タイトル:肉壁乙女2 キャラクター名:ロマ ヴァレンティノ 種族: 享年:13 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長:120位 体重: ポジション:コート クラス: ステーシー / ゴシック 初期配置:煉獄 行動値:11 ■パーソナルデータ■ 暗示:喪失 [記憶のカケラ] 内容 愛犬     それは愛であり 救いであり そして罪である 仮面     周りは恐い人だらけ 自分を虚栄で飾らなければ食い物にされてしまう [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   1   0 サブクラス   0   1   1 ボーナス 寵愛 =合計=   1   3   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名: タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  看破     : ラピッド  :    :   : ラピットダメージジャッジの効果を打ち消す [メインクラス] 庇う     : ダメージ  :    : 0~1 : 味方のダメージを肩代わり [メインクラス] 肉の盾    : ダメージ  :    : 0~1 : ダメージ効果無効 [サブクラス]  肉の宴    : アクション : 1   :   : 基本Pを1つ修復 []             : オート   :    :   : [頭]      リミッター  : オート   :    :   : 損傷時2 [頭]      のうみそ   : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま    : オート   :    :   : 1 [頭]      カンフー   : オート   :    : 0  : 1 [頭]      あご     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      くびわ    : オート   :    :   : バトル終了時狂気点-1 かつての愛犬の物 []             : オート   :    :   : [腕]      こぶし    : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで     : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた     : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      やぶれひまく : ダメージ  :    : 自身: 防御2 []             : オート   :    :   : [胴]      せぼね    : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      しんぞう   : オート   :    :   : 1 [胴]      はらわた   : オート   :    :   : [胴]      はらわた   : オート   :    :   : [胴]      うろこ    : ダメージ  : 1   : 自身: 防御2 []             : オート   :    :   : [脚]      ほね     : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね     : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし     : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:0点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     0点(   /  ) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: 賢しいだけのお前がどうやって姉妹と行動するんだ? だがお前は【カンフー】とかの無駄な知識が詰まった多少できの良い【リミッター】を取り付けられた頭がある 頼りないその頭で姉妹に襲い掛かる策略を【看破】し足りない所はその体を使って誰かを【かばう】事で役には立つだろう そうしてお前はその悍ましい【うろこ】で覆われた肌やだらりとした毛皮のような【やぶれひまく】で【しんぞう】の鼓動が途絶えても【肉の盾】となれ その身に降り注ぐ恐怖に耐えきれなくなる時が来たら姉妹が丹精込めて作った血肉の晩餐で【血の宴】を開くがいい 不愛想な話し方のつんつんした少女  人に甘えることが苦手であり 突き放すような言動をしてしまうが善良であろうとしており他者に気を掛けている 「お互い死なないように頑張りましょう、私もできる限り…協力しますから」 「皆さんの怪我が少なければ、それだけ優位に事が済みます。それだけですよ」 「…どうせ元は同じなんです…、無駄に捨てておくぐらいなら有効活用した方が良いでしょ?…そうに決まってます」 長く続く戦争により多くの物を失ってきた世界 彼女はそこで貧しい難民の一人だった 美を誇った故郷は灰に沈み その名前すら朽ち果てた 帰るところを失い彷徨う人々らが辿り着いた先もまた 地獄であった 戦火から逃れた先で泥塩の混じった水を奪い合い 何時途切れるか判らない食料を食べる日々が続いた  唯一の幸福はそんな環境でも彼女達の家族は幸せであったことだろう  足りないものだらけの生活だったが、周りの悪意に負けぬよう助け合いながら暮らしていて その場所で笑えていたのだ  だがその幸せが最大の不幸だった  始めに いつも食べ物を調達していた親達が何者かによって襲われ、手に入るのが困難になった。  劣悪な環境では治療などできるはずもなく、悪化していく傷を抑えながらも両親は食料を求めに行った  それに心を痛めた子供達は、 自分達も食べれる物を探しに行く事にした  夕方以降は住処から出ないという言いつけを破り、 ひっそりと親の後を付けていった先で 信じられないものを見てしまう事となる  彼女の両親は、自分たちと変わらないであろう子供連れの家族を襲っていた  子供達の両親の傷は襲われたのではなく、 犠牲者の抵抗によって出来た傷だった  唖然とする子供達が見る中、 親達はすでに動かなくなった家族を解体していった  そして取り出した肉片は、いつも持ち帰ってきてくれた食べ物と一致しており 今まで食べてきたのが何かを理解してしまう  事が終わった親達は得たモノを荷物をまとめ帰ろうとしていた時、異常を悟った住民が押しかけ 取り押さえられてしまう  先の光景のせいで動けない子供達も我を取り戻し急いで逃げ出したが、一人また一人と捕えられてしまう  ただ一人逃れられ、自らの業に身を震わせる彼女が家族と再会するのには そう時間がかからなかった  彼女の親達は化け物と罵り汚辱され そしてその子達もまた、悪魔の落とし子として同じ様な事をされた  彼女が最後に目にした家族の姿は 磔にされた二つのボロボロの肉片と その足元で大人達に貪られる何かだった  そうして彼女は他者を信じられなくなりかつて暮していた住処を離れ孤独となった 人に見られることを怖れ顔を隠し 人の目から逃れ生きていた  他者との関りは最低限にしたかった 罪で満ちた心が悲しみを流してしまう  食べる物には困らなかった そこら辺に落ちているのだから  だから彼女は人とではなく 同じ一人ぼっちのペットと過ごすことにした 人恋しさと罪悪感でボロボロになり歪み切った心の唯一の救いだった  結末として彼女は自ら目を背け続けた業ですべてを失う事となる  ある時期を境に弱者を狙った襲撃が至る所で目立つようになった それはかつて住民に降りかかった誰か為への善意と似た所業が繰り返されていた  未だあの悪魔は生きていると騒がれ 独り歩きした妄信は次第に人々から他者に対しての慈愛と自制を奪い去った  恐ろしい悪意から身を護る為にその悪意となっているという事も知らずに  その惨劇を彼女達はただ見続けていた 怒りや恐怖はなぜか感じなかった ただ彼女は巻き込まれると面倒だとしか考えていなかった  あるいは直視する事が出来なかったのかもしれない 記憶の中の幸せだった光景が自分の業によって壊されていく事に  幸運か悪運か はたまたそのどちらでも無い何かか 彼女は生き残った 側らにただ独りの獣を残し  餓えた獣が次に手を出すのが誰なのかは ある種必然と言えるだろう  何方かが先など意味は無く 互いを喰らいあった果てに その日を越えた彼女が生きている事だけが全てを物語っていた   無知のヴェールに目を奪われながら他者を喰らい 醜い死から逃れる為に死肉を喰らい ありもしない明日を求め家族を喰らった その蠱毒の果てに     幸福を知る彼女はその終わりに満たされる事無く 血肉の中で餓死するのであった 要約  知らずの内に親が持って来た人肉喰ってたよ!  そのせいで家族がひどい目にあったよ!  死にたくないからペットと共に頑張って生きたよ!  でも最後は飢えて死んじゃったよ! 以上!