タイトル:【アリス】ほのたまさん用/ネタバレ有 キャラクター名:アンソニー・ライアー 種族:人間 年齢:17 性別:男 髪の色:黒 / 瞳の色:青 / 肌の色:色白 身長:176㎝ 体重:標準 ワークス  :歌手 カヴァー  :高校生 シンドローム:ハヌマーン、オルクス ■ライフパス■ 覚醒:渇望 衝動:解放 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:3 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL / 判定 3r 〈芸術〉:SL2 / 判定 3r+2 歌 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 2r 〈意志〉:SL1 / 判定 2r+1 〈知識〉:SL2 / 判定 2r+2 歌 【社会】:3 (シンドローム:1,2 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 3r+1 〈調達〉:SL / 判定 3r 〈情報〉:SL1 / 判定 3r+1 ウェブ 【HP】    24 【侵蝕基本値】 39% 【行動値】   14 【戦闘移動】  19m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング/判定     /対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$  /自動     /シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$  /自動     /自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《先手必勝》     /2 /常時   /自動     /自身 /至近/-   /行動値+[LV×3] 《要の陣形》     /2 /メジャー   /シンドローム /3体  /-  /3   /対象3体に変更。LV回 《領域の加護》    /1 /メジャー   /自動/交渉・RC/単体 /視界/2   /攻撃力LV×2 《エンジェルヴォイス》/3 /メジャー   /自動/交渉  /単体 /視界/4   /C値-1、ダイス+LV個 《癒しの歌》     /5 /メジャー   /自動/交渉  /単体 /視界/2   /HPを[LVD+精神]点回復 《救済の調べ》    /1 /オート  /自動     /単体 /視界/5   /戦闘不能から味方1人の復活。1回。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  14    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象 好意 悪意 備考 ■その他■ メモ: アンソニー・ライアーと名乗る青年。 本名は神城煌貴(かみしろ こうき)。 日本人の父とイタリア人の母のハーフ。高校2年生。 父は神城一族の親戚筋であり、グループ企業の社長でもある。 低い成績ではなかったが、兄たちよりも成績が悪く、家庭内では落ちこぼれ。父からはよく叱責されていた。 地元ではいつも「君の兄さんたちはすごかった」「兄さんたちは元気?」と言われて育った。 イタリアに住む祖母以外、誰も煌貴のことを認めて、褒めてくれる人はいなかった。 だから家から逃げるように、兄たちとは縁のない、実家から少し離れた高校に通った。 高校に入ってから、煌貴は1つの嘘をついた。 「父は神城グループのグループ企業の社長でね。家族の中では僕が1番成績がいいから、僕は次期社長候補なんだ!」 他にも嘘をつけばつくほど、周りには人が集まってきた。地元とは違って、誰もが賞賛してくれた。 それと共に、次第に嘘がバレるのが怖くなった。 必要以上に自分の嘘や家のことを詮索されないように、忙しいからと放課後はすぐに家に帰った。 話の辻褄を合わせるために、嘘をつくのに必要なだけの勉強もした。成績も兄たちには及ばないまでも高水準をキープした。 誰もが賞賛してくれた。なのに誰とも『友達』にはなれなかった。 母方の祖母が怪我で入院をして、どうしてもと我儘を言って母と見舞いにイタリアまで連れて行ってもらった日、列車の片道切符は届いた。 これは運命だと思った。自分の人生を変えるための運命だと。 書置きを残して、祖父母の家をこっそり抜け出した。イタリア・ローマ駅へと向かうために。 列車に飛び乗った動機はただ1つ。よき理解者となってくれる隣人を探すため。 そのためには「神城」の名前が邪魔だった。 だからとっさに「アンソニー・ライアー」と、居もしない歌手の名前を名乗ってしまった。 また1つ、嘘を吐いた。 ◆◇◆◇ アンソニー・ライアーは、ライアーの綴りは「Lyre(弦楽器)」ですが、「Liar(嘘つき)」という自嘲の意味もある。 歌は祖母が絶賛してくれた。煌貴なら歌手にでも何にだってなれると。平凡の域は出ないが、それでも唯一の、自慢の特技。 ◆◇◆◇ オーヴァードについては幼いころから兄たちと共に父から聞かされていた。 なので、一般的にオーヴァードが持っている知識に関しては知っている(基本ルルブの情報は、事件や人物の詳細以外はだいたい知ってる)。 最近覚醒したのだが、覚醒したことは両親にも誰にも言い出せずにいる。 ヒトカラで熱唱してるときに覚醒した。何者かになれるだけの才能が欲しい、いつか誰かとカラオケに行きたい、友達が欲しい、そんなカッコ悪い願いで泣きながら歌ってたら覚醒したとか、恥ずかしすぎて誰にも言えない。 ◆◇◆◇ ・両親 父は神城グループのグループ企業の社長、母は研究員をしている。2人とも非オーヴァードだが、オーヴァードの存在を知っている。 これから先、情報は力になるとの信念から、父は息子たちにオーヴァードについての知識を教えた。 ・兄たち 非オーヴァード。優秀。煌貴とは年が離れているので2人とも成人済み。 長男は父の会社への内定が決まっている。本当の次期社長候補は長男だ。 ・母方の祖母 孫たちを等しく愛しているが、中でも煌貴のことを1番気にかけている。 煌貴の歌が好きで、歌手にだってなんにだってなれるよと容器に励まして背中を押してくれる存在。 高校に入学して嘘を吐くようになってから、罪悪感で疎遠気味になっていた。 祖母が怪我で入院したと聞いて、本当は母1人でお見舞いに行く予定だったが、無理言って一緒にイタリアまで連れて行ってもらう。 ――――――――――――――――――― (追記) 【神城煌貴の家族】 父:神城正臣(まさおみ) 母:神城ジュリア 長兄:神城貴暁(たかあき) 次男:神城侑貴也(ゆきや) 三男:神城煌貴(こうき) 祖母:リア・ヴァンツェッタ→イタリア在住 ・父(正臣) 兄2人より出来の悪い煌貴の成績に頭を悩ませている。 成績が兄2人より低いのは煌貴の努力が足りないからだと思っており「努力が足りない」とよく家族の前で煌貴を叱責している。 煌貴が地元の高校ではなく離れた(お世辞にも偏差値が高いとは言えない)高校に入学したことで大喧嘩。 高校入学後から煌貴のことを見限っているので、以前のように怒ることも減った。 もう呆れてものが言えない。勝手にしろ。家に泥を塗るようなことだけはしてくれるなよって感じ。 ・母(ジュリア) 出来のいい長男と次男を溺愛している。 父親から煌貴への叱責に関しては見て見ぬふり。下手に止めようとしたら「お前の教育が悪いんじゃないのか」って、とばっちりが飛んでくるから。 ・長男(貴暁) 優等生。誰もが認めるいい奴。文武両道。大学4年。 才能があるが故に失敗経験が少ない。努力は必ず報われる、努力し続ければ必ず結果は出ると信じている。 父のように煌貴を責めることはないが、努力すればまだ上の大学を目指せる大丈夫さ!あんまり落ち込むな!という感じに励ましている。 その励ましが負担になることや、自分の存在が弟を追い詰めてるなんて思ってもいない。 ・次男(侑貴也) 優等生。表向きさわやか好青年だが、人を見下してる節がある。大学2年。 競争意識が強く、絶対に自分は成功する!という野望が強い。 父に同調し、落ちこぼれの弟をバカにしている。自分より下の人間がいるって安心するよね。 【過去(小学校~中学)】 小学生の頃は、家で自分が言われていたことを無意識に学校で言っていた。 (自分より成績悪い相手に「お前は出来損ないだ」とか、体育でチーム戦で失敗した味方に「お前は足手まといだ」とか) お陰で学校では嫌われ者。でもなぜ嫌われるのかが分からない。 唯一、そんな煌貴を優しく諫めてくれたのが祖母だった。そして、祖母は音楽好きだった。 祖母の前で歌ったらすごく褒めてくれた。それが世界で一番嬉しくて、音楽や英語・イタリア語の練習にのめり込むようになった。 中学くらいからは、父と兄(次男)のように、頭ごなしに人を否定するような人間にはなりたくないと思い始める。 それ以降、頭ごなしに「お前は出来損ないだ」とか、人格否定するような暴言を吐くことはなくなったが、 しかし、人はそんなに簡単に変われるはずもなく、無意識で憎まれ口を叩く、キツい言い方をするのは未だに残っている。 【高校】 ・神城煌貴 「父は神城グループのグループ企業の社長でね。家族の中では僕が1番成績がいいから、僕は次期社長候補なんだ!」 嘘を吐いた。嘘を吐いたら周りのクラスメイトは賞賛してくれた。 今までの周りは口を開けば「兄はすごかった」「父は立派な人だ」「お母さん美人」。 自分のことを、そうやって褒めてくれる人は(母方の祖母以外)いなかった。周りに認められて嬉しかった。 最初は調子に乗って嘘を吐いていたが、次第に嘘がバレるのが怖くなった。また居場所すらなくなるのが怖かった。 今の居場所を守るためには嘘を吐き通すしかない。 嘘に見合うだけの学力をキープできるように、より一層努力した。下手に嘘がバレないように、無駄な会話は控えるようになった。 クラスメイトも、学校の先生も、煌貴を認めてくれたし、賞賛してくれた。 でも『友達』は不思議とできなかった。 これが神城煌貴の中での真実。 ・クラスメイト 「父は神城グループのグループ企業の社長でね。家族の中では僕が1番成績がいいから、僕は次期社長候補なんだ!」 この嘘が皆に信じられていると思っているのは煌貴だけで、今はほとんどのクラスメイトがこの嘘を信じていない。 「ほんとに次期社長なら、なんでうちみたいな平凡な高校に来たって話だよねぇwww」 「本人なんか必死だし、可哀想だから、俺らオオカミ少年の嘘に付き合ってやってるだけっていうの?」 「まぁもしホントだとしても、あんな偉そうで感じ悪い奴、こっちから願い下げだし」 煌貴への賞賛は、今では嘲りとからかいの意味しか持たない。 高校にとっくに居場所なんてなかった。神城煌貴はまだそのことを知らない。 ―――――――――――――――――― (追記) ・「父と兄(次男)のように、頭ごなしに人を否定するような人間にはなりたくない」とは思っているが、かといって自分の意見を曲げる気はない。言いたいことはハッキリと言いたい。これは祖母に「言いたいことをハッキリ言えるのは煌貴の良い所だけど、言い方には気を付けるんだよ(意訳)」的なことを諭されたからかな……。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3860835