タイトル:宗教或いは概念 キャラクター名:天艸 眞白(アマクサ マシロ) 職業:神 年齢:22 / 性別:男 出身: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ■能力値■ HP:10 MP:8 SAN:37/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  10  10   8  12  15  10  13  16  10   8 成長等 他修正 =合計=  10  10   8  12  15  10  13  16  10   8 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      54%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15% ●《隠れる》 70%  ●《聞き耳》 45%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》81%   《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%  ●《目星》  53% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前      現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%  ●《説得》     35%  《値切り》  5%    《母国語()》80%  ●《他の言語(英語)》58% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値 ●《医学》     45%   《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》85%  《人類学》    1%   ●《生物学》    41%   《地質学》1%  《電子工学》   1%   ●《天文学》    49%   《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%   ●《薬学》 35%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称              単価 個数 価格 備考 金平糖(精神を落ち着ける薬入り)    1   0   特性品。信者君に食べさせてあげるつもり。                    1   0                    1   0                    1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 天艸眞白(アマクサ マシロ)/dem-deus ex machina - かあさん は かみさま でした。まいにち しらないひと が いえ に きました。かあさん を かみさま と よび 、 おしえ を こいます。かあさん は、 その あわれな ひとびと を みすてる こと は できません。いつしか かあさん は いわれるまま に なって いました。おろかな かあさん。 かあさん は かみさま でした。あるひ 、 みんな が いいました 。 あいつ が いるから 、 あの あくま が いるから わたしたち は ふこう なのだ 、 すくって ください 、 と 。 かあさん は 、 その あわれな ひとびと を みすてる こと は できません。かあさん は つみ を おかしました 。おろかな かあさん。 かあさん は かみさま でした。つごう の いい かみさま でした 。かあさん は もう ふひつよう でした 。 ようずみ でした 。 さいしょ から つごう よく つかわれた の です 。すべて は 、 めざわり な ひと を はいじょ する ため の ぶたいそうち でした 。 かあさん は ひとりなき 、 わたし を おいて いきました 。 かあさん は かみさま では ありません でした 。 あわれな かあさん 、 おろかな かあさん 。 そうでしょうか ? わたし は かあさん の こと を なにも しりません 。 おさなく むち だった から です 。 まもられて いたから です 。 かあさん は たしか に やさしく 、 わたし に せっして くれたの です 。 わたし は あなた の むすこ でした 。 でも いまや 、わたし は きぐるいおんなのこども で 、 はんざいしゃのしそん で 、 そして 、 天艸眞代の息子 でした 。 「母さん、私は貴方と同じ舞台に立ちました。私の、母さんの再演を見ていてください。劇場はもうじき上がりますから。」 ある日、知らない少年の紹介で、知らない人たちが家にやってきた。本物の母親は祀り上げられてその人たちの言うままに犯罪を犯し、刑罰に課された。 父親は既に離婚しており、母親についての悪い噂で爪弾きにされた眞白は、母親の出頭でついに居場所が無くなってしまった。可哀想、そう言いながらも犯罪者の子供を引き取る人などおらず、そんな生半可な善意だけを向けられた眞白は半ば厄介払いで養子に出された。 「犯罪者の息子だなんて可哀想に、この子は何もしていないのに。」「血がとか、教育が、とかそんなの関係ないのよ。私たちで守らなくちゃね。」 もっといい人に引き取ってもらう、そんな口実と共に送り出された養子先の老夫婦はとても優しく、精神病院に通いながらの学校生活を全面的に支援してくれた。遠巻きから可哀想とみているだけでなく、初めて手を差し伸べてくれた人だった。 しかし、どこでも何時でも犯罪者の子供というレッテルはついてまわった。噂が広まった学校では孤立し、優しい老夫婦は毎日のように眞白に慰めの言葉をかけた。「大丈夫よ、あなたはあんな風にはならないからね。」「あの人に比べて、あなたはすごい子だからな。」優しい老夫婦でさえ、良くも悪くも眞白のことを犯罪者の子供としか見ることは無かったのだ。眞白に対する評価は2つだ、「母親のせいで可哀想に」「母親と同じように犯罪者になるに違いない」。眞白にとってはどちらも同じ。この人たちの中で自分は母の影からできた像でしかない、そう諦念のような気持ちを抱いたことを覚えている。それと共に、引き取ってくれた老夫婦を心の底から信じられなかった自分について失望していった。 重犯罪者の子供、要観察対象。精神科医では健常の範囲だと診断されてからも長らく通院させられた。自己主張が少ない、人格の形成が曖昧、精神年齢が幼い…様々な言葉が聞こえてきたのを覚えている。通院生活の中で唯一救いだったのは精神科医の先生が面白い人だったことだ。その先生の「精神科医になってみたら?」という言葉と、自分で自分を管理出来れば病院に通う必要もないということで精神科医になった。 老夫婦から独立もした、職にも着いた、今なら面会に行けるのかもしれない。そう思った時には、母は独房で死んでいたことを教えられた。私はついぞ生きた母の顔を見ることすら叶わなかったのだ。 母の人生に組み込まれ、母の影が付きまとうせいで、私は私を認識できない。精神科医になり自分の気持ちを客観的に見ることはできるようになったが、それはあまりに俯瞰的であり、理論的なものだ。頭で理解しても、心では薄布を1枚隔てたような、他人事。自分のものだと自覚しても、何も感じられなかった。流されるま、何となく、そんなふわふわした生き方。 母についても憎しみを抱くようなことは無かった。と言うよりも、母について、何も知らないのだ。どんな人だったのか、どんな経緯で犯罪を犯したのか、どんな終わりを迎えたのか。それは私にとって紙面の情報や伝聞でしかなかった。 ある人は言った。母は崇められるのが気持ちよかったのだと。 ある人は言った。母は脅されて仕方なくだと。 ある人は言った。母は本当に人のためにやったのだと。 私が唯一覚えているのは、優しく抱きしめられたこと、知らない人が来た時には奥の部屋に押し込められ寝かしつけられたことだけだ。「あなたは何もしらなくていい」だから私は考えることをやめた。そう言うものだと受け止めた。でも今は、私は知りたい。母さんはどんな人だったのか。そして、私は誰なのか。母と同じ立場を通し、何かを見つけられるはずなのだ。大丈夫、私が私で無くなる感覚には慣れている。必死に母の記憶を辿るのだ。断片的なそれを繋ぎ合わせるのだ。母を理解したその時、やっと私は私を見つめられる気がするのだ。そして、この薄っぺらい感情に、質量を……。 でもお母さん、お母さんが最後に言った 「あなたはこんなふうになってはダメよ」 --あれは、どういう意味だったの? [HO情報] 1.あなたの家族構成は?(家族がいない場合は家族に近しい存在がいること) 父と母、父は物心着く前に離婚。母が犯罪を犯し刑務所に行ってしまったため養子に出された。そこでは老夫婦に育てられた。独立後、母は2年前に亡くなっていることを知る。 2. あなたの友人関係は? 友人はほとんどいない。養子に出たあとの学校で犯罪者の息子であることを踏まえて優しくしてくれた人達の1人2人と仲がいい。時々連絡を取り食事にいく。感情表現、主張ともに希薄な眞白を揶揄いつつ寄り添ってくれる。お互い過干渉はせず、表面の薄紙を触れ合う関係。 3. あなたの PC2 に対する感情は? この仕事を任された事自体を運命だとかんじており、pc2にこの機会をくれたことを感謝している。それと同時に、神というものを信じられるような純粋さに驚き、物好きな人だなと思っている。母の信者と比べて何かを求めてくることがないという事実にも驚いており、自分の為にも相手の為にもなにかしてあげたいと思っている。神なんてものを信じるなんて、随分心の余裕があるんだろうな…と思っていたが、どうなのだろうか。 4. あなたの取得している技能の中で最もあなたが自分らしいと思うものは? 精神分析もしくは心理学。自分を捉える為に必要不可欠。自己を形づくる為の要。 5. あなたの最悪の思い出は? 母さんとのささやかな幸せな日々。何も知らずに眠っていた泡沫の記憶。後に自分を形作るものを何も知ろうとしなかった無知な己の記憶。あの時、母を知ろうとしていたら、母や人にもっと大きな感情を抱くことが出来たのだろうか。 〜神としての設定〜 人々の呪詛が地上に溜まり、天にまで届き、不調をきたしたことで人間界に落ちてきてしまった。その時現在の姿になり、呪詛のせいで黒く染まり性が確定されてしまう。そこからは老夫婦に養子として引き取られ、現在まで生きてきた。(本当はネグレクト気味だったおかげで成長しきれなかっただけだが、)その時から容姿はほとんど変わっていない。本来の名前はdem(人間の発音ではディーン)であるとしており、人間界では繖代(アマガサ シロ)を名乗っていると説明している。 微かな微笑みを讃え、慈愛を持って人に接する。人の信仰と引き換えに奇蹟を起こすことができるが、今は信仰も足りず、呪詛に苛まれ何もできない状態。 母を元に神を演じているので女らしい口調になる。時々母を客観的に見た視点も入るので、自虐的に聞こえる。 「神はいつだって人間の傀儡ですよ。」 「あなたが望むのなら、私はなんでもしますよ。…どうして、私にそんなに大切なものをくれるんです?」 [特徴表] 2-10 前職 (EDU×3を前職の技能に振る) ・大学で教職を取っていた。理系の大学なので、天文学を専門に、理科の先生の資格を目指していた。老夫婦に勧められたから取ったのだが、「犯罪者の子供が…?」と噂され馴染めず、それを知った老夫婦にそんなに無理しなくて言いと言われやめた。本人は慣れているので特に気にしてもおらず、それを伝えもしたが、老夫婦は善意に溢れていたので、"可哀想"な眞白を放っておけなかった。 PC1、PC2は家族を全員失う。死体は全て他殺と判断されるが犯人は分からないまま終わってしまうだろう。あなたたちに容疑がかかることはない。あなたたちはグルーンに家族を代償として奪われる。 また、PC2の家はPC2以外の本家の人物が死亡したためあちこちに権利が分散しPC2は跡取りの座を失う。お金は一生遊んでも使い切れないほど与えられるが権力はなくなる。 PCたちは二人ともここで特徴表『暗黒の祖先』を獲得すること。PC1は『グルーン』PC2は『グルーンの従者』が祖先となる。 PC1、PC2獲得AF『劇場のナイフ』 和室に転がっていた二本のナイフ。柄に繊細な花の彫刻が施されている。何故か非常に切れ味が悪く普通のナイフとして使うことは出来ない。 このナイフを持っている限り、あなたたちは『神格の退散』の呪文の成功率に+5の補正が常につく。 ただしあなたたちが同じセッションに参加しておりなおかつ一時的発狂をした場合、PC1の発狂内容は『自分の喉が切り裂かれている気がする(妄想)』になりPC2の発狂内容は『PC1を自分の神様にするために殺害したくなる(PC1への殺人癖)』に固定される。 自身で運命を選んだその証。 『HO 神様(PC1 秘匿)』 あなたの職業は精神科医だ。あなたは所属している病院から「HO 信者(以下、PC2)という患者がいる。PC2 は自分だけの神様がいるという妄想に取り憑かれており神様を探しているようだ。PC2 の神様になり PC2 の治療にあたってほし い」という仕事を受けた。あなたは病院からのバックアップを受け劇的な出会いを『演出』し PC2 の神様になった。 病院からは PC2 について「家族により病院に通わされている精神異常者」ということしか 知らされていない。 あなたは PC2 の前では神様であるために演技をしており、素の自分を PC2 の前では見せ たことがない。 また、あなたは PC2 に自分が PC2 の治療をすることが目的であることを悟られないように、PC2 に自身が精神科医であることを隠している。そのため別の職業を PC2 に伝えているだろう。あなたは PC2 に見せている『神様』としての自分の設定を細かく考えておくこと。話し方や性格だけでなく、過去も PC2 が神様だと思えるように好きに設定してよい。 あなたは特徴表『前職』を獲得し EDU×3 の数値を PC2 に伝えている職業に振る。これはあなたが幼少期に得難い体験、または前の仕事で得たものであり、こういった別の職業になりきれる部分も見越して病院はあなたを選んだのだろうと思われる。 精神科医になれない年齢の PC を作成したい場合、その PC は病院に所属する家族から「PC2 の治療の依頼が病院からあったが治療が出来る精神科医がいないため、精神分析ができる君に頼みたい」と言われて神様になることになる。この場合あなたは精神分析を 50 以上の値で獲得する こと。また、あなたは PC2 に自分が精神科医の代わりで来ていることを秘密にし、神様としての演技もしている。素の性格と PC2 の前で見せる性格は違うだろう。素の自分をPC2の前で見せたことは無い。 この場合でもあなたは PC2 に見せている『神様』としての自分の設定を細かく考えておくこと。話し方や性格だけでなく、過去も PC2 が神様だと思えるように好きに設定してよい。 精神科医になれない年齢の PC を作成した場合あなたは特徴表『前職』を獲得できない。 あなたは以下の質問に答えて KP に提出すること。 1 あなたの家族構成は?(家族がいない場合は家族に近しい存在がいること) 2 あなたの友人関係は? 3 あなたの PC2 に対する感情は? 4 あなたの取得している技能の中で最もあなたが自分らしいと思うものは? 5 あなたの最悪の思い出は? 【精神科医】 職業技能:医学、科学、心理学、精神分析、生物学、説得、薬学、ほかの言語 ■簡易用■ 天艸 眞白(アマクサ マシロ)(男) 職業:神 年齢:22 PL: STR:10  DEX:12  INT:13 アイデア:65 CON:10  APP:15  POW:8  幸 運:40 SIZ:10 SAN:99 EDU:16 知 識:80 H P:10  M P:8  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:320 個人技能点:130) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]