘をついているかどうかなどすぐに分かる。しかし、彼は何があっても、嘘をついていると思わしき相手を尋問することはない。あくまでも信用しているという態度を取り続けるのだ。 しかも、単に騙されたふりをするだけではない。時折、核心に迫るようなことを言っては相手を不安にさせるのである。本当はバレているのではないか?この人は騙されたふりをしているだけなのではないか?いや、問い詰められないということは本当に信用しているのだろうか?……彼のターゲットにされた人間は、少しずつ得体の知れない恐怖と不気味な感覚に支配されていくのである。 また、正直者であっても油断はしきれない。普段は絶対に嘘をつかないような人物が、ほんの些細なきっかけや、やむを得ない事情で嘘をついてしまう瞬間……彼はそれを決して見逃さない。その罪悪感につけ込み、徐々に心を蝕んでいくのだ。彼にとって、嘘とは縁のない、真っ直ぐで純粋な人間が堕ちていく様子はまた格別らしい。 「君はそんな嘘をつくような悪い子じゃない……そうだよね?」 「僕、信じてるからね。」 彼の精神的揺さぶりは、少しずつ、少しずつ強くなっていく。相手の嘘がある程度のレベルまで達すると、彼は相手に「恐怖」を与え始めるのだ。これまで与えていた「本当はバレているのではないか」という不安に加え、「もし嘘がバレたら大変なことになるのではないか」という恐怖を植え付けることによって、嘘をつき続けなければならない状況、後戻りできない状況に追い込んでいく。しかし、それでも彼は相手に対し、「貴方を信用している」という態度を貫き、プレッシャーを与えて苦しめるのだ。本当に悪趣味である。 中には、その不気味な感覚と、嘘をつく罪悪感やプレッシャーに耐えきれなくなるなどして、嘘を自白してしまう者もいるだろう。 実際、そのようなことは過去にあった。 彼は趣味の延長で、「わざと詐欺に引っ掛かったふりをし、相手を揺さぶって遊ぶ」ということをしていた。 そしてある日、道堂組の下請け詐欺師の女が相手になった。 彼は騙されたふりでどこまでギリギリを攻められるか試していたのだが、相手もまた勘が鋭かったらしく、ついに悟られたのである。 某日の夜、辺華斗は相手の詐欺師に詰め寄られた。 『……貴方……本当はこれが詐欺だってこと……分かってます……よね……?何が目的ですか……?囮調査ですか……?……申し訳ありませんが……』 『"知ってしまった人間"を生かして帰すわけには行かない。消えなさい。』 そう言って、女は拳銃を向けた。 しかし、辺華斗は一切動じず、女に向かってこう言い放った。 「僕のこと、騙してたんですか?」 そして、自らも取り出した拳銃をすぐさま向け返した。 「……僕ね……嘘つきって一番嫌いなんですよねぇ……」 まさか、ただのカモだと思っていた相手が銃を持っていることなど想定していなかっただろう。しかし……彼は英景家の人間である。銃の一つや二つ、当然のように持ち歩いていたのだ。 詐欺師は表情には出さなかったものの、激しく動揺したのか手元が狂い、銃を床に落としてしまった。そして、その場から動けなくなった。 「どうしたんですか?銃、落ちちゃってますよ。……僕を騙した貴方の方こそ、粛清されるべきだと思いますけどね?ほら……」 辺華斗は女の口内に銃を突っ込んだ。 「ふふ。これでもう、二度と嘘なんてつけなくなりますね。」 「……さようなら。」 震える相手を横目に見ながら、彼は引き金を引いた。 しかし、弾丸は発射されなかった。 ただ、引き金の軋む音がしただけである。 口内に入っていた銃はそのまま引き抜かれた。 『ぐっ……はぁっ……!はぁっ……!』 「……ははは!君、運がいいね!」 「僕……好きなんですよ。ロ・シ・ア・ン・ル・ー・レ・ッ・ト♪……知ってます?嘘ついてるかどうかって、天はちゃ〜んと見てるんですよ。正直者は生き延びて、嘘つきは死ぬ……素晴らしいゲームだと思いませんか?」 辺華斗はそう言うと、おもむろに自分の頭部に拳銃を突きつけ、引き金を引いた。 (カチッ……) 「……ふふ。空でしたね。さあ、次は貴方の番ですよ。」 『…っ……!?』 女は状況の把握が追いつかなかったが、そのまま押し流されるように拳銃を受け取った。 そして、死の恐怖に怯えながらも何とか平静を装い、自分に向けて引き金を引いた。 弾は発射されなかった。 「ふふ。……死ぬの、怖いですか?」 『……怖いわけがないだろう……!死ぬのはお前なのだからな……』 「ははは!良いですね。その目。……天は正直者の味方です。その言葉が真実であれば、自ずと結果はついてくるでしょう。さあ、果たして僕は死ぬのか!」 (カチッ……) 「…………あーあ、空でした。残念ながら、最後の一発になってしまいましたね。さあさあ、引き金を引いてください?」 『……っ…………!』 「死ぬのは怖くないって……さっき言いませんでした……?まさか……嘘だなんて言いませんよね?」 『嘘ではない……!はぁっ……や、やってやろう……』 もはやこれまでか。彼女は死を覚悟した。その恐怖に内心震えていたが、それでも気丈に振る舞い続け、言われるままに引き金を引いた。 しかし、弾は発射されなかった。 そう、実は最初から、実弾など一つも入っていなかったのだ。 「あっはは!良かったですね。天は正直者の貴方を救ったのです。……なんて。驚かせてしまってごめんなさいね。大丈夫、貴方を殺すつもりはありません。」 これが、彼のさらに気持ちの悪い趣味、「ダミーロシアンルーレット」である。 彼が好きなのは、あくまでも「嘘をつき続けてくれる人間」であり、嘘の自白などというものは最も彼を退屈させるのである。そんなとき、彼が相手に与えるチャンスこそが、この悪趣味な遊びなのだ。彼は、命を賭けた度胸試しという体裁で相手を極限状態に追い込み、死の恐怖を誤魔化すために自分の心に嘘をつく様子を見て楽しむのである。あくまでも反応を楽しむことが目的であるため、銃弾は込めない。 彼はチャンスを与えた結果、思いの外良い反応を見せたこの詐欺師を気に入ったのである。 なお、この遊びは夜にしか行われない。 「まあ……念のためこの落ちている銃は没収させてください。危険ですしね。」 『……はぁ……はぁ……っ……お前は何者だ。何故銃を持っている。』 「ああ、僕、英景財閥出身の者なんです。本家ではないんですが……血縁者の一人……ですかね。」 『英景財閥……!?さ……先程は大変失礼致しました。私、道堂組の下で働いている者です。英景財閥には、武器の調達などでいつも色々とお世話になっておりますので。』 「あら、貴方、道堂組の関係者だったんですか?これはこれは……僕の方こそごめんなさい。」 ここで、辺華斗が英景財閥の血縁者だと知った女は一つの提案を持ちかけてきた。 『……あ、あの……もういっそ、うちの組に来ませんか?事故とはいえ、詐欺の手口を知られてしまったのはやはり都合が悪いんですよ。処分ができないなら、協力者になっていただくしかありません。どうやら、貴方は度胸もあるようですし、銃の扱いにも慣れていらっしゃるようですし、組にとって利益になることも多いでしょう。』 「ははは!良いんですか?僕で。」 『はい。上の者にも何とか説明はつけておきますので。お気になさらず。』 「ふふ。お誘いありがとうございます。」 「……ただね。僕、やっぱり嫌いなんですよね。嘘つかれるの。仕事とはいえ……ね。」 『……………』 「一つだけ、約束。……僕にだけは、もう二度と嘘をつかないこと。守っていただけますか?」 『は……はい、もちろんです……』 「良かった。ではこれから、よろしくお願いします。」 「………信じてますからね。」 こうして、辺華斗は道堂組の下で働くことになった。 彼は組織内でとても重宝され、すぐに高い地位に就いた。鋭い観察眼と頭脳を持ち、精神も強く、何より英才教育により銃の腕前はトップクラス。中でも得意とするのは拳銃で、特にリボルバーの扱いには長けていた。 彼はその能力を生かし、主に潜入調査や銃撃戦で活躍しているようだ。 ちなみに、道堂巡に拳銃を教えたのも彼である。 辺華斗に贈られた銃「PGM ヘカートII」は、三面三体の女神ヘカテーの名を冠している。 ……それはまるで、彼が「晴鳥学園で数学を教える教師」、「道堂組の一員として活躍するリボルバー使い」、そして、「自らの性癖に忠実に生きる悪趣味な人間」という三つの顔を持つことを暗示するかのようだ。 『………さて、次は巡お嬢様の教室……』 『……ははっ……まさかとは思ったけど、あそこまでやるとはね……』 『……これからも楽しませてもらうよ?二万円美継チャン。』 ■簡易用■ 英景 辺華斗(えいけい へかと)(男) 職業:数学教師 年齢:31歳 PL: STR:8  DEX:9  INT:18 アイデア:90 CON:12  APP:13  POW:18  幸 運:90 SIZ:13 SAN:99 EDU:13 知 識:65 H P:13  M P:18  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:260 個人技能点:190) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]