タイトル:仮 キャラクター名:仮 職業: 年齢: / 性別: 出身: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ■能力値■ HP:9 MP:9 SAN:/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   8   9   9   9  17   9  15  13   9   9 成長等 他修正 =合計=   8   9   9   9  17   9  15  13   9   9 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      18%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%   《目星》  25% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》65%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 『還りの海』 シナリオフック ☆導入 共通の友人であるKPCから、久しぶりに皆で旅行に行かないか?と誘いを受ける。 なんでも、沖縄の離島に海がとても美しいが、観光客の少ない穴場のような島があるのを見つけたというのだ。 日を合わせ、4泊5日でバカンスをしよう。そう示し合わせて、貴方達は沖縄を満喫すべく旅に出る。 向かうのは、露伊江(ルイエ)島という小さな島。 ▼露伊江島について調べる場合 《知識1/2》 ▼ネットなどで検索すると宣言があった場合 《コンピューター》 成功:露伊江島について以下のことがわかる。 人口およそ300人程の小さな島。 主な産業は漁業。島民の殆どが従事している。 特段目立つような施設があるわけではないようで、小さな商店と寂れた公民館、あとは雄大な自然とどこまでも続くマリンブルーが広がる…そんな、自然溢れる美しい島だということを知る。 島内の宿はたった1軒で、屋号は「ニライカナイ」。旅館、というよりは民宿と言った方がいいだろう規模であるのがわかる。探索者達の宿泊予定の宿も、そこになる。 ネットで調べた者がいたならば、紹介サイトには沖縄らしい赤瓦の建物と、その前でニコニコと笑顔を浮かべる恰幅の良い女将の写真を見つけるだろう。 各々は、夏を満喫するための準備をして、飛行機に乗り、連絡船を乗り継ぎ、露伊江島へと向かうだろう。 ※ここで、何か持ち込みたい物があれば申告してもらう。旅行で持っていておかしくないものは申告なしでも許可するが、離島のため物資補給には期待ができないことを伝えること。 ☆露伊江島に到着して 船着場に着いた探索者一行は、思いの外賑わいのあるその場所にきっと驚くのではないか。漁港と併設されているそこには、漁師の船が多く出入りしており、沖縄の漁師達の活気で満ちている。 《聞き耳》 成功:おおらかに笑う声に混じって、コソコソとした噂話を耳にした。 「ヨナイタマを喰らえば不老不死になるらしい」 「でも、海の主が許さんだろう?」 噂話の主を探そうとしても、それらは活気に溢れる漁師達の声にかき消されて、見つけることはできない。 KPCより「とりあえず、観光するにしても海で遊ぶにしてもまずは荷物を宿におろそう」と提案する。探索者は宿泊する宿…『ニライカナイ』に向かうだろう。 ☆ニライカナイ 民宿『ニライカナイ』に到着すると、日によく焼けた、いかにも沖縄人らしい彫りの深い顔の女将が出迎えてくれる。 「ようこそ、露伊江島へ!なんもないところだけれど、満喫していってくださいね!」 これまた沖縄人らしい、おおらかな声で笑いながら貴方達を客室へと誘ってくれる。 【ニライカナイ外観】 外観は、赤瓦の屋根に白い塀、2階建であることがわかる。入口からもちらりと見える庭には生垣があり、色鮮やかなハイビスカスが日光を受けて燦燦と咲いている。 《目星》 成功:生垣の奥に人影が見えた。従業員か、他の客だろうか? 人影について女将に問う場合は、 「客や従業員ではないんです。遠い親族のようなものでね…ああ、宿の方には立ち入らないように言いつけてあるから、気にしないでください」 と答えが返ってくる。それ以上は何も教えてくれない。 【ニライカナイ内観】 宿に入ると、どことなく懐かしい磯の香りがする。客間は1階にあり、他には食堂、風呂場、お手洗いの場所を案内される。 それらはいずれも古びているが、綺麗に清掃されているのが見て取れ、居心地の良さを感じる。 ※客室に関しては、男女混合のグループならば分けてもいいし、PLの希望に沿って部屋数を設定して構わない。 ☆少女との邂逅 荷物を置いたところで、KPCから「せっかくだから、綺麗な海に遊びに行こう!」と提案を持ちかける。探索者の同意を得られたならば、各々支度をして宿を出るだろう。 女将から、海水浴のできる近場の海の場所を聞き出すことも可能。 宿から出て、白い塀を超えると目の前で人が転んだ。 年の頃は16〜17歳くらいの女の子だ。 宿に入る際に目星に成功した者が居れば、先ほど庭の奥にいた人影がこの少女だと気づいていい。 【女の子】 光の具合によっては深い緑にも見える、美しい黒髪を持つ少女。探索者には基本的に友好的に振る舞う。 容姿で1番に目につくのは、白いワンピースから伸びるその両足が、義足であることだろう。転んだ拍子に遠くに転がってしまった杖を求めて、白い砂の道の上をずるずると這っている。 探索者が声をかけても、聞こえてはいるようだが言葉は返さない。何度かはくはくと口を開閉して、曖昧に微笑むだけだ。 やがて、杖を手に取ると探索者達にペコリと頭を下げてどこかへ行ってしまう。 ☆海 どこまでも透き通るマリンブルー、沖合のインディゴ。心地いい南国の太陽をキラキラと反射し、貴方達は都会の喧騒を忘れて潮騒に耳を傾け、休暇を享受するだろう。 自由に遊んでRPをすること。 探索者のうちの一人(※先程の少女に一番深くRPをした人間がいたならばその人間が妥当。特に差異がなければシークレットでロールしKPが決定する)が海に足を踏み入れた瞬間。 浅瀬だったはずの明るい海から、底無しの深海にどぼりと引き摺り込まれる。足には何本もの細い、タコの足のようなものが絡んでいる。否応なしに下を見ると、そこには理解の範疇を超えた海底都市が揺らめいて見える。その深淵を覗き見た瞬間。深淵からも、おぞましいものがこちらを見ているような気がした。 SANc(1/1d3) ふと気づくと、足元をさらさらと心地良い波が撫でている。今のは幻だったのだろうか? KPCをはじめとした、他の面々は不思議そうな顔をして、深淵を覗き見た探索者を見るだろう。 あとは、自由にRPをし、日が傾き始めたら宿に帰るよう促す。 ☆夜 旅館に戻ると、玄関で少女がモタモタと義足から靴を脱がせていた。それを咎めるような女将の声が聞こえてくる。 「アンタ、お客さんが居る間は勝手口を使えって言ったろう!?」 少女ははっと気付くと、女将と探索者達に何度も頭を下げるだろう。 女将は探索者に気が付くと申し訳なさそうに頭を下げる。 「すみませんね、うちで預かってる子なの。普段は宿の方に立ち入らないように言いつけてあるんだけれど…あ、もう夕食の準備ができますからね!」 夕食は、島で採れる魚を主に、沖縄ならではのメニューが並び、豪勢だ。探索者が平らげるそばから女将が新しい料理を運んでくる。酒類も提供してくれるだろう。 ☆風呂へ向かう/客室へ戻るなど廊下を歩く場面にて 《聞き耳》 成功:宿の廊下を歩いていると従業員用と手書きの札の貼られた部屋の奥から、磯の匂いと何かが腐ったような臭いが漏れていることに気付く。 ※この時点では従業員室に鍵がかかっているため、中を確認することはできない。 客室に戻ると、既に布団が用意されている。 たくさん遊び、美味しい食事に満たされた貴方達はすぐに眠ってしまう。 《1d100》 ※魔術を行使している女将のPOW11との対抗ロール。 失敗した探索者は、以下の夢を見る。 【悪夢】 まな板の上におおきな魚が乗っている。 誰かがおおきな包丁を振りかぶり、 魚の頭を落とした。 ごとりとおちた魚の頭は、 ぐるりと目玉をひっくり返すとヒトの声でこう言った。 「お父様!お父様!お父様!お父様!」 オトウサマ、と呼ぶ声は次第に大きく叫ぶような音に変わる。 叫んでいる首は、いつのまにか探索者自身の顔になっていた。あなたはまな板の上で転がり、もんどりうって、あなた自身の口で何度も何度も何度も何度も、叫んでいた。 そこで、探索者達は目を覚ますだろう。 既に日は登っており、窓から差し込む光が今日も晴天であると告げているようだ。 ふわりと磯の香りに混じってひどく生臭い魚の腐ったような臭いがした。 夢を見た探索者のみSANc(0/1d4) ☆2日目、島の探索 朝食を食べながら今日の予定を相談することになるだろう。 《目星》 成功:少女が、庭の奥に見える離れの縁側に腰掛けてぼんやりと空を眺めているのが見えた。 女将が運んでくれる食事は色とりどりのおかずで、寝起きの胃には少し多いくらいだ。配膳をしながら女将が口を開く。 「この島には面白い人魚伝説があるんですよ。 まあ、若い人にはあまり興味ないかもしれないけど…」 詳しくは、島の公民館に行けば伝承に関する書籍があるから、興味があるなら調べてみてもいいかもしれない、と教えてくれるだろう。 ※ここで、島のマップを開示する。 【探索箇所】 ・公民館 ・北の断崖 ・船着場 ・山上の社 ☆公民館 古びた公民館で、ロビーは常時開放しているらしく島民は立ち入り自由。会報のようなものや、ちょっとした日用品などの販売も行なっているようだ。おおよそ観光客にとって楽しいものは見当たらないが、隅の方に小さなラックがあり、いくつかの書籍があるのが目につく。 《図書館》 成功:一冊の本が目に留まる。 【ヨナイタマ伝承史】 ある時、露伊江の漁師が珍しい魚を網にかけた。 それはとても大きな魚で、漁師は網を引きながら食い出のありそうな重みにたいそう喜んだ。 しかしどうしたものか、引き上げた魚はどうにも奇妙な風体だ。 上半身は人間の若い女のようで、海藻のようなみどりの髪を白い肢体に張り付けてぐったりとしていた。 その下半身は、虹色のうろこの光る魚体であった。 「めずらしいものだ」と唸るも、食い扶持には代え難い。 それを持ち帰った漁師は早速その魚を捌くことにしたを 「はてさて、どうして食らおうか」 鼻唄を歌いながら、魚をまな板の上へ。 額から汗を滴らせながら捌くが、大きな魚は一朝一夕では捌ききれそうもない。 仕方がないので、半分でやめにして漁師は床についた。 日もとっぷりと暮れた頃、地響きに似た声が島を震わせた。 「ヨナイタマ、私の愛おしいお前。いったいどこに居るんだい」 それは、竜宮王が娘を捜して呼びかける声であった。 まな板の上でぐったりとしていたヨナイタマは、しかし命絶えてはおらず力の限りを振り絞って竜宮王に呼びかける。 「お父様!お父様!お父様!」 「私は人間に尾を絶たれてしまいました!」 「どうか助けてくださいまし!お父様」 さめざめと嘆く娘を可哀想に思った竜宮王はまたひとつ地響きのような唸り声を上げると、娘に告げる。 「次に日が波間の向こうから昇る頃、津波を寄越すよ。それに乗って戻っておいで」 その言葉の通り、日が昇ると同時に竜宮王の怒りを含んだ大津波が押し渡ってきた。 家も木も村も、全ては怒涛の中に呑み込まれて、彼方の海に押し流されて行った。 あとにはなにも残っておらず、ただ一つ、島で一番高いところにあった祠だけが波には呑まれず、全てをみていたそうな。 ☆北の断崖 島の南部に散見される浜辺や明るい船着場とは違い、島の北部には切り立った崖のような地形が目立つ。断崖の上からはどこまでも澄み渡る青い海が広がり、浜で眺めるのとは違う美しい景色が広がっているだろう。 寂れた双眼鏡が一台だけ設置されている。 しかし、完全に錆び付いており覗いてみても何も見えそうにない。 《目星》 成功:崖の下の方…海水が岸壁にぶつかり白波を立てているあたりに、ヒトのようなものの姿を見つけた。 複数のそれらは、遠目にはヒトのようにも見えたが、よくよくみてみると皮膚は水性生物のようにぬめり、頭髪は無く。酷く醜い顔に、ぎょろりと剥き出しの目玉が両生類を思わせるような、化物としか呼称できない奇怪な姿をしていた。 SANc(0/1d3) 奇怪な姿をしたそれらは、探索者達が動揺した一瞬のうちに姿を消してしまう。 ☆船着場 漁師達が賑やかそうに仕事をしている。 探索者達が船着場に訪れると、一人の漁師が声を掛けてくる。 「観光客が来るのは久々なんだ!年寄りばかりの島に、若い子達が遊びにきてくれてとても嬉しいよ!」 会話次第では釣れたての美味しい魚を振る舞ってくれるかもしれない。 またいくつかの質問をすれば、答えてくれるかもしれない。   ○女将の事。 女将の名前は金城多恵子。十数年前に自分の子供を海で亡くしている。 それから暫くは伏せっていたが、ここ2〜3年くらいで急に元気になった。   ○少女の事。 身寄りのない女の子。女将が中心となって世話をしてやっている。 名前は、「なつみ」というらしい。 原因は定かではないが、2年ほど前のある日、両足を切断する大怪我を負った。それ以降はああして義足で生活している。言葉は元々話せなかったが、島民の言葉は理解しているらしくコミュニケーションは取れる。 よく、島の中心の社さんがある森の近くに居るのを見かける。 少女について、ここまで開示したところで漁師の男は言いづらそうに口籠る。 いずれかの対人系技能に成功すれば、追加情報を得られる。 漁師は、自分が子供の頃にもナタとそっくりな少女に会ったことがあると教えてくれる。 自分は瓜二つのように思うが、そんなことはあり得ない。だから、他人の空似なのだろう。 それだけ話をすると、仕事に戻ると言って船へと戻ってしまう。 ☆山上の社 島のほぼ中心部は鬱蒼と木々の繁る小高い山となっている。近くまで来ると存外高さがあり、木々のアーチの下を急な石段が山頂まで続いているのが細っそりと見える。 階段のすぐ近くには例の少女が立っており、山の上を眺めている。 話し掛けても相変わらず口をパクパクとするだけで声は出ないようだが、近くの木切れを拾ってきて砂地に文字を書いて答えてくれる。 対話例: 名前は?→「なつみ」 ここで何をしている?→「さがしもの」 さがしものとは何か?→困ったように首を傾げる。 社へ行きたいのか?→頷く ※少女の探し物はこの山の上にあることを、彼女自身が知っている。ただし、この急な階段を両足義足の身で登ることが出来ない。 もし連れて登るのならば、誰かが負ぶって行くことは可能。 山頂まで登ると、小さな木製の社のようなものがある。 《知識》《宗教に関連する技能》 成功:それが日本で主流の宗教(仏教、日本神道、キリスト教など)の作りとは違うことに気が付く。 独特の様式をしており、朽ちかけた社の扉の 隙間からは祀られているものがちらりと見える。 それは、何かしらの海洋生物を模したもののようにみえた。蛸の足のようなものがあるのが解る。 その瞬間、探索者達は何かおぞましいものを見たような気がする。 SANc(0/1d3) 周囲に《目星》 成功:近くの地面にきらりと光る何かを見つけた。 それは、魚の鱗のようなものだ。それにしては普段見るような魚のものよりもかなり大きい。キラキラと虹色に輝いて見える。 少女にそれを渡してやると、それは嬉しそうに笑いながら受け取る。何度も探索者達に頭を下げる。 ☆夜 大まかな描写は昨夜と同一。 島を歩いて回った探索者は疲れてすぐに眠ることになるだろう。 ☆KPCの発狂 探索者が寝入った頃。 《聞き耳》 成功:何か物音がしたような気がして目を覚ますだろう。そして、同じ部屋に寝ていたKPCが居なくなっていることに気付く。 ※この場合、KPCと同室のPCが一人も居ない場合は本イベントは強制キャンセル。B:翌朝のKPCロストへ直結。 A:探索者がKPCの捜索を申し出た場合 廊下は人の気配もなく静まり返っている。 《目星》 成功:締め切られていたはずの階段の扉が開いていることに気づくだろう。 《聞き耳》 成功:2階から微かにバリバリとなにかを引っ掻くような、齧るような音が聞こえてくる。 階段を登ると、そこは暗く短い廊下だった。左右には一つずつ引き戸が並んでおり、突き当たりにも一つの扉があるのがわかる。 2階に上がると、全員がはっきりと認識するだろう。突き当たりの部屋、その薄く開いた扉の奥からパリッバリッと、すこし湿ったような、何かを咀嚼するような音がする。 ☆左の引き戸 物置になっているようだ。人の気配はない。 《目星》 雑然と積まれた段ボールの上に、一枚の古びたメモを見つける。 【メモの内容】 おかえり、愛おしい■■■■ 一部が塗りつぶされていて読めない。 ☆右の引き戸 引き戸には『こどもべや』と書かれた小さなプレートがかけられている。 引き戸を開くと、月明かりに照らされた部屋の真ん中に何かがいることに気づく。 それはギリギリ人の形を保っているように見えるが、皮膚の質感や色などは到底生きている人間とは思えない。人間の形をした肉の塊を、水でふやかしたようなモノだ。 それは、ふやけきった溺死体だ。 溺死体はずるり、と湿った音を立てて身動ぎをする。おそらく顔であろうひしゃげた部位を持ち上げ、口と思しき器官がこぽりと開く。何かを訴えるように、白く濁りきった目が貴方を見つめているような気がした。 SANc(0/1d5) ☆ 正面の扉 扉を開け放った瞬間、ぶわりと磯の臭いと何かが腐ったような不快な臭いが溢れ出す。思わず口元を塞ぎたくなるような悪臭満みる部屋の中央に、KPCは居た。 畳の上に力なく座り込んで、何かを一心不乱に口に運んでいる。それは、腐った魚だ。先程から聞こえていたバリバリという音は、魚の骨を噛み砕く音だった。 探索者が部屋の扉を開け放った音に気付いて、KPCは咀嚼をやめる。そして、まるで魚の目のようにぎょろりと見開いた目であなた達を見た。引き攣った口元から、ぼたぼたと魚の残骸が溢れかえる。 KPCは、くぐもった声で一言。 「ヨナイタマ、を喰らえば…不老不死にナれる、らシイ」 それだけを口にすると、ケタケタと狂ったように笑いはじめる。 友人の狂ったような姿にSANc(1d3/1d6) KPCに関しては、発狂状態にあるため、《精神分析》もしくはRP等で落ち着かせることが可能。 落ち着くと、KPCは自分のしていたことにひどく取り乱すだろう。 また、夜の内に女将を呼びに行こうとしても宿のどこにも女将はいない。なつみも見当たらない。 B:翌朝、KPCのロスト (KPCの捜索をしなかった場合、またKPCが他PCと同室で宿泊していなかった場合) 朝になって探索者達は目を覚ます。 すると、どこにもKPCの姿がない。荷物などは全てそのまま残されており、一人で出て行ったものとは考えづらいだろう。 少なくとも、この宿の何処かにはいるはずだ。 廊下は人の気配もなく静まり返っている。 《目星》 成功:締め切られていたはずの階段の扉が開いていることに気づくだろう。 《聞き耳》 成功:2階から微かにバリバリとなにかを引っ掻くような、齧るような音が聞こえてくる。 以後、正面の扉を開けるまではAと同じ。 「ヨナイタマ、を喰らえば…不老不死にナれる、らシイ」と言葉を溢した直後。彼の腹が突如異常なまでに膨れ上がり、浩真はその場で嘔吐する。それは、何故か透明な水だった。この島に来てから何度も嗅いだであろう磯の香りがぶわり、と部屋を包み込む。 浩真は、自らの吐き出した水に触れている指先からぶくぶくと泡を吹き出しはじめ、まるで薬品にでも溶かしたかのように蒸発していく。 目の前で友人に起きた異常、そして目の前で人が泡となって消えるという異様な出来事にSANc(1d3/1d10) これら一連の流れの中で、女将は姿を現さない。 ☆3日目 ※探索の進行状況、浩真の生死によってはかなり変わるかもしれない。 朝からナタの姿が見当たらない。 女将が、昨日と同じように食堂にて探索者達の朝食を準備して待っている。 そして、貴方達に向けて ・決して他人に見られてはいけないものを見られた。 ・今すぐ追い出すようなことはしない、ただし今日のうちに宿を出て行って欲しい。 ・帰りの船はこちらから用意をする。 ・何も聞かないで欲しい。 ・宿代も全て返金する。 そのようなことを告げる。 不愉快な思いをさせたこと、友人を酷い目に遭わせた事に対して申し訳ないと思っている、と、宿泊費の入った封筒、それから小さな包みを渡してくる。 細やかだが、詫びの品だと言う。 「きっとこれが、あなたたちを幸せにしてくれるはずだから」 やがて、女将は探索者達に荷物をまとめるように告げてその場を去る。 【詫びの小包】 中を検めるならば、それはラップのようなものに包まれたピンポン球くらいの大きさの、肉のようなものだ。ブヨブヨと生々しく、また、一部にくすんだ色の皮のようなものが付着している。 よく見なくても気付くだろう。 皮のようなものは、まさしく皮膚であり、その皮膚は、人間のものだ。 掌の中に転がっているそれが、紛れもなく人体の一部であることを知覚してしまった探索者は、SANc(0/1d3) ☆退去、そして発見 荷物をまとめた探索者達が、宿を退去しようと食堂の横を通りかかる。 《聞き耳+20》もしくは《目星》を振ってもらう。 《聞き耳+20》成功者は、食堂の奥の厨房からガタガタと物音がするのを聞き取る。 《目星》成功者は、食堂の入り口近くに真新しい血痕を見つける。 【厨房】 厨房に立ち入ると、吐き気を催すほどの血の匂いが充満していた。 大きな調理台の上には、どう考えても惨殺死体にしか見えない少女が横たわっている。 衣服を剥がれ、足は元々あったはずの太腿から下を丸々切り落とされている。左腕が肩から落とされ、転がっている。辛うじて繋がっている右腕はーーー バタバタと暴れ回っていた。どう見ても死んでいるようにしかみえない姿の、血塗れの少女が調理台の上でのたうちまわり、血飛沫をあたり一面に撒き散らしながら。それから、脳みそが割れそうなほどの声で叫んでいる。 つい昨日までは生きていたはずの少女の、死んだはずの姿。それなのに死んでいない姿。あまりに凄惨かつ異様な状況に、SANc(2/2d10+1) 少女の発するそれは人間のわかる言葉ではないはずなのに、それが「たすけて!助けて!!!」と叫んでいるように聞こえた。 その声に引きずられるように、遠くから微かに地鳴りのような音がする。 波だ。目視したわけではないが、唐突に理解した。 あまりにも大きな波。まるで壁のように迫りくる水量は、このような小さな島などあっという間に飲み込んでしまうだろう。 ☆逃亡、そしてエンディング A:少女に鱗を渡していた場合 島ごと飲み込まんとする大波は容赦なく探索者たちをも一飲みにしようとする。 死を覚悟し、きつく目を閉じると、すぐさま轟音に包まれた。 「ああ、これは死んだな…」 そう思いながら目を開けると、そこは自分が先ほどまで立っていた場所に違いなかった。大波は幻だったのだろうか? 疑問に思うが、現実で間違いなかった。 自分達の逗留していた旅館だけがそこには無く、ぽっかりと池になっていた。 茫然と覗き込むと、池の中に鮮やかな鱗のようなものが煌めいた。一瞬、何かが水面に顔を出す。 それは、あの少女だった。でも、人の姿をしていない。虹色の鱗に包まれた、深い海の底を思わせるような色の髪をたなびかせる、御伽噺に出てくる人魚そのもののような姿を見せる。 人魚の少女は、一言「キュイ」と鳴いた。人間の言葉ではなかったが、貴方達には「ありがとう」と告げているように聞こえただろう。 やがて、彼女は池の底へと消える。最後にゆらり、と揺らめいて見えた尾鰭が、どこまでも美しかった。 池のすぐそばに、探索者達の荷物だけが散乱している。 帰りの船がもうすぐ到着する頃だ。 探索者達は、人魚の生きる島を後にする。 →ベストエンド B: 少女に鱗を渡していない場合 大津波が押し寄せてくる。もう、どうしようもない。 ただ、この島で一番高いところ、神社まで登れば助かるかもしれない。 ※探索者が自力で思いつかない場合は《アイデア》を振ってもらうこと。伝承史の末文を復唱し、解決策を見出させる。 山頂までは《DEX×5》のロールに成功する必要がある。 失敗したら波に飲まれる。但し、幸運の値にナタへの好感度で任意のプラス補正で成功した場合には無事たどり着けた事とする。 神社への山を登り切った探索者は、すぐ足元まで迫りくる水流から間一髪で逃れられた。轟音を立てて流れ込んでくる波は、まるで生き物のようで島を飲み込んでゆく。 一頻り島を蹂躙した波は、みるみるうちにその嵩を減らし再び島の姿が露わになった。 波に全てをさらわれた島には建物一つ残っておらず、さらさらと海に向かって帰ってゆく細い流れのみが音を立てている。 持ち物も帰る手段も失った探索者だったが、幸いにも島の付近で謎の大波を観測した海保が救援に来てくれる。 こうして、人魚に喰われた島から探索者達は逃げ延びたのだった。 →ノーマルエンド ■簡易用■ 仮() 職業: 年齢: PL: STR:8  DEX:9  INT:15 アイデア:75 CON:9  APP:17  POW:9  幸 運:45 SIZ:9 SAN:99 EDU:13 知 識:65 H P:9  M P:9  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:0 個人技能点:0) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]