タイトル：透野 ひばり キャラクター名：透野 ひばり (とうの ひばり) 職業：ボーカル講師など 年齢：23歳 / 性別：男性 出身：神奈川県 髪の色：ミルクティーの色(白茶) / 瞳の色：ネモフィラの色 / 肌の色：透き通るような白 身長：176cm 体重：ひどく軽い ■能力値■ HP：12 MP：13 SAN：66/99 　　　　 STR　 CON　 POW　 DEX　 APP　 SIZ　 INT　 EDU　 HP　 MP 作成時　　 7　　10　　13　　14　　18　　14　　12　　16　　12　　13 成長等　　　　　　　　　　　　　 -13 他修正 =合計=　　 7　　10　　13　　14　　 5　　14　　12　　16　　12　　13 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前　　　　　　 現在値　習得/名前　　　 現在値　習得/名前　　　　　 現在値 ●《回避》　　　　　　58％　　　《キック》　　25％　　　《組み付き》　　　25％ 　《こぶし（パンチ）》50％　　　《頭突き》　　10％　　　《投擲》　　　　　25％ 　《マーシャルアーツ》1％　　　 《拳銃》　　　20％　　　《サブマシンガン》15％ 　《ショットガン》　　30％　　　《マシンガン》15％　　　《ライフル》　　　25％ ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前　　 現在値　習得/名前　　 現在値　習得/名前　　 現在値 ●《応急手当》80％　　●《鍵開け》　51％　　　《隠す》　　15％ 　《隠れる》　10％　　●《聞き耳》　80％　　　《忍び歩き》10％ 　《写真術》　10％　　●《精神分析》51％　　　《追跡》　　10％ 　《登攀》　　40％　　●《図書館》　54％　　●《目星》　　70％ ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前　　　 現在値　習得/名前　　 現在値　習得/名前　　　 現在値 　《運転》　　　20％　　　《機械修理》20％　　　《重機械操作》1％ 　《乗馬》　　　5％　　　 《水泳》　　25％　　　《製作()》　　5％ 　《操縦()》　　1％　　　 《跳躍》　　25％　　　《電気修理》　10％ 　《ナビゲート》10％　　　《変装》　　1％　　　 《》　　　　　％ ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前　　　 現在値　習得/名前　　 現在値　習得/名前　　 現在値 　《言いくるめ》5％　　　 《信用》　　15％　　　《説得》　　15％ 　《値切り》　　5％　　　 《母国語()》80％　　●《ドイツ語》41％ ●《ラテン語》　26％　　　《》　　　　％　　　　《》　　　　％ ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前　　　　　 現在値　習得/名前　　　　　 現在値　習得/名前　 現在値 　《医学》　　　　　5％　　　 《オカルト》　　　5％　　　 《化学》　1％ 　《クトゥルフ神話》0％　　 ●《芸術(歌唱)》　　85％　　　《経理》　10％ 　《考古学》　　　　1％　　　 《コンピューター》1％　　　 《心理学》5％ 　《人類学》　　　　1％　　　 《生物学》　　　　1％　　　 《地質学》1％ 　《電子工学》　　　1％　　　 《天文学》　　　　1％　　　 《博物学》10％ 　《物理学》　　　　1％　　　 《法律》　　　　　5％　　　 《薬学》　1％ 　《歴史》　　　　　20％　　　《》　　　　　　　％　　　　《》　　　％ ■戦闘■ ダメージボーナス：0 名称　成功率　ダメージ　射程　　攻撃回数　装弾数　耐久力　/ 備考 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ■所持品■ 名称　　　　単価　個数　価格　備考 イヤリング　　　　1　　 0　　 右耳のみ。先輩の形見。鳥かごと羽。 睡眠薬　　　　　　1　　 0　　 大量にある。用法・用量を守っていないのでいつも副作用で眠そう。 カッター　　　　　1　　 0 縄　　　　　　　　1　　 0 =所持品合計=　　　　　0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ： 透野 ひばり (とうの ひばり) 23歳・男性・ボーカル講師など 実家は神奈川。都内で一人暮らし。 一人称：僕、二人称：君 カラーコード：6495ED ・いつも虚ろな瞳をしていて、どこを見ているか分からない。(しかし他人からは、夢を見ているような美しい瞳に見えるらしい) ・食事もまともに取っていないので、ひどく細い。 ・自分の美しさには一切頓着していない。というより、呪いのように思っている。自分の顔が好きになれない。 ・睡眠薬の飲み過ぎで、いつも眠そうにしている。 幼少期は歌が好きで、美しいボーイソプラノだった。「お前の価値はその声だけだ」と言われて育ち、9歳から5年間、海外の少年合唱団で活動していたが、14歳で声変わりをして帰国。声と共に自分の人生も終わったと思い込んでいる。 その後の人生はつまらないもので、大学卒業・就職とともに、自分には夢も希望も何も無い、生きている意味などないと改めて自覚してしまう。 会社も辞め、そこからは死に方・死に場所を探す毎日。 ※少し前まで無職だったため、職業技能は合唱団で活躍していた経験・大学時代・社会人としての数ヶ月間を踏まえて割り振っています。 ■職業P ドイツ語：海外合唱団での会話のため。 ラテン語：賛美歌の歌詞。 精神分析：大学で精神分析学を履修していた。 ■興味P 応急手当：兄からの暴力で負った怪我を自分で手当てするために身につけた。 回避：兄から逃げるため。でも兄の方が強かったのであまり意味は無かった。途中から諦めた。 鍵開け：屋敷(自分の家)で一人になりたい時、開かずの間にこっそり鍵を開けて入っていた。 --------------------------- 「神さまに、先に歌声を還したんだ。次は命を還す番だよ」 「僕は音楽が嫌いだよ。……この世で一番愛していたけれど、裏切られたから。 ……いや、裏切られると分かっていたのに、一瞬でも縋った僕が愚かだったのか」 「価値を喪った人間に残される道は、死、だけだ」 --------------------------- 父親の愛人の子。 ひばり出産時に母(愛人)は亡くなってしまったため、透野家に引き取られて育った。自分の名前だけが、母の遺してくれた大切なもの。 父は妻(ひばりにとっての継母)への気まずさからひばりを避け、継母は冷たく当たり、兄(異母兄弟)は陰で嫌がらせをした。 自分は望まれなかった子、存在してはいけない子だと思っている。 「父さんは、僕の顔が母さんにどんどん似てくるって言うんだ。忌々しい顔だって」 幼い頃からお手伝いさんに教えてもらった歌をよく歌っていて、これだけは家族も褒めてくれた。……というより、「お前の価値は歌声にしか無い」と言われて育った。ひばりは素直にその言葉を受け取った。 そして9歳のある日、知人から勧められて海外の少年合唱団のオーディションを受けることになった。結果は狭き門でありながら見事合格。 家族も厄介払いができるということで特に反対はせず、もちろん褒めもしなかった。 その後海外へと飛んだひばりは、その歌声と実力を遺憾なく発揮し、団の中心メンバーになっていく。学校のみんなは優しく、歌うことはこれ以上ないほどに楽しく、毎日が充実していた。生まれて初めて、自分の居場所はここだと思った。 団員の中でひばりに一番良くしてくれたのは、3歳年上のスイス人の少年だった。同じコア(グループ)に所属していて、寮部屋も一緒だった。 「ヒバリの声は本当にすてきだ。繊細ですぐに壊れてしまいそうでいて、覗いてみたらびっくりするほど深くて、揺らがない」 先輩はいつも優しく、そして実力も団で一番だった。 ひばりが団に入って数年経った頃、スイスで公演が開かれることになり、先輩はソロを任されることになった。曲目はアヴェ・マリア。 普段は感情を強く出さない彼も、母国への凱旋公演となると、やはり喜びを隠せないようだった。 「父さんも母さんも、仕事を休んで聴きに来てくれるんだって。ヒバリのことも紹介したいなあ」 しかし、その公演を控えたある日。 先輩にブラックデー(声変わり)が訪れた。 声変わりを迎えると、否応なしに退団となる。 ……先輩は楽しみにしていた公演の舞台に立てないまま、団を去ることになった。 彼は最後まで笑顔だった。 寮を出て行く日、彼はひばりに美しいイヤリングを手渡した。 「遠くまで声が届くお守り。自信を持って。ヒバリの声は、世界一綺麗だ」 そう言って、去っていった。 ーーこの世からも。 先輩は、笑顔だけ残したまま、自殺してしまった。 訃報は素っ気ない封筒で届いた。 実感はあまり無かったが、この時確かに、「この声を喪うことは、自分たちにとっての死を意味する」という観念が、彼の中に深く根付いた。 「……ああ、きっと。この声を喪った時、『僕』は死ぬんだ。だって僕の価値は、この歌声だけなんだから」 その後も何事も無かったかのように日々は続き、そして何事もないかのように、ひばりにも「その日」は訪れた。 その日を迎えても、彼の感情は特に動かなかった。 「ああ、終わるんだ」 ただ、それだけだった。 退団後に音楽を継続して学ぶ道もあったが、美しい声を喪った今、もはや彼に音楽への意欲は無かった。 そのため、日本へと帰国することになった。 帰国時14歳だったひばりは、ひときわ美しさを増していた。しかしその容姿は、身内に疎まれる煩わしいものでしかなかった。 その後の人生は、よく覚えていない。 ただただ、無色で、無味で、つまらなかった。 「僕の人生は14歳で終わった。分かってはいたんだ。正しく理解できていなかっただけで」 いつもいつも、この人生にどう終止符を打つかを考えていた。しかし、実行する勇気は無かった。 兄の嫌がらせは、より陰湿なものになっていった。 でも、それでよかった。いっそ殺してくれればいいのにと思った。 父の意向通り大学まで卒業して、ようやく一人暮らしを始めた。本当は高校から家を出たかったが、兄がそれを許さなかった。多分、ストレスの捌け口が欲しかったのだろう。ひばりは従順で、素直だった。 卒業後は大手企業に就職したが、一人になって、改めて自覚してしまう。 「僕は、空っぽだ」 何もやりたいことが無い。何をしても何の感情も湧いてこない。自分の人生において誇れることなんて、何ひとつ無い。 全て喪って、捨ててきたから、何も持っていない。 そこからは早かった。 苦労して入った会社も、直ぐに辞めてしまった。 無職になった彼は今、どうやって自分の命を終わらせるか、ということだけを考えて生きている。 兄にされたことを真似てみた。 手首を切ったら、血が流れた。 頬を殴ってみたら、腫れ上がった。 ……でも死ねない。 痛い。痛い。……痛いのは嫌だ。 でも、生きているのはもっと嫌だ。 痛い、痛い、痛い……あれ？ ……どこが痛いんだっけ。 ■簡易用■ 透野 ひばり (とうの ひばり)(男性) 職業:ボーカル講師など 年齢:23歳　PL: STR:7　　DEX:14　　INT:12　ｱｲﾃﾞｱ:60 CON:10　　APP:5　　POW:13　　幸 運:65 SIZ:14　SAN:99　EDU:16　知 識:80 H P:12　　M P:13　　回避:dex*2　　ﾀﾞﾒｰｼﾞﾎﾞｰﾅｽ:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能]（職業技能点:320 個人技能点:120） (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]