タイトル:二つの館:丹羽無花果 キャラクター名:丹羽無花果 職業:料理人 年齢:33 / 性別:男 出身:糸東場区 髪の色:濡羽色#000B00 / 瞳の色:黒鳶色#432F2F / 肌の色:生成色#F7EFE3 身長:176 体重:72 ■能力値■ HP:12 MP:10 SAN:/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  12   9  10   7  15  14  13  14  12  10 成長等 他修正 =合計=  12   9  10   7  15  14  13  14  12  10 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      79%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%   ●《拳銃》   80%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》40%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 75%   《目星》  25% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(料理)》90%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前   現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%   《説得》  15%  《値切り》  5%    《母国語(日本語)》70%  ●《ラテン語》70% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%   ●《薬学》 71%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 糸東場区を含んだ市をシマにしている極道の専属料理人。組長への料理の提供や敵対勢力との晩餐を行っている。また料理に毒を仕込んだ暗殺なども行っているため、毒薬の調合、料理に違和感を感じさせない調理法などを熟知している。元々は組の一般構成員として所属していた丹羽だが、下っ端の中で料理が上手いと一般構成員の料理を任されていた。しかし、仕事で丹羽の居た分家に組の幹部が訪れ、丹羽の料理を食べる。丹羽の作った料理は当時組長に皿を出していた料理人には及ばないものの、上手く作られたものだった。具体的な調理法を知らないにも関わらず舌の肥えた幹部が満足するほどの料理を作った丹羽の才能を買い、組の専属料理人の下で修業を積み、若くして組の大事な場面での調理を任されるほどになる。色白細身でどこか妖艶な魅力のある丹羽はその速い出世から組長の愛人だと噂されているが、実のところ丹羽は若頭、鷺原幻李の愛人である。外国での放蕩生活を夢に見ているが大事なお抱え料理人をそう何日も自由にさせてくれるはずもなく、休日は糸東場区の狭い一軒家で一人外国語の文学を嗜んでいる。特にラテン文学を好んでいる。最近若頭が無茶をしたせいで自分を置いて逝ってしまうように思えて手当の仕方を勉強し始めたが、未だ出来るとは言い難い。また、若頭が信用を置き、度々会話に出てくる若頭補佐をどうやって殺してやろうか画策している。料理人と言えども晩餐の席で抗争が起こることもあるためと、拳銃の使い方を覚えさせられ、今では並大抵の構成員より拳銃さばきが上手くなった。 ある日、若頭補佐がフィレロ・ルベウスが開いた店のチョコレートを買ってきて、甘味が好きな若頭に渡した。若頭はそのチョコレートを大層気に入り、組員に度々買わせるようになった。それが気に食わない丹羽は敵情視察と牽制、味の模倣を目的にフィレロの店に赴く。お互いに料理の話をし、実力を嫌々ながらも認めざるを得ないと悟る。高度な和食を作る丹羽をフィレロも認めていて、お互いの国の話をする程に仲良くなる。フィレロの作るチョコが若頭に気に入られているのは鼻につくが、かつて一介の構成員であった自分の実力を認めて料理人に推薦してくれた幹部への憧れから、認める気持ちを否定することはできないと落ち着いた。ただ、気に入らないから勧誘や紹介したりはしない。 姐御肌であり、組内の若頭をに従っている人間のうち、4分の一が無花果の影響である。無花果が恋い慕い、付き従っていることで若頭に手を貸している。 イメージ色:躑躅色#e95295 躑躅の花言葉:節度、慎み (赤)恋の喜び (白)初恋 ~過去~ 無花果が女性の様な言動をし始めたのは小学五年生のときである。その年、無花果の母が死んだ。突然の交通事故だった。医者が言うところによると即死だったらしい。それから、母の死を信じられなかった父は無花果に自分の妻の面影を重ね、母のように振舞うことを無花果に求めた。それからの日々は大きく変わってしまった。それまで着ていた服は全て捨てられ、母が着ていたような服が父によってあてがわれた。口調も強制され、家の中で母らしくない言動をすると父に頬をぶたれた。「母さんはそんなんじゃない!」そう言いながら自分を打つ父がふと葬式に出ていた父と重なり、肩を震わせて怒る父が、泣いているように思えた。数年もすればすっかりと癖になり、家以外の場所でも自然と女性のような言動をするようになった。高校生になり、私は身長が大きく伸びると高身長だった母の服が着れるようになっていた。父はさらに母の幻影に縋り付いた。高校二年の夏、私は虐められていた。一年の頃は慣れずにそういうものとして接していた同級生たちも、慣れてきたのか私の口調や仕草がおかしいと虐めるようになった。暑い夏の日だった。蝉の声が喧しく鳴り響く公園で、その日も私は虐めを受けていた。嘲る声が蝉の声に交じり頭の中に響く。うるさい、うるさいうるさいうるさい。私だって、こんな格好したくてしてるわけじゃない...。そのとき、不意に音が消えた。私を虐めていた奴らが揃って一方を見る。その視線の先には、一台の漆黒に染まった車がとまっていて、その中から出てきた男が言う。「お前ら、つまらねえことしてんじゃねえよ。」ひどく若い男だった。当時の無花果よりも少し年上に見え、烏のように黒いスーツの男はこちらの方を一瞥すると、男の後に付いていく凶悪そうな顔をした二人の男と共に雑居ビルの中へと入って行った。男が一瞥をくれた時、その眼は私を見ていた。その眼は強い意志の宿ったもので、父の人形として生きていた当時の無花果には、こちらを刺すようなその視線が妙に暖かく感じた。私を虐めていたやつらは、興が冷めたと言って解散していった。一瞥で、一言で、私がどれだけ言っても何をしても変わらなかった奴らを変えた。その力強さに憧れ、私は初めての恋をした。こちらを見つめるあの強かな瞳が私の心を震わせ、高揚させた。それから私はあの日、私を助けた男が誰なのかを探った。探っているうち、向こうの方から接触があった。「ウチの若を嗅ぎまわっとる女っていうのはお前か。」路地裏に連れ込まれ、強い圧をかけながら私に問いかける。屈強な二人組の男たちだった、私の首なんて簡単に折れてしまいそうな太い腕が視界の端に映る。「私は、あの人に会いたいだけだわ。」私はその二人組に朗々と、自分は助けてくれた憧れのあの人に会いたいのだと言った。もしかしたらあの人はあなた達の言う若なのかもしれない、と。訝しげにこちらを伺う男たちを正面からまっすぐ目を見つめてあの人と会ったときの事、あの人がどんなにかっこよかったかを語った。そして、あの人は同じ歳のように見えるけれど、そんな歳の男が屈強な男を引き連れ、真っ黒なスーツを着ているのが見慣れなくて、あの人は表の人間ではないかもしれないと大まかに察していた。あの人に憧れる私はあの人がもし裏の人間ならば、あの人と同じ組織に入るつもりだった。少しでも、あの人の近くに居たかった。私の熱弁を聞いた男たちはお互いを見合わせ、懐から取り出した携帯で電話をかける。男の持つ電話からあの時聞いた、少しドスの効いた比較的高い声が男の持つ携帯越しに聞こえてくる。「どうした。」「若に会いたいって言う女がいるんですが、どうしますかね。以前虐められていたのを助けて貰ったらしいんですが。」「虐められている女を俺が助けた?いや、そんな記憶はないが。まあいい、そいつに電話を代われ。」「若がお前に代われとさ。ほら、話すといい。」そう言って男は持っていた携帯を私に投げ渡す。携帯を恐る恐る耳に近づける。「お前がそうか。それで?会いたいっていうことは何か俺に言いたいことがあるんじゃないのか?」心臓がうるさい。無意識的に身体が強張る感覚。言え、言うんだ。「私を、あなたの傍に居させてください!」「......それはつまり、ウチの組に入りたいっていうことか?」「組に入ればあなたの傍に居られるの?」「それはお前の努力次第だ。お前が使えるようなら俺の側近として雇ってもいい。」その言葉に耳を疑う。「ほんと!?いいの!?」「だが、贔屓はしない。側に居たければ自分にその価値があると証明して見せろ。」そうして無花果は組の一員として働くことになった。私は父に、組に入りたいとは言わなかった。必ず母はそんなことをしないと怒るだけだからだ。私は母の代替品から解放されたいと思いながらも、それを行動に移すことが出来ないでいた。鷺原組は居心地がよかった。誰も私に不可能なことを要求しない。誰も私を母の代わりとして見ない。それが本当に嬉しかった。私は母の代わりではない。私は段々とそう思うことが出来るようになっていた。しかし、それも家に戻るまでの話だ。父は相変わらず私に母の面影を見ているし、その眼は私を見ているようで見ていない。父が見ているのは私じゃなく、私の中にある母。父にとって、私には母の子供であるという事しか価値がないんだ。私は、正式に組に入ることを許してもらえなかった。偶然、組長と出会った時に失礼を承知で頼み込むと、「これまで育ててもらった親に黙ってこの道に入るっていうのは筋が通らねえじゃあねえか。」と、あの人によく似た声で、顔で、私に言った。親に了承を得てから来い。もし、許しが出なければ高校を卒業して、それでもまだ組に入りたいと強く願うならこっちから挨拶に行かせてもらう。組長はそう言ってくれた。そして高校を卒業したころ、私は鷺原組で料理番を任されるようになっていた。私は喧嘩が強いわけでもなく、度胸があるわけでもない。けれど、あの人のことを想うと不思議とこれまでいくら頑張っても出せなかった勇気が出せるようになっていた。私は、あの人のために、いいや、あの人の隣に居たい私の為に、父に頼み込むことを決めた。父は、許してはくれなかった。それどころか、自分が家に居ないときは私を縄で縛り、外に出れないようにした。それからは、料理も掃除も洗濯も風呂もトイレでさえ父の目の前で行うことを強制された。監禁されてから三日目の夜、私が父の監視の下でお風呂に入っていると、家のドアが壊れる音がした。音の主はずかずかと家の中を歩き回り、私と父がいるお風呂場のドアを勢いよく開けると、私の父を殴った。殴られた父はお風呂場の角に倒れ込み、いきなりの痛みに混乱しているようだった。父を殴った侵入者は裸の私を抱え、脱衣所にあったタオルを掛けてくれた。父を殴ったのは、あの人だった。母の名前を叫びながら、返せと手を伸ばす父。その眼は黒くくぼみ、いつか見た筋肉質な父の身体は骨ばんでいるのが見えた。あれほど怖かったはずの父が、その時の私には酷く脆くて弱い存在に感じられた。「こいつは俺が貰う。」そう言い残して、あの人はタオル一枚だけの僕を抱えて、家の前に停まっていた車に乗せて組に連れて帰ってくれた。それからあの人は組員たちに駆け落ちしてきたとだけ告げて、僕を正式な組員にしてくれた。だから、アタシは幻李に永遠の忠誠を誓った。幻李の為ならなんだってする。だって、アタシの初恋の人なんだから。 ~若~ 鷺原幻李(さぎわら げんり) 職業:鷺原組若頭 年齢:31 性別:男 身長:181 体重:79kg 出身:糸東場区 髪の色:黒緑#333631 目の色:胡桃色#a86f4c(カラーコンタクト:黄金#e6b422) 肌の色:生成色#F7EFE3 胡桃の花言葉:知性、戦略 ■簡易用■ 丹羽無花果(男) 職業:料理人 年齢:33 PL: STR:12  DEX:7  INT:13 アイデア:65 CON:9  APP:15  POW:10  幸 運:50 SIZ:14 SAN:99 EDU:14 知 識:70 H P:12  M P:10  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:280 個人技能点:130) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]