タイトル:蹂躙 キャラクター名:Володымыр・Никанорович・Дя́гилев 職業:将軍 年齢:39 / 性別:男 出身:バロジア 髪の色:赤 / 瞳の色:赤 / 肌の色:褐色 身長:208cm 体重:108kg ■能力値■ HP:16 MP:17 SAN:92/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  16  13  17  14   9  18  15  14  16  17 成長等 他修正 =合計=  16  13  17  14   9  18  15  14  16  17 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      80%  ●《キック》  85%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25% ●《マーシャルアーツ》80%  ●《拳銃》   50%  ●《サブマシンガン》80% ●《ショットガン》  50%  ●《マシンガン》50%  ●《ライフル》   85% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 50%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5% ●《操縦(戦車)》95%   《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前      現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》     15%  《値切り》  5%    《母国語()》70%  ●《クソデカボイス》100% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d6 名称                   成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 鋼の筋力                   / +1    タッチ     /    /    / / 特徴表:6-3 AK-47                   85/80 2d6+1    100m  1/連射   30   12 / 故障ナンバー:100 連射時は《サブマシンガン》で判定/1番愛用していた 64式7.62小銃(トカレフM1940半自動小銃)  85/80 2d6+2    110m  1/連射   20   12 / 故障ナンバー:97 連射時は《サブマシンガン》で判定 マカロフPM                  50 1d8+1    15m     2    8    8 / 故障ナンバー:99 護身用 ブーツ                    85 +1    キック     /    /    / / 全体的に硬い ■所持品■ 名称  単価 個数 価格 備考 葉巻     1   0   唯一の嗜好品。今では珍しい紙の葉巻。 ジッポ    1   0   たまにマッチだったりする。こだわりはない。 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 戦の最中でも絶えず笑顔であり、累計500万の死者を出したという。 戦狂い故の強さを持ち合わせたその軍人は、数々の戦場でその声を轟かせ、軍旗を誰よりも高く上げた。 ■PC名 Володымыр ‎・Никанорович・Дя́гилев(ヴォロディミール・ニカノーロヴィチ・ディアギレフ) 【名前の意味等】 Volodymyr(ヴォロディミール) 愛称:Volya(воля)(ヴォリア) ゲルマン語やスラブ語が語源と言われていますが、主にロシアで使用される名前です。「Volodymyr (Володымыр)(ヴォロディミール)」という名前の省略系。 Nikanorovic(ニカノーロヴィチ) ※ニカノールの父称である。 ニカノール(Никанор) 意味:勝つ/男(ギリシャ語由来) 父称:ニカノーロヴィチ(Никанорович)    ニカノーロヴナ(Никаноровна) 略称:ニーカ(Ника)、ノーラ(Нора)、カーナ(Кана) 愛称:ニーコチカ(Никочка)、ニクーシャ(Никуша) Diaghilev(ディアギレフ) дя́гиль (木の名前)か、あるいは дя́глый (強壮な)から。  女性形はデャーギレヴァ。 ■プロフィール 年齢:39歳 誕生日:7月12日 蟹座 血液型:B型 特技:体術/狙撃/戦争 趣味:筋トレ/狩猟 一人称:私 二人称:貴様/お前 好物:シャシリク(羊肉の串焼き)/鹿肉のスープ/猪肉のボルシチ/ウォッカ/寿司 嫌いな食べ物:納豆 ■軍関係 階級: 元帥側近件装甲戦車兵総大将 呼称:ディアギレフ大将/閣下 所属組織:バロジア連邦地上軍 受賞:バロジア連邦英雄/レイニン勲章/ヴォスラロフ勲章(詳細は【補足】にて) 【性格】 身体、声、態度、全てにおいてスケールがデカい。プライドもクソ高い。戦う時でさえ笑みを浮かべており、いつも豪快に笑っている。 趣味の筋トレや日々の鍛錬などで肉体を鍛え上げており、屈強な身体を有している。 暴力が全てにおいての頂点であり、真の革命は暴力によって遂行されると本気で考えている。また、資本主義の駆逐を掲げるくらいには社会主義嗜好に入り浸っているのだ。 「寂しい」「悲しい」等の感情がかなり欠落しており、いつも口角をあげている。弱音を絶対に吐かず、どんな絶望的な状況でも、どんな敵でも勝負に挑む。 かなりの脳筋だが、自国民や仲間を思いやる姿勢がよくみれる。しかし国家の敵と見做したものに対してはたとえバロジア連邦国民であろうが容赦しない。共産党万歳! 【その他】 ・戦闘におけるスペックが高い。キックダメージ最大値19、銃火器の達人で戦車を難なく乗りこなせるゴリラ。人間なのだろうか。 ・北国生まれのため寒さに強い。バロジア連邦の西側出身で生まれつき肌が褐色。スラブ系だったため元はスラブ語をはなしていた。 ・耳が悪いためか声がハチャメチャでかい。 ・食に関しては虫も食えるほど好き嫌いがないのだが、幼い頃食した納豆巻きがトラウマ並みに嫌い。海鮮の乗った寿司はめっちゃ好みだった。 ・持ち物は武器以外持たない。未練の残らないように人から勲章と武器以外の物を授からないようにしている。 ・日記も付けない。英雄は自分から口語せずとも他者が語り記録しているのだから。 【癖】 ・古傷が傷んでもあまり表情に出ない。たまに立ち止まることがあるが表情は平然としている。 ・唯一古傷が痛むと摩る場所がある。それは右の脇腹。そこが痛むと抑えたり摩ったりする。 【思想】 そもそもこの国は貧富の差が非常に分かれやすい。理由としては土地によるアドバンテージが酷いからである。何度もこの土地を開拓しようと先人たちは死力を尽くしたが、自然の前には無力であった。帝政時代の先進した技術を持ってしてでも無謀であったのだ。 では我が国に必要なものは何か。それは人々が平等であるための国家・政治だ。 資本主義では、企業や個人が自由に経済活動を行い、それぞれの利益を追求する。すると資本を持つ人とそうでない人との間に貧富の差が生まれるという資本主義経済の問題点が明らかとなってきた。資本家ばかりがお金を増やし、それ以外の労働者は一向に豊かにならない。また、新しいものの開発は、過去の知識や多くの人の知恵が積み重なって生まれたもので、資本家だけが独占できるものではないと考える。しかし資本家はそれらを独占することができてしまう。 いずれ権力は暴走する。それにより多くの民や労働者が苦しむこととなる。昔の絶対君主制などいい例である。どれだけ手を尽くしても権力の暴走を我が国は止められなかったのだ。 もう一度唱えるが、この国に必要なものは人々が平等であるための国家・政治である。 これらに値するのは共産主義・社会主義に元づく政治だ。 計画経済を行えば、政府管理の下経済活動が営まれるため理論上景気変動を起こさないため安定する。 みな同じ量の富を得ることができるため貧困で危害苦しむ民や生まれによる差がなくなるのだ。貧富の差がないことで憎しみが減り、争いも生まなくなる。 社会から逸脱し自分の利益のみ考える、国民の平等を壊し富を得ようとする愚民に制裁を下すのは至極真っ当である。 また国民に悪影響である資本主義的な考えの異国もいかんせん気に食わない。自国と他国でそもそも環境が違うということも知らずに、個人の利益の追求こそが国の利益だと言い社会主義に反抗する輩が増える。 マルクス主義のもとでは、人の思考というものは己の精神などではなく物質により引き起こされているものだ。隣の芝生を見てしまえば青いと感じるのは人間あることである。だからこそ危険なのだ。 過去の文献では社会主義国は失敗している事例ばかりである。その一員として国民全員が平等のため成果を残しても残さなくても変わらないため国民の意欲や社会が向上せず大貧困へと陥ったとあった。 我がバロジア連邦国ではそのようなことがないよう、国が潤えば民に多くの富をわけ、国が貧しくなれば民への配給を絞るようにしている。怠ければ国が貧しくなり、国が貧しくなれば民も貧しい生活を強いられる。平等に富を得るか平等に貧しくなるかだ。そのことをしっかりと教育づけ、労働の大切さをしかと学ぶことが大切である。 より一層国民の暮らしが潤うよう、我々軍人は成果を上げねばならないのだ。 【経歴】 ー簡略ー スラヴ人として生まれる。両親が血の冬宮殿事件によって他界したことにより教会に一時身を置くもスラヴ人差別によるいじめを受ける。 そんな中教会に現れたレイニンが彼を引き取り、革命軍の戦力とするため鍛え上げる。 軍人のイロハを叩き込まれた彼は感情を無自覚に欠落させるも13歳という若さで緑軍に入隊。15歳という若さで敵兵300人を射殺するといった戦果を次々あげていく。 スラヴ人差別が無くなると階級は更に飛躍。23歳で中佐という異例のスピード出世を遂げる。 24歳で内戦に参戦し大活躍を見せる。アリスタルフに賞賛され、元帥側近件陸軍大将になる。 ー全貌ー 極西の田舎、スラヴ人の両親の元生まれる。都会で元々働いていた両親は人種差別によって追い出されたのだ。両親共々、なんとか生活費を稼ぐ日々が続く。貧しい環境で生まれてきた。 ある日両親が、都市部にてデモに参加。当時3歳であった彼も共にデモに参加する。しかし、そこで帝兵が群衆に発砲。まだ幼い彼に銃弾が当たることはなかったが、両親が死亡。必死に訴えるべく前に出てしまったのだ。 天涯孤独となった彼は教会に身を置くことになるが、そこでも人種差別を受ける。疫病を恐れる大人は誰も彼に近づかず、スラヴ人と知った子供たちは彼に罵倒を浴びせた。しかし、まだ4歳だった彼は倍の年齢の子供を喧嘩で圧倒する。大人が止めに入りことなきを得るが、より一層力の強い子供に暴力を浴びる。 そんなある日、教会にて寝床を求める人物が現れる。この人物がニカノール・ヴラジーミロヴィチ・ロバチョーフ(レイニン)である。再度暴力、いじめを受けていた当時5歳の彼はレイニンによって助けられた。教会側の待遇の悪さに気づいたレイニンは彼を引き取り、養子とした。 革命家であるレイニンに、「悔しければ強くなれ」「弱い者の意見は淘汰されるだけだ」と戦術、武術、射撃を教わる。文字を書くよりもそれらを早く覚えたのだ。 また学問ではマルクス主義を学ぶ。血の冬宮殿事件をひき起こしたのは帝政であり、この帝政を生み出したのは資本主義である、と教わりいかに資本主義が悪を生み出す制度であるかを知る。社会主義国家を目指し、ボリシェヴィキこそ改革に必要であると教わった。彼はマルクス主義者となり、ボリシェヴィキの戦力にいち早くなるべく軍人の知恵を身につける。レイニン率いる革命軍も彼の教育にあたり、逞しく育った。荒々しい言葉遣いや勢いに任せた攻撃を徹底的に矯正され、威厳がありつつ丁寧である言葉遣いや軍隊格闘術などを学ぶ。 軍人として育て上げられていく過程で悲しむ事や寂しむ事の愚かさを知る。革命を起こそうと奮起し死んだ仲間に対し最初は悲しんでいたが、次第にその感情を失っていく。悲しみや恐れを怒りや別のものへと変換し自身の精神を守った。また真っ向から挑む性格や弱音を一切吐かないことも、この段階で構築されたものだと考えられる。 13歳、レイニンの計らいにより軍人となる。緑軍の兵士として活躍し、幼い頃から革命軍の元教育を受けていた彼は数々の戦争で戦果を上げていった。一度の戦場に、15歳という若さで敵兵300人を狙撃。仲間の撤退時には仲間を優先し、己は不利な状況でも怯まず敵兵に銃弾を打ち込み仲間を逃していた。何度も爆撃や傷を負うがそれでも口角をあげ銃を離さなかった。 18歳の頃、疫病の詳細がバロジア全土に広がりスラヴ人差別がなくなると彼の位はさらに飛躍。戦果が認められ21歳で大尉の座に。23歳では敵国との戦争で敵陣地を突破し、河川を強行突破したことからバロジア連邦英雄の称号を受け、中佐につくという異例のスピードで昇格。 24歳の頃、内戦が勃発。アリスタルフの指令で前線兵の指揮者を任される。内戦時には長年かかると言われていた戦争をはや二ヶ月で沈め、右半身に爆撃を負うが帰還。反勢力者の処刑人にも当たるが難なく執行した。この活躍をアリスタルフに称賛され、名誉ある戦果を遂げたとレイニン勲章、ヴォスラロフ勲章を受け、元帥側近件装甲戦車兵総大将へと昇格した。 【エピソード】 ートラウマー レイニンから、逃亡先の国の食文化についてを聞いたところ、保存の効く食い物があると納豆を渡される。何も知らないディアギレフが1口食べると、不味すぎて悶絶。その場にいた革命家たちは大いに笑ったが、ディアギレフからすれば唯一のトラウマになったという。 ー狩猟の天才ー 7歳から狩猟を始める。当初彼の狙った獲物は6割捕獲に成功した。まだまだだと革命軍のメンバーから評され、彼は三日三晩練習する。現在では8.9割の確率で的を射る事ができるようになった。今でも趣味で狩猟は続けており、狩猟で狩った猪や鹿を焼いたりボルシチというスープにし、心底旨そうに食したという。 ー規格外の大男ー 13歳で軍人になったというが、既に170cmを超えていたと言う。軍入隊当初はスラヴ人への差別もあり当たられることも多かったが、実年齢を耳にすると皆驚いていた。差別は全く気にしなかったことから、若い頃から図太く生きてきたのだとわかる。日々鍛錬を怠ることなく、20歳になると200cmを超え、現在では208cmの大男となった。 ー上下関係ー 彼がまだ二等兵や三等兵の頃、上下関係を重んずる人物であったと言われている。慕うものはとことん慕ったが、そうでないものにはあまり協力的でなかったという。 ー国民を思う姿勢ー 19歳の時、地下工場の設立を自ら提案し、立候補した。設立への協力に非常に熱心に取り組む姿勢が国民から評価されている。階級が昇格すれば威厳のある人間にはなるが、雪かき作業へ自ら赴くなど国民思いの行動が見て取れた。 ー耳が遠いー 23の戦地に関わるとなると爆撃を間近で受けることも多々ある。そのためか少し耳が遠いようで、声が小さいと彼に聞き間違いを受けたり、そもそも聞こえなかったりしている。彼に言葉を伝えようと、多くの兵士の声量が上がった。 ー戦地の轟音ー 声が大きいと有名な彼のエピソード。無線が途切れ連絡が取れなかった時でさえ、戦地にて彼の指示が聞こえなかったことはないとされている。拡声器を使わずしての声量ゆえ「戦地の轟音」と呼ばれ、空挺を受けている最中でも彼の声が聞こえていたことから爆撃音よりも声が大きかったと言われている。 ー古傷ー 自分の手当にあたる治療班を他の軍人に回したらしい。地位も申し分ないため他の軍人よりも手厚い治療を行おうとすると他の負傷兵に当たれと一喝。彼が負った傷の跡は何十の兵士を救った証でもある。 【サンプルボイス】 「ヴォロディミール・ニカノーロヴィチ・ディアギレフ。最高指導者アリスタルフ元帥側近件バロジア連邦地上軍装甲戦車兵総大将である。」 「楽しみ、嬉しみ、怒り、欲す。これだけでいい。悲しむ事や寂しむ事は要らん。」 「我が国の贄になってもらう。国が潤えば、労働する者がより救われるのだからな。」 「私に着いてこい。陸の支配者はこの私だ。」 「駒がないんじゃチェスは出来ん。そうだろ?」 「どいつもこいつも綺麗な面してやがる。ぬくぬく後方で草でも食っていたのだろう?アホくさいなァ。前にでれもしない腰抜け共が。」 「戦地に立つ軍人が流して良いものは何も無い。 己の血と涙。1滴も流してはならない。 例え仲間が何千と死のうが勝利を祝い喜び、苦痛を感じぬ体は涙も流れぬ。息のある限り武器を手に取り敵へと向かう。 それが“軍人”というものだ。」 【他国に対して】 他国の云々 A国:アクイリア帝国 Luden・Wilfredo (ルーデン・ウィルフリード) 特徴表:『信頼のおける人』『方向音痴』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー https://charasheet.vampire-blood.net/3829442#top ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〈国家への感想〉 神政政治か、神を信じるのは勝手なのだろうが私は神を信用していないな。変な宗教を持ち込んでくるなよ。しかも絶対君主制。最悪。15年前、宗教改革の魔の手が伸びてきて戦争を起こしている。停戦協定後は第三次世界大戦に突入し不可侵条約を結んだがその後進軍しようとしていたのだろう。返り討ちにしてやろうと思っていたのだがな。 ただ酒はうまい。空軍は見習うところがあるだろう。 〈PCへの感想〉 呼称:ルーデン 変 人 しかし元々の植民地から帝国として独立したことには関心が持てる。17歳にしては素晴らしい演説だった。宗教関係なのでいかんせん気に食わんがかなりの腕を持っていることは確かだ。 偉く馴れ馴れしい。噂ではたまに迷子になると聞いたが扇動者として大丈夫なのだろうか。迷子は思想だけでよかろうに。 C国:天上王国セレスチア Roy・Blackwell (ロイ・ブラックウェル) 特徴表:『鋭い洞察力』『不屈の精神力』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー https://charasheet.vampire-blood.net/3900618 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〈国家への感想〉 あのクソツァーリもセレスチアの血が混じっていることからセレスチアの国民は嫌いである。知識豊富な点について悪くはないとは思うが国民性の根本が自分のことばかり考えているようなやつらだ。知識を他人のために振るわず自分自身の利益のために使う。嫌いだ。 飯もまずいと聞くしあまりいいところが見当たらない。 〈PCへの感想〉 呼称:ブラックウェル 大 嫌 い 姑息な生き方ゆえにしぶといドブネズミ。 有能な参謀総長だと期待していたのだが全くもっての期待外れだ。知識人なのはいいことではあるが、その知能を自分の利益のために使いよる。国への忠誠心も見られん。自国が責められようものなら文化遺産を盾にした陣形など組むようなやつだ。いかに彼が姑息で性根の腐った人間かが分かる。 軍人がいるからこそ役立つ作戦参謀が、軍人を舐めとるわ馴れ馴れしいわ鬱陶しいわ。他国の弱点をつかみ法律なんぞを盾にし己の悪さに対してはしらをきる。最悪だこいつは。嫌いである。 D国:ダグーン合衆国 Dilan・Dolanpaletot (ディラン・ドランパルト) 特徴表:『手先が器用』『失敗は発明の母』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー https://charasheet.vampire-blood.net/3829452 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〈国家への感想〉 資本主義か気に食わん。独占市場やらカルテルやらやっているのであれば抹殺だ。武器の需要が高くなったら途端に価格上げてきそうだな。そして立派な環境破壊国。技術が高い点については我が国も見習うところがあるが、純正水素爆弾に関しては思わず飲料水を吹き出したわ。 我が国の武器開発のために何度か訪問したことがあるのだが飯がめちゃくちゃ美味い。スタークなどの肉系料理は本当に素晴らしいと思う。 〈PCへの感想〉 呼称:ドランパルト マ ッ ド 野 郎 非常に優秀な技術者であることはわかる。ただ資本主義者なため訪問時には必ず何か売りつけようとしている。やめろ経費の使い道はすでに決まっとるのだそういう要件なら帰れ。 男だと思っていたので少し驚いているが対応を変える気はない。 馴れ馴れしいし愛称で呼んでくるので非常にうざったい。しかし酒の飲みっぷりはいいようで何度か酒を交わして武器の交渉やデータの共有をしたことがある。 【補足】 ・違反について 国際戦時法 開戦に関する条約 第1条 相互間に戦争を開始することを承認する。 自国の発言 貴国が軍事的援助をしている国と戦争状態にある。貴国が行なっている援助行為はバロジア連邦崩壊の危機へ大きな拍車を与えている。 貴国が他国への軍事的支援をやめないならばこれを宣戦布告とし、貴国に進軍する。 相手の発言 ・自国は中立国として、数多の戦争に関係している。(国際的発言権が強く、国際的援助ができるため)自国と戦争をするのであれば世界を巻き込むことになる。 ・勲章について バロジア連邦英雄 ーーーーーーーーーーーーーー 受章資格:ソ連市民・要塞・都市 受賞条件 ・国家の職務の一方で、著しい勇敢さを伴う目立った活動や行為をする者 ーーーーーーーーーーーーーー レイニン勲章 ーーーーーーーーーーーーーー 受章資格:ソ連市民・外国人・機関・企業・集団 受章条件 ・国家への優れた奉仕 ・軍隊での模範的な功績 ・人民間での友好と連帯の推進によって平和を強固にした者 ・ソビエト国家と社会への称賛に値する功労者 ーーーーーーーーーーーーーー ヴォスラロフ勲章 ーーーーーーーーーーーーーー 受章資格:緑軍の軍司令官/部隊 受章条件 ・戦闘での優れた指揮 ーーーーーーーーーーーーーー 【仲の良かった人物】 最高指導官:アリスタルフ・ヨーシフォヴィチ・ジュガシヴィリ(筆名:アリスタルフ) 呼称:アリスタルフ閣下/元帥閣下 〈彼への心情など〉 側近であるためかなり関わりが多かった。知恵が豊富かつ共産主義の実現を掲げる彼を信頼している。かなり警戒心が強い人だと認識しているが、1度愛称で呼ばれたこともあって互いに信頼しているのだと考えている。嬉しくはあったが「職務中はやめて頂けないだろうか」と、自分は彼の部下であるという姿勢を表した。 若い頃、彼に納豆を食わされそうになり全力で拒否したことがある。当初のアリスタルフのいたずらのようで、食べさせようとしたようだ。やめてくれ…… 元最高指導官:ニカノール・ヴラジーミロヴィチ・ロバチョーフ(筆名:レイニン)(死去) 呼称:レイニン/彼 〈彼への心情〉 育て親であり、今の自分を作り上げた人。レイニンが亡くなった時には涙は流れなかったものの、彼の死を丁寧に弔った。彼とのエピソードを語ったことはあまりなく、聞いても「彼について私から話すことはない」と首を横に振る。 厳しく育て上げられたが、大いにレイニンには感謝している。軍人としての誇りも彼から学んだ。 厳しい師弟関係とはいえ親しい中であったことは確かで、元革命軍メンバーから「共に狩猟へといき射撃の訓練をしていた」「当時はディアギレフ閣下がレイニンにおちょくられていた」と語られることが多い。実際本当である。 【仲の悪かった人物】 元人民委員会議メンバー:トローキィ(死去) 呼称:トローキィ 〈彼への心情〉 幼い頃から関わりがあり、上司として慕っていたが人民委員会議から脱退後は敵と見なしている。15年前暗殺計画が成功した時はアリスタルフの安息を大いに喜んだ。 【特徴表】 3-5 銃火器の達人 銃火器とは何かの縁があり、普段から親しんでいる。火器技能5つ(拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル)の基本成功値は50である。 6-3 鋼の筋力 ダメージボーナスが1段階向上する。ただしダメージボーナスが「1d6」以上ある場合は、1段階向上する代わりにダメージ・ボーナスに更に+1 ■国名 バロジア社会主義共和国連邦 Union of Barozzia Socialist Republics (UBSR) ■国の面積 15,890,832km2 ■国の人口 105,161,729人 ■国の標語 「団結せよ、万国の労働者よ」 ■生産 ー主な生産ー 石油、石油製品、天然ガス、木、木製品 ー国内産業ー 農業が盛んであり、全国でも上位に食い込んでいる。寒い地域ならではの農作物(じゃがいも、ビートルート)などが親しまれている。 ■政治等 ー政治体制ー 社会主義国 独裁政治 全体主義 ー行政機関ー ・バロジア連邦人民委員会議 政府の執行機関(内閣)である。人民委員会議は完全な法的権限をもって、人民委員会議が法令を発行することが可能。政府権限は人民委員会が行使できることになっている。 (参考:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ソビエト連邦人民委員会議 ) ・バロジア連邦社会主義共和国内務人民委員部附属国家政治局 通称:国家政治保安部 反政府的な運動・思想を弾圧する秘密警察。反革命分子・反動分子・反体制派の摘発・抹殺を目的としていた。圧政に抵抗する民衆や外国人を弾圧し、次々と刑場やシヴァリア強制収容所に送り込んだ。 (参考:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/国家政治保安部 ) ・バロジア国立銀行 通称:ペルバンク バロジア連邦の中央銀行。 ・バロジア連邦国家計画委員会 通称:ペルプラン バロジア連邦における生産計画を決定する国家組織。バロジア連邦における計画経済を実現するために、経済動態を把握し、需給のバランスを計算した上で具体的な計画を立案した。そのためキャッシュレスによるデータなどはペルプランで管理されている。 ■通貨 ー昔ーー 100ペイカ=1ルべル ペイカ(硬貨:銅) 1 5 10 50 ルベル(硬貨:金) 1 2 5 10 25 ルベル(札) 5 10 50 100 200 500 1000 2000 5000 ー現代ーー 近代ということでキャッシュレス化 店舗と政府がデータを管理 100ペイカ=1ルベル 1ルベル=1.45円 ■土地の特徴 山岳が多く、自然豊かであることが特徴。全体的に夏が短く、冬が長い。また、北の地方は恐ろしく冷える。 北国のため雪が多く、スキー、スノーボード、スケートなどのウィンタースポーツが盛ん。また多くの雪は融雪機を使って水に変換している。昔は都市部のみに融雪機が存在していたが、近代化が進み全区域に設置が完了している。 また自動清掃人が発明され、家の周囲の雪かきをしてくれるショベルを持った小さなロボットが存在する。都市部では雪かきは全自動だが、発展途上地区ではいまだに人の手による雪かきが行われている。 また、全地域に様々な地下工場が設立されており、多くの労働者を雇用している。 現代においては無くなったが、戦争をしていたこととその国の血である人種の血が色濃く混じっているということから、国内で人種差別が行われていた。極西に住んでいたスラヴ人がその対象とされ、失業者や理不尽な暴言・暴力がふるわれ、長年虐げられてきた。 ■民族・国民 北国という事もあって非常に寒さに強く、ウォッカが大好き。 主にバロジア(シアロ)人が大半を占めており、西側ではスラヴ人も住んでいる。 特徴としては気性が荒く頑固な人物が多いと言われるが、団結力があり仲間思いの人が多い。同じ志を持つと非常に心強く、違う志を持つと厄介といったところだ。 また、身体能力に優れた人物が多く、特にウィンタースポーツの大会では多くの選手が優秀な成績を収めている。スキーやスノーボードは義務教育の一環として学校に導入されており、全国民に親しまれている。 労働者・農民のための国ということもあり、とても勤労者が多い。与えられた仕事は必ずこなす真面目さを兼ね備えている。一方で頑固なところもあり、いざこざが過ぎると気性の荒さゆえか暴力沙汰になってしまう。 ■国の詳しい情報 バロジア連邦は、合計6つの連邦管区によりできている連邦国である。 ラウル連邦管区 1番国の西側にある連邦管区 中心都市:チェカテリブルク市 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【気候】 山岳ゆえ北側はかなり冷え込む。冬期が9か月続く厳しい気候をしている。夏期は比較的温暖ながらも短い。 【地形】 広大で自然豊かな土地が多い。 最西端にはラウル山脈がある。国境が区切られており、広大な山脈地帯が広がっている。田舎の地域ではスラヴ人が多く在籍しておりスラヴ語を話す住民も。 【産業】 石油およびガス採掘の大規模な地域帯があり、石油ガスの採掘と加工が主産業。他に森林、木材加工、魚類を含む食料品工業、建築材料の生産などが豊富。 おおよそ52年前では鉱山ガスによる病が流行していた。連邦管区ほぼ全区域が隔離され、多くのスラヴ人が命を落とした。 シヴァリア連邦管区 ラウル連峰管区の次に西側にある連邦管区 中心都市:ビルスク市 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【気候】 厳しい気候。冬期は長く、寒冷。 1月の平均気温は南部で-18度、北部で-36度にもなる。 マイナス40〜50度という厳しい寒さが訪れることもある。 【地形】 北の地域では「タイガ(針葉樹林)」が広がっている。 南下するとニェドルプ川や西シヴァリア平原がある。 西シヴァリア平原とは、周囲は湿地帯となっており無数の池や森が点在する平原だ。石油資源などの天然資源も埋まっており、それらを生活の糧にしている住民もいたという。だが、底無し沼や毒を持った生物なども生息しているため、非常に危険である。何度もこの土地を開拓しようと試みているのだが、いずれも失敗に終わっている。 【産業】 石炭、鉄鉱、非鉄金属、希金属、金、アルミニウム原料が取れるため、希金属産業が盛ん。またアルミニウムと冶金工業が発達している。大規模な発電所も河の上流地に存在している。 【ちなみに】 寒すぎて有名になるほど厳しい気候になっている。積雪も多く、雪かきには軍部が派遣されるほど。 北西連邦管区 国の北西中央にある連邦管区 中心都市:サンペテルルク市 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【気候】 冬は長く低温だが夏は過ごしやすい。特に真冬は非常に寒く、気温の年較差が少ない。 【地形】 のどかな自然が広がる地域。湖から流れる主要河川が豊富。平原も草木が広がっている。 【産業】 緑が多く、のどかな地域。農業分野では近郊農業が盛ん。酪農では牛(牛乳、食肉)、豚、鶏の飼育など。キャベツ、ニンジン、テンサイ、馬鈴薯など野菜の栽培。 林業、木材加工業、紙パルプ工業、燃料産業、石油製油産業が発達。 機械製造では電気機器、動力設備、重器機、造船、車両製造、紙パルプ産業用設備、漁業用器機の製造など。 【交通】 サンペテルルクを中心に展開している。ロシア各地、東欧、北欧諸国方面への鉄道路線がいずれもレニグランド州を経由している。州内は特にサンペテルルク近郊のおよび地峡で鉄道網が発達。 【港】 6つ港が存在しており、他国との貿易で使用している。 中央連邦管区 国の中央にある連邦管区 中心都市:アスバーク市 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【気候】 夏はかなり温暖で、冬は長く低温。特に真冬は非常に寒い。気温の年較差は大きい。四季の変化がしっかりとみられる。 【地形】 地形は概ね平坦。主要河川なども存在しており、危険な地帯がない。発展も進んでいるため全ての都市がしっかりと整備されている。 【産業】 バロジア連邦の中で非常に先進している。 エネルギー産業機器、重工業機器、輸送機器、工作機械製造、精密機械製造など機械製造業。軽工業、化学工業、建築材料生産、、非金属建築材料の採取も。ディーゼル・モーター、航空機用モーター、給油ポンプ、造船、食料品産業用機器、印刷産業用機器、時計、工作機械など機械製造業および金属加工業も盛ん。 【交通】 公共交通機関が精通しており、市内の主要な公共交通機関は地下鉄をはじめ、バス、トロリーバス、路面電車、タクシー、乗合タクシーなどがある。またウラジルストックから繋がっているアスバーク鉄道が存在している。 南連邦管区 国の南中央にある連邦管区 中心都市:ドヌ=スロトフ市 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【気候】 冬季は寒冷ながらも少雪、夏季は乾燥し暑い。そのため年間降水量も少ない。 【地形】 州の中央部を流れる河によって西部の右岸地域と、東部の左岸地域に2分される。右岸側には最高358mの台地や連山が広がっているが、左岸側は起伏の少ない平原が広がっている。 【産業】 石油、天然ガス、建設材料が豊富。 金属加工業や鉄鋼、圧延などの製鉄工業、非鉄冶金業。石油、ガソリン、ディーゼル燃料、苛性ソーダ、植物保護の化学剤、合成樹脂、プラスチック、化学繊維、ニット、合成ゴムなど化学および石油化学工業が盛ん。 極東連邦管区 1番国の東側にある連邦管区 中心都市:ウラジルストック市 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【気候】 冬季はよく冷え込んでいる。夏季は暖かいものの雨天が多く、降水量がバロジア連邦で1番多い。晩夏から秋にかけてしばしば台風に襲われる。 【産業】 東側は海と隣接しているため、港町や工場が多く存在している。 木材工業、非鉄冶金、漁業、米・大豆栽培が盛ん。 【交通】 アスバーク鉄道はアスバークからウラジルストックを繋いでおり、世界の中でもトップレベルで長い鉄道となっている。 【ちなみに】 中心都市であるウラジルストック市は観光名所としても有名。街並みが非常に美しく、古き良き時代の雰囲気が今なお残っている。比較的平和な街並みであった。 ■軍について 前身 名称:労働者・農民緑軍(労農緑軍) 通称:緑軍 総勢:2000万人 軍の勢力 陸軍>>海軍>=空軍 軍事国家として世界に名高い連邦軍である。玄人兵が数多く、名のある将軍も多い。 研究スピードがいまいち伸びないのが難点だが、生産スピードは早い。質より量。 中戦車、重戦車が強いとされている。銃火器としてAK型のアサルトライフル(AK-47など)が有名であるため、砲兵がかなり強い。 縦深攻撃・縦深防御が主。数でゴリ押ししてくる。 軍の主な作戦 ・縦深攻撃 ①欺瞞作戦(ギマンサクセン) 作戦の成功率をより高めるためにはどこで自分たちが攻勢に出るかを相手に気付かれてはならない。そのため無線封鎖や部隊の移動の隠蔽、攻撃に出る戦線で防御陣地を築き敵を欺くなどで敵を騙す。 ②全縦深同時攻撃 バロジア連邦自慢の大量の砲兵や空軍により、敵の防衛線だけでなく後方の予備兵力や補給部隊などを攻撃し機能を麻痺させる。 ③無停止進撃 第一梯団(テイダン)が砲撃によって麻痺した敵軍を蹂躙し前進する。 第一梯団はとにかく前進し突破口を広げることが目的で、取りこぼした敵は第2梯団や予備兵力が叩く。 さらに空挺部隊が敵の後方に降りたち敵の後方を遮断する。 ちなみに戦線は数10kmから数100km。 ④機械化波状攻撃 ずっと前進してきた第一梯団も補給切れしたり、あるいはある程度堅牢な防衛線を築いている敵部隊にぶち当たる。 そしたら第2梯団が第一梯団を追い越し任務を引き継ぐ。 これにより敵に兵力再編成の隙を与えない。 ⑤包囲の完成 ここまでで総崩れになった敵軍を包囲し殲滅。 また、これに加え作戦機動隊(OMG)と呼ばれる部隊が編成される。 自軍の梯団が敵主力を相手にしている間に高い機動力を以て敵の要所を襲撃し、敵に正面の自軍主力を相手にするかOMGを相手にするか迷わせるといった役割を担っている。 ・縦深防御 攻撃側の前進を防ぐのではなく、前進を遅らせることを目的とする。 それにより、時間を稼ぎつつ、攻撃側の前進による占領地域の増加と引き換えに空いた後ろを包囲して、敵の犠牲者を増加させる戦略である。 ■軍事・防衛ラインなど 西側について 最西端にはラウル山脈があり、国境が区切られている。西の防衛ラインであり、南が脆いがそれ以外は広大な山脈地帯が広がっている。山岳ゆえ北側はかなり冷え込むので攻めづらい。 ニェドルプ川が西の第2防衛ライン。このあたりに西シヴァリア平原がある。 そのため北から以外の進行が困難である。平原を強行突破しない限りは回り道を強いられる上、極寒と言われるシヴァリアの最北あたりまで行かなければならない。良い点だけではなく、バロジア連邦軍すらも補給がしづらい。寒さへの強さがバロジア兵の一つの特徴なのだが、それでもなお攻めづらい立地とされており『三途の川』とも呼ばれている。バロジア軍の補給地点が近くに設置されているため、ここを突破され補給地点を取られると厳しいといったところだ。 中央について 首都の防衛ラインがアスバーク周辺の山岳地帯。軍事力トップレベルの兵力で、徹底的なまでの防衛を四方ガチガチに固めている。 バロジア連邦陸軍・空軍の拠点であり、様々な技術が中央地帯では展開されている。軍の総本部も首都に置かれており、核といっても過言では無いだろう。 東側について バロジア連邦海軍艦隊(バロジア海軍)の拠点である。軍事施設も立ち並んでおり最終は東にたてこもれるような形になっている。 ■歴史 19世紀に世界初の社会主義国として成り果てたが崩壊。その後は社会主義国が始まる前のシアロ帝国が戻り、秩序を保っていた。 三権分立で行なっていた政治は、戦争の影が近づくごとに君主制へ。 最終形態の絶対君主制となり、それは時期に人々の不満を溜めることとなる。 長年続いた帝国であったが、政治体制に不満を覚えた民達によるバロジア革命によりシアロ帝国が崩壊。バロジア社会主義共和国連邦が成立。今に至る。 【全容】 52年前 極西にて、炭鉱から発生していたガスがきっかけで病が流行する。 長年微量ながら発生していたガスが国民の身体に溜まり発生するものだ。放っていたのは特段害がなかったことと、多くの利益が生まれるからである。田舎である極西では貴重な産業であったからだ。 この病に感染性は一切ないのだが、極西に住んでいた住民の多くが一斉に病を発症したこと、またあまり発展していなかったため都市に明確な情報が遅れず、そこから都市部ではこの病は感染病だと勘違いを受けた。 52年前 学生によるシアロ皇帝暗殺計画が目論まれるも失敗に終わる。関わったメンバーには死刑が下った。一部の学生は関与の余地が少ないとされ、死刑は免れるのではないかという意見も出たが、裁判の結果が変わることはなかった。 51年前 3世が即位。 極西に対する差別が激しさを増す。極西は隔離が行われ、多くのスラヴ人が命を落とした。 また、極西に住んでいるのがスラヴ人であることをきっかけに「スラヴ人から病気が伝染る」と言うような人種差別が度々見られるように。 49年前 とある医者が国家に殺害された。 医者は極西で流行する病を研究、そして治療すべく自ら極西に来訪していた。 医者はこの病が炭鉱から出ているガスが原因だと突き止めると、ガスを刺激させないよう炭鉱を閉鎖。この区域は危険であると判断した医者は、まだ若い子供たちを他の地域に移させた。 研究の結果は「この病に感染性は一切ない。治療薬に関して、この田舎では発展した病院もない。そのため都市部の医療力が必要だ。」 これを政府へと訴えるが、片田舎の病を治すための医療費を惜しんだ3世はこれを無視。更にこの研究を無かったことにすべく田舎へと来訪していた医療団体を全員殺害。 36年前 12月 血の冬宮殿事件 その最中、都市部では莫大な徴税と度々起こる戦争の費用に苦しむ民衆が嘆願書を片手に宮殿前広場へと集まっていた。帝政側はこれを拒否する。納得行かない民衆が宮殿へと近づくと、帝兵が丸腰の群衆10万人に発砲。3000人の死者と2000人の負傷者が出た。(血の冬宮殿事件) 34年前 3月 三月革命(血の冬宮殿事件の2年後) 食料配給の改善を求めるデモが行われたことがきっかけ。このデモは数万人規模にまで拡大した。議員達は3世に辞任を申し出るもツァーリは拒否。デモを鎮圧するように命じ、警官隊が大通りにいたデモに発砲。市民に多くの死傷者が出た。 度々起こる事件に対し軍の一部も反乱を起こす。反乱兵と労働者は内務省・軍司令部・警備隊司令部・警察・兵器庫などを襲撃し、武器を手に入れていた。将軍は海軍本部の建物に篭城を試みたが、兵の脱走は止まらず、部隊はすぐに解散した。27日にはアスバーグで、2月初めには他の都市でも革命が始まり、軍の部隊もそれに同調しつつあった。 3世がこの革命により退位。シヴァリアへ追放され、資本家や立憲民主党で構成される臨時政府が成立。シアロ帝国は「シアロ共和国」とされた。一方では労働者と兵士の代表による評議会、「バロジア」が結成された。 しかし混乱は収まらず、国民は戦争をやめたがっていながら臨時政府はこれを却下。資本家が数多くいたことが原因で、戦争中の軍事産業で儲かることが「自分たちの得になる」ことであることを知っていたためである。彼らにとってみれば「自分たちが儲かる権利をわざわざ手放す」意味はないからである。 こうした臨時政府の姿勢にバロジアが反発。2つの巨大な権力が対立することに。 この間にも臨時政府とバロジアでのぶつかり合いが何度か起きている。 バロジアの結成者であるレイニンが社会主義思想のマルクス主義の運動家として活動を始める。「権力を臨時政府から奪おう」と労働者や兵士に呼びかけた。 一方自分たちにとっては権力が奪われてしまうことを推進する危険な運動だと判断。臨時政府はこれを鎮圧すべく軍を動かすが、軍内部にも社会主義思想に耳を傾けるものが増加。統率が取れず失敗に終わる。 レイニン率いる集団は、社会主義左派勢力ボリシェヴィキと呼ばれる勢力となった。ますます勢いをつけていき国内では社会主義派が多数を占めた。暴力による革命を主張するボリシェヴィキは、軍事革命委員会を作らせ武装蜂起の準備を進める 31年前 12月 十二月革命(バロジア革命)(三月革命から3年後) そしてついに、社会主義左派勢力ボリシェヴィキにより革命が引き起こされた。武力蜂起が起こり、臨時政権が倒され3世とその一家は監禁される。バロジア革命軍委員会が元皇帝が反革命軍による奪還を恐れ一家勢員の処刑を決定。一家は館の地下にて銃殺された。 権力奪取したレイニンは、「バロジア」による体制、新たな政府となるバロジア社会民主労働党ボリシェヴィキ、人民委員会議を成立。 29年前 (バロジア革命の2年後) 本格的な社会主義国、『バロジア社会主義共和国連邦』を樹立させ、最高指導者としてレイニンがトップに。 また、主権宣言記念日として12月6日は祝日とされている。 28年前 ボロボロだった内情が社会主義制度によりかなりスムーズに復旧。キャッシュレスを義務化させ、計画経済の実現は不可能だと言われる一つの『政府が「完全な情報」を持っていることを前提とする』をクリアする。(計画経済の難点:資源配分問題を解決するための需要と供給に関するあらゆる情報が必要=市場の流れをデータ化することで国がそれらを把握できるようになった) 27年前 ボリシェヴィキに反対する多くの報道機関が反革命として廃止される。この布告は広大な批判を巻き起こし、ボリシェヴィキ党員さえも批判した。これに対抗すべく国は軍部をより強化する。かつての革命軍を「緑軍」として結成。多くの軍人が徴兵された他、国家政治保安部の権力を強くする。 26〜22年前 他国との戦争時代に突入。タラース三世の残した小競り合いや新たな戦争が相次ぐ。国民からの奪取がしやすい政治であったため、戦時は苦しい生活を市民に強いる形にはなったが、戦争に勝てば成果として国が潤っていった。だが苦しい生活に耐えかねた国民が増え、レイニン暗殺計画を企てるものも出てきた。 22年前 レイニンが暗殺未遂にあう。負傷は免れた。 21年前 はたまたレイニンが暗殺未遂にあい重傷を負う。事件は大きく報道され、暗殺未遂の報復として事件とは無関係の旧貴族や臨時政府の官僚を含む政治家、軍人が、ただ帝政派であるという理由だけで逮捕、処刑される「緑色テロ」が行われた。 21年前 極西で起きていた病は感染性ではないと明らかにされ、更に明確な病の情報が公開された。これを機にスラヴ人に対する差別が無くなる。 20年前 治安の整わない西側へ手厚い指示が政府側から行われる。融雪機や自動清掃人の導入や、地下工場の設立による労働者の雇用などが行われた。設立には軍部も派遣され、多くの軍人が設立に協力した。 19年前 しばし内情に手を回しつつも敵国との戦争に突入。内情にいざこざがあるため混乱しているうちにとバロジア連邦へ敵国が進軍するも、強靭な軍事で返り討ちにする。内情でトラブルが起きているにもかかわらず勝負に1年経たずして蹴りをつけた。 16年前 戦争の最中、元最高指導者レイニンが病気を患う。新しい最高指導官、アリスタルフが任命される。 16年前 元革命軍の指揮官トローキィが左翼反対派を結成。最高指揮者と対立。半年後トローキィが亡命を図り、国外へ逃げるがそのまた1年後暗殺に成功。しかしトローキィの活動は国内に影響を及ぼした。左翼反対派は大きく増加することになる。 15年前 他国との戦争に便乗するように、左翼反対派『トロキスト』によるデモが発生。暴力による政治への反対や自由貿易を求める商人、自由な軍事産業を求める元貴族階級のデモが起こり、過激化したデモとの内戦が勃発する。 これを政府は武力で鎮圧。反逆者をシヴァリアに追放したり、炭鉱で重労働を課せるなどして粛清を行なった。 また、左翼反対活動を行なっていた有力党員や軍人は次々に処刑。反対勢力に対する弾圧の惨さや、圧倒的な速さで鎮圧されたことから国民はこれに慄き「左翼反対なんてしたら殺される」と、大きく左翼反対活動は減少した。 だが内戦が起こったことにより他国との戦争へ手が回らなくなり、小国との小競り合いに決着がつかず停戦協定を組む。 14年前 内戦により消耗した軍を、「大動員」を布告し徴兵する。緑軍の数は飛躍的に増え、後方戦力の充実も完了。 13年前 第三次世界大戦勃発 現在 社会主義となって28年しかたっていない。全盛期は15年あたり。 ■国の主要人物 元皇帝 (ツァーリ) タラース3世(シアロ皇帝) (享年59歳) Тарас・Николаевич・Романо タラース・ニコラエヴィチ・ロマノ シアロ人の血とセレスチア人の血をひいている。 セレスチアの王族が従兄弟である。 〔性格〕 非常に暴君。皇帝であるという権力を振るい、多くの徴税を国民に課し、国家の目が行き届かない極西には、巷で流行っていた感染病を理由に隔離し差別を図った。 彼が政権を握る間は貧富の差がこれまでになく酷く、また、極西に住む先住民族、スラヴ人に対しいちゃもんをつけては差別を仕向けた。 軍需産業による莫大な儲けや、勝てば土地が手に入るなどの利益に目が眩み、軍事大国であったシアロ帝国の帝軍を利用し他国へ戦争を仕向けた。結果他国との小競り合いに発展している。領土問題であったり何かとイチャモンを付けていた。3世のせいで、現代まで他国との小競り合いが続いていたとされている。 〔政治体制〕 絶対君主制 ロシア皇帝は独裁にして権を有する君主であり、主権の全体は帝の一身に集中する このような独裁政治が見て取れた。 権力が乱用されないようにといかなる法案も国会の承認なく法制化できないというものがあった。しかしながら、皇帝は国会の解散権を有しており、彼は一度ならずこれを実行している。 加えて皇帝は全ての法案に対する拒否権を有しており、国家基本法を自ら改正することも出来た。大臣は皇帝に対してのみ責任を負っており、国会は問責はできるが解任はできない。このため、皇帝権はある程度は制限されたものの、帝政が終焉するまで強大であり続けた。 〔生涯〕 血の冬宮殿事件を機に2度革命が起きる。 バロジア革命にて地下に追い込まれ、皇族全員が皆殺しとなった。元皇族や元貴族も殺害された。 しかし国家は、皇族はみな死んだのかという言及に対し、「3世は死んだが他の家族は安全に暮らしている」と発表。 しかし「壁に固まって全員銃殺された」等の噂も立ち回っており真偽は分からない。 これはセレスチアとの小競り合いを避けるための発表であると考えられている。 最高指導官 Аристарх・Иосифович・Джугашви́ли アリスタルフ・ヨーシフォヴィチ・ジュガシヴィリ 筆名:アリスタルフ 年齢:58歳 階級:元帥 【名前の由来】 アリスタルフ(Аристарх) 意味:優れた指導者 父称:アリスタルホヴィチ(Аристархович)    アリスタルホヴナ(Aристарховна) 略称:アリスターシャ(Аристаша)、リスターシャ(Ристаша)、アーリャ(Аря)、 アリースチャ(Аристя) 愛称:アリスターシェニ(Аристашенька)、アリスターシュカ(Аристашка)、リスターシュカ(Ристашка) 〔性格〕 非常に残忍で、警戒心の強い男。一度嫌ったものは転機のない限りとことん嫌い、好きなものは漬け込まれないように注意深く接する。情がない故か表情も固く、滅多に笑うことがない。彼の笑う顔を見るときはボリシェヴィキにとっては至福のことで、他の正義を掲げるものからすればろくなことがないとされている。 ショートスリーパーで、2時間しか睡眠時間がなくとも常人の7時間睡眠レベルの深い眠りについている。そのため常人ではこなせない数の仕事を難なくこなすことができる。 左腕に後遺症を患っており、兵役に就くことができない。 〔概要〕 レイニンの後継者。バロジア連邦の政治家であり軍人。16年に渡り第2代最高指導者として君臨する。 軍事大臣、書記長、閣僚会議議長を務める鉄人。 優れた組織者であり、戦略的な思考を持ち、他者をそれぞれの精神力と実用性、利口さによって判断することが出来る。 彼の大動員により、強力な軍事国家へと変貌を遂げた。 タラース3世が残した小競り合いも引き受け、第三次世界大戦では決着をつける。 〔経歴〕 靴職人の父親とレンガ職人の娘である母親の間に生まれる。 生まれ故郷は騒々しく暴力的で、治安の悪い地域であった。父は靴職人として成功していたが、伝統的な様式の靴への需要が減ったことで事業が行き詰まる。飲酒に逃避した父はアルコール依存症を患い、しばしば妻や幼いアリスタルフに暴力を振るうようになった。ストレスゆえか睡眠時間が短くても深い眠りにつく体質に。 母はアリスタルフを連れ、2人に親交のあった司祭の家に居候することになる。母親は生活費を稼ぐ一方で、息子に学校教育を受けさせることを強く望んだ。 司祭の取り計らいにより、アリスタルフは教会附属学校に入学することを許された。入学後の彼は他の子供たちと頻繁に喧嘩したが、学業の面では非常に優秀な成績を残す。一方で、幼少期の彼は病気や怪我に苦しめられることも多かった。 12歳の時までに2度に渡り自動車に轢かれる。命は助かるものの大怪我を負い、後遺症で左腕の機能に障害を抱えることになった。 父親は学業に励むことに反対しており、何度も反対、妨害するがアリスタルフはそれらを乗り越え勉強に励んだ。 18歳、奨学金を得た彼は神学校に入学。当時アリスタルフは神学校でも非常に成績優秀だったが、やがて神学に対する興味を失い、成績も下降していった。暇つぶしに学校内で秘密裏に活動していた読書クラブに加わり、禁じられた書物に触れるようになる。そこでマルクス主義の本を読み影響を受け、熱心なマルクス主義者となった。 自分を無神論者だと宣言しており、礼拝への参加や修道士への挨拶を拒否していた。こうした行動が目につき、繰り返し注意を受ける。 ー革命家へー 21歳、アリスタルフは神学校を去った。同年に彼は気象局員として働く。勤務の傍ら、社会主義理論の宣伝活動を行なって多くの支持者を惹きつける。その最中でマルクス主義革命活動を行なっていたレイニンと出会い「労働者階級解放闘争同盟」のメンバーとなる。 22歳、血の冬宮殿事件にて動乱がシアロ帝国全土に広がる。レイニンの革命の決意に同調し、彼と共に暴力的な蜂起を呼びかけ、人々を扇動した。これをよしとしなかった政府は秘密警察を派遣。レイニンは他国へ逃亡するが、アリスタルフは国内で逃亡に成功。 24歳。大規模なデモを扇動して起こし、三月革命に成功する。革命の最中では大規模な強盗計画をも実行した。アリスタルフの一味は武装した現金輸送隊を広場で待ち伏せし、発泡と手製爆弾による襲撃を行なった。警備側40人が死亡し、一味は25万ルベル(現在の3億円)を持って広場からの逃走に成功。アリスタルフは計画全般を指揮していたが、後遺症もあり、実行には参加していない。別の党から容疑をかけられたものの、党からの追放は免れた。帝国銀行からの強奪を成功させたことがレイニンからの信頼を得る契機となった。 レイニンが逃亡先から帰国すると、彼と共にボリシェヴィキの支持に回る。レイニンの結成した「バロジア」に参加。 27歳の12月。バロジア革命にて臨時政権を打破。レイニンの設立した「人民委員会議」の民族問題人民委員に任命される。 ー樹立後ー 29歳。バロジア社会主義共和国連邦が樹立される。レイニンからかなり信頼を受けており、アリスタルフとトローキィの2人のみがレイニンの書斎を訪れるのを許されていた。 しかし、反革命組織を弾圧し、圧倒的独裁政治を行うレイニンにトローキィはそれを批判。次第に仲は険悪になり、トローキィは人民委員会議を脱退する。 36歳。レイニンから民族問題として以前から上がっていたスラヴ人の差別撤廃をテーマに活動せよとの命令を受ける。極西で発生していた疫病を研究対象とする。また。スラヴ人の雇用や軍部への派遣など積極的に差別の撤廃に努める。 38歳。レイニンが銃で撃たれ重傷を負う。この際レイニンが反革命分子に行なった緑色テロを擁護した。この時レイニンのあまりの有様に「いずれ自分もこうなるのではないか」「他人を信用してはならない」と人間不信を抱える。 38歳、極西で起きていた疫病の詳しい内容を公に発表。これを機にスラヴ人に対する差別が国内で格段に減る。一時は政党への支持を上げる結果となった。 42歳、最高指導官を任されたのち、レイニンが病により亡くなる。それを機にトローキィが左翼反対派を結成。国家を脅かす反対勢力者として秘密警察を派遣するが失敗におわる。 43歳、国外へ逃げたトローキィをみすみす逃すような真似をせず、暗殺計画を企て、成功させる。しかし逃した間の彼の運動ゆえか、同年に左翼反対派との内戦が起こる。秘密警察に現役軍人を向かわせこれを鎮圧。長年かかるのではとも噂された内戦をなんと2か月で沈めた。この国家からすれば大きな活躍をしたとされる指導者、ディアギレフを大いに称え将軍へと昇格させる。ボリシェヴィキへの非常に忠順な姿勢は彼の分厚い警戒心までも解いた。 しかし内戦が国家に影響を及ぼしていたのは確か。タラース3世の遺した因縁には決着がつかず停戦とする。 今後こういったことがないようにと、左翼反対活動を行なっていた有力党員や軍人は次々に処刑。このような粛清を見せしめのように行い、左翼の勢いを大幅に下げた。 また、反革命分子を上層に置かせないために、軍事大臣、書記長、閣僚会議議長を勤め、上層部の担当を自身に置く。 〔エピソード〕 ー人間不信になるまではー 36歳になるまでは穏やかに見える人物であったという。話すときは常に口元に微笑を浮かべ、謙虚であり、他人を持ち上げるなどして好感を持たれた男性であった。非常に愛嬌がある一面もあり、リラックスした際には冗談を言ったり、人の物真似をしてみせた。 いたずら好きだったと言われており、一例としては政治局員用の椅子の上にトマトを置き、局員が気づかず座るのを待っていたことがあったエピソードなどもある。 しかしこれは現在の本性を隠していた仮面に過ぎなかったと言われている。彼が本性を現すまで、古参党員の多くは彼のことを取るに足らない小物と考えていた。 ー人間不信ー 今は軽度のパラノイアを患っている。 指導者としての彼はほとんどアスバークを離れなかったという。旅行を嫌い、飛行機での移動は拒否の姿勢を表した。 ー仕事人間ー 睡眠と食事以外の活動をほとんど仕事に回していた。「私生活と仕事は全く同一のもの」と昔から発言しており、休暇のために政治活動から離れることはなかった。 〔PCとの出会い〕 レイニンの拾い子と出会ったのは32歳。拾い子が軍人になった頃である。差別を嫌う彼はスラヴ人に対する劣悪な待遇から彼を擁護していた。 だが彼が日々成長すると同時に「勢力をもち自信に反乱を起こすのではないか」と彼の力を恐れる。36歳から人間不信を抱き出したので尚更その思考は強くなった。そこで、内戦が始まると彼を前線の指揮官に任命。革命側につき、裏切るものなら後方から射殺しようとしたのだ。 しかし彼はこちらに一切顔を向けることなく戦い、長年続くと予測されていた内戦を2ヶ月で沈めた。軍人である彼の忠順な姿勢に胸打たれ、警戒を解く。24歳という若い彼を自身の側近とし、陸軍大将として昇格させた。 この人物こそディアギレフである。アリスタルフはディアギレフを愛称で呼ぶなどして親しんでいたが、ディアギレフから「職務中はやめて頂けないだろうか」と言われほんの少々肩を落としたと言う。 〔サンプルボイス〕 「私はこの体故前に出ることは出来ない。だがディアギレフ。君なら出来るだろう。私には知恵があり、君には力があるのだ。レイニンの理想を我々が継ぐのだ。」 「この国の民はみな平等である。逸脱するような真似は、全ての民が平等である国家の意思への反逆だ。」 「働かざるもの食うべからず、なんて言葉があるだろう。平等である我が国では連帯責任。皆がともに汗水垂らせば皆平等に対価が与えられる。誰か1人でも欠けてみろ。少しでも怠けてみろ。皆が苦しむことになるのだ。私は怠けるそれをよしとしない。国民もまた同じだ。」 元最高指導者 Никанор・Владимирович・Лобачёв ニカノール・ヴラジーミロヴィチ・ロバチョーフ 筆名:レイニン 享年:52歳(68歳) 〔性格〕 気まぐれで短気。その性格から人間嫌いとも言われていたが、実際はそうではない。特に子供に対しては気をかける性格であったと言われている。 かなりの自信家。自らの理想の正しさと革命指導者としての能力に少しの疑念も抱いていなかった。マルクス主義を「絶対的な真理」と述べ、マルクス主義の福音への確固たる、宗教的な信仰を有している。 〔概要〕 バロジア連邦共和国を樹立させた張本人。 マルクス主義を主としており、国民すべてが平等な国家の構成に尽力を尽くす。 彼の指揮により、バロジアのボロボロの内情を復旧させ、国内で発生していたスラヴ人差別を撤廃することに成功。 タラース3世が残した小競り合いも引き受ける。 革命時にはバロジア社会民主労働党ボリシェヴィキ派の指導者として活動し多くの人々を扇動した。バロジア革命成功後、社会主義国家であるバロジア社会主義共和国連邦を樹立し、人民委員会議議長として同国の初代指導者に就任した。28年前にはボリシェヴィキによる一党独裁体制を確立させ、また党名をバロジア共産党(ボリシェヴィキ)へと改めた。その後バロジアの成立に深く関与し、同連邦の初代最高指導者を死去寸前まで務めた。また、マルクス主義者として政治、経済の分析から哲学に至るまでさまざまな著作を残し、継承された。 樹立後から12年後、2度に渡る暗殺の後遺症も相まって病を発症。政権から退く。アリスタルフに後継を任せ、その二ヶ月後この世を去った。 〔生涯〕 ー誕生ー 君主制主義者の両親のもとに、2番目の子供として生まれる。学者として非常に優秀な両親であったが、同時に宗教に根深い人物であった。しかしその影響を受けず、宗教にはほとんど無関心。元は気性の荒い性格をしていたが、学者の子供と言うことあってか中高等学校では非常に成績優秀。一方スポーツにも熱心であり、自由時間はほとんど屋外に出るかチェスをして過ごす。 ー青年時代ー 16歳の時、病により父が亡くなるとわずかながらに行なっていた神への信仰も放棄。この頃彼の兄が、大学にて絶対君主制に反対する政治的活動に取り組んでおり、シアロ皇帝の殺害を目論む革命的結社に参加。しかし計画が決行される前に露呈し、絞首刑に処された。 父と兄の死によるショックを受けたものの、引き継ぎ学業に励んだ彼は中高等学校を主席で卒業。大学は父親の母校で法学を専攻したが、当時大学でも勢いを得ていた学生運動に参加。暴行行為により退学処分を受けた。 18歳で流刑に処された彼は村にて書物を読み漁る。これを見た母親が彼の思想の先鋭化に懸念を抱き、内務省に掛け合い息子を市内に帰還させる許可を得た。 市内に戻った彼は懲りずに革命サークルに参加。ここでマルクス主義が書かれた書物を読み、興味を抱いた。 20歳では学外学生として大学の試験を受けることを許可される。全科目で満点をとり、試験官の推薦により修了証明書を与えられる。 21歳では弁護士を開業する資格を得たため弁護士事務所に勤めたものの一年半で辞職。 ー革命家へー 別の都市に移った彼は、弁護士助手として働く傍らマルクス主義革命結社「社会民主党」に参加。26歳では党の幹部に昇格。他国のマルクス主義組織「労働解放団」との間に関係を確立すべく他国に訪問。帰国後は各地を巡り、国外から大量に持ち寄った非合法な革命的出産物を当時のストライキ労働者に配る。そうして同じ思想を持つ者を増やすと、全てのマルクス主義労働者グループを統合し「労働者階級解放闘争同盟」を結成。(ここで当時21歳のアリスタルフ、トローキィと仲間になる) 32歳、血の冬宮殿事件にて動乱がシアロ帝国全土に広がる。これを機に革命を決意。皇帝を政権から引き摺り下ろすべく、「ボリシェヴィキ(暴力による革命)がより大きな役割を演じる」と要求。暴力的な蜂起を呼びかけ、人々を扇動した。これをよしとしなかった政府は秘密警察を派遣。彼は以前訪問した国へ逃亡し移住した。 34歳では三月革命が成功し、皇帝が退位。当時24歳のアリスタルフの指揮下の元、この時帝国銀行の強盗を決行。これをきっかけにアリスタルフへの信頼を置く。しかし混乱が収まらないことがきっかけで臨時政府が成立。 レイニンはこの頃まだ逃亡先の国にいた。ボリシェヴィキを指導するべく帰国する意思を固めるも帰国ルートは閉鎖。唯一の方法が敵国である〇〇の国土を通るルートだ。これに対し〇〇政府は、彼のような反体制分子は敵国シアロに混乱をもたらすと判断し彼と32名のシアロ人が列車に乗り込み、領内を通過して母国へ向かうことを許可した。 帰国後はボリシェヴィキの支持者らに向けて演説を行う。臨時政府を厳しく批判するとともに、労働者と兵士の代表による評議会、バロジアを結成。 37歳の12月。バロジア革命にて臨時政権を打破。政権を掴み取る。新たな行政府として「人民委員会議」の設立を決定。人民委員会議のトップである議長へ就任する。 ー連邦国樹立後ー 39歳。バロジア社会主義共和国連邦を樹立。 40歳ではボロボロの内情を、土地は農民に再分配を行うことや、ペルプランによるキャッシュレスの義務化を布告。大きく分かれた貧富の差を縮めることに成功。 一方で41歳ではボリシェヴィキに反対する多くの報道機関を反革命として廃止した。この布告は報道の自由を侵害する元として広範な批判を巻き起こす。批判者にはボリシェヴィキ党員も含まれていた。 これに対抗すべく、軍部を強化する。かつての革命軍を緑軍として結成。多くの軍人が徴兵された。 この間にもタラース3世の時代から小競り合いのあった他国との戦争が勃発している。国民からの奪取がしやすい政治であったため、戦時は苦しい生活を市民に強いる形にはなったが、戦争に勝てば成果として国が潤っていった。 46歳。スラヴ人差別を無くすべく、アリスタルフに極西の疫病についての研究を行わせる。 47歳。暗殺未遂に遭うが仲間がそれを庇い、負傷を免れる。 48歳では工場の演説を終えた帰途に銃で撃たれ重傷を負う。反ボリシェヴィキ党員であった犯人は処刑され、この事件は右翼を弾圧するきっかけになった。事件は広く報道され、さらに同じ政党のアリスタルフのスラヴ人差別撤廃により、支持と同情を受けた彼の人気が高まる。また、暗殺未遂の報復として事件とは無関係の旧貴族や臨時政府の官僚を含む政治家、軍人が、ただ帝政派であるといる理由だけで逮捕、処刑された。(緑色テロ) 49歳には治安の整わない西側へ手厚い支持を行う布告を発令。地下工場の設立などを行い、まだまだ発展途上とはいえ、昔よりも劣悪な環境ではなくなった。 51歳から健康状態が悪化。発作を起こし職務から離れることが多くなる。最後の最後まで職務を全うするが限界が近づき、アリスタルフに後を任せる。 52歳、後を任せたその後は発作に襲われ右半身が麻痺し、会話能力と共に筆記能力を失う。病により死去。父親が脳出血により死去していることから遺伝的要素が強いと考えられている。 〔PCとの出会い〕 ある日のこと。逃亡から帰国する途中、教会に立ち寄る。そこで生まれによる差別を受けていた少年を発見。見かねた彼は、その少年手を差し伸べる。 当時34歳の指導者に対し少年は5歳。元々平等な立場というものを好んでいた彼に、生まれによる差別という概念はなく、むしろそれは悪であった。 少年には軍人としての才能が潜んである事が分かった。酷い環境で生き抜いてきた生命力と図太い精神。力も鍛えれば相当強くなるはずだと判断。ボリシェヴィキの実現には強い戦力が必要であると考えた彼は、少年に戦争の何たるかの知恵を与える。まだ5歳の彼に容赦はなく、厳しい指導を行なった。血の冬宮殿事件によって親を殺され、スラヴ人であることによって差別を受けていた彼に、資本主義が悪であり、これに改革を起こせるのはボリシェヴィキである、と思想が植え付くのは容易いことであった。革命家として演説を行い、戻れば少年の教育にあたっていた。 優秀な人材の派遣、酷い人種差別への対抗ということで彼を13歳で軍人へと抜擢。 この少年が、後に23の戦場に参加し500万人の死者を出した将軍、ヴォロディミール・ニカノーロヴィチ・ディアギレフである。 〔エピソード〕 ー逃亡先でのエピソードー 逃亡先の食文化に触れた時のエピソード。 海鮮物が好みであったレイニンはその国の郷土料理「寿司」をよく好んで食べたという。他に逃げてきた人々も口を揃えて「美味しい」と大絶賛。しかし「納豆」が口に合わず、その匂いや食感に悶絶していたのだとか。少しだけ持ち帰り、その壮絶さを自国のものに食べさせたというお茶目もしていたんだとか。 寿司の店舗が都市部に増えたのも彼の計らいによるものだそうだ。しかし納豆巻きはどの店舗にもない。 ー子供との触れ合いー 幼いディアギレフから逃亡先の国の食文化についてを聞かれたため、保存の効く食い物があると納豆を渡した。何も知らないディアギレフが1口食べると、不味すぎて悶絶。その場にいた彼を含める革命家たちは大いに笑った。 ■歴史 19世紀に世界初の社会主義国として成り果てたが崩壊。その後は社会主義国が始まる前のシアロ帝国が戻り、秩序を保っていた。 三権分立で行なっていた政治は、戦争の影が近づくごとに君主制へ。 最終形態の絶対君主制となり、それは時期に人々の不満を溜めることとなる。 長年続いた帝国であったが、政治体制に不満を覚えた民達によるバロジア革命によりシアロ帝国が崩壊。バロジア社会主義共和国連邦が成立。今に至る。 【全容】 52年前 極西にて、炭鉱から発生していたガスがきっかけで病が流行する。 長年微量ながら発生していたガスが国民の身体に溜まり発生するものだ。放っていたのは特段害がなかったことと、多くの利益が生まれるからである。田舎である極西では貴重な産業であったからだ。 この病に感染性は一切ないのだが、極西に住んでいた住民の多くが一斉に病を発症したこと、またあまり発展していなかったため都市に明確な情報が遅れず、そこから都市部ではこの病は感染病だと勘違いを受けた。 52年前 学生によるシアロ皇帝暗殺計画が目論まれるも失敗に終わる。関わったメンバーには死刑が下った。一部の学生は関与の余地が少ないとされ、死刑は免れるのではないかという意見も出たが、裁判の結果が変わることはなかった。 51年前 3世が即位。 極西に対する差別が激しさを増す。極西は隔離が行われ、多くのスラヴ人が命を落とした。 また、極西に住んでいるのがスラヴ人であることをきっかけに「スラヴ人から病気が伝染る」と言うような人種差別が度々見られるように。 49年前 とある医者が国家に殺害された。 医者は極西で流行する病を研究、そして治療すべく自ら極西に来訪していた。 医者はこの病が炭鉱から出ているガスが原因だと突き止めると、ガスを刺激させないよう炭鉱を閉鎖。この区域は危険であると判断した医者は、まだ若い子供たちを他の地域に移させた。 研究の結果は「この病に感染性は一切ない。治療薬に関して、この田舎では発展した病院もない。そのため都市部の医療力が必要だ。」 これを政府へと訴えるが、片田舎の病を治すための医療費を惜しんだ3世はこれを無視。更にこの研究を無かったことにすべく田舎へと来訪していた医療団体を全員殺害。 36年前 12月 血の冬宮殿事件 その最中、都市部では莫大な徴税と度々起こる戦争の費用に苦しむ民衆が嘆願書を片手に宮殿前広場へと集まっていた。帝政側はこれを拒否する。納得行かない民衆が宮殿へと近づくと、帝兵が丸腰の群衆10万人に発砲。3000人の死者と2000人の負傷者が出た。(血の冬宮殿事件) 34年前 3月 三月革命(血の冬宮殿事件の2年後) 食料配給の改善を求めるデモが行われたことがきっかけ。このデモは数万人規模にまで拡大した。議員達は3世に辞任を申し出るもツァーリは拒否。デモを鎮圧するように命じ、警官隊が大通りにいたデモに発砲。市民に多くの死傷者が出た。 度々起こる事件に対し軍の一部も反乱を起こす。反乱兵と労働者は内務省・軍司令部・警備隊司令部・警察・兵器庫などを襲撃し、武器を手に入れていた。将軍は海軍本部の建物に篭城を試みたが、兵の脱走は止まらず、部隊はすぐに解散した。27日にはアスバーグで、2月初めには他の都市でも革命が始まり、軍の部隊もそれに同調しつつあった。 3世がこの革命により退位。シヴァリアへ追放され、資本家や立憲民主党で構成される臨時政府が成立。シアロ帝国は「シアロ共和国」とされた。一方では労働者と兵士の代表による評議会、「バロジア」が結成された。 しかし混乱は収まらず、国民は戦争をやめたがっていながら臨時政府はこれを却下。資本家が数多くいたことが原因で、戦争中の軍事産業で儲かることが「自分たちの得になる」ことであることを知っていたためである。彼らにとってみれば「自分たちが儲かる権利をわざわざ手放す」意味はないからである。 こうした臨時政府の姿勢にバロジアが反発。2つの巨大な権力が対立することに。 この間にも臨時政府とバロジアでのぶつかり合いが何度か起きている。 バロジアの結成者であるレイニンが社会主義思想のマルクス主義の運動家として活動を始める。「権力を臨時政府から奪おう」と労働者や兵士に呼びかけた。 一方自分たちにとっては権力が奪われてしまうことを推進する危険な運動だと判断。臨時政府はこれを鎮圧すべく軍を動かすが、軍内部にも社会主義思想に耳を傾けるものが増加。統率が取れず失敗に終わる。 レイニン率いる集団は、社会主義左派勢力ボリシェヴィキと呼ばれる勢力となった。ますます勢いをつけていき国内では社会主義派が多数を占めた。暴力による革命を主張するボリシェヴィキは、軍事革命委員会を作らせ武装蜂起の準備を進める 31年前 12月 十二月革命(バロジア革命)(三月革命から3年後) そしてついに、社会主義左派勢力ボリシェヴィキにより革命が引き起こされた。武力蜂起が起こり、臨時政権が倒され3世とその一家は監禁される。バロジア革命軍委員会が元皇帝が反革命軍による奪還を恐れ一家勢員の処刑を決定。一家は館の地下にて銃殺された。 権力奪取したレイニンは、「バロジア」による体制、新たな政府となるバロジア社会民主労働党ボリシェヴィキ、人民委員会議を成立。 29年前 (バロジア革命の2年後) 本格的な社会主義国、『バロジア社会主義共和国連邦』を樹立させ、最高指導者としてレイニンがトップに。 また、主権宣言記念日として12月6日は祝日とされている。 28年前 ボロボロだった内情が社会主義制度によりかなりスムーズに復旧。キャッシュレスを義務化させ、計画経済の実現は不可能だと言われる一つの『政府が「完全な情報」を持っていることを前提とする』をクリアする。(計画経済の難点:資源配分問題を解決するための需要と供給に関するあらゆる情報が必要=市場の流れをデータ化することで国がそれらを把握できるようになった) 27年前 ボリシェヴィキに反対する多くの報道機関が反革命として廃止される。この布告は広大な批判を巻き起こし、ボリシェヴィキ党員さえも批判した。これに対抗すべく国は軍部をより強化する。かつての革命軍を「緑軍」として結成。多くの軍人が徴兵された他、国家政治保安部の権力を強くする。 26〜22年前 他国との戦争時代に突入。タラース三世の残した小競り合いや新たな戦争が相次ぐ。国民からの奪取がしやすい政治であったため、戦時は苦しい生活を市民に強いる形にはなったが、戦争に勝てば成果として国が潤っていった。だが苦しい生活に耐えかねた国民が増え、レイニン暗殺計画を企てるものも出てきた。 22年前 レイニンが暗殺未遂にあう。負傷は免れた。 21年前 はたまたレイニンが暗殺未遂にあい重傷を負う。事件は大きく報道され、暗殺未遂の報復として事件とは無関係の旧貴族や臨時政府の官僚を含む政治家、軍人が、ただ帝政派であるという理由だけで逮捕、処刑される「緑色テロ」が行われた。 21年前 極西で起きていた病は感染性ではないと明らかにされ、更に明確な病の情報が公開された。これを機にスラヴ人に対する差別が無くなる。 20年前 治安の整わない西側へ手厚い指示が政府側から行われる。融雪機や自動清掃人の導入や、地下工場の設立による労働者の雇用などが行われた。設立には軍部も派遣され、多くの軍人が設立に協力した。 19年前 しばし内情に手を回しつつも敵国との戦争に突入。内情にいざこざがあるため混乱しているうちにとバロジア連邦へ敵国が進軍するも、強靭な軍事で返り討ちにする。内情でトラブルが起きているにもかかわらず勝負に1年経たずして蹴りをつけた。 16年前 戦争の最中、元最高指導者レイニンが病気を患う。新しい最高指導官、アリスタルフが任命される。 16年前 元革命軍の指揮官トローキィが左翼反対派を結成。最高指揮者と対立。半年後トローキィが亡命を図り、国外へ逃げるがそのまた1年後暗殺に成功。しかしトローキィの活動は国内に影響を及ぼした。左翼反対派は大きく増加することになる。 15年前 他国との戦争に便乗するように、左翼反対派『トロキスト』によるデモが発生。暴力による政治への反対や自由貿易を求める商人、自由な軍事産業を求める元貴族階級のデモが起こり、過激化したデモとの内戦が勃発する。 これを政府は武力で鎮圧。反逆者をシヴァリアに追放したり、炭鉱で重労働を課せるなどして粛清を行なった。 また、左翼反対活動を行なっていた有力党員や軍人は次々に処刑。反対勢力に対する弾圧の惨さや、圧倒的な速さで鎮圧されたことから国民はこれに慄き「左翼反対なんてしたら殺される」と、大きく左翼反対活動は減少した。 だが内戦が起こったことにより他国との戦争へ手が回らなくなり、小国との小競り合いに決着がつかず停戦協定を組む。 14年前 内戦により消耗した軍を、「大動員」を布告し徴兵する。緑軍の数は飛躍的に増え、後方戦力の充実も完了。 13年前 第三次世界大戦勃発 現在 社会主義となって28年しかたっていない。全盛期は15年あたり。 【通過シナリオ】 蹂躙するは我が手にて 生還 【アーティファクト】 ー加工された時の時計ー 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きたい時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変 化している。 ※このアーティファクトを持った探索者が別の時代のシナリオへ行く際は、必ず KP に許可を貰ってください。 ※また、「本シナリオに参加した探索者は時間移動が可能となる」事は明言して大丈夫ですが、ネタバレを避ける為「イス人から貰った”銀の勲章(加工された時の時計)”によって行える」事は伏せてください。 ■簡易用■ Володымыр・Никанорович・Дя́гилев(男) 職業:将軍 年齢:39 PL: STR:16  DEX:14  INT:15 アイデア:75 CON:13  APP:9  POW:17  幸 運:85 SIZ:18 SAN:99 EDU:14 知 識:70 H P:16  M P:17  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d6 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:280 個人技能点:150) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]