タイトル:飛白疵 七謎(かすりきず ちめい) キャラクター名:飛白疵 七謎(かすりきず ちめい) ※ペンネーム 職業:作家 年齢:28 / 性別:女 出身:北海道 髪の色:黒 / 瞳の色:茶 / 肌の色:黄色人種 身長:182 体重:68 ■能力値■ HP:11 MP:11 SAN:42/84      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  11   6  11   9   8  16  13  16  11  11 成長等 他修正 =合計=  11   6  11   9   8  16  13  16  11  11 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      18%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《日本刀》     31%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 60%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》44%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 84%  ●《目星》  67% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前          現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%  ●《説得》         70%  《値切り》  5%    《母国語()》80%  ●《言語(サンスクリット語)》2% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前       現在値 ●《医学》     9%   ●《オカルト》   78%   《化学》      1% ●《クトゥルフ神話》15%  ●《芸術(伝奇小説)》97%   《経理》      10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》     5% ●《人類学》    29%   《生物学》    1%    《地質学》     1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》     10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》      1% ●《歴史》     80%  ●《芸術(能楽)》 14%  ●《芸術(恋愛小説)》11% ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 職業:作家 技能ポイント:EDU*20 (※2015ルール) 得意分野:歴史 【特記】作品の得意分野(歴史、SF、決定、心理サスペンスなど)としている技能に+10%のボーナス。 本名 大朱雀門真寿(だいすざくもん しんじゅ)  大羅生門安寿の従姉妹にあたるが、安寿と違って霊能力は一切ない。仲は良い。 伝奇小説作家。よくラノベもどきと批判を受けている。 高身長で非常に目つきが鋭く三白眼のため、相手に威圧感を与えやすい。 加えて性差を感じさせないやや尊大な口調でビッグマウス気味なため、相手によっては不興を買いがち。 口調は自身を鼓舞するために意識的に行っているうちに癖になってしまったものである。 ・著書一覧 【幕末斬酷劇・刃鳴散乱(ばくまつグランギニョル・はなとちるらん)】  遠く蝦夷から運び込まれた、持ち主を必ず不幸になるという呪われた小刀『一片畳(いっぺんたたみ)』。  その妖力に翻弄されながらも懸命に幕末を駆け抜けた6人の剣士の残虐殺戮オムニバスストーリー。 【偽説四谷怪談・彗星堕児(フェイクよつやかいだん・ほしのおうじさま)】  貞享3年、婿養子の身でありながら重婚を働いた伊右衛門の不貞を知った妻・お岩は絶望し、発狂の後に消息を絶つ。  一年の後、お岩は別人のように艶やかになって帰ってきた。その胎に得体の知れぬ胤を抱えて。星辰の彼方を望む戦慄のギャラクシーホラー。 【旅籠・亜風夢庵(ホテル・あふうむあん)】  平成6年12月18日、北海道白老郡の温泉旅館『亜風夢庵』で起きた未解決事件、通称『亜風夢庵事件』。  全焼した館内で従業員8名、宿泊客13名全員が『凍死体』で発見された異様な事件を調べるルポライター・我孫子史人は、現地取材中に雪崩に巻き込まれてしまう。目を覚ました我孫子は、全焼したはずの亜風夢庵に客として匿われていた。21人の死者が語る事件の全容が、我孫子を破壊する。 【租ノ唄・叫都遺稿(そうた・きょうといこう)】  古都・京都で発生した作家七人の連続怪死事件。それぞれが執筆した怪談噺になぞらえた見立て殺人は、果たして熱狂的なファンによるものなのか。それぞれの”遺稿”を担当編集が持ち寄ったという形式で綴られるオムニバスストーリー。阿鼻叫喚の果てに暴き出される、事件の真相とは。 【少女捌・恨声合唱土蜘蛛悲歌(しょうじょさばき・うらごえでうたへくものうた)】  土蜘蛛の糸に絡め取られた凄惨な運命に立ち向かい、妖刀膝丸によって我が身諸共に呪いを断ち切ろうとした悲しき少女たちの青春譚。 全没。 <通過シナリオ> :羅生門 知己である少女の依頼を受け、彼女の親友を捜索する。 依頼は果たしたが、親友の意識は戻らず、少女も療養生活を余儀なくされてしまう。 当初は家出か何かと思い、困っている友人を助けるついでに三社を取材して小説のネタを掘ろうと思って請け負った。 結果としてまさしく小説より奇なる超常的な世界を目の当たりにするが、しかしその暗澹たる顛末と残された者たちの心情を慮り、作品化を断念した。 --------個人エピローグ【羅生門の重大なネタバレを含んでいます】-------- 『何度も何度も何度も言うようですけど、マジでいい加減にして下さいね?  〆切ブッチはともかく未読スルーは本当に心配になりますから!』 「だから、事情があったと言っただろう? だがまあ、本当にすまなかったと思ってるよ」  Discordから漏れる呪詛も、五度目ともなれば大した痛痒も感じなくなる。  それでも本当に憔悴しきったといわんばかりの声音に、担当編集へのわずかばかりの罪悪感が尚も擦られるのは、きっと私が真人間である証拠なのだろう。 「だからこそ、”本当の〆切”にはしっかり間に合わせたんじゃないか」  それこそ私なりの最大級の誠意だったのだが、相手はあまりお気に召さなかった様だ。 『はい出たー! 出ましたね! そこですよ。なんで先生が”わざと教えなかったガチの〆切日”を知ってんですか?  ……内通者は霜月さんですか? また高級茶葉で釣りましたね!?』  それは前回の話だろう。今回は確か…誰だったか。  残念ながら伝手は複数あるので、『誰』なる単数形には答えられないのである。 『まあいいんですけど……なんやかんや間に合ったし、今回も面白かったので。……ただ』  言い淀む気配を察しながら、本日5本目の棒キャンディの包みを確認もせず開き、口へと放り込む。  ほろ苦いコーヒーの味が舌を刺した。  できれば、”今”はあまり口にしたくない味だった。 『――正直、私は”あっち”の方がよかったと思います。すみませんけど』  一段低くなった声を受け、机の上の紙束――編集に読ませ、好感触を掴んだうえで”自ら没にした”新作原稿を見る。 「まあな……いい話だっただろう、”こっち”も」  あの日、東京に帰宅した私を待っていたのは、罵声と膝蹴りだった。  ご想像いただけるだろうか。京都で散々駆けずり回り、這う這うの体で新幹線に乗って戻ってきたら、マンションの廊下で26歳の担当編集が体育座りして張り込んでいた時の恐怖を。  お察しいただけるだろうか。ギャン泣きしながら掴みかかってくる女を宥めるその労力を。  ……いやまあ、全面的に私が悪いのだが。  ともあれ、それから3日間自宅に軟禁され、風呂とトイレ以外はひたすら原稿を書かされる羽目になった。  もともと彼女が伏せていた”本来の〆切”には間に合う想定であったし、新幹線の中で草稿は編み終えていたので何ら苦ではなかった。  事実、3日の予定だった【叫都遺稿(きょうといこう)】は初日の夜には書き上げ、その内容も一発OKの太鼓判を押されたのだ。  そして余った――ねん出した2日で急遽書き上げ、編集に突き付けたのが”あっち”。  【少女捌・恨声合唱土蜘蛛悲歌(しょうじょさばき・うらごえでうたへくものうた)】である。  いわずもがな、あの3日間に京都で知った惨たらしい話を、多少脚色しつつ書き記したものだ。 『いい話でしたよー! 最近の中じゃダントツなくらい。七謎先生の新境地キター! ってめっちゃテン上げでしたし。  ……”それを出版する気はさらさらないし、存在は他言しないように”とか言われなきゃですけど。私の仕事わかってますか?』  頬が緩み、そして引き攣るのを感じる。  あれは私としても会心の出来であったが、誰もが忘れたがった悲劇を我が物顔で書き記したことは不徳そのものである。  自尊心と罪悪感、その両方を同時にくすぐられるというのは、これほど居心地の悪いものだったか。 「言っただろう。あれはね、反則ものなんだ。作品ですらない」 『処女作の授賞式で”ラノベもどきで客引きしたズル女”って叩かれたの根に持って”ズルでもなんでも読まれりゃ勝ちだ、ざまを見ろ”って高笑いした人の言葉とは思えませんねえ』 「反則とズルは違うよ。今回のは本当に”則りに反する”ものだからだめなの」 『煙に巻かれてる……絶対適当なこと言ってる……』  畢竟、あれを書かずに居られなかったのは――物書きとしてのサガもあろうが――あのどうしようもない悲劇を、決して世に出ることを望まれぬ鬼子の記憶を、それでも形として残しておきたかったからだ。  九頭竜宮司の、娘のために宮司の使命を打ち捨てた覚悟を。  黒川宮司の、娘を失った男の凄絶な悲鳴を。  初音さんの、奏さんの、あまりにも惨たらしい最期を。  心を燃やし尽くした響さんの、痛ましい痩躯の感触を。  ――全ての悲しみを背負い、抜け殻のようになった陸奥さんの、虚ろな眼差しを。  そのすべてを、事実のまま直視することは、悲しみに心蝕まれる当事者たちにはあまりに難しく残酷である。  そんな酷薄な所業は、部外者たる私にこそ適うのだろう。  六角という妖怪に踏み躙られた少女たちの運命を、嘆きを、覚悟を、起きてしまった全ての事実を編纂したかった。  世には出さない。当たり前だ。これは”作品”ではない。好奇も憐憫も、懐疑も批判も称賛も、彼女たちの鎮魂には値しない。  ただ、彼女たちが確かに生きて、不本意ながらも運命に立ち向かった記録を。  誰に見せるでもなく、しかし厳然と存在する文書として。  ――この世に確かに生きていた彼女たちの姿を、書き遺す。  それが、物書きの私ができる、せめてもの手向けなのだと信じた。  編集に読ませたのは、認知のため。  初めに出版はしないと断っておけば、彼女は絶対にその意思を尊重してくれるし、他言もしない。  だから読ませた。たとえそれが、虚構の物語だと認識されたとしても、彼女たちのことを知って欲しかった。 『なんていうか、ここまで救いのない話を書く人だと思ってなかったので少しビビりましたけど』 「……まあ確かに、”夢がなさ過ぎた”とは思うよ。伝奇作家が夢を失っちゃ世話がないな」 『いや、めちゃ好きですけどね。怖いし惨いし救いは無いし、かわいそうだけど……みんな、精一杯頑張ったんだなあってわかるし』  その言葉を聞けただけで、読ませて良かったと安堵できる。  編集者としてもう少し言葉は選べないのかと不安になるが。  通話を切り、伸びをして目を閉じる。  四方山さん。彼女の聡明さに何度感心したか分からない。  花宮さん。彼の配意に何度心を救われたか分からない。  鬼殺さん。彼女の明々しさに何度眩んだか分からない。  思えば、陸奥さんからの依頼がブッキングしただけの奇妙な縁ではあった。  しかし、彼女らが居なければ、響さんを取り戻すことも叶わず、自分の命すら危うかっただろう。  年長者としては聊か以上に不徳を恥じるところだ。 「……本当に、よく頑張ったもんだな、彼らも」  独り言ちて、編集の言葉を思い出す。  ”みんな頑張った”。そんな軽い言葉で済む話ではない。だが、つまるところは”それ”なのだ。  姉妹のために、友のために。何かを為して、何かを為せずに。彼女たちは、その瞬間瞬間、必死に頑張って”生きて”いた。  私は、彼女たちの人生の悲惨さをではなく、”生きていた”ということを、記録しておきたかったのだ。  若者を救えなかったみじめな大人の、せめてもの慰みとして。 「……とまぁ、実入りのない自嘲はこれくらいにしようか」  己を慰めてばかりも居られない。  記録、それはいい。だが、いまなお生きている者もまた厳然として存在しているのだ。  救えなかった大人として、友人として、その行く末を見守ることもくらいは、成し遂げなければならない。  せめてそれくらいのことはしなければ、自分が情けなくて立ってられない。 「なあ陸奥さん、また君に感想を聞かせてもらえる日を待ってるんだ。早いとこ頼むぞ。……できればいずれ、響さんにも読んでもらいたいな」  次の見舞いの日程をカレンダーに書き込みながら。  6個目の棒キャンディをひっつかみ、包装を開け、咥える。  ほろ苦いコーヒーの味が、蜘蛛の牙のように舌を刺した。   終 製作・著作   COC 図書館> 古い手記が見つかる。 日本語で書いているが全く読めない。 一種の暗号だろうと推測される。 ⇒<オカルト>及び<日本語半分>でかろうじて以下の事が解る。 神道、道術、陰陽、密教、果てはウィッチクラフトまでの魔術考察が当代の巫女が代々行い、魔導書と化しつつある。 ・所要時間は16日。読み解くには<日本語>が必要。斜め読み不可。 ・研究する事で<芸術: 宗教>及び<オカルト>に20%の追加 ・クトゥルフ神話技能の 8%の追加。 ・以下で<被害をそらす>を暗号から読み解く事ができた。 [00:57] ・ 魔導書 無名祭祀書の抜粋 時間にして2時間ほどかかる。 読んだ者は深淵の一端に触れてしまい精神を穢される。 正気度喪失 1D3/1D6 神話技能に5%追加 読み取る事には研究が必要だとわかるが、辛うじて<イグ>と呼ばれる蛇神について纏められた物だと理解する。 研究期間は平均16週間。 以下を出すと<ナーク=ティトの障壁の創造>を覚える。 <クトゥルフ神話>で読んだ場合 1D8/2D8の正気度喪失が起こり、クトゥルフ神話に15%の追加。 <ナーク=ティトの障壁の創造>を即座に覚える。 :本翅の彩度 君の中で言葉を紡ぎ、言葉を乱し、存分に暴れた。 今後ともよろしくな、先生。 ■簡易用■ 飛白疵 七謎(かすりきず ちめい) ※ペンネーム(女) 職業:作家 年齢:28 PL: STR:11  DEX:9  INT:13 アイデア:65 CON:6  APP:8  POW:11  幸 運:55 SIZ:16 SAN:84 EDU:16 知 識:80 H P:11  M P:11  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:320 個人技能点:133) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]