タイトル:九十九里 結吏嘉(海枯れ) キャラクター名:九十九里 結吏嘉(つくもり ゆりか) 職業:地主/元探偵 年齢:28歳 / 性別:男 出身: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:178cm 体重: ■能力値■ HP:13 MP:17 SAN:64/95      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  16  10  17  13  18  15  15  16  13  17 成長等 他修正 =合計=  16  10  17  13  18  15  15  16  13  17 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      26%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《杖》       60%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》75%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 70%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》71%  ●《追跡》  60%  《登攀》  40%  ●《図書館》 75%  ●《目星》  83% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》70%   《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》80%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》4%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%   ●《法律》     60%   《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称   成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 仕込み杖   60 1d6+db                   /                                / ■所持品■ 名称              単価 個数 価格 備考 お守り                1   0   中には美しい朱色の義眼がふたつ入っている。 貝殻とシーグラスのアクセサリー    1   0   冒涜的な見た目。本人は気に入っている。 貝殻のピン              1   0   ネクタイピン代わりにしている。                    1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 『海も枯れるまで』HO1 今までに様々な事件を解決してきた探偵。やることなすこと全てが派手であり、類稀なる容姿の良さも相まって非常に人目を引く男。一見他人を振り回すタイプだが割と面倒見が良い。 良家の生まれであり次期当主候補の一人として厳しい教育を受けてきたが、大学卒業と共に家出をして探偵を始めた。今でも実家の人間の一部は彼を引き戻す機会を虎視眈々と狙っているらしい。 「御機嫌よう諸君、名探偵様の御登場だ!」 「探偵いれば謎がある。世の中の全てを解決するのがこの九十九里結吏嘉の夢なのさ!」 「別に、後継者なら俺以外にもちゃんと候補がいるからいいんだよ。どうせあの老いぼれ共の駒になるだけだし。そんなの俺は御免だけどな!」 「海? はは、大っ嫌いだよ。良い思い出はないな」 ---------- 【モチーフ】 結吏嘉→ユリカ→ゆりかもめ        →Eureka(ギリシア語で「分かった!」) ---------- 【通過シナリオ】 ・海も枯れるまで <エンド3> ・夜は黄泉つ国 <生還> ・水底から呼ぶ者(NPC) ---------- 【以下、秘匿内容を含む設定】 九十九里結吏嘉は探偵ではない。探偵というのはHO2と出会ったときに咄嗟に名乗ったものであり、実際の彼は二つ年下の従兄弟である「九十九里 海夜呼(つくもり みやこ)」の助手を務めていた男だ。 彼らの生家である九十九里家は由緒正しい大地主の一家だ。十数年前より当家の水面下では激しい後継者争いが勃発していた。一家は二分され、それぞれの派閥は候補の中でも有力とされた二人の少年の瞳の色になぞらえて「水龍派」「朱雀派」と呼ばれることとなる。 その二人の少年というのが、同年代の少年で唯一当主の血が通っており、祖父譲りの端麗な容姿を持っていた九十九里結吏嘉。そして分家の生まれであるものの、非常に優れた頭脳から稀代の天才と呼ばれていた九十九里海夜呼だった。 血統か才能か。純朴な少年二人を駒とした、金と欲に塗れた争いは正に一触即発の状態であった。 しかし、この戦いは突如終わりを迎えた。 一族総出での会合、つまり結吏嘉と海夜呼の初めての顔合わせの日。当時小学二年生の海夜呼が事故​─────間違いなく誰かの思惑は絡んでいただろうが​─────ともかく不幸な事故で失明したのだ。割れた硝子窓の破片が深く刺さり、両目とも視力の回復は非常に難しい状態だった。 屋敷の一方の人間は歓喜し、もう一方は悲嘆した。まだ子供であった結吏嘉には周りの大人達の喜ぶ意味がよく分からなかったが、少し前にアルバムで見た、あの燃えるような美しい朱色の目が失われたのだと思うと少し残念だった。 ただ、この事件は結吏嘉にとって次期当主候補が減ること以外でも僥倖だったのかもしれない。何せ海夜呼が結吏嘉の顔を一目見ることはもう叶わないのだから。昔から祖父によく似た美しい容姿ばかりを褒められることにうんざりしていた結吏嘉が、自分の瞳の色すら知らない彼の隣にいるようになったのは必然だった。 当初、海夜呼は毎日傍に来ては一方的に話しかけてくる結吏嘉について、どうせ心の中では見下しているのだろうと無視を決め込んでいた。けれども結吏嘉の屋敷内での孤独と容姿についてのコンプレックスを知り、段々と彼の方からも反応を返すようになる。 最終的には、目が見えていないにも関わらず気の赴くまま大胆な行動(木登り、池の鯉の掴み取り等)に出ては結吏嘉の頭を悩ませるほど逞しく成長し、二人の間には確かな信頼関係が築かれていた。 こうして九十九里家の後継者問題は解決した。……かのように思えた。 何を思ったか、結吏嘉は大学卒業と同時に海夜呼を連れて家を飛び出し、遠く離れた地で探偵業を始めた。 他者を惹き込むかんばせを持つ結吏嘉が依頼人を呼び込み、天才的な閃きで海夜呼が事件を解く。これを繰り返している内に、たとえ見つかったとしても簡単には実家へ引き戻されないような地位を二人は得ていた。 今日も今日とて二人で事件を追っていたある日。 海夜呼が死んだ。 二人を見つけ出した実家の人間が凶器を持って結吏嘉を殺そうとし、それを咄嗟に庇って刺されたのだ。 そのときの結吏嘉はそれはもう酷かった。犯人を感情が抜け落ちたような顔で殴る蹴る。無言でただひたすらに暴力を振るい、仕込み杖を用いて喉元を刺そうとしたところで慌てて通行人に取り押さえられた。実家の口添えもあり罪には問われなかったが、そのまま彼はかつて暮らしていた屋敷へと引き戻された。 結吏嘉には事件時の記憶がない。海夜呼の死に顔も、倒れ伏した姿も、自分の目を見て言った最期の言葉も、すべて霞がかかったように何も思い出せないのだ。 遺骨は生前の彼の希望通り海に撒かれた。海夜呼は海が好きだった。陸の結吏嘉に残されたのは自分の瞳のような美しい朱色の義眼ふたつと、彼の愛用していた白杖だけであった。 葬儀の翌日から結吏嘉は彼の後を追おうと死に場所を探し始めた。けれども周りの人間の監視の目は厳しく、たとえ自殺の機会が訪れたとしても何か大切なことを忘れている気がして思いとどまってしまう。手首や首元に気休めのような傷をつけ、彼の瞳の色のように赤く流れる鮮血を見て安心するのが精一杯であった。 隣に誰もいないひとりきりの荒んだ日々を過ごしていると、ついに事件から一年が経とうとしていた。 心にぽっかり空いた何かが戻らぬまま迎えた一周忌。珍しく早朝に目が覚めてしまい、時刻を確認しようと明かりをつけた。夏とはいえ朝早くともなると涼しい風が吹き込んでくる。眠気の残る目を擦りながら、ふと、部屋の隅に立て掛けてある白杖が視界に入った。 その瞬間、あの子の最期の言葉を思い出した。 『にいさんも、いっしょがよかったなぁ』 冷や水を浴びせられたかのような感覚だった。眠気などとうに吹き飛んでいた。押し付けられた窮屈な着物を脱ぎ、彼の隣に相応しい服に着替えて自室を飛び出す。なりふり構わず廊下を走っているとすれ違う使用人達は唖然とした様子。次期当主様、なんて呼び止める声も聞こえた。はは、誰だよそれ。ばーか。そのまま振り切って家を飛び出すと流石の使用人達も我に返ったようだった。 水龍が狂った。追え。朱雀を失ったから。探せ。捕まえろ。家中の誰もが自分を、九十九里結吏嘉を、次期当主を探している。 捕まってたまるものか、俺は、俺はあの子の最期の願いを叶えてやるんだ。ああ海夜呼、こんな兄さんでごめんな。一年も待たせちゃったよ。本当に申し訳ないと思ってる。いや本当だって。 海は嫌いだ。大っ嫌いだ。あの子は骨ひとつ陸にいる自分に遺してくれなかったから。だからせめて、大海原の何処かでまたあの子に会えることを信じて。 暗い、黒い、底のない水面に足を踏み入れた。 「待ってろよ海夜呼。俺が、兄さんがすぐ迎えに行ってやるからな!」 一言で言うとハイパー前向きブラコン自殺志願者。 ---------- 【取得技能について】 私立探偵(基本ルルブ)ベース 《職業技能》 聞き耳、追跡、図書館、目星、言いくるめ、法律 《趣味技能》 杖、応急手当、精神分析 ・<杖>  →有事の際には仕込み杖である海夜呼の白杖を使って応戦していた。 ・<応急手当>  →海夜呼や自分の身に何が起こってもいいように習得した。 ・<聞き耳><目星>  →海夜呼は耳がよかったので聞き耳は少し低め。逆に目の見えない彼をサポートしていたので目星は高め。 ・<精神分析>  →次期当主としてのプレッシャーに苛まれる自分の精神安定を図るため、学生時代からずっと勉強していた。 ■簡易用■ 九十九里 結吏嘉(つくもり ゆりか)(男) 職業:地主/元探偵 年齢:28歳 PL: STR:16  DEX:13  INT:15 アイデア:75 CON:10  APP:18  POW:17  幸 運:85 SIZ:15 SAN:95 EDU:16 知 識:80 H P:13  M P:17  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:320 個人技能点:150) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]