タイトル:ヴィクトル・ナザロフ キャラクター名:"無慈悲な傀儡師"ヴィクトル・ナザロフ 種族:エルフ [特徴:暗視、剣の加護/優しき水] 生まれ:密偵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:37 性別:男 髪の色:金  / 瞳の色:碧  / 肌の色:白 身長:163 体重:54 経歴1:父親が旅に出ている 経歴2:体のどこかに刺青がある 経歴3:卵をあたためたことがある 穢れ度:1 ■能力値■      技     体     心 基礎   12      4     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   9   4   4   6  10   5 成長   4   6     10  11  15 →計:46 修正 =合計= 25  24   8  20  33  30 ボーナス  4   4   1   3   5   5    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  15  17  56  72 特技         0   0 修正 =合計= 15  17  56  72 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:12 Lv シューター     1 Lv  /  コンジャラー 2 Lv フェアリーテイマー 12 Lv  / スカウト   7 Lv レンジャー     3 Lv  /  セージ    7 Lv エンハンサー    1 Lv  /         Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名          : 効果                         : 前提 [pIB34] ルーンマスター      : 魔法拡大を宣言せずに使用出来る            : 魔法技能1つのLv11 [p2120] トレジャーハント     : 戦利品のロールに+1                  : スカウトLv.5 [p2123] ファストアクション    : 戦闘の第1ラウンドで先手なら、主動作を2回行える    : スカウトLv.7 [p2120] 鋭い目          : 戦利品のロールに+1                  : セージLv.5 [p2121] 弱点看破         : 魔物知識判定成功時弱点ボーナスを2倍         : セージLv.7 [p1-280]ターゲッティング     : 誤射しない                      : [p2-228]スローイング       : 投擲武器の命中+1、射程10mだった投擲の射程が20mになる : [p1-289]魔法拡大/数        : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別       : [p1-283]MP軽減/フェアリーテイマー : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍          : [p2-230]魔晶石の達人       : 魔晶石を2つ同時に使用できる             : [p2-230]マリオネット       : 使役キャラクターの行動権を独立させる         :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本  12  11  24  72 修正 特技        0 =合計= 12  11  24m  72m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名   : 効果                 : 前提 [p]  アンチボディ : 毒・病気属性に対して生命・精神抵抗+4 : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : 1   5   2   5 ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) =価格合計= 0 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  1      2   15 クロースアーマー / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   2   15 G (回避技能:) ・装飾品    価格  名称           / 効果 頭 :20000 カトレアの花冠      / 妖精魔法射程+10m 耳 :100  宝石ケース        / 土/水・氷/炎 顔 :4000  ひらめき眼鏡       / 見識判定、探索判定に+1 首 :740  ポーションインジェクター / 魔香水 背中:3000  リトルウィング      / 落下ダメージ-20 右手:1000  叡智の腕輪        / 左手:1000  俊足の腕輪        / 腰 :1000  スローワーベルト     / デクスタリティp 足 :100  宝石ケース        / 風/光/闇 他 :100  魔法の発動体       / =合計=31040 G ■所持品■ 名称               単価 個数 価格  備考 スカウトツール          100  1   100 魔晶石(5点)          500  19  9500 アウェイクp(pボール)     120  2   240 冒険者セット           100  1   100  背負い袋、毛布、松明4本、火口箱、ロープ10m 救命草              30  40  1200 魔香草              100  30  3000 救命草(使用後)         30  12  360 魔晶石(5点)(使用後)     500  29  14500 ヒーリングp(pボール)     120  20  2400 妖精使いの宝石(未使用)     100  2   200 妖精使いの宝石(使用)      50  3   150 妖精使いの宝石(使用)      250  1   250 ヒーリングp(pボール)使用後  120  7   840 魔香水              600  5   3000 ヒーリングp           100  4   400 アウェイクp(使用後)      100  2   200 魔晶石(5点)(拾い物)     0   1   0 魔香草(使用後)         100  19  1900 俊足の指輪(破壊)        500  1   500 俊足の指輪(予備)        500  1   500 叡智の腕輪(予備)        1000 1   1000 妖精使いの宝石(使用)      300  1   300 妖精使いの宝石(使用)      200  1   200 デクスタリティp(pボール)   2020 2   4040 デクスタリティp         2000 1   2000 月光の魔符Ⅰ           500  2   1000 陽光の魔符Ⅰ           500  2   1000 消魔の守護石(5)        2500 3   7500 とんがり帽子(売却)       1500 1   1500 魔法使いの宝石(使用)      750  1   750 魔晶石(10)           2000 5   10000 消魔の守護石(5)(使用)    2500 1   2500 月光の魔符Ⅲ           5000 1   5000 陽光の魔符Ⅲ           5000 1   5000 月光の魔符Ⅲ(リコリンから譲渡) 0   1   0 =所持品合計=   81130 G =装備合計=    31055 G = 価格総計 =   112185 G 所持金    260G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 5 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 操霊魔法 2       7 妖精魔法 12      17 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  ○ ○ / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - ○ / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       ○ - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、エルフ語 技能習得言語:魔法文明語、妖精語、7個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点:  0 点 合計名誉点:  0 点 ■その他■ 経験点:210点 (使用経験点:69500点、獲得経験点:66710点) セッション回数:46回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-       1500点(   /1500 / 回)  初期作成ボーナス 2- 知力    2690点(2200 / 490 / 回) 3- 生命力     0点(   /   / 回) 4- 精神力   3440点(3000 / 440 / 回) 5- 知力      0点(   /   / 回) 6- 精神力     0点(   /   / 回) 7- 生命力   4300点(3750 / 550 / 回) 8- 敏捷度     0点(   /   / 回) 9- 知力      0点(   /   / 回) 10- 知力     0点(   /   / 回) 11- 敏捷度   5650点(4500 /1150 / 回) 12- 精神力    0点(   /   / 回) 13- 敏捷度    0点(   /   / 回) 14- 生命力    0点(   /   / 回) 15- 精神力    0点(   /   / 回) 16- 知力    6490点(6000 / 490 / 回) 17- 知力     0点(   /   / 回) 18- 生命力    0点(   /   / 回) 19- 知力     0点(   /   / 回) 20- 知力     0点(   /   / 回) 21- 生命力   7790点(7500 / 240 / 1回) 22- 生命力    0点(   /   / 回) 23- 精神力    0点(   /   / 回) 24- 知力     0点(   /   / 回) 25- 精神力    0点(   /   / 回) 26- 知力     0点(   /   / 回) 27- 器用度   9470点(9000 / 370 / 2回) 28- 精神力    0点(   /   / 回) 29- 敏捷度    0点(   /   / 回) 30- 精神力    0点(   /   / 回) 31- 器用度    0点(   /   / 回) 32- 精神力    0点(   /   / 回) 33- 生命力  11720点(   /11720 / 回) 34- 精神力    0点(   /   / 回) 35- 精神力    0点(   /   / 回) 36- 知力     0点(   /   / 回) 37- 精神力    0点(   /   / 回) 38- 器用度    0点(   /   / 回) 39- 生命力  13660点(   /13660 / 回) 40- 生命力    0点(   /   / 回) 41- 敏捷度    0点(   /   / 回) 42- 精神力    0点(   /   / 回) 43- 精神力    0点(   /   / 回) 44- 精神力    0点(   /   / 回) 45- 敏捷度    0点(   /   / 回) 46- 器用度    0点(   /   / 回) 47- 生命力    0点(   /   / 回) メモ: 冒険に出た理由:見聞を広めるため 二つ名 "無慈悲な傀儡師" 短期間に何度も妖精を呼び出し、酷使する姿から名づけられた二つ名。 主にノームへの扱いを見た者たちが彼への批判を込めて呼び始めたのが始まりである。 本人からしたら効率を考えて最善の手段をとっているだけなので不本意極まりない扱い。 (なお、効率をとること自体が無慈悲であることにまで考えが及んでいない) エルフの集落の中でも好奇心旺盛で変わり者が多いと言われているナザロフ一族。 その一員として生まれたヴィクトルも例に漏れず変わり者だった。 内から湧き上がるのは外の世界への飽くなき渇求だ。 広い世界にはどれだけの未知があるのだろうか。 幼いヴィクトルは期待に胸膨らませ、外の世界を旅できる日を夢見ていた。 しかし、平和な日々は長く続かない。ある日里にギルマンの大規模侵攻があった。 これまでの小競り合いといった雰囲気からは遠く、まさに総力戦といった雰囲気だ。 エルフ側も戦える者は前線に立ち、自分の大切な人を守るために命を賭した。 ――戦闘はどのくらいの期間に及んだだろうか。 時間の感覚が分からなくなるほど戦い続け、やがて終戦はやってくる。 結果は辛勝だった。なんとかギルマンの群れを撃退したものの、里の戦士たちは多くが傷つき、中には死した者さえいた。 「彼女が戦ってくれれば……」 「やめろ。あんなエルフとしての誇りを失ったやつに頼ったところでどうにもならん」 「だが、戦闘力だけは確かだ」 「振るわれぬ鉾になんの価値がある? いまさら朽ちた宝剣に拘泥するな」 里で守られていた幼いヴィクトルは、戦士たちの会話を耳にする。 疑問に思い、父に問いかけた彼が聞いたのは、一つの英雄譚。 そして、旅の後になぜか里のために剣を振るうことのなくなった「堕ちた英雄」の話だった。 「その人がいれば、死ぬ人はいなかった?」 「そう簡単なことじゃない。いくら力があったとしても、争いはなくならない」 「よくわかんない」 「今はわからなくていい。やがて……そうだな。広い世界を知れば、わかることも増えるだろう」 幼い彼には理解できなかったが、それでもこの時のことは記憶に残っていた。 10年後、父が旅に出たときにこの時の会話を思い出したのは、世界への憧れが再燃したからかもしれない。 16歳になったヴィクトルは、幼かったころよりもいろいろなことが見えるようになっていた。 ギルマンとの抗争がなくならないことも、常に人手が足りているわけではないことも理解している。 妖精と契約することによってわずかながら回復の力を振るえる彼も、微力ながら里の力になっていた。 そして、その事実が彼を里に縛り付ける。 「彼女が戦ってくれれば……」 年を経てヴィクトルが口にしたのは奇しくもあの時のエルフの戦士と同じ言葉だった。 一人ではどうしようもない現状を変えることができる、そんな力に憧れた。 しかし、この時の彼にそのような力は備わっていなかった。 故に、妬み、嫉み、目の敵にする。 やがて彼は他の同胞と同じように、力を持つにも関わらず振るわない「堕ちた英雄」を蔑むようになった。 「ヴィクトル、お前は旅をしなさい」 外の世界を旅して、里に戻ってきていた高祖父がそう告げたのは、ヴィクトルが35歳になった時だ。 この時にはすでに里の回復役の一人として認知されていたこともあり、彼は断った。 しかし高祖父は意見を翻すことはなかった。 「お前がこの里で何を見て、どう感じ、どのように育ったかは大体わかったつもりだ。だからこそ、お前は旅に出た方がいい」 「俺が居なくなったら、けが人はどうする」 「お前ひとり居なくなったところで何も変わらんよ」 その一言がヴィクトルの無力感を煽った。 「何かあれば英雄様が守ってくれるってか!? あれは動かねえよ! 誰が死んでもな」 「承知しているさ。我々は彼女に頼りすぎた」 「わけわかんねえ……」 「だろうな。だからこそ、お前は世界を知るべきなんだ。知ったうえで出した結論なら、わしは何も言わん」 結局、ヴィクトルに高祖父を言い負かす弁舌はなかった。 そして、外の世界への期待がなかったと言えばうそになる。 彼はそのまま追い出されるようにして里を出た。 「なら、旅の中で俺も強くなるさ。帰ってきたときに、空白期間以上の働きをする。そうすりゃ、誰も文句は言わないだろ」 そう自分に言い聞かせて、ヴィクトルは旅に出る。 ――広い世界を知れば、わかることも増えるだろう。 里を背にした彼の脳裏に、ふと幼いころに聞いた父の言葉がよぎった。