タイトル:飛白疵 七謎(DX3rd) キャラクター名:飛白疵 七謎(かすりきず ちめい) 種族:ソラリス×ハヌマーン 年齢:28 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:茶 / 肌の色:黄色人種 身長:182 体重:70 ワークス  :UGNエージェントD カヴァー  :小説家 シンドローム:ソラリス、ハヌマーン ■ライフパス■ 覚醒:探求 衝動:恐怖 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL1 / 判定 1r+1 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 2r+1 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:9 (シンドローム:3,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 9r+1 〈調達〉:SL1 / 判定 9r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 9r+1 UGN 【HP】    24 【侵蝕基本値】 40% 【行動値】   19 【戦闘移動】  24m ■エフェクト■ 《スキル名》         /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》       /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》        /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:ソラリス》/2 /メジャー /自動/自身 /-  /2   /C値-Lv(下限7) 《絶対の恐怖》        /5 /メジャー /対決/-   /視界/3   /攻撃力+Lvの射撃攻撃 装甲無視 《神の御言葉》        /5 /メジャー /対決/-   /-  /4   /攻撃力+[Lv×5] シナリオ3回 《オーバードーズ》      /2 /メジャー /-  /-   /-  /4   /組み合わせたすべてのエフェクトLv+2 《先手必勝》         /5 /常時   /自動/地震 /至近/4   /行動値+[Lv×3] LvUpしない 《タブレット》        /3 /オート  /自動/自身 /至近/2   /射程を視界に変更。 《多重生成》         /3 /オート  /自動/自身 /至近/3   /タブレットを組み合わせたエフェクトの対象をLv+1体に変更 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称                              価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ 幕末斬酷劇・刃鳴散乱(ばくまつグランギニョル・はなとちるらん) 0   5   9r+1  30      視界 1+2+3+6+7 装甲無視                                 100  5   13r+1 41      視界 1+2+3+4+6+7 装甲無視 =価格合計= 100 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  19    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=     100 pt = 価格総計 =    100 pt 【常備化ポイント】 20 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象  好意 悪意 備考 実験体       社会+4 ■その他■ メモ: ・コンセプト 勝手に個人的な縛りとして「イニシアチブプロセスにメイン行動」と「セットアップのエフェクト使用」を縛ってみた。 結果的にハヌマーン取った意味があんまりなくなってしまったけど、雑に《絶対の恐怖》《神の御言葉》で殴れるようにしたかった。 なんなら多重生成はずしてポイズンフォッグの方がいいかもしれない。 コンボ1: 「……花発多風雨・人生足別離(はなひらいてあらしあり、ひとあゆみてわかれあり)」  飛白疵の指先が踊り、虚空に文章を綴る。  空を切る爪が描く文字色とは、すなわち透明である。  しかし、目にするものは見るだろう――見えぬはずの硝子色の文章が、確かに刻まれていく様を。  そして、読んだものは知るだろう――有り得ざる幻影が、確たる現として具現化する様を。 『この杯(されこうべ)を受けてくれ  血潮をなみなみつがせておくれ』  不意に、がしゃり、がしゃりと、乾いた足音が響き渡る。  気づけば、だんだら羽織を羽織り段平を携えた骸骨たちが、隊列を成して君たちを包囲していた。  何の無念があるのか。鉢がねを巻いた骸骨の眼から、真紅の涙がぼたぼたと垂れ落ち羽織を汚している。  物理的に存在しようのない恐怖の景色は、しかし脳裏に確かな”現実”として刻まれつつあった。 『刃鳴に荒しの例えもあるさ  さよならだけが――人生だ』  骸骨剣士の一個小隊が、ゆっくりと段平を振り上げ、瞬く間に振り下ろす。  所詮は幻影。その刃は地面にすら当たることはなく、剣士ともども霞と消えた。  しかし、君たちは確かに全身を刺し貫かれる怖気を錯覚した――否。  錯覚というのならば、この滴る水音は何だ。この痛みは何だ。この寒気は何だ?  そう気づいた刹那。  ――無数の”刀傷”がひび割れのように全身を覆い、鮮血の桜が鈴なりに咲き乱れた。 「――”幕末斬酷劇・刃鳴散乱”(ばくまつグランギニョル・はなとちるらん)」  有りうべからざる恐怖を言葉で象り、その実存の説をなす。  ”恐怖の具現化”――それが作家・飛白疵七謎の綴る『恐怖象説』である。 コンボ2:  『さよならだけが人生ならば また来る春はなんだろう』  『やさしいやさしい夕焼と ふたりの愛はなんだろう』  いつの間にか、君の足元には血の池を漂い、背丈ほどもある一枚の戸板が流れ着いていた。  ごぼごぼと泡立つ湖面に煽られ、戸板が不意に――くるりと裏返る。  そこには、血に濡れそぼった躯が、十重二十重に括りつけられていた。  白磁の肌が泡立ち、瞼が瘤のように膨れ上がる。じくじくと溶けだした肉が頬を、顎を伝い、死に装束を汚す。  幽鬼と呼ぶにも憚られるほどの悍ましい異様が、不意にぐるりと――君を向いた。  眼の代わりに虫を蓄え、瞼すらない眼孔で、君の双眸を捉えたかのよに静止する。 『いえもんさま』  腐り落ちた歯茎で、黒く萎びた舌で、唇のない洞穴の如き口で、幽鬼は呻く。  その声を聴いた。聞いてしまった。  君の腕はわなわなとひとりでにくびきを解き――幽鬼の朽ち果てた体を抱きすくめる。 『いえも ん さま』  耳朶を打つ蛮声が、どういうわけか心地よい。否。もはやその恐怖は人の垣根を越えてしまっていた。  にちゃり、と全身に張り付く腐肉と汚水。肌に食い込む遺骨の痛みが、君の正気を捉えて離さない。  そして。  無数の錆び釘が、幽鬼ごと君の肉体を貫き、戸板に括りつけた。 『い え も ん さ ま』  激痛に声を上げる間もなく、戸板がぐるりと裏返り。  君の視界は、鼻孔は、口腔は、喉は、胃は、肺腑は、釘に穿たれた傷口は。  その全てが、夕焼けよりも赤い血に埋め尽くされ――――やさしい夕焼けが、ふたりの愛(死)を包み込んだ。 『さよならだけが人生ならば 人生なんかいりません』 「”異聞四谷怪談:釘打夫婦茶碗”(ストレンジテイル:しがふたりをむすぶまで)」 フレーバーテキスト(こんな長いの喋るつもりはない) 「――もちろん、さよならだけが人生だというのは洒落た意訳であって、その意味は『別離はつきもの』という前向きな言葉なんだが」 「春との別れは、次の春との出会いの始まりだ。終わりの先に始まりがある――だからこそ、人生は素晴らしいのだ」 「人生の終わり(さよなら)……遍く人にまつろう絶対の恐怖とは、そのものズバリ”死”だ」 「だが、終わるということは、始まりがあったということ。”人生”が厳然として存在したという証明でもある」 「そう、死とは絶望ではない。それは人間の輝きを証明するエンドマークなんだ」 「死という絶対の恐怖が存在するということは、死に至る人生が存在したという証拠に他ならない」 「だからこそ、私は恐怖を綴り、恐怖を編纂し、恐怖を読ませ続けよう。すべての人々に”人生”の存在を証明するために」 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3854489