タイトル:皐月 遥(さつき はるか)※180 キャラクター名:皐月 遥(さつき はるか)※180 種族:人間 年齢:17歳 性別:女性 髪の色:黒に赤のメッシュ / 瞳の色:赤色 / 肌の色: 身長:165cm 体重:56kg ワークス  :高校生 カヴァー  :UGNエージェント シンドローム:ウロボロス、キュマイラ ■ライフパス■ 覚醒:素体 衝動:憎悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:5 (シンドローム:1,3 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL6 / 判定 5r+6 〈回避〉:SL1 / 判定 5r+1 〈運転〉:SL / 判定 5r 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL1 / 判定 1r+1 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:2 (シンドローム:2,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL2 / 判定 2r+2 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 噂話 【HP】    32 【侵蝕基本値】 44% 【行動値】   4 【戦闘移動】  9m ■エフェクト■ 《スキル名》          /SL /タイミング      /判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》        /★$/オート$       /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》         /1$ /気絶時$       /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:ウロボロス》/2 /メジャー       /-  /-   /-  /2   /C値-lv(下限値7) 《完全獣化》          /2 /マイナー       /自動/自身 /至近/6   /肉体の判定ダイス+[lv+2]個。アイテム使用不可 《知性ある獣》         /1 /マイナー       /自動/自身 /至近/2   /完全獣化中アイテムを扱える 《シャドーテンタクルス》    /1 /メジャー       /対決/-   /10m /1   /白兵射程10mに変更 《神獣撃》           /4 /メジャー       /対決/単体 /武器/2   /攻撃+[lv+2]D。完全獣化中のみ使用可、使用後解除される 《原初の白:マシラのごとく》  /3 /メジャー       /対決/単体 /-  /7(5+2)/攻撃+[lv*10]。判定ダイスー5個 《原初の黒:オーバードーズ》  /1 /メジャー/リアクション/-  /-   /-  /9(4+2)/組み合わせたエフェクトlv+2 《原初の灰:ブラッドエンゲージ》/3 /メジャー       /自動/単体 /-  /4   /攻撃+[lv*5]、自身がロイスを取っている対象しか指定できない。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称               価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 神刀:クシナダ(鬼切りの古太刀)    1   5r+6 10   3      Dロイス遺産継承者:鬼切りの古太刀によって取得 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   4    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象            好意 悪意 備考 遺産継承者:鬼切りの古太刀       皐月家に代々受け継がれる『神刀:クシナダ』。 皐月渚           懐旧 悔悟 たった1人の弟。死んでしまった、私が殺してしまったただ1人の。 星永宵鷹          庇護 不安 ■その他■ メモ: 「皐月遥。名字で呼ばれるの嫌いなんだ、だから遥でいい。」 「オレが何しようがオレの勝手だろ。迷惑かけられたくなきゃどっか行け。」 誕生日:5月7日 好きな物:甘いもの、音楽、ファッション 嫌いな物:辛いもの、強制、皐月家、狐 一人称:オレ(本来は私) 二人称:お前、00(苗字)、00(名前) ※180点版。雲散霧消・レネゲイドイーター・孤独の魔眼削除、Dロイス2個持ちだったため起原種削除 ■経歴 日本における陰暦の名を冠した12の家系・組織、『月華十二碇家』の一つ、皐月家の生まれであり第一後継者。 皐月家は月華十二碇家の中で唯一俗世に対する役割を持たない家系であり、代々一つの災厄を封じるための鞘として存在してきた家系である。その災厄との契約の証である刀を受け継ぎ、守ることが戦国の世、十二月華の時から続く皐月家の存在意義である。 彼女が中学生に上がった日、弟である皐月渚の継承式の際、その災厄───黒狐が渚ではなく彼女を魅入た事により、彼女が第一後継者となった。 この時、渚が器として災厄を受け止めきれず死亡した事により、彼女は皐月家とその狐を否定するようになる。 以降、彼女本人は皐月家の後継者となる事を拒絶しているが、皐月家後継者の証である黒狐は彼女を契約者としている為、事実上の正統後継者、次期当主としての立場を持っている。 ■人物 整った外見に反するように男性口調であり、基本的にアンニュイな雰囲気を醸し出している。 男性口調であるがトランスジェンダーなどではなく、その精神性質はれっきとした女性の物。 基本的に慣れあうのを嫌っており、1人でいるのを好む。勘違いされやすいがその意味は他者を嫌っている故ではなく、過去の経験から自身が人の輪にいる事が後ろめたいといったニュアンスの方が正しい。 しかし本質的には面倒見がよく、ぶっきらぼうな口調でありながらも困っているのならば手を貸すくらいには薄情ではない。 好き嫌いがはっきりしており、自身が好んだものに対しては口調はまだしも行動的には好意的に動く。 彼女をよく知る人間からはその人間性は『いい子が悪い子ぶってる風』と評された。(本人はこの評価に不満なようだが) 中学生までは普通の女性口調であったが弟の死去後、現在の口調に変わっている。 これは彼が亡くなった要因に彼女がある故の無意識から来る代償行為であり、弟の存在を忘れないという意思の表れである。 ■能力 先頭に置いては幼少期に習得した剣術を用いて戦い、皐月家が代々受け継ぐ災厄、『黒狐(マガツビ)』を封じた契約の証である刀を用いる。 『黒狐』は9つの尾に黒い姿を形どった、過去、戦国の世に置いて都を穢れで覆った災厄の獣。『マガツヒ』とも。 7つの都を火で覆い、5つの国を穢れで堕としたとされる神霊。 当時月華十二碇家の前身である『十二月華』の当主、神逆無月によって打ち倒されはした物の払いきる事は出来ず、当時の皐月家初代当主の手によって封印されることになる。 その依り代が皐月家が代々受け継ぎ、そして今は彼女が所有する『神刀:クシナダ』であり、皐月家は黒狐を封じ、この刀を守り抜くことをただ1つの存在定義とした。 この神刀を受け継ぐものはその中に封じた黒狐の力を引き出し、扱うことができるがその量は扱う物自身がどれだけ力を受け止められるかの器の容量に比例する。 彼女は生まれ持ってその器としての容量が非常に大きく、その資質は歴代当主と比較しても破格の物。 受け入れさえすれば彼女は災厄とまで言われた獣の力を引き出す事も可能と思われるが、黒狐の力を多く引き出すという事はそれだけ封印を弱めるという事と同義であり、最悪の場合制御できずに暴走、かのマガツヒが再顕現する可能性すらある。 その為神刀の封印も1つではなく、いくつか段階的な物がありその数によって引き出せる力には上限がある。 彼女自身もこの力を忌み嫌っている為、好んで用いようとはしない。 ■コードネーム 本来皐月家当主の通称はUGNなど他者からは封印した物そのままの意から《黒狐(マガツビ)》と呼ばれるのだが、彼女は家自体を嫌い後継者になる事を拒絶している為《否定者(アンパーシブ)》という名で通している。 その意味は文字通りの否定者。呪いを受け継ぐような家も、そうなるしかなかった運命も全部否定するという意思の表れである。 ■■ 『俺が当主になったらさ、もっといろんなものを見てさ、誰かを守ったりしてさ、そんなことをしたいんだ。だからさ───』 それは今は遠くなってしまった、泡沫の記憶。叶わなかった夢の言葉。 「──────ねぇ、どうして、こうなってしまったんだろ、おねえちゃん………」 そして今も私の胸に遺り続ける、呪いの言葉。 ■ 皐月家の党首候補は2人。彼女と、2歳下の弟。 皐月渚。誰も恨まず、妬まず。梅雨を示す苗字には少し合わない、晴れやかな笑顔が似合う人間だった。 彼女にとっては少し手のかかるが可愛い弟であり、彼にとってもまた、彼女は自慢の姉だった。 皐月家の神刀の継承は10になる年の5月に行われる。当主になれるのは元来男性のみであり、渚にも当主候補として、その日は訪れた。 ひどい雨の日だった。今となっては季節外れの梅雨の始まり。彼は笑顔で彼女に言った。 「俺が当主になったらさ、もっといろんなものを見てさ、誰かを守ったりしてさ、そんなことをしたいんだ。」 受け継ぐものは災厄でも呪いでも無くてきっと祈りなんだと。晴れやかな笑顔で彼は当主になる事へ想いを馳せて、未来を語った。 「だからさ、」 進んでいく継承式の中で彼は最後に振り向いて。 「見ていてね、お姉ちゃん。」 そう言って、その神刀を手に取った。 その刹那で、彼女の意識は黒く堕ちた。 ───本当に、ひどい雨の日の事だった。 : 目覚めた彼女が見たのは一面を覆う雨と流れる血の跡。 倒れ伏せる人々の意味を理解する間でも無く、その中心の弟へ彼女は駆け寄った。 「…ぁ…」 彼の漏れる声と同時に出るのは吐息ではなく血。 声をかけても帰ってくる言葉は無く、涙は雨に溶けていく。 混乱と否定だけが埋め尽くしていく彼女達を嘲笑うかのように、黒く黑い狐の影が彼女達を見ていた。 「──────」 災厄の獣。マガツヒの形。その紅い瞳と会うだけで彼女は理解する。 これは、呪いだと。 関わる全てを堕とす呪い。万物を穢す不純にして純真の神。 500年に渡って封じられてきた、世界を喰む黒狐なのだと───。 かくして、彼女は皐月の呪いを継ぐことになった。 黒狐が魅入ったのは弟ではなく彼女であり、 災厄の贄となるのもまた、彼女1人。 500年継がれた呪いに起きた1つの例外。この世界に彼女を媒介にして顕現する災厄の形。 降りしきる雨に輝く月夜において──────彼女は、黒き狐に愛されている。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3931692