タイトル:禍神 深紅 キャラクター名:禍神 深紅(かがみ みく) 職業:探偵社員(元シスター)(2015:宗教家) 年齢:26歳 / 性別:女 出身:日本 髪の色:濡羽色(#000B00) / 瞳の色:深紅(#AD002D) / 肌の色:色白 身長:185㎝ 体重:60㎏ ■能力値■ HP:16 MP:14 SAN:81/90      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   6  15  13   7  18  17  16  17  16  14 成長等 他修正         1 =合計=   6  15  14   7  18  17  16  17  16  14 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      38%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%  ●《投擲》     52%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》32%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15% ●《隠れる》 30%  ●《聞き耳》 95%  ●《忍び歩き》30%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 33%  ●《目星》  99% ●《熱探知》 76%   《》    %    《》    % ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値 ●《運転》   25%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%  ●《変装》  10%   《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前         現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%  ●《説得》        49%  《値切り》  5%    《母国語(日本語)》85%  ●《その他言語(ラテン語)》80% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   75%   《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》9%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》95%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     80%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称    成功率 ダメージ  射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 投げナイフ   50 1d3+1/2db   20m     2    -    2 / 太もも、胸元、腰に忍ばせてある。                                  / ■所持品■ 名称                 単価 個数 価格 備考 スマホ                   1   0   連絡先はたくさん入っているが、今はほとんど連絡が来ることはない。 キーケース                 1   0   大型二輪と家、探偵社の鍵をまとめている。 ぬえとの写真と、探偵社みんなとの写真    1   0   スカウトを受けた後に撮ってもらった。自室の机に飾ってある。みんなとの写真も同じように写真立てに入れて飾っている。 勾玉とロザリオ               1   0   過去に自分を捨てた2つの象徴。箱の奥底にしまって2度と日の目を見る予定はない。 化粧ポーチ                 1   0   身だしなみには余念がない。携帯必須の日焼け止めも入っている。 ぬえから貰ったバングルと手紙        1   0   一生の宝物。バングルには水晶とアイオライトが埋め込まれている。 【AF】鵺の目                1   0   効果はメモ欄に記載。 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 2021年5月12日 CPシナリオ『ヤドリギあやかし探偵社』にて作成 名前の由来は「深紅」色(#AD002D) 元々の名前は「珂神 深紅」 ただ、訳あって今の禍神姓。 HOによりDEXは3D4で算出。 誕生日は5月18日。 ---<宗教家:特記>------------------------------ 支援者に対する<信用>に+10%のボーナス。 (既に破門されているので無効な気もする) ---<特徴:影が薄い>---------------------------- 生まれつき目立たない。 <忍び歩き>および<隠れる>に+20%。 ---<特徴:天気予報士>-------------------------- 外を見て<アイデア>ロールに成功すれば、短い期間([1D6+1]時間)の正確な天気を予測できる。 降水確率や風の向き・強さ、嵐の時間帯、雷の落下しやすい場所なども予測可能だ。 一人称は「あたし」。子供の頃は「わたし」だった。 誰かを呼ぶときは大体呼び捨て、気を許した人は「あんた」と呼ぶこともある。 年上の人には一応さん付け。 ただ、あまりこの辺りをしっかりしているわけではないので適当。 歳の離れた姉(珂神 翡翠)がおり、姉のことは姉さん呼び。 物怖じしない性格で、基本的に明るく、コミュ力は割とある。人を煽るのが好き。 いたずら好きな面や、時折見せる蛇のような妖しく昏い面もある。 自分の弱い面はよっぽどのことがないと見せないが、心の底では自分の居場所を求めている。 普段は明るさの仮面の下に、その弱く繊細な本性を隠している。 蛇の鱗のような濡羽色の髪と、鬼灯のような深紅の瞳をもつ。 敏感肌で、日焼け止めは必須。 長身でスタイルもよく、長くしなやかな腕と脚をしている。 ※運動は苦手 夜鳥木探偵社に身を置く元シスター。 「元」とある通り既に教会からは破門されている。 破門されたのち、夜鳥木探偵社の社長ぬえにスカウトされ、探偵社の一員となった。 (このあたりの経緯は後述) 私物らしい私物はあまりなく、自分の部屋にもあまり物がない。 実家は島根県奥出雲の珂神という家。 この家は古くからとある蛇神を祀る祭司の家系。 山奥の集落でその村は珂神の一族で成り立っているような、辺境の閉鎖された村に生まれた。 珂神が祀っているのは蛇神の和魂(にぎみたま)のほう。 荒魂(あらみたま)の方は、大妖として神話に登場し、須佐之男命に討伐された伝説を持つ。 珂神の家はさかのぼると、元々、鏡姓だった。 さらに、鏡は蛇目(カカメ)が語源ということもあり、古く古くから蛇との関わりがある家。 深紅自身も元々は珂神姓だったが、既に実家からは追放され、禍神姓となった。 祭司の家に生まれた女児ということもあり、幼い頃から巫女としての教育を受けた。 蛇の鱗のような濡羽色の髪も、鬼灯のような深紅の眼も、蛇神と同じ色ということもあり、両親の期待は大きかった。 姉が舞う神楽を見ながら、自分もいつかと練習に励んできた。 巫女として神楽を舞うことで一族の、そして両親のためになると信じていた。 誰かの役にたちたい、人の助けになりたいという思いは、幼心に持っていた。 小さいころは何をするにも姉の後をついて行きたがった。 年の離れた姉ということもあり、なかなか許してもらえなかったが。 そんな深紅が姉の後をこっそりついていくのに、生来の影の薄さは役に立った。 小さなころから気配には敏感で、些細な環境の変化や物音でもよく気づいた。 また、天候の変化に関する感覚も鋭敏で、雨のにおいや雷の気配などにも気づくことができた。 熱に関しても鋭敏な感覚をもっており、観察すれば大体のものの温度がわかる。 その鋭敏さは、巫女としてはプラスの要素でしかなく、将来を有望視されていた。 生まれつき手足が少し不自由で、運動は苦手。 神楽は激しく動くわけではないので、習得できた。 巫女としての先達である姉の神楽の後は、いつも晴れわたり、その年の実りも約束されていた。 和魂を祀る一族の神楽の成功はいつもこうであり、それが巫女としての才能の証明だった。 だが、深紅が神楽を舞う年齢になり、姉からその役目を引き継いだ年だけは、姉の神楽とすべてが異なった。 神楽を舞い始めると空は雷雨で荒れ、大地は揺れ、そしてその年は現代では考えられないほど不作だった。 (あくまで土着の民間信仰の話。実際に天候を操作したりする力は無い。たまたま夕立と地震が重なり、その年は冷夏だったというだけ。) 深紅には確かに一族の一員たる巫女としての才能は確かにあったと一族は確信した。むしろありすぎるほどに。 この事件以来、「お前が祀っているのは和魂ではなく荒魂、大妖としての蛇神だ。」と言われ、両親からは捨てられた。 「その鬼灯の瞳も、神話の大妖の呪いに違いない。」とも言われた。 当然2度と神楽を舞うこともなく、それから一族の神事の際は再び姉が神楽を舞うようになった。 忌み子同然に実家、そして一族から追放された深紅は当然、そのコミュニティにいることもできなかった。 実家から追放されるときに、今までの「珂神」の名を名乗ることは許されず、「禍神」の名を与えられた。 荒魂、大妖を祀ると言われた深紅が「災禍をもたらす神」を意味する禍神の名を与えられた事は、最早皮肉にすらなりはしない直接的な否定だった。 追放されたときに、それまで腰まで伸ばしていた黒髪をばっさり落とし、それ以来ずっと現在のショートのスタイル。 一族の、両親の役にたとうとしてきた深紅の心は、ここで1度大きく歪んだ。 名前を奪われ、あまつさえ同じ音で正反対の意味を与えられたことは、名前というものは大きな意味を持つと教えられてきた深紅にとって、自らの心の奥底に消えない傷を残すものだった。 名前は一番短い呪という思いが強い深紅は一生、禍神という名前を忘れられないし、そこに込められた意味にとらわれている。 「誰かのためにって努力しても、その方向が意にそぐわないのは、だめなんだね。実の娘も簡単に捨てちゃうんだ…。」 それ以来、深紅は誰かのためにという思いは隠し、自立した姿を周囲に見せるようになる。 実家にも捨てられたことで自分の確たる居場所がなくなった。 そのため、自分を必要としてくれる場所、自分の居場所が欲しいという思いも、表には出さずとも抱くようになった。 元々大人しい方ではなかったが、物怖じしない性格や話し方に拍車がかかったのはこのころからで、自分の繊細な部分を隠す仮面の意味合いが強い。 ただ、一族の中で姉だけは、実家を追放された深紅をその後も気にかけてくれていた。 せめて高校卒業までは、と両親に隠れながら、深紅の援助をしてくれた。 そのこともあり、実家、両親のことは蛇蝎のごとく嫌いだが、一族の中で姉だけは別。 心が折れかけていた深紅は、姉に支えられた。 当然感謝もしているし恩返しもできる限りしてきた。 ただ、姉も姉でそこまで気にしないでというスタンスなので、そろそろ普通の姉妹と変わらない関係。 といっても深紅は未だに実家には帰るつもりはない(そもそも一族も深紅を受け入れない)ので、姉が出てきたときにしか会わないくらいの関係。 そんな過去もあり、基本的に地元の人間は嫌い。 ただ、追放された当時にルーツを調べたりしたこともあるので、日本神話関連の歴史、伝承に関する造詣は深まった。 地元は嫌いだが蛇神の荒魂の方は親しみがある。 持っている歴史の知識は日本神話やあやかし関連のものが多い。 実家から追放されたことで、外の世界に触れるようになった。 両親に突き放された過去からか、人との距離が無意識のうちに近くなりがち。縁(えにし)を結ぶのに積極的。 気に入った相手にはこっそり近づいて後ろから体に腕を絡めるなんてこともする。 深紅曰く「あたしはどっちでもいける。」とのこと。 人との距離が近くなるのは、捨てられた過去のこともあって、無意識に温もりを求めているからかもしれない。 姉を除く一族以外の人と接することは嫌いではなく、先述の通りむしろ人とは絡んでいく。 むしろ生来の性格もあり、コミュニケーション能力はそこそこ高い。 とはいっても弱さは仮面の下に隠しているので、誰かに頼るような形ではなく、勝ち気な感じか、煽りにいくか、あなたを手に入れる、絡めとるといったスタンスになる。 なので端から見れば、妖艶だったり底知れなさがあるように見える。 巫女として育てられたとはいえ、進学の際に再び神道関連の世界に戻るつもりはなかった。 良くも悪くも信仰に縁があったものの、流石に仏教、神道関連の学部に行くつもりはなく、大学はカトリック系の学部に進んだ。 聖職者という役職が、人との縁を結ぶのに一役買いそうだったという打算的な面もある。 大学で学ぶ中で、海外の神話や信仰に触れた。 流石にヘブライ語の聖書を読もうとは思わなかったが、キリスト教全盛期の公用語であるラテン語で書かれたものは自力で読めるようになった。 子羊を導く練習をする中で、相手が話していることが真実なのかもあらかたわかるようになった。 そして、そのなかでまた、誰かのためにという思い、そして人との縁、自分の居場所が欲しいという思いが沸いた。 「あぁ、あたしはやっぱり誰かに必要とされたいのか。」 「といっても、家族にすら捨てたられたあたしの居場所なんて、あるのかな。」 大学ではそれなりに友好関係も築いたが、それは深紅にとって良いことだけではなかった。 珂神が蛇神を信仰する一族であることを知った学生たちが、神話に準えて深紅を酒でつぶして持ち帰ろうとする事件があった。 学生たちからすれば、大学の中でも屈指の容姿をもち、普段から人との距離が近く妖艶にも見えた深紅とワンチャンということで、計画は周到に練られた。 普段は自身のルーツのこともあり、酒はあまり飲まず、飲んでもつぶれることはない深紅だが、そのときは酒に混ぜ物をされた。 「誰かに必要とはされたかったけど、こんな求め方は…されたくなかったな…。」 「あたしは…信頼が…欲しいのかもね。誰かのためにって思ってきたけど、結局自分のためだったのかな…」 と回らない頭で弱気な事を考えるくらいには不安定で、心を揺らがされた。 気を失った深紅が路地裏に連れ込まれて取り返しのつかないことになりかけたときに、助けてくれたのがぬえだった。 これがぬえとの最初の出会いとなる。 ただ、このときは深紅の意識がほぼなかったこともあり、ぬえには名前も聞けなかった。 朦朧とする意識のなか、ぬえの、自分との瞳と同じ鮮やかな深紅の髪と、自分の髪と同じような真っ黒な瞳が、強烈に印象に残った。 事件の後はすぐに日常へと帰ることはできず、結局1年間イタリアへ留学に行った。 本場でカトリックの歴史、信仰を学んだ。 そんなことがありつつも学業はしっかり修め、卒業後はそのままシスターとなり活動していた。 シスターにはなったものの、人との距離感は変わらず近いままだったし、学生時代に乗り始めた大型バイクも相変わらず乗っていた。 学生時代はピアスも開けていたし、留学中に護身用で投げナイフを学んだりと、シスターらしい清貧さはなかった。 シスターとして働く中で、人のために活動できるという喜びと、自分を頼りにしてくれる人との縁を結んだ。 帰る場所がないという深紅の事情を汲んで、教会があなたの居場所ですよ、と受け入れてくれた。 だが、人との距離や時折見せる昏さ、シスターらしからぬ素行、そして過去に他の神への信仰があった事実に難癖をつけられて破門された。 最後には禍神という姓にも難癖をつけられ、まるで人格を否定するようなことも言われた。 教会の権力者に続く用に、今まで親しくしてきた人たちも、深紅を忌避するようになった。 そうして深紅は再びコミュニティから追放された。 深紅の人生では、家族に続いて2度目の追放となった。 「あたしの居場所は、ここにもないのか…。」 実家を追放されたときには髪をバッサリ切ったが、教会を追放されたときはシスターの服に大きなスリットを入れてチャイナ服のようにした。 それまでの居場所の象徴になるものを切るというのは、深紅なりのささやかな抵抗。 憂さ晴らしをするかのようにバイクで走っていたときに飲酒運転の車にぶつかられて足が解放骨折をするほどの大怪我を負った。 手術の甲斐あって無事に治りはしたが、後遺症で足が不自由。全力で走ったりすることはできない。 スカートのスリットが入っていない方に隠された脚には、その時の傷痕が残っている。 大怪我のあとも、破門されている以上帰る場所もなかった。 教会側はむしろ、今まで欺いていた天罰が当たったのです、と言わんばかりのスタンスだった。 深紅はいよいよ自分は誰からも必要とされていない、この世界に自分の居場所はないと思うようになる。 最後は自分の運命を、蛇神の御神体でもある山河に委ねようと、嵐のなか山道を傘もささずにをさ迷っているところをで後ろから声をかけられた。 曰く、「君の力を貸して欲しい。」「君の居場所は探偵社にある。」とのこと。 振り返ると、そこには在りし日に自分を助けてくれたあの鮮やかな深紅の髪をたたえたぬえの姿があった。 同じ人物に2度運命的な出会いをし、その人物が自分を求めてくれた。 深紅の人生で、自分を受け入れてくれた場所はあっても、自身を求め、居場所をくれたのは初めてのことだった。 この事実は、昏く沈んでいた深紅の心に一筋の光を差し込んだ。 そして、探偵社が今度こそ自分の居場所になるのではないかという期待を抱く。 今までは「誰かの役にたちたい」、だった深紅は、初めて特定の人のためにと思うようになる。 「ぬえの役にたちたい」、「彼のためにこの身を捧げよう」と。 恋という安直な思いでは収まらない、複雑な感情ではあるが。 探偵社メンバーの前でも繊細な部分や弱さは見せずに、明るく勝ち気でたまに妖艶な女性、いたずら好きな女性などといったイメージの通りに振る舞う。 ぬえのためにという思いは当然、ぬえが立ち上げ、自分の居場所となった探偵社にも及ぶ。 探偵社のために、という思いは強く、帰属意識もとても強い。 自分の居場所を守るために、そして自分が心から信頼できる仲間を守るために身を尽くすつもり。 表面的にはそんな素振りは見せないが。 だが、実際探偵社に、そしてぬえに依存しているのは深紅自身の方。 探偵社のメンバーにはくっつきに行きがち。 特に女性メンバーにはよくくっつく。 後ろから腕を回して耳元でささやくなんてこともしばしば。 ぬえへの思いも表面的にはそこまで見せない。 「あたしはぬえに拾ってもらった恩があるからね。それはしっかり返させて貰うよ。」 みたいなスタンス。 もしもぬえにも捨てられることがあれば、そのときは今度こそ深紅の心は折れる。 「ぬえ。あたしが必要だって、言ってくれたじゃないか…。お願いだ…答えてくれよ…ぬえ…。」 「あたしは決めていたんだ…。この居場所すらなくなったらもう、あたしの居場所のない世界になんて、用はないって。」 「なぁ、八岐大蛇。あたしの一族の守り神。久しぶりに現れた荒魂の媛巫女の、最初で最期の頼みをきいちゃくれないか。」 「あんたの血は雨となって大地を穢し、あんたの身体は山を、大地を削り、あんたのその口は抗うものを飲み込んできたんだろう?」 「あたしにその力を少しでもいいから貸してくれないか。屍山血河を築いてやるからさ。」 「名前は一番短い呪。この名前を、禍神深紅という名前を蛇神の媛巫女に与えたことを、後悔すればいいのよ。」 ---探偵社の面々への印象--------------------------------------- ・ぬえ 自分に居場所をくれた人。 2度の運命的な出会い(ぬえからしたらこれも計算のうちかもしれない)のこともあり、ぬえに対しては様々な想いを抱く。 求められれば彼に自分の身を捧げるつもり。それがどういう頼みであっても。 「やぁ、ぬえ。そろそろあたしたちにもちゃんと仕事は貰えるんだろうね?」 「まぁ、仕事がなくてもここは居心地がいいから来るけど。」 「コードネーム、蛇。さぁ、丸呑みの時間よ。なんてね、どう?様になってるかかしら。」 「名前を聞いた時から思っていたけど、夜鳥でぬえだなんて、いかにも人をだましそうな名前だよ。とはいっても、拾ってもらった恩もあるし、ついていくけどね。」 「それに、ぬえにはあたしのどん底を、知られてるから。あの時かけてもらった言葉、あたしにどれだけ響いてるか思い知らせてあげる。」 ・風花 探偵社歴としては風花の方が先輩(多分)。 とは言っても深紅の方が年上なので敬語は使わないし、よく顔を撫でたり後ろから絡みつきにいったりする。 そのたびにバッサリ言われているかもしれない。 用はなくても受付のところに座って話したりする。 「おはよう、風花。相変わらず今日も綺麗ね。」 「なによ、いいじゃないこのくらい。あたしは風花のことも好きなんだから。」 ・熾鬼くん からかいがいのある可愛い後輩。 熾鬼くんより背が高いのに影は薄いので気づかれずに背後に回ってがばってする。 そのたびに真っ赤になってるのが可愛い。振りほどきたいのに力ずくではできないだろうなって困らせるのが楽しい。 書類とかを持ったりするのを手伝ってくれたら素直に感謝する。 「熾鬼、真っ赤になってどうしたの?」(腕を絡めながらにやにやしている。) 「ありがと、あんたのそういうところ、助かってるし頼りにしてるわよ。」 「奉日本…なにか訳ありというか意味のある苗字ね。(日の本に尽くす鬼…さながら八瀬童子ってところかしら。それとも、あるいは国之常立神を祀る新興宗教?だとしたら…)」 「名前は一番短い呪(しゅ)よ。あなたのその並外れた力と優しくも苛烈な気性は名前由来なのかもね。」 「あたしとは違って綺麗な名前よ、いろいろ思うところはあるかもしれないけれど、大事にしなさい。」 ・天椰さん いつも微笑みを絶やさない礼儀正しい人。 ただ、こういう人こそ内に秘めるものは苛烈なことを知っている。(天椰さんが実際どうかの確証はない) 自分が不器用なのもあって、手先の器用さや美味しい紅茶、お菓子を振る舞ってくれるところは素直に尊敬している。 天椰さんにはくっつきにいってもにこやかにやんわり剥がされそう。 「天椰さん、もし嫌じゃなかったら天椰と呼ばせてもらえないかしら?」 「せっかく同じ探偵社の仲間になったんだし、距離があるのは嫌なのよ。」 「いつも美味しい紅茶とお菓子ありがとうね。この紅茶とお菓子を味わうだけでも、ここに来る理由になるわね。」 「白狐神…狐を祀る家…この国で祀るような狐は…宇迦之御魂神の使いか、あるいは、葛の葉やミクズといった妖狐、それともまさか天狐?」 (天狐だったら、面白いわね。かの安倍晴明の母は天狐だったという話もあるし、もしかしたらそこともつながるのかしら。) ・一縷ちゃん 探偵社一のおしゃれさん。 SNSをほとんどやらない深紅でも名前を見たことがある。 実際デザインする服は可愛いし、着物に抵抗のない深紅は普通に着てみたい。 同年代の同性ということもあり、よく絡みに行く。(風花と同じようにばっさり言われてるかもしれない) 情報収集能力に長けているのもあり、自分の過去のことは知られているだろうなと思っている。 珂神のことを自分からは話さないが隠しているわけでもないため、辿っていけば自分にまつわる噂話は一縷なら簡単に集められるし、集めていると思っている。 「一縷、あなたのデザインした服だったら、あたしにはどんなのが似合うかしら?」 「たまには一緒にお茶でもどう?ほら、こっちにいらっしゃい。」(するっと腕を絡めてる) 「一縷という名前のあなたなら、細くてわずかな希望でも、紡いで辿っていけるのかもしれないわね。」 (名前だけで忌み嫌われるようなこともないというのは、すこし羨ましいわね…あたしにはもう、叶わない願いだから) 貴方は気配察知に優れている。他人では気がつけないほどの些細な環境の変化を機敏に察知できる。 [メリット] <目星><聞き耳>の判定を行う場合成功値に+30%で判定できる。ファンブルは失敗。 また、特殊技能<熱探知>を使用できる。 <熱探知>技能に成功すれば対象の体温を感知できる。 [デメリット] 貴方は手足が不自由だ。DEXは3D4で決定すること。(最低3、最大12) [特徴] <影が薄い><急速な回復力><天気予報士>から2つ選択  →<影が薄い><天気予報士>を選択 ---参加シナリオ----------------------------------------------------------- 『ヤドリギあやかし探偵社』 「春:件の如しと言いますが」 「夏:シーサーペント・ディストーション」 「秋:氷椛」 「冬:逢魔時怪士奇譚」 『星花の海より君を臨む』 ---成長----------------------------------------------------------------------- ○件の如しと言いますが SAN回復 11 神話 1 目星 4 図書館 8 幕間 応急手当 2 〇シーサーペント・ディストーション SAN回復 12 神話 1 投擲 2 心理学 6 熱探知 1 幕間 変装 9 〇氷椛 SAN回復 1 神話 2 心理学 9 説得 5 幕間 説得 13 〇逢魔時怪士奇譚 SAN回復 13 神話 5 回避 8 ○星花の海より君を臨む SAN回復 2 ---呪文・AF---------------------------------------------------------------------- 【AF: 鵺の目】 ぬえから探索者へのプレゼント。いつでも貴方を見守っている。 【効果】 1:所持しているとどのシナリオにおいても<孤独>による恐怖が和らぐ。 例:一人でいることに対する SANc などがなくなる。 突然変なところに一人できたことによる SAN cなどは普通にはいる。 2:ニャルラトホテプとの接触、交渉の際、わずかに好印象を得られる。 吉と出るか凶と出るかは不明。 3:上記に加えて、HO ごとに以下の追加効果。 HO: 蛇:好きなステータスに+1(上限は突破しない)  →POW を選択 【AF:誕生花の装飾品】 一度だけ探索者の生命に関わる危険を自動的に避けてくれる。 発動後はただの装飾品になる。 またこのAFは、今回共に行動した二人が同じシナリオに居ること、二人ともが身に着けていることが発動条件である。  →奉日本 熾鬼(たかもと しき)くん(PL:缶春さん) ■簡易用■ 禍神 深紅(かがみ みく)(女) 職業:探偵社員(元シスター)(2015:宗教家) 年齢:26歳 PL: STR:6  DEX:7  INT:16 アイデア:80 CON:15  APP:18  POW:14  幸 運:70 SIZ:17 SAN:90 EDU:17 知 識:85 H P:16  M P:14  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:340 個人技能点:160) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]