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HO:コロシビト 元々はとある組織の諜報員(スパイ) 変装や経歴詐称等で様々な所に乗り込み、情報を上に流したり時に殺しも行う所謂暗殺に近い事もやっていた。 かなり有能な諜報員だったが、活躍が増えるにつれ上から不信感を抱かれるように。 もしかしたら諜報員としてこの組織の情報を別の所に流されるかもしれないと危惧した組織は、ナハトにとある依頼をした。 その依頼とは、敵対組織とされるアジトに仲間複数人と乗り込んでもらいそこのリーダーを殺して欲しいという依頼だった。 決行日当日、ナハトは迎えに来るという先にスパイとして乗り込んでいた仲間が全く現れない事を不審に思う。 気付いた時には敵対組織とされる奴らに囲まれており、この依頼が自分を殺す為の嘘の依頼だと知る。 何だかんだあって(省略)命からがら逃げ出したナハトは片腕と顔に大きな損傷を負い、ある路地裏に行き倒れた。 生死の境をさ迷っている時に助けてくれたのがアリアである。 これが四年前の出来事。 それからナハトは組織に裏切られた報復を果たす為、プロの諜報員として過去の自分を殺し名前を捨て隻腕のコロシビトとして生きる事となる。 ちなみにナハトという名前はアリアに付けてもらった。 裏切りで片腕を失っており、顔(特に口元)に大きな損傷があり痛々しい。なので普段は特製のマスクを着用している。 最初は慣れなかった隻腕だが、持ち前の技量の良さで克服。殆ど普段の生活に支障が無いレベルに達している(高DEXな為かなり器用) 口数は多くない。が、口が悪い。 デカいし無口だし目付きも悪いので威圧感が半端じゃない。 また命に対しての執着が無い。 なので殺す事に何の躊躇いも無いし自分もいつ死んでもいいと思っている。 生きてる限りどんなに足掻こうともどんなに逃げようとも先にあるのは等しく死なので。 不平等な世の中、死だけは平等とはよく言ったもの。 好きな動物はカラス、理由は見かけによらずに利口だから。 アリアに対しては別に何の感情も抱いていないが、命の恩人であり、15歳の若さで頭も良く回るので、色々話を聞いていても苦ではない。たまに何言ってるか分からないが。服の趣味は合わん。 たまに無茶をしようとするアリアを見ては ｢....まだ餓鬼のくせに調子に乗んな｣って言っては 後ろに下がらせてる。 護衛だからね！依頼はきちんとこなすマン。 ただゴシックロリータとかいう訳が分からないものを着せようとしないで欲しい。...次目の前に出してきたら破り捨てるぞ マスクは外では絶対外さない(かなり蒸れそうだがこれは最先端技術を駆使して作られた凄いマスクなので通気性は抜群である！) 自室では外しているのでアリアは知っているし外している所を見られても別に...なので顔を見られたく無いという訳では無いが、このマスクをするとコロシビトとしてスイッチが入るそうな。 自分の命はこいつの前で終わるんだろうなとはぼんやり思っている。コロシビトという立場上早く死ぬだろうし、これから先何処かに行く宛ても無いので アリアに対しての遺書は胸裏の隠しポケットに入れて持ち歩いている －－－－－－遺書－－─－－─－ よく考えたら遺書じゃ無いかもしれない...面倒臭いやつにしてごめんなさい... 遺書:メモ用紙に包まれた小さな鍵 メモには『自室ベッド下』と書かれている ちなみにナハトの自室はアリアも入った事が無い。 ベッド下の金庫の鍵であり開けると拳銃とナイフ、大量の金、そして黒の羽根ペンとクシャクシャになった手紙が出てくる。 手紙 『金は燃やすなりして暖でも取れ。お前には必要無いだろうからな。あとは好きに使え。武器は売れ。使おうとすんなよ。じゃあな。』 ちなみに自室はベッドと金庫以外殆ど私物が無い。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

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