タイトル:三善 梅子 キャラクター名:三善 梅子 種族:半妖 年齢:10代 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:赤 / 肌の色:黄色 身長:150~160 体重:身長相応 ワークス  :検怪違使D カヴァー  :貴人の守り人 シンドローム:ブラム=ストーカー、ウロボロス ■ライフパス■ 覚醒:無知 衝動:加虐 ■能力値と技能■ 【肉体】:6 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:4) 〈白兵〉:SL4 / 判定 6r+4 〈回避〉:SL / 判定 6r 〈運転〉:SL / 判定 6r 【感覚】:3 (シンドローム:2,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL / 判定 3r 〈芸術〉:SL / 判定 3r 【精神】:3 (シンドローム:1,2 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 3r 〈意志〉:SL1 / 判定 3r+1 〈知識〉:SL / 判定 3r 【社会】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 1r+1 〈調達〉:SL2 / 判定 1r+2 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 検怪違使 【HP】    35 【侵蝕基本値】 39% 【行動値】   9 【戦闘移動】  14m ■エフェクト■ 《スキル名》             /SL /タイミング /判定/対象    /射程/コスト/効果など 《ワーディング》           /★$/オート$   /自動/シーン   /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》            /1$ /気絶時$   /自動/自身    /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:ブラムストーカー》/3 /メジャー  /  /シンドローム/  /2   /C値-Lv(下限7) 《赫き剣》              /5 /マイナー  /  /      /  /3   /Lv*2点までHPを消費。消費HP+8の攻撃力を持つ武器を作成 《破壊の血》             /5 /マイナー  /  /      /  /2   /《赫き剣》の攻撃力+Lv*3、ガード値+5。HP2点消費 《渇きの主》             /5 /メジャー  /  /白兵    /  /4   /装甲無視。命中時HPをLv*4回復 《朱色の大斧》            /5 /メジャー  /  /シンドローム/  /4   /組み合わせた攻撃でダメージを与えた場合、シーン中の白兵攻撃力を+Lv*4 《始祖の血統》            /3 /メジャー  /  /シンドローム/  /4   /ダイス数+Lv*2。HP3点消費 《ハイブリーディング》        /1 /オート   /  /      /  /6   /エフェクトの使用回数を回復。シナリオ1回。回復したエフェクト分のHPを失う 《夜魔の領域》            /1 /オート   /  /      /  /20  /行動値0で未行動になる。シナリオLv回、ラウンド1回 《原初の赤:一閃》          /1 /メジャー  /  /白兵    /  /3   /戦闘移動後に白兵攻撃 《原初の白:時間凍結》        /1 /イニシアチブ/  /      /  /7   /即座にメインプロセスを行う。HP20点消費。シナリオ1回。侵蝕率基本値+3 《原初の黒:ライトスピード》     /1 /マイナー  /  /      /  /7   /メインプロセス中2回メジャーアクションを行う。メインプロセス中C値+1。シナリオ1回。侵蝕率基本値+3 《原初の虚:鼓舞の雷》        /1 /イニシアチブ/  /      /  /4D10+2/対象は即座にメインプロセスを行う。侵蝕率基本値+3 《妖解放》              /1 /セットアップ/  /      /  /1D10 /ラウンド中、自身のC値-1(下限5)。シナリオ1回 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称     価格 種別 命中  攻撃力  G値 射程 メモ 赫き剣       1   6r+4  23+1~10 5   至近 赫き剣(100%)    1   6r+4  26+1~12 5   至近 文殊変生Ⅰ      1   6r+4  43+1~10    至近 装甲無視。HP20点回復。c値7。侵蝕率9 文殊変生Ⅱ      1   14r+4 50+1~12    至近 装甲無視。HP24点回復。c値7。侵蝕率13 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   9    pt ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 思い出の一品  2   1   2 応急手当キット 3   1   3            1   0 =所持品合計=     5 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     5 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】  1 pt ■ロイス■ 対象   好意  悪意 備考 半妖          《妖解放》取得。平安京専用 母    親近感 恐怖 あのような者に堕ちたくはない 銅 朱音 憧憬  偏愛 人の営みにつなぎとめてくれる、大切な人 ■その他■ メモ: 〇概要 陰陽師である父と、鬼と呼ばれた母の間に生まれた少女。 自身は検怪違使として京の人々を守る生活を送っている。 最近は貴人の護衛を任されることもあり、その経験は良い刺激になっているようだ。 検怪違使としての職務を全うする際には、自らの血液から作り上げた刀剣を武器とし敵対者を蹂躙する。 同じ検怪違使ですら恐れを抱くその姿から、「羅刹女」という名で呼ばれることもある。 〇衝動への恐怖 梅子の父は、優れた陰陽師であった。京に害をなすものと対峙することもあった彼のもとに、ある時鬼と呼ばれた妖を退けるよう依頼が舞い込んできた。 鬼の下へ向かった彼であったが、依頼通りに鬼を調伏する、ということはなかった。美しい女の姿をした鬼に、心を奪われてしまったからだ。 鬼には理性があり、感情があった。梅子の父は鬼を説得し、口説き落とすと、自身のもとにかくまうことを提案した。鬼はこの提案を受け入れ、2人の共同生活が始まった。 2人の間に長女である梅子が生まれるまで、そう長くはかからなかった。梅子が生まれた後も、第2子、第3子に恵まれ、陰陽師と鬼の生活は順風満帆なものであった。 鬼の理性が、隠しようのない衝動に食いつぶされるまでは。 或る夜、物音に目を覚ました梅子が目にしたものは家族の亡骸だった。 弟と妹は、首を切り落とされ既に物言わぬ肉塊と化していた。その腹からは臓物が引きずり出されていた。 四肢を切り落とされた父は、自身が愛した女性に喉をつぶされ、梅子の前で絶命した。 陶酔の中にあった鬼は、満ち足りた表情を浮かべ、最後に残った娘へ目を向けた。 鬼と目が合った瞬間、梅子ははじかれたように駆け出した。 逃げ出したのは、母の凶行を恐ろしいと感じたからではなかった。 梅子が恐ろしかったのは、自分自身だった。 母の表情を見て感じたものは、どうしようもない羨望だった。 愛する者に死の悲鳴を歌わせ、その血で唇に紅を差すその姿を、羨ましいと感じてしまったのだ。 梅子がおぞましく感じるのは母の姿ではなく、一瞬でも「そうしたい」と願ってしまった自分自身だ。 自身に母の血が流れていることを、梅子は理解している。 だからこそ、梅子は「いつかは鬼に堕ちるかもしれない」という恐れに囚われ続けている。 〇検怪違使として 母の下から逃げ出した梅子は、父の同僚に保護された。 その後、彼女が異能の力を持つことが知られると、検怪違使の下へと引き取られ京の安寧を守るようになった。 しかし人の噂とは広がりやすいもので、梅子の出自もすぐに知れ渡ることとなった。 「鬼との混血」という言葉は、彼女の検怪違使としての力量の高さに説得力を持たせる一方、彼女への警戒心や敵対心を煽る要因ともなった。 特に、梅子が検怪違使として評価されることを妬ましく思う者たちは、彼女が混血であることを理由に彼女の排斥を試みた。 梅子の上司は、この状況に頭を悩ませていた。 梅子に検怪違使としての能力がなければ、彼女を追放して周囲のものを納得させただろう。 だが彼女はそれなりに職務を全うする力を持っていた。完全に手放すのは惜しいし、何より恨まれて悪事を働かれてはさらに厄介事を抱え込むことになる。 「どうしたものか」と頭をひねる彼は、梅子を同僚から引き離すことを選んだ。貴人につける護衛として梅子を送り出したのである。 〇姫との日常 梅子は、貴人の護衛を務める中で1人の姫と出会った。 高貴な身分でありながら、自ら薬師として身を立てようとするその姫はこれまでに梅子が出会ったことのない部類の人間だった。 他者を見下すことなく、恨みや妬みから謀ることもなく、使用人にすら温かく接する彼女の姿は梅子にとって光と呼べるものだった。 彼女の傍らを歩く日々が、彼女からかけられる何気ない一言が、梅子を人としての在り方につなぎとめている。 だからこそ、姫を愛おしいと思えば思うほど、梅子の獣性はその影を濃くしていた。 「愛おしいなら、尊いのなら、それが苦痛に歪む姿こそ最も素晴らしい形だろう」 そう囁く鬼の声は、日々力を増している。それでも、梅子は鬼には堕ちていない。今は、まだ。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3863263