タイトル:ライア・ナイグラム キャラクター名:ライア・ナイグラム 職業:宰相(宗教家) 年齢:38 / 性別:男 出身:コランバイン公国(アディアマンテ国) 髪の色:赤茶 / 瞳の色:グレー / 肌の色:黄色人種 身長:172 体重:59 ■能力値■ HP:10 MP:10 SAN:55/95      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   9   8  10   5  12  11  16  17  10  10 成長等 他修正 =合計=   9   8  10   5  12  11  16  17  10  10 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      10%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%   ●《拳銃》   69%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  76% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%  ●《説得》75%  《値切り》  5%    《母国語()》85%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   45%   《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》4%   ●《芸術(民衆扇動)》70%  ●《経理》 20%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》75%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     70%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 拳銃         1   0   護身用。 スマートフォン    1   0   個人用、国家用の2種。 タブレット      1   0   国家用。 小説         1   0   趣味のもの。 ワックス       1   0   演説前に髪を整える為に。 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 平凡な家に産まれ。 平凡な両親に育まれ。 平凡な友人達の中で、一人。 異端な思考回路を持っていた。 ライア・ナイグラムはコランバイン公国の父親と、アディアマンテ国の母親を持つ混血の男だ。 産まれこそアディアマンテ国ではあるが、物心が付く前に両親と共にコランバイン公国(元アキレア帝国)へと移住しており、彼にアディアマンテ国の記憶は無い。ライアの産まれた時分に、アディアマンテ国の『ゆりかご計画』が始動しており、保守派であった彼の母はその計画へ難色を示し、元より己の信仰していたオニキス協を通し、石への信仰を高めんと夫の産まれた地であるコランバイン公国へと移住、ネルケ地方にて教会を開いた。 その教会で育った修道士であり、現コランバイン公国の宰相こそが、ライア・ナイグラムその人だ。 彼の対外的な印象は『穏やか』と称される。 一歩引いた様な発言が多く、彼の育ち故か少し修道士めいた語り口で、穏やかに笑って人の話を聞くのが好きな男。 宰相として国を纏め上げる手腕のある様には決して見えないが、ひとたび宰相として髪を上げて国民の前に立ち、話を説く際の彼は纏う雰囲気を変える。 鋭い瞳でその場にいる皆を見回す程に語り掛け、その心に炎を灯す熱い演説を繰り返すのだ。 舞台を降りれば、直ぐにその鋭い程の熱を笑顔の裏に隠し「私はただ、国民の皆様の声を代弁しただけです」と笑うのだが、ライアは確かにこの国を大きく揺るがす指導者であった。 幼い頃より、彼はゲームを好んだ。コンピュータゲーム等やチェス等も勿論だが、何よりもトランプゲームが一番のお気に入りだ。 己の手元の手札は運次第。その上で、手元に届いた手札でどう切り抜けるべきか。戦略だけでは勝ち切れず、しかし運ばかりでも勝ち切れないゲームはライアを魅了した。 次第に、彼の友人達は「勝てないから」と言って、彼との勝負を拒んだり、ハナから負ける気で挑み始めた。 そんな下らない勝負に意義も見い出せず、彼は机上でのトランプゲームを止めた。 時を同じくして、彼の生家である両親が運営する協会にて、1人の信者から、相談がライアに持ち掛けられた。 相談内容は、良くある痴情のもつれの痴話喧嘩。下らないと思いながらも、話を聞いていたライアはそれがまるでトランプゲームの様に思えたのだ。信者の話す内容から、必要なカードを引いていき、切り札になり得るジョーカーを手に入れる為に更に話を聞き出し、彼の思い描いた道程を進ませる為に的確にカードを出していく。 無事に信者の悩みは晴れ、信者は何度もライアへ謝辞を述べた。その信者の行動は、机上でのゲームを取り上げられたライアへ、新しい盤上を作り上げてくれたのだ。 机上ではなく、人の人生というゲーム盤を。 噂を聞き付けた相談者が1人増え、2人になり、4人へとなる頃にはライアはこの新しくも、何時カードの繰り手が破滅するかも分からないゲームへと心を砕いていた。 ライアの元へ訪れる相談者の悩みが何巡もする様な同じものへとなり出し、つまらなくなった彼が次の盤上に選んだのは土地だった。 隣地であるウィエ地方と、彼が住むネルケ地方は今こそ月に一度市場を開いて互いの地方の交流があるが、いつ均衡が崩れて再び戦が起こってもおかしく無い程の不仲であった。 例えば、この両地方の仲を取り持つ事は可能なのか。 そう考えた時、ライアは面白いと感じた。だから、両地方の民が望む言葉と共に、別の共通の敵を作り上げて説いてみたのだ。元より口は立つ方であり、下調べを差程せずとも生まれ育った地とその隣地だ。彼の演説は心地よく民の心の奥へ沈み込み、皆が「争っている場合ではない!我々は誇り高き国民として、手を取り合って今の政権を終わらせなければならない!」と一致団結して立ち上がった。 彼は生まれ育った土地という盤上でさえも革命を起こしてゲームを勝利の形で収めた。 ならば、そう考えた彼の次の盤上は国だった。ライアの演説に魅了された民の後押しや支援も有り、彼は国内を回って説を説いて回った。 国という形を保ちつつも、纏まりを見せない旧アレキア帝国には、国民達の不満や不安が募っていたのだ。例え、民の見えぬ所で対外的な対策を取り、他国との諍いを避けて通っていたとしても、内乱ばかりの民にはそんな事は知らぬ事。 ライアの演説会場は、回を増すごとに詰め掛ける民衆が多くなり、傍目に見ても異様な程に熱狂を見せていた。 それもその筈であり、何度目かの演説の時より彼の演説会場にはかねてより親交があったプロフォンデ連邦のルイス技術研究所長より譲り受けた興奮作用のあるガスが微量に撒かれていたのだから。重く、下に溜まるガスの性質を利用し、壇上に立つ彼はガスの作用を受けること無く冷静に演説を続け、彼を見上げるしかない民はその事に気が付かぬままそのガスを吸っていた。 動画等に残せぬまま、ガスの作用と雰囲気に飲まれた国民達は「彼の演説を聞いて胸が高揚した。国民としての在り方を知れた。我々は誇り高き国民なのだ! あぁ! あの感動はあの場所で、彼と対話をしなければ分かり等しない!」とその興奮を演説を聞いたが故だと認識している。 熱狂的な民の渦中で無事に国家を作り上げた彼は、統治した国へ『愚か者の国』という意味を持った『コランバイン公国』名前を付けた。 誰も彼も、ライアが話す言葉への反論の声を上げなかったからだ。彼は自身の演説の穴を知り、それを上手く隠して話している自覚がある。当たり前だ。ライアは、配られた手札と切り札だけで論じているのだから。しかし、一辺倒な国民達は疑う事を知らずに「ライア・ナイグラムが言うのだから正しいのだ!」とその身を昂らせて己達を他国の諍いから守って来ていた国家を転覆させたのだから。 愛国心の強い国民達の中で、ただ一人宰相であるライアだけがこのコランバイン公国に欠片の情も持っていなかった。 高難易度であった筈のゲームの、クリア後の盤面。 ただそれだけであった。 しかし、次にライアが目を付けたのは別の国家が収める領地だ。 そう考えた時、クリア後の盤面であった己の国は、扱い易く火力が強い駒へと姿を変える。 次の盤上は、世界だ。 そう笑った彼は、国民達が無駄な事を考える前にと、次の共通の敵として『他国』を上げた。 「かの国が資源を独り占めしている」 「あの流行病は某国が作った未知のウイルスなのだ」 「数刻前に隣国がミサイルを準備していた」 事実と虚構の入り交じった彼の言葉を疑う国民はおらず、国民達が沸々と疑心の目を国外へと向けていくのが、第三次世界大戦への何よりもの種火だったのだろう。 世界大戦すらもライアにとってはただのゲームの一環でしか無いのだが。 盤面に配られた手札と作り上げた切り札で、何処まで面白くクリア出来るか。 それが、彼の指針だ。 と、まぁ、つらつら書きまくりましたが、要は 『一見穏やかながら、面の皮が厚過ぎる愛国心ゼロの愉快犯おじさん~面白い事が好き~』 です。 心の内や思考は基本的に外にそのまま出さないので、PCの皆様にはヘタレっぽい、やけに他人事、腹に一物抱えてそう位に思っていて頂いて、PLとKPの皆様にはクズと認識して頂けたら幸いです🙇‍♂️🙇‍♂️ 世界大戦の引き金を引いたのか~と考えてると思ってた以上にクズになりました……現状をゲームと捉えてクリアする事を目指す子なので、協力体制へは前のめりなので……!! 因みに国際同盟に捕らえられる事が決まった後の国民へ向けて残した言葉は 「私が居らずとも、この国にはムスカリ公がおられる。誇り高きコランバイン公国の愛すべき国民の皆!私は皆を愛しているからこそ、信じている。ムスカリ公と共に、この強く美しい国を長く守ってくれると。愛すべき国民が背に居ると思えば、断頭台へ登る事すらも誇りのように感じられる。強く美しい愛すべき我がコランバイン公国に幸あらん事を!」 です。どの口が。 ~メモ~ コランバイン → オダマキの英名。 アキレア→ノコギリソウの英名。 ネルケ→カーネーションのドイツ名。 ウィエ→カーネーションのフランス名。 ■簡易用■ ライア・ナイグラム(男) 職業:宰相(宗教家) 年齢:38 PL: STR:9  DEX:5  INT:16 アイデア:80 CON:8  APP:12  POW:10  幸 運:55 SIZ:11 SAN:95 EDU:17 知 識:85 H P:10  M P:10  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:340 個人技能点:160) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]