タイトル:かりん(人間) ■パーソナルデータ・経歴■ 名前:かりん 正体:人間 年齢:16(女性) 人間の姿: ■能力と弱点■ [基本]ゆめのかけら(任意): [基本]ちからをあわせて(任意): [基本]みもと(0): [基本]まちのそと(0): [基本]おこずかい(0): [基本]これからのみち(0): [追加]にっこり(0):人当たりがよく相手を好きになりやすい。「つながり」を強めるための夢-1 [追加]きもったま(0):ビックリに堪える判定値に+3、驚きにくい [追加]やすらぎ(0):抱きしめて相手を安心させる。びっくりしていたり怖がっている相手を落ち着かせる。 [弱点]おひとよし(0):嘘を信じてしまう。 [弱点]つよがり(0):想いを使う場合余分に2点払う [弱点]さびしがり(0):一人きりのシーンを作れない。 [弱点]ほれたよわみ(0):まいかに甘いすさましく ■能力値■ へんげ:(1)=不思議な力、変化たちのこと けもの:(2)=走る、感じる、隠れる おとな:(1)=機械を使う、知識、気配り こども:(2)=遊ぶ、甘える、守ってもらう ■夢■ もらった夢の数をメモ ■つながり■ あなた()Lv2 ☆ 2Lv(受容)<町> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> ふしぎ:0[+2/場面] 想 い:0[+2/場面] ■糸■ ・       ( )・       ( ) ・       ( )・       ( ) ・       ( )・       ( ) ・       ( )・       ( ) 【思い出】 メモ: 私立の高校に通う16歳、4月10日生まれ、高校1年生 父親は警官、母親は専業主婦 部活は剣道部、好きなものは抹茶味のスイーツ 好きなタイプは守ってあげたくなる小動物タイプ 宝物は左腕につけている男物の時計 これは父親から譲ってもらったもので、ナイフでつけられた大きな傷がついている 時計の傷は父が暴漢から襲われたときについたもの 目を覚ました私を出迎えたのは激痛と怒声だった 「バカ野郎!なんて無茶しやがる!」 「でも大丈夫だったよ、へへへ・・・」 いや、大丈夫ではない、全身から痛覚の大合唱だ どうやら私はこの少女と身体と精神を共有しているらしい 身体の受けたダメージに反して、この少女の精神は驚くほど落ち着いていた 「お前はいつもいつも勝手なことを~・・・」 この様子だと説教も全く響いていなさそうだ まいか「その割には機嫌が・・・」 サブロー「ふん・・・」 無茶をして、怒らせていることがわかっていないのか?やれやれ 「まいか、サブローはな、君の独断行動に腹を立てているんだ」 まいか「!?」 「君がケガでもしたらどうしよう・・・とそこが心配だったわけだな?サブロー」 うむ、上手くいったな 身体の感覚が共有されているなら、こちらからも身体を動かせるのが道理だ まいか「???????????????」 まいか「え?誰?」 ミミミ「まいか、どうしたなの?」 サブロー「こいつが変なのは今に始まったことじゃないだろ」 まいか「え?2人とも聞こえないの?女の子の声!聞こえない?ほんとに?」 そうか、まいかの身体を通して話しているから区別がつかないのか 「ふむ・・・」 さっき変身に使っていたデバイスにアクセスできそうだ なぜそうできるのかはわからないが 「これで聞こえるか?」 ミミミ「うわっ!なの!スマホの中に侵入者なの!」 サブロー「誰だお前は!?」 「ああ、わたしか・・・」 「わたしにもわからん」 こっちが聞きたい 「それで、聞きたいのだが、、、」 「わたしは何故ここにいるのだ?」 死んだ、ところまでは覚えている 自分の名前が「かりん」だということも かりん・・・どういう字を当てるんだろうか ミ.ミ.ミ.「...もしかしてまいかちゃんのお知り合いじゃないのよ?」 まいか「ぜんぜんしらないひと!」 「ふむ、私もこのようなかわいらしい娘(こ)とは知り合いじゃな・・・」 いや、 「そういえば死ぬ?前に見たようなきがするな・・・」 まいか「それはたいへんですねぇ・・・」と言いながら腕を組むまいか ミ.ミ.ミ.「なんで冷静なの!?まいかちゃん!?!?!?」 まいかが腕を組むと、やわらかい感触がかりんに伝わる ふむ(感触を確かめながら) 「すると私は幽霊なのか。」 突如、まいかを通して感じていた感覚が遮断される ミ.ミ.ミ.「これ以上の狼藉は許さないのよ」 ミミミに押し出されるようにしてまいかがこちら側に来た 精神世界の中、かりんとまいかはお互いを心の目で見た まいか「わ!」 それは何に対しての「わ!」なんだ? まいか「こんにちは!」 かりんの目の前でまいかがお辞儀をした まいか「三咲舞花ともうします~」 どうやら発話した内容は漢字として認識できるようだ、便利だな 「あぁ、こんにちは。良かった、ちゃんと顔を合わせることができた。」 ミ.ミ.ミ.:「顔が見たいなら鏡でも見ればいいのよ」ぷいっ まいかはきれいな人だな~ってぼーっとしながら見ている ・・・つもりなのだろう だが心に思ったことはそのまま音として相手に伝わってしまうらしく、 この空間内はまいかの「きれいな人だな~」で埋め尽くされていた・・・少し、気恥ずかしい 「私は『かりん』だ。苗字は・・・すまない、思い出せない。」 ミ.ミ.ミ.「まいかちゃん騙されてはダメよ」 ミ.ミ.ミ.「こいつはどう考えても変態なんだから」 まいかは、こんなきれいなのに変態さんなのかあ、と思っている 変態とかエッチとかそういう誹謗中傷の言葉が飛び交っている、居心地が悪い。なんとかしなければ 「すまない、勝手に体に入ったりして。」 とりあえず、謝ってみるのはどうだろう? 「でも、気付いたらここにいたんだ。」 まいか「そうなんですか・・・」 「感覚も、切ろうと努力はしたんだが・・・、出来ないみたいだ。すまない」 ミミミ「とても信用できないのよ」 「わたしもこんなかわいらしい娘(こ)を困らせたくはないからね。」 まいかの「嬉しい」の感情が波になって押し寄せてくる うん・・・悪くない まいか達の奮闘のかいあって、私は元の身体に戻る機会に恵まれた しかし・・・ 「多分・・・今、戻ろうと思えば戻れると思います、直感ですが。」 村瀬切火(むらせきりか)「・・・」 「だけど、戻れない理由があります。」 村瀬切火(むらせきりか)「言ってみろ」 「わたしはもう少しまいかの助けになりたい。」 「そのためには、今の状態を維持しなければいけないのです。」 村瀬切火(むらせきりか)「そう・・・か」 村瀬切火(むらせきりか)「決心は変わらないか?」 「はい」 村瀬切火(むらせきりか)「わかった」 村瀬切火(むらせきりか)「お父さんにもそう伝えよう」 私は母の切火を説得して、まいかと共に行く道を選んだ #2.5 まいかとかりんの・・・ まいか「かりんちゃんがボケちゃう!」 そうきたか 思わずため息が出る サブロー「・・・」 サブローは閉口 ミミミ「こんな奴ボケさせておけばいいのよ!」 ミミミから私への当たりの強さもいつも通りである こんなことになったのは昨日の夜、医療系のバラエティ番組を見たからである そこでは日々の健康の話、お役立ち知識などを広く取り上げていたのだが 『やはり、運動をしないとボケますか』 『絶対ではないんですが、運動がね、脳にとっていい刺激になるという・・・』 まいか「おおー」 この「おおー」はよくない「おおー」だ、勘でわかる まいか「かりんちゃんってずっと自分の身体から離れてるでしょ?」 まいか「このままだとボケちゃうんじゃないかなって!」 心からの善意で言っているのがわかるのがなんとも厄介である 「確かに私の身体は、寝たきりとも言えなくない、が」 まいか「ほらぁ~!」 「戦いにも参加しているわけだし、動きすぎるくらい動いているというか」 ボケとは無縁の忙しい日々だ まいか「ええ~」 まいか「でもたまには『自分で』動いた方がいいよ!」 ああ そういうことか かりんの身体に変われ、と 心の中で対面して以来、ひどく『かりん』にご執心のまいかは まいか「お風呂どう?」 風呂でも まいか「ちょっと運動してみない?」 学校でも まいか「わたしの服で似合うのあるかな?試してみない?」 部屋でも 何かと理由をつけては私のお出ましを請うのであった そんなことをしたらまいかの姿が見えなくn・・・ 『入れ替わりはコスト的な面で難しい』と言ってあきらめてもらっていた 「だがまいかの貴重な時間をもらうことになるがいいのか?」 こう、聞いてはいるが、もはや形式的な確認である、まいかが断る理由はない まいか「うん!いいよ!」 まいかから伝わってくるのは期待感と幸福感、『わかってはいた』 「火輪転心(かりんてんしん)」 瞬間、まいかの身体が炎に包まれ 私の身体と置き換わった こうすることで身体の主導権は私に移る まいか(かりんちゃん、おでかけしよう!) 「ああ、行こうか」 まいか(次はあの服試してみようよ!その次はあれ!) すっかりまいかの着せ替え人形になった私は、言われるがままに着替えていた まいか(かりんちゃんは可愛いねえ、何着ても似合うねえ) まいかほどではない、まいかのほうが絶対に可愛い 「あまり散らかすとお店の人に迷惑だぞ、そろそろお暇しよう」 まいか(ええ~) ぐずるまいかをなだめて店を出る 「次はどこへ行こうか?」 突然ざわっ、とした妙な感覚に襲われる 『よく知っている』感覚だ サブロー「ちっ、『取り込まれた』な」 まいか(敵?) 通りの明るさに反して、空は黒く、澱んでいる 結界だ 「どこだ、ここから近いのか?サブロー」 サブロー「近い、すぐそこまで来てるぞ」 ギチギチギチギチ 何かが不快な音を立てながら段々と近づいてくる そして建物の影から『それ』は顔を出した 鎧を思わせるような黒い外骨格と橙色の脚、 まいか「む」 ミミミ「ムカデなのよ!!!」 おそらく人を襲ったのであろう、大きなアゴから赤いものを滴らせながら 人間をゆうに超えるサイズの大百足がこちらを向いた 普通の百足とは違い、両腕と呼べるようなものが生えており 半身を起こして首をもたげている、まるで蛇だ サブロー「来るぞまいか!」 まいか「う、うん」 キュート!コレクト! まいか・ミミミ「「キュートコレクター!」」 一瞬にして戦闘態勢をとる この怪盗のような出で立ちは、まいかのもっとも得意とする形態だ タイプLの中でも高い運動性能を持ち、様子見や幻惑に特化している 2人の変身によって、身体の主導権が私からまいかに移った 私はここでお役御免というわけではなく、サブローと一緒に敵の分析をするのが役目だ ミミミ「まずは一発かましてやるの!」 キュート!スプレッド! まいか「トリックヴィジョン!」 まいかの姿が5人に分身する、そのまま接近! トワイライト「ギギッ」 周囲を分身に囲まれて動きが止まる まいか「「「えいっ!」」」「「てやっ!」」 背面から3人が飛び蹴り、側面から2人が回し蹴りを入れる 百足型トワイライトは側面からの攻撃を両腕でガード、背面はそのまま受けた ガキン!両腕と背中の装甲が蹴りを弾き返す しなやかで、なおかつ硬い!黒い外骨格部分には必殺技でさえ通るかは怪しい まいかの攻撃をはじき返した百足型トワイライトはシュッ!シュッ!と音をたてて口から何かを吐き出した 吐き出された液体は側面から攻撃を仕掛けた分身二人の胸部を溶解、貫通して絶命させた 「「「あっ!」」」 それを見た3人が慌てて距離をとる 百足型トワイライトは別方向に逃げた分身3体のうち、手近な1人に高速で接近した 分身は悲鳴をあげる間もなく胴体を大アゴで両断され、死んだ このままでは勝てない まいかから焦燥感が伝わってくる 「ミミミ、交代だ」 ミミミ「ミミミと幽霊で行くの?」 「いや」 そうではない 「私とまいかで行く」 まいか「えっ!?」 「信じろ、大丈夫だ」 まいか「信じる!!!」 返答の速さに、まいかからの絶対的な信頼を感じる 百足型トワイライトは残りの分身の位置を確認した 屋根の上と道路に1人ずつ 確率は1/2 道路側のほうに突進した 下手に屋根に登れば『弱点』を晒す恐れがあるからだ 突進しながら・・・左腕を屋根の上に向けた ドシュン!左拳から黒い杭が打ち出される アシッドニードル、強酸の液を腕に圧縮して集中し、その圧力で生体装甲弾を打ち出す必殺の一撃である まいかが 「あっ!」 と言うのが早いか着弾が早いか そのくらいの速度の黒い杭がまいかの胸を刺し、溶かし、貫いた 神速の一撃が最後の分身を貫いたのを確認すらせず、トワイライトはまいかに迫る! まだ右の一撃も残っているが、ここは温存する 目の前の哀れな犠牲者を噛みちぎろうと大アゴを開いた瞬間 キュート!ブレイド! 「「キュートガーデナー!」」 身体を包む炎とともに姿が変わった! 「ここからは私が相手をしよう」 大アゴの一撃を2本のナタでしっかりと受け止め、『可憐なる庭師』はそう言い放った シュッ! 口から強酸の粘液弾を放つがかわされる 至近距離からの攻撃をかわすとは大したスピードだ 「今度はこちらから行かせてもらう!」 狙うのは・・・ かりんは勢いよくナタを振り降ろす ガキン!ガキン!両腕の装甲で斬撃を弾き返した 「やはりかばったな」 『弱点』は『腹部』だ 黒と橙の体、その中でも鮮やかな橙色をした部分 そこが奴の弱点だとわかる これがタイプⅠのカードの能力、分析だ 「まいか、準備してくれ、必殺技で弱点を狙う」 まいか(で、でもお腹をがっちり守ってて届きそうにないよ!) 「今から隙を作るから『隙間を縫うように攻撃できる鋭い一撃』を作ってくれ」 まいか(作る!?今!?) 「今、だ」 まいか(自信ないよ・・・) 「まいかならできる、私はそう信じている」 まいか(30秒ちょうだい!) 付き合いが短いが『わかる』、これは大丈夫な時のまいかだ 「心得たっ!!!」 百足型トワイライトはチャンスを待っていた 右弾のチャージがもうすぐ終わる 連撃をしのいで、距離をとらせる、そこにこいつを叩きこめば・・・勝てる 「はああああっ!」 かりんは連続でナタを叩きこむが全て弾き、逸らし、いなされる 左腕を振って攻撃に転じる百足型トワイライト 「隙あり!」 弱点に向かって剪定用のはさみを投げつけた トワイライト「グオオオオッ!」 防御の僅かな隙間を縫って、鋏が腹部に突き刺さる 「ふふ、忍法・鋏手裏剣、といったところだ」 左腕をかりんに向ける バシューッ! 圧縮された強酸が左拳から噴き出した 「おっと!」 飛びずさって距離をとる トワイライト(ここだ!) 「まいかっ!」 まいか(いけるよ!) 30秒もかからなかったな 百足型トワイライトは右腕をかりんに向け、狙いを定める ひとたび放たれれば躱すことも受け止めることも叶わぬ必殺の一撃! アシッドニードル! トワイライト(勝った!) キュート!フレイム!エクスキューション! サブロー「3枚だと!?バカヤローッ!」 早速の約束破り、これは後でお説教だろうな・・・ FLAME EXE CUTE まいか・かりん「「フレイムエグゼキュートぉぉぉ」」 まいか・かりん「「ランサーッ!」」 高枝切り鋏だ 燃え盛る高枝切り鋏が飛んでくる! トワイライト(相打ち狙い!?いや躱せる自信があるのか?) すれすれのところを交差する弾道 かりん「カハッ・・・」 重ね合わせたナタ2枚の防壁を溶かし貫いて、かりんの胸に大穴が空く トワイライト「ギャアアアアッ!」 トワイライトの弱点、腹部にも燃え盛る高枝切り鋏が突き立った トワイライト(攻撃のためにガードを上げる一瞬を『狙っていた』のか・・・) だが、奴は死に、俺は生きている 俺の勝ちだ! その時 高枝切り鋏が『動いた』 そしてひとりでに腹部から抜けると人型をとった 「残念だったな」 まいか(炎のほうが本体です!えっへん!) 一か八か、魂を炎に移して投げつけたのだ 技を溶かされる、または躱される、あるいは腹部に強酸が溜まっていたらこちらは死んでいた 頼んでおいてなんだが、無茶苦茶である トワイライト「グ、ガガ・・・」 かりんは弱点に腕を突っ込み、核を引き抜いて捨てた 核が人の形をとり、怪人の動きが止まる キュート!エクスキューション! まいか・かりん「「せーのっ!」」 ミミミ・サブロー「「必殺っ!」」 EXE CUTE MOTION まいか・かりん「「エグゼキューション!」」 弱点を撃ち抜かれた百足型トワイライトは粉々になって消えた 「とんだ寄り道になったな」 まいか(そうだねー) 「少し早いが帰るか?」 まいか(んー、ケーキ、食べたい) 「・・・」 まいか(あ!食べたいって考えてるー!) 「えっ!?」 心を無にしたのに!何故だ! まいか(へへへ!うっそー!) 「やられた・・・」 まいか(ねえねえ、行こう?今月おこづかいまだ余裕あるし!) 胸の奥に暖かさが広がる、まいかの「楽しい」という気持ちだ 「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな」 まいか(やったー!) この暖かさに抗う術を、私は持ち合わせていない 「好きだなあ・・・本当に」 まいか(美味しいから癖になるよね!) 私はまいかのことが本当に・・・好きだよ #2.5 まいかとかりんの・・・素晴らしい休日