タイトル:ドット=レッドバドル どんぐり キャラクター名:ドット=レッドバドル 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:一般人 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:18 性別:男 髪の色:白髪 / 瞳の色:赤  / 肌の色:肌色 身長:170cm 体重:65kg 経歴1:憧れる冒険者がいる 経歴2:忘れられないほどおいしいものを知っている 経歴3:魔神を見たことがある 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7      7      7    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   9   8  12   5   9  10 成長   1   3   2          →計:6 修正 =合計= 18  18  21  12  16  17 ボーナス  3   3   3   2   2   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   6   6  24  26 特技         0   0 修正 =合計=  6   6  24  26 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:4 Lv ファイター  4 Lv  / レンジャー    3 Lv エンハンサー 1 Lv  / デーモンルーラー 3 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名     : 効果                        : 前提 [p227] 魔力撃      : 近接攻撃ダメージに+魔力、回避・生命抵抗・精神抵抗-1 : [pIB31]防具習熟A/金属鎧 : 防護点+1、Aランク装備可能              :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  18  54 修正 特技        0 =合計=  0   0  18m  54m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名   : 効果: 前提 [p]  キャッツアイ :   : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 4   7   7   7 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 560   2H  17      7  27  10   7 [ソードB] *バスタードソード / (232p)    1H両  17      7  17  10   7 [ソードB] *バスタードソード / (232p)     2H  17   1   8  27  10   8 [ソード] * グリアレイター / (WT160p) =価格合計= 560 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 7  -1  6   150 チェインメイル / 盾 :              / 修正: = 合計 =    6   7   150 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格  名称           / 効果 頭 :10  帽子           / 耳 :                 / 顔 :                 / 首 :740   ポーションインジェクター / 補助でポーション使用可能 背中:                 / 右手:500 器用の指輪        / 左手:                 / 腰 :                 / 足 :                 / 他 :                 / =合計=1250 G ■所持品■ 名称          単価   個数 価格 備考 冒険者セット      100  1   100 羊皮紙         5     20  100 魔神の契約書      10    20  200 クワ          15   1   15  土を耕すための道具 保存食         50   1   50 エール              2  0 救命草              4   0 魔香草         100  2  200 サングラス       1000 1   1000 ササメへプレゼント アウェイクンポーション 100  1   100 ヒーリングポーション  100  4  400  □□ 器用の指輪       500  1   500  わった                  1   0 魔香草         100  2   200 保存食         50   1   50  □□□□□□ =所持品合計=    2915 G =装備合計=     1960 G = 価格総計 =    4875 G 所持金    5533G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 2 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 召異魔法 3       5 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       ○ - 魔法文明語 - ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔神語、魔法文明語の読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  20 所持名誉点: 48 点 合計名誉点: 68 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:11500点、獲得経験点:8500点) セッション回数:6回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 敏捷度   1200点(1000 / 150 / 1回) 2- 敏捷度   1890点(1840 /   / 1回) 3- 敏捷度   1300点(1000 / 300 / 回) 4- 筋力    1780点(1100 / 630 / 1回) 5- 器用度   2330点(1200 / 930 / 4回) 6- 筋力     0点(   /   / 回) メモ: --プロローグ-- 親類からその存在を疎まれ 生まれてすぐ「魔力の森」に捨てられた その時偶然通り掛った「魔力の森」に住む魔女(人族)に見つけられ拾われる 魔女の名は「カア=レッドバルド」珍しく善良な魔神使い(デーモンルーラー)であった... 以降は、魔女の家で育てられる(魔女は初め、引き取り手が現れるまでのつもりだった) 拾ってから3年経ったある日、彼女の研究室に迷い込んでしまった拾い子は、無意識のうちに “ある魔神について書かれた一冊の魔道書を見つける” その魔道書を手に取ろうとした所 拾い子の魔力に反応し、怪しく光りだした魔道書に驚き、誤って落としてしまう... 床に落としてしまった魔道書は、床に敷いてあった召異陣に呼応し 魔神が召還されてしまう... - -- ---- -----その魔神は強さを求めていた、常に戦いに身をおき、 そうすることで己を磨き続けていた...だがある時魔神はあっさり敗北してしまう... ...初めてのことだった、強いショックを受けたと同時に魔神は “これで終わりか”...と、静かに終わりの時を待っていた...だが、 一向にその気配はなく、おもむろに顔を上げると己を負かした魔神は こう言った。 「困難無くして己の抱く強さは得られぬ」 ...とそう言って姿を消した、尚も這いつくばっている魔神は、 困惑したひどく困惑した、殺されるものだと思っていたからだ、実際、自分はそうしてきた... 全ての魔神がそういうものだと思っていた。 しかし違った---- ----魔界は広く。そして私は無知だったのだ。----- それから魔神は「困難」を求め探した あてはない... どれくらい経っただろうか...気がつくとふと目の前に、門があった... 噂くらいは聞いた事がある、 こことは違う世界から我々魔神を呼び出す者がいると、 魔神は躊躇せず門を潜る---- ---「我を呼び出す愚か者は誰だ」低くドスの利いた声で問う、 暗く湿っぽい部屋、肝心の魔神使いらしき者は見当たらない... かわりに見つけたのは、魔術師でも何でもない、ましてや蛮族でもなくただの「人族の子」...であった 笑った、笑った、それも大声で魔神は笑う、これもまた初めてのことだった。 その後、魔神を包んだのは敗北にもにた圧倒的恐怖だった...まるであの時の、魔神から感じたものと似ていた。 だが、魔神は可能性も感じていた“この小僧なら己の困難になりえる”と... 次に魔神は口を開き見上げる子供に向けこういった... 「小僧、貴様を我が「困難」とする」 「だが小僧...今のままの貴様では駄目だな」 「そこで...だ、今からお前に「困難」を贈ろう」 そういって、魔神は子供の体を貫いた... ------- ----- --- - 魔女が異変に気がついたのは遅くはなかった。 ただならぬ気配と魔力を感じすぐに魔神のものだと悟った。 “一体なぜ?”疑問は尽きなかったが、とにかく研究室へと向かった 笑い声が聞こえる、とてもこの世のものとは思えないような... 息を切らしながら研究室にたどり着き、扉を開けた彼女の目に飛び込んできたのは 魔神に貫かれている拾い子の無残な姿だった... 「「「「貴様ぁ!!」」」 彼女は叫ぶと同時に、床の召異陣から結界を形成した 内と外を完全に隔つ強力なもので、魔神との契約の際に用いるものだ。 召異陣の範囲からはみ出ている魔神の腕を結界で切断し、拾い子を救出するつもりでいた、 だが、魔神は冷静にこういった 「いいのか、“契約”の途中だぞ」 それを聞いて彼女は、結界を寸でのところで止めた... 契約を中途半端にしてしまうと、ろくなことにはならない 最悪、異界から魔神が溢れ出てくる可能性もありえてしまう、それほど危険だった... 彼女は、強く唇をかみ締めた“また、救えないのか”そう思っていた彼女に魔神が見透かしたように、語り掛ける 「魔術師よ、案ずるではない」 「この小僧に、「プレゼント」を贈るだけだ」 そういうと、魔神は念じ始めた 「!?」 彼女は驚いた。 “魔神が「プレゼント?」..冗談にすらなっていない” そんなことを考えていると...ある変化に気がつく 拾い子の体がしぼみ始めてのだ、いや正確には体中の肉が吸い取られている様だった 「眼はおまけだ、とっておけ。」 そういって子供を放り投げた 彼女は急いで駆け寄った、意識も息もあるようだ、 だか、体に以前のような肉体はなくあるのは体の輪郭のような部分だけであった まるで、棒で出来ている体のようだった、抱き上げると羽のように軽く、黒の瞳は紅く染まっていた... 「「盟約」による封入か...まさか魔神自身が行うとは...」 彼女はそうつぶやいた #盟約とは、通常、魔神召還の際に行う契約よりも受ける制限が軽くなる(再封入の時に楽に出来るようになる他、魔神を一時解放する際、異界から直接召還できるよになる)が。代わりに受ける代償が大きくなる。これは呼び出した魔神との任意で行われている。通常、魔神はコレを嫌う傾向にある。魔神の多くはいかに術者に「永久開放」させるかが狙いでありその機会を減らしてしまう「盟約」は、好まれていない。場合によっては、他の魔神から異端とみなされることもある。# 魔神は誇らしげに言う--- 「お互いに「困難」がなければ意味はないからな...」 「知っているか?「困難」が無ければ己が望むものにはなれんと」 「小僧、見事その「困難」に打ち勝って見せよ!」 「そして」 「今度はお前が、我に「困難」として立ちふさがって見せよ!」 低い声が腹に響く 魔女は、臆せずこう言い放った 「戯言をっ!!」 同時に彼女は、送還の魔法を唱える「盟約」を結んだ魔神ならば送還することができるからだ。(抵抗されることもある 「わざわざ、帰り道を出してくれるとはありがたいな」 魔神はそういって再び異界へと去っていった------ -----その後魔女は、拾い子に事情をきいた、すると子供は一冊の魔道書を指差した それを見て彼女は驚く、 以前自分が読もうとしたが、 本が強力な魔術によって封印されており、結局読むことが出来なかった魔道書だった。 これを見て魔女は子供の才能を確信し、そして決断をする。 「今日からおまえは-----」 「「ドット=レッドバドル」」 「これが、お前の名だ。」 彼女は、眼をパチクリさせている子にそう告げた 「改めて、よろしくドット」 「私は、「カア=レッドバドル」」 「お前の師匠だ」 「レッドさんとよんでもいいぞ」 『カアさん?』 「違う、レッ-----」 『おかあさん^^』 「ち...違う///」 この日から、拾い子は、母、師、そして名を得た... 魔神の名は「シャーランダ」 古の言葉で「追求者」を意味する------ ---あらすじ--- それから、月日は流れ、ドットが15歳になったばかりの頃----- ~~修練場にて~~ 『はぁああっ!!』 "ブンッ"という音だけさせてドットが振るった剣はいとも簡単にいなされてしまう しかし、ドットは素早くもう一歩踏み込みいなされた反動を生かし、反転!切りかかる!! 意表をついたはずの攻撃に彼女はピクリともせず、手にしていた魔道書で剣をはじき返す 「踏み込みが甘い!!」 刹那、ドットの視界から彼女は消える"後ろか!?"とっさに振り返るもそこには何もなく、振り切った剣は空を切る--- 「下だ...馬鹿者!!」 ----魔力撃ッ!!---- "ドゴォ!!"魔力によって強化された蹴りがドットの棒のような体に直撃する、 無論ただではすまない。そのままドットは壁まで吹き飛ばされる 轟音と共に衝撃によってバラバラになった壁の残骸が砂埃となって舞い上がる 『(ぐっ...だけどチャンスだ!!)』 絶望的なダメージを負いながらも立ち上がりドットは勝機を見出す 同時に詠唱を始める--- 『畜生呪わば、穴二つ...』 「(なるほど、「アヴェンジャー」か...いい判断だ)」 「アヴェンジャー」とは己の生命力を代償に強力な魔術を放つことの出来る魔法 しかも、ドットは蹴られた瞬間に反応し、代償に必要な生命力を受けたダメージで代用した 先ほどの「魔力撃」のフィードバックで魔法を直撃させられやすくなってる今、迂闊に動けんか... と彼女は考えていた。と同時に詠唱は終わり、彼女は身構える。 『アヴェンジャー...復讐を執行...』 『堕ちろ!!』 砂埃から身を隠したまま放たれた衝撃波は的確に彼女を捉えたかのように思えた...が! なんと、彼女の手前へ魔法は命中し辺りにに砂埃が立つ... 「!?」 彼女は驚いた、それもそのはず魔法の対象は自分だとばかり思っていたからだ... 6... 5... 4... 『(この一撃にかける!!)』 ドットは詠唱後、彼女が驚いた隙をつき己に"高速変態(デモンズイベンジョン)"を行使していた 制限時間は10秒、ドットは高速移動をしながら彼女の死角へと回り込み砂埃のが舞い上がる中に飛び込んだ! --魔力撃ッ!!-- ドットの攻撃が彼女の体を貫いた...かのように見えたが... 「読めてないとでも?」 彼女の体はティキティキのように分裂させていた!! しかし、ドットは... 『いや、確かに捉えた!!』 そう、ドットは剣でなく己の拳で「魔力撃」を放ったのだ、しかもその「魔力撃」さえ 囮にし、彼女の体の一部を掴んでいた! 3... 2... 『初めて、一撃を師匠に入れられた!』 そういって、喜ぶドットだが...それもつかの間 「だから..."読めてないとでも?"」 1... 『?...』 ドットは改めて己が掴んだ"彼女の体の一部"であるはずのものを見た--- 「確かに、お前は掴んださ...」 「「爆弾」を....な」 0... 『へ?』 "ドカーーーーン!!" 『あうう..ああ..しびれ..て...』 「変態魔法が使えるのはお前だけじゃあないぞ、弟子よ。」ニッコリ 彼女は、「アヴェンジャー」で目くらましをされた後、すぐにこの後の狙いに気づき 己を変態させ、体の中に爆弾をしこんでいた、そして攻撃された際に爆弾を掴ませていた というわけだ--- 「キッチリ、10秒で爆発したな、うむ、成功、成功」 「ドット、お前は人族としては一人前だが、魔神使いとしては...少しは成長したが、まだまだだな」 「こんなことじゃいつまで経っても、お前の中にあるその「困難」に打ち勝つことは出来んぞ」 『そ...そん...な~...』 ------------------------ ----------------- --------- --- ~~朝食にて~~ 朝の日課を終えた二人は、朝食を取っていた 『あ~あ、いい手だと思ったんですけどね~』 そういって、目の前の料理にパクつく どれも「魔力の森」で取れたものばかりだ、見てくれはもの~すごく悪いが...味は格別である! 「モグモグ...目の付け所だけは褒めてやらんでも..モグモグ..無いぞ..モグモグ」 『師匠、食べながら喋るのやめてください!さっきから散ってます!』 「ああ~、すまんすまん」 『も~...』 こうして、食事を終えそれぞれの仕事につく、彼女「カア=レッドバドル」は、魔術の研究 ドットは、森へ、木を切りに向かう...はずだ 『じゃあ、行ってきますね~』 「大丈夫か、無理しなくてもいいんだぞ?」オロオロ 『はぁ...師匠、毎回言ってますけど心配しすぎです』 「け..けどな...」オロオロ 『ああもう、子供じゃないんですから...もう行きますね』 「で・・・でも」オロロ 『付いて来ないでくださいね!!』 そういって、家をでて、手ごろな木を切りに向かう 『まったく、毎回ついてこようとするんだから...』 『心配しすぎなんだよ、お母さんは...』 そう、彼女は"師"であると同時に"母"でもあるのだ (*母親モードの時は、ドットを凄く心配している) そうこう、しているうちに手ごろな木を見つけさっそく作業に掛かる ---一時間後、やれ、もうそろそろで、木を完全に切り終わりそうな頃 珍しく、人の声を耳にした... 「だから、さっきの道を左に曲がればよかったんだよ~」 と、女の声 「なんだよ、俺のせいだってのか?もともとは、ラキスが---」 と、男の声 「二人ともうるさい!!お腹へってきちゃったじゃないの!」 と、別の女の声 「ミーヤ、それはたぶん関係ないよ...」 と...これはどっちなんだろうか... 声の主たちは、着実にドットへと近づいていた、 『(珍しいな、冒険者の人かな?)』 『(とりあえず、危ないから、どいてもらわないと)』 『あの~すみません----』 と、ドットが声をかけたところ、帰って来た反応はこうだ 「「ぎゃあああああああああああ!!」」 先ほどまで口論していた男女がドットを見るなり叫んだ 残りの二人は、"アレはなんだ!?"とばかりにドットを見ている、というか警戒している それもそのはず、こんな棒人間を見て誰も普通の人間だとは思は無いだろう... むしろ、通常の反応といっていい 「何だありゃ?!魔神か?!」 と、先ほどの男が口走る 『いや、違っ---』 と、否定しようとした矢先、木がベキベキと音を立て、彼らに向かって倒れる! 何たる不幸か!! 「こいつ!攻撃してきやがった!皆、構えろ!」 ヤバイ...そう思ったドットはとっさに逃げる姿勢をとった...が 男はとてつもなく素早かった、ドットの頭上を剣がかすめる 次に飛んでくるのは魔法、コレも寸でのところで当たらなかった、不幸中の幸いとはこのことか などと思いながらドットは転がるようにして、逃げ回った... ~~レッドバドル家付近にて~~ 『師匠~!!たす...助けて~!!』 「逃がすかぁ~~!!」 『うおぉ!しぬうううううう!!』 コレを見た彼女は、激怒しこういった 「人ん家の子供に、なにしてやがる!!」 彼女事情説明中・・・ ・・・・ 「に、人間なのか...そりゃあ悪いことをしたな」 と、男 「世の中広いわね~、ごめんなさいね攻撃しちゃって」 と、女 「そんなことより!お腹すいた!!」 と、別の女性 「.........」マジマジ ドットをしきりに観察する、性別不明の人間、一体どっちなんだ! 「そういや、あんたら何しにここに来たんだ?」 と、カア=レッドバドルは聞いた 「そういや、自己紹介がまだだったな、俺たちは別の大陸からこの大陸にやってきた」 「いわゆる旅の冒険団ってとこかな?」 と、得意げに話をしてくれた それから、もう日も暮れるということで、冒険団はレッドバドル家に泊まることとなった---- ------------------ ------------- --------- ---- ~~夕食にて~~ 「なんじゃあこりゃ!うめぇ!」 と、男 「お、おいしい」 と、女 「モグmグモグモグモグモグモグモグ」 と、別の女 「美味...」 と、性別不定 最初は、見た目に気おされて食べようとはしなかったものの カア=レッドバドルにさとされ一口食べると後は自然と目の前に置かれているものがなくなるまで 手を動かし続けた... 「いや~食った、食った~」 「ご馳走様でした!」 「おいしかった~」 「この大陸には、珍しいものが多い...おいしいものも...」 『皆は、別の大陸から来たんですよね、よかったら話を聞かせてもらえませんか?』 「お?いいぞ、いいぞ...そうだなまずは、巨大ミミズの話かな~」 こうして、一晩中ドットは冒険団の色々な話を聞いた ドットは話の一つ一つに胸をわくわくさせていた そして、運命のとき---- 一通りを話し終え男は、カア=レッドバドルに問うた 「なあ、なぜドットを助けてやらないんだ?」 「聞くところによると、あんたはものすごく腕が立つらしいじゃないか」 男は尋ねた 「魔神使いには、色々と掟があってな...」 「自分で、召還した魔神は己の力をもって、封印、あるいは倒さねばならん」 「それが、レッドバドルの掟なんだ」 「同じ、魔神使いの私には...どうすることも出来ん...」 彼女は、すこし、寂しそうに、悔しそうに言った... 実際、彼女は凄く迷っていたのだ、掟か、我が子を... 「それなら、いい方法があるじゃねぇか!」 男はにやりとして言った 「俺たちが、ドットの力になればいいって話だろ?」 彼女はコレを聞いて驚いた 「確かにそれは構わんが、いいのか」 「ドットに憑く魔神は相当に、手強いぞ?」 しかし男、臆せず 「俺たちを、あんまり舐めるなよ?一応前の大陸は制覇したんだぜ」 『師匠!俺からもお願いします!』 そういわれると、少し顔を緩めた彼女は許可をした 彼らは、強かった、ドットを追いかけていたときなどとはまるで比べ物にならないほどに 素早く、力強く、そして何より勇敢であった 激戦の末何とか魔神「シャーランダ」封じ込めることに成功したのだった... そして、別れの日---- 『もう、行ってしまうんですか?』 ドットはあれから、元の体を取り戻していた...が魔神使いとしての力は反動でリセットされてしまったようだ 首には、シャーランダを封じ込めたネックレスをぶら下げている... 「ああ、何せ、俺たちの目標はこの大陸を制覇することだしな」 ドットは内に秘めていた思いを彼に話した 『俺も...俺も、連れて行ってくれませんか!』 少しの沈黙の後男は言った 「すまねぇがそいつは出来ない相談だな」 『でも、何かお礼がしたいんです!』 『何かの役に立ちたいんです!』 「じゃあ、ドット一つ頼みがある」 『なんでしょう?』 「自分が思う飛び切りいいことを他の奴にしてやるんだ」 『飛び切りいいこと?』 「そうさ、そしてな?」 「飛び切りいいことをした奴にこういうのさ」 「"自分が思う飛び切りいいことを他の奴にしてやるんだ"ってな」 「そうすりゃ、皆ハッピーでいつか俺たちにもそれが帰ってくるってわけよ」 「どうだ?一つ頼まれちゃあくれねえか?」 ドットは力強く答えた 『はい!!』 こうして、旅の冒険団は去っていった そして、現在へ... アレから、三年の月日が流れドットは、旅に出ることを決意する 「本当に、行くんだな...手紙はちゃんと毎日出せよ」号泣 『師匠やめてくださいよ、相変わらず心配しすぎです!』 「でも...でも...」オロオロ そんなこんなで、オロオロ母であり師でもあるカア=レッドバドルに見送られながら ドットは、魔力の森を後にする... 街へ行きいいことをしようとするも中々うまくいかず困り果てていたドットの前に "ある一枚のチラシが飛んでくる" そこには、「勇気ある冒険者求む」と書いてあった あの勇敢な冒険団のことを思い出したドットはこの煽り文句に引かれ その地を目指す---- いつか、また、会える日が来るだろうか 登場人物 ドット=レッドバドル(18) 幼い頃魔神の影響によって呪われていたが 冒険団に助けられ呪いを解いてもらった その際、「飛び切りいいことを他の奴にしろ」と頼まれ いい事をしに旅に出る カア=レッドバドル(29) 善良な魔神使いであり、ドットのよき 師、母でもあるが、凄く心配性なのである もしかしたら、旅先に現れるくらいの心配性かも..? 旅の冒険団 男 女 女 性別不明 ドットを救った恩人たち いまだに大陸を旅している そのうち、あえるかもしれない... 希望流派はライロックです 一般技能 農夫LV5木こりLV2木工職人LV3