タイトル:恐 血白 キャラクター名:恐 血白(おそれ ちは) 種族: 享年:17 髪の色:白  / 瞳の色:黄色 / 肌の色:傷が少なく綺麗 身長:170cm 体重:いい度胸だな? ポジション:ホリック クラス: タナトス / ゴシック 初期配置:煉獄 行動値:11 ■パーソナルデータ■ 暗示:喪失 [記憶のカケラ] 内容 使命     私は誰かに何かを命じられた。命令者がどれだけ真剣だったのかはもう今となってはわからない。でも自分はそれを胸にずっと生きていた気がする。目が覚める。無機質な天井、冷たいベッド。ゆっくりと体を起こすと、ベッド横に人の気配を感じた。一人は整った顔立ちの女性、もう一人は大人びた雰囲気を持った少女のようだ。「おお、目覚めたようだね。さすが私の愛娘!」そういって女性が少女を溺愛した様子でぎゅっと抱きしめ誉めたたえる。腕のなかの少女はぴくりとも表情を変えない。「はあ、やはり私の言葉じゃダメみたいねえ。そうだ、」閃いた顔で私に顔を向ける。「あなたは今日からこの子の笑顔を取り戻すために働いてもらうわ。ちょうど年齢も同じくらいだし一緒に遊ぶのがいいかしら。もう一体死体があるから三人でちょうどよいんじゃない?あー私ってばいい母親~!」そう言ってひらひらと手を振って去っていく女の背中をただ目で追っていた。 血の海    ぽたり、ぽたり。まだ赤い血の跡を目で追っていく。その先にあるのは大きな真紅の水たまり。その中心には、ずたぼろの小さな体。いつも真っすぐ私を見つめていた目が、たくさん楽しそうにしゃべりかけてくれた口が、すぐ桃色に染まる頬が、華奢ながらもよく荷物を持ってくれた腕が、かけっこが得意だった足が、どろどろに赤く染まっている。奥で高らかに笑っている女。死人のように白い肌に喪服のような漆黒のドレスがよく映えていた。 幸福の時   Ⅰ 自分には大切な人がいた。こんな風にやさしく笑いかけてくれる人がいた。一緒と過ごした時間は全てかけがえのないものだった。辛いこともあっただろうが毎日が楽しかった。それなのに、自分は死んでいて、世界は終わっていて、あんなに大切だった人の顔も名前も思い出せなくて。どうしてこんなことになってしまったのだっけ?       Ⅱ「はい、これ。」そう言って彼は照れ臭そうに包みを渡してくる。その中に入っていたのはかわいいうさぎのぬいぐるみだった。「これを持っててくれれば僕のことを忘れないでいてくれるかなって思って。」顔を真っ赤にしながらだんだん語尾が小さくなる彼。「・・・・ごめんね、どうしても行かなきゃならないんだ。でも、絶対帰ってくるから。それまでの間はこれを僕の形見、、、、だと縁起が悪いか。あはは」本当は。行かないでって泣き叫びたい。一緒にどこかに三人で逃げちゃおうって言いたい。でも、そんなことを言ったら彼の笑顔を曇らせてしまう。それはいやだ。彼にはいつだって笑っていてほしい。その笑顔が私は大好きだから。また一緒に過ごせることを信じて待とう。ヒバナと一緒に。 葬儀     「また戻ってくるね、待ってて」そういって手を振って。何ヵ月だって待つ覚悟はしていたけど。まさかこんなすぐ帰ってくるなんて。急いで迎えに駆け出す。「彼は、彼はどこですか?」「ちはさんですか。これを。」渡されたのは脇にかかえられるくらいの布包。ずっしりと重いその中は。「お宅のジェラールさんは名誉の戦死を遂げました。回収できたのは....それだけです。申し訳ありません」紛れもない、彼の生首と片腕だった。 動く死体   彼は確かに生き返った。本当にまた会えるなんて夢でも見てるのかしら。涙でぼやけて彼の姿がよく見えないや。「待たせちゃってごめんね。やっと帰ってこれたのかな?それにしてもここは・・・」何か言ってるみたいだけどそんなことに気づく余裕なんてあるわけもなく。思い切り彼の腕に飛び込む。途端、気づいてしまう。温もりが感じられないことに。やめろ、考えるなと本能が叫ぶほど頭は冷静になってくる。自分を包んでくれている腕の数は?自分に向けられている目は二つか?やはり、夢は覚めるもの。やめてくれ。彼は人間なんだ。こんな怪物じゃない。その顔をこっちにむけるんじゃない彼を返せどうしたら返してくれる近づくなばけものやめろやめてくれこんな世界嘘だ信じない ぷつり、と君の意識はそこで途切れた。 惨事     かくれんぼが始まってだいぶたった。遅いなあ、なんで戻ってこないんだろう。君は二人の様子を探す。最後にたどり着いたこの部屋には、・・・が立っていた。飛び散るガラス、倒れる棚、そしてその床には、ヒバナだったものが転がっていた。思わず駆け寄ろうとした君は、なぜか、天井から彼女を見下ろしていた。ぐきり、ぽとり。床に落ちた君は天井にめりこんでいる君の体だったものを見つめていた。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ヒバナ   への 友情 ■■■□ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) リリウム  への 執着 ■□□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   0   1 サブクラス   0   1   1 ボーナス 寵愛          1 =合計=   2   1   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程  : 効果 [頭]      のうみそ    : オート   :    :     : 行動値増加2 [頭]      めだま     : オート   :    :     : 行動値増加1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0    : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0    : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0    : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身  : 移動1 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身  : 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :     : [胴]      はらわた    : オート   :    :     : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身  : 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身  : 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0    : 妨害1 [ポジション]  加速する狂気  : オート   : なし  : 自身  : バトルパートで発狂状態の未練がある際、攻撃判定+1 [メインクラス] 殺劇      : オート   : なし  : 自身  : バトルパートで、同カウント内に他の姉妹が攻撃対象とした敵に攻撃判定する際、自身の攻撃判定出目+1、ダメージ+1してよい [メインクラス] 断罪      : ジャッジ  : 0   : 自身  : 自身の白兵攻撃判定においてのみ使用可能。攻撃判定のサイコロ出目は「6」となり、いかなる効果でも振り直しはできなくなる [サブクラス]  悪食      : オート   : なし  : 効果参照: 自身の攻撃によって対象に発生させた切断判定は、出目が−2される。 [腕]      チェーンソー  : アクション : 3   : 0   : 白兵攻撃2+切断 [脚]      仕込みブーツ  : アクション : 2   : 0   : 白兵攻撃2、攻撃判定の出目+1 [胴]      しんぞう    : オート   : なし  : 自身  : 最大行動値+1 [頭]      アドレナリン  : オート   : なし  : 自身  : 最大行動値+1 [腕]      スパイク    : ダメージ  : 1   : 自身  : 自身がダメージを与えた際のみ使用可。白兵・肉弾ダメージ+2。 [胴]      壊れた部品   : オート   : なし  : なし  : ・・・うで。 [胴]      ロケットパック : アクション : 0   : 自身  : 移動1〜2。1つのパートにつき一回のみ使用可 [頭]      幼馴染の生首  : オート   :    :     : 私の・・・私だけの・・・ふふっ・・・ [胴]      ぬいぐるみ   : オート   :    :     : ■その他■ 寵愛点:1点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     1点(   /  1)     あまり 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: はたらく細胞blackの白血球さんをイメージして作成しました。 寵愛17点  9