タイトル:シーンターゲットロック キャラクター名:巴 三(tomoe mitabi) 種族: 年齢:19 性別:♀ 髪の色:木漏れ日のような緑色 / 瞳の色:エメラルド / 肌の色:白よりの黄色人種 身長:166 体重:57 ワークス  :企業エージェントB カヴァー  : シンドローム:キュマイラ ■ライフパス■ 覚醒:素体 衝動:吸血 ■能力値と技能■ 【肉体】:6 (シンドローム:3,3 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL11 / 判定 6r+15 〈回避〉:SL / 判定 6r 〈運転〉:SL / 判定 6r 【感覚】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL1 / 判定 1r+1 〈知覚〉:SL2 / 判定 1r+2 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:1 (シンドローム:0,0 ワークス: ボーナス:1 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 1r+1 〈意志〉:SL / 判定 1r 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL1 / 判定 2r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 web 【HP】    33 【侵蝕基本値】 33% 【行動値】   3 【戦闘移動】  10m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《ターゲットロック》 /5 /set    /自動/単体 /視界/3   /対象のみを含む攻撃の攻+Lv*3 《攻性変色》     /5 /set    /自動/単体 /視界/3   /ターゲットロックの効果+Lv*5, 暴走,神の落し子 《シルフィードレルム》/1 /     /  /   /  /3   /使用直前対象:範(選)化,1回/sr 《狩りの統率者》   /2 /aut    /自動/範選 /至近/4   /ターゲットロックの効果を対象にも与える ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称  価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ ナイフ    1   6r+14 2    0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   3    pt ■所持品■ 名称     単価 個数 価格 備考 ナイフ    2   1   2 要人への貸し 1   3   3 SSランク      1   0   エフェクトと同時に使用,対象を一段階拡大,侵+10,1回/sr =所持品合計=     5 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     5 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象         好意 悪意 備考 頂の証              SSランク取得 巴 一(tomoe hajime) 感謝 憐憫 恩人。彼女を発見し、そして監視者兼保護者として育てた。UGNと神城を橋渡しするような仕事。両者間で発生した貸し借りや、依頼の伝達や関係の調整、時には武力的な解決の手助けも行う。会長派閥 神城早月       感服 不安 まだ若いながらも彼女の立場を保護し、その能力を十分に発揮でき彼女が現在の立場にいられるように手回ししてくれた人物。勿論神城グループの一員として雇うこと自体は彼女にとって判子を押すだけの作業で可能だが、それでも三が望む方向にある程度根回ししたことは変わりなく、それはもしかしたら神城なりの謝罪なのかもしれない。もしくは、彼女の能力が神城グループに有用であるといった単なる損得勘定の可能性も十分にある。 ■その他■ メモ: かつて北条建彦が中心となり神城化学工業でのレネゲイド研究、その黎明期に行われた計画の一つ。 未知が過ぎるレネゲイドという存在を解明するために、彼らが欲したものは、莫大なビックデータを管理できる存在、それもAIなどとは比べ物にならないほど意思疎通の可能な存在。即ち情報処理に著しく特化したオーヴァード、まさしくスーパーコンピューターと人間が一体化したような超人を創造しようとした。 現代科学において人間の情報処理は脳だけに行われるのではなく、全身が関与していることがすでに示唆されている。 神城化学工業は、その背景を根拠に、逆説的に全身の神経を思考・計算に用いることに特化させれば、より情報処理能力が高いオーヴァードが生まれるのではないかと考えた。 ようやくシンドロームによる区別という概念が出てきたような時代、実験室レベルでさえもレネゲイドを意図したシンドロームへ分化させるという考えがそもそもなかった頃の話だ。 そんな技術的未熟さにも関わらず、神城グループの科学力を結集させ、全身の神経に、情報処理能力を高める(と判断された)レネゲイドウイルスを感染させた試験管ベイビーを生み出した。 しかし成長した実験体の結果は、端的に言ってしまえば、失敗に終わった。神経に感染したレネゲイドは確かに神経の数・出力を共に著しく増大させた。しかし、その性質は脳神経ではなく、運動神経を始めとした筋肉に直結する部分であり、更に現代風に言い換えればノイマンシンドロームではなく、キュマイラシンドロームのオーヴァードが生まれたというだけであった。 即座に失敗作の烙印を押された実験体は、出来損ないではあるがその戦闘能力から神城グループの暗い暴力案件に使われた。 しかし、まだ幼い童が戦闘に駆り出されている光景をUGNが発見し即座に保護、その後神城会長(年齢的に早月の前任)が事態を把握し、監視のもとではあるが、まともな生活を保証された。それは齢10になった頃であった。 義務教育に放り出された彼女が"普通の日常"というものに慣れるのはいくつもの課題があった。またおかしな時期に転入してきた常識知らずの子というのも、学校という閉鎖社会では孤立を促す要員であり、それに違和感を覚えることも彼女には難しかった。そんな彼女に手を差し伸べてくれたのが、橘渚であった。彼女とのふれあい、日常で、少しずつ人の心というものを学んでいった。 しかし、彼女の能力は、そんな日常を送ることさえ困難にした。 子供同士のちょっとした遊び、鬼ごっこの延長線上、些細な触れ合いのはずが彼女の幼心-ちょっとした見栄が、その神経の出力を少し上げてしまった。 些細な戯れ程度とは言え、今より幼い頃に殺し屋として働いていた彼女のその暴力に耐えられる子供は(大の大人でさえ)、いやしない。橘は大怪我を負い、後遺症はないまでも、一生に残る傷跡が刻まれた。 幸いなことに、そんな状況になってさえ、橘は彼女のことを許した。受け入れた。 ただ、彼女自身がそんな自分を受け入れられなかった。今まで力の暴走などしたことがなく、(皮肉なことに、当初のコンセプトである神経の支配という意味では実験が成功してしまっていたために)力の制御に関しては完璧であるという自負があっただけに、唯一の友人である橘を傷つけたことは誰がなんと言おうと自身が許さなかった。 だから彼女はまず、改めてレネゲイドという力を学ぼうとした。そして万が一事故が起きても周囲の者がそれに耐えられるような環境を求めた。それを彼女の監視者兼保護者に相談するとUGNのアカデミアを勧められた。小学校卒業間近の春ということもあり、彼女はすぐに入学手続きを行い、レネゲイドの学び舎へと立った。 そこで彼女は著しい成果を残す。ただでさえ幼少期から実践を重ね続けただけでなく、(研究の目的に合致せずに失敗作の烙印を押されただけであって)神城の技術を結集させた作品でもある。そして何より彼女の本来の能力をようやく気づけたことが大きいだろう。それは膨大なビッグデータの処理でもなく、ましてや運動神経を支配することによる超越的な肉体能力でもない。その真価は全身の神経を使った、獣の本能とも言うべき高度情報処理能力による超局所戦闘指揮であった。そう、彼女の役割は単騎戦闘能力ではない。組織で行動するにあたって必須である複数人で戦闘を行う際の連携・指揮官能力であった。この力を以て、彼女は学園の頂点の一角を担う。 そうして、彼女は学園を卒業後、次にオーヴァードの力使わない日常を学ぼうとした。それも単に生活を送るのではない。オーヴァードの力を封印しながら、一般人の能力の限界を出力し続ける-すなわち一般人のスポーツ競技に、一切レネゲイドの力を使用せず、参戦したのであった。そこで彼女は二年弱、神城グループに所属する陸上競技のアスリートとして極限まで自身の神経を支配して、その身体能力のみで戦い続けた。そうして自身が納得するまで、レネゲイドと普通の境目を把握し続けたのだ。 その後はアスリートを辞め、神城グループの護衛およびUGNイリーガルを兼任する職についた。この時、彼女の能力・功績を考慮し(中には神城早月の彼女の人生に対する謝罪の面もあったかもしれない)、UGNおよび神城グループがかの"シルフィード"の能力を内蔵・応用した腕輪を贈呈した。これは、風の力を用いて周囲環境の情報を収集する機能を持ち、彼女の指揮能力における弱点であった、周囲環境の把握能力の欠如から来る超局所戦闘しか戦闘指揮できないといった側面を、限定的ではあるが解決した。 ここにいたり彼女は力の制御、日常というものの認識について、自身が納得できる程度に学んだと結論づけた。 そして、ようやく、ようやく橘に改めて会い、様々な思いを伝えようとした矢先、不穏な情報を耳にしたのであった。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3842191