タイトル:突撃鎚のライカ キャラクター名:突撃鎚のライカ 種族: 享年:13~17? 髪の色:サンドカラー / 瞳の色:エメラルドグリーン / 肌の色:色白 身長:152cm(全高3m以上) 体重:31kg(全体重5t級) ポジション:ジャンク クラス: タナトス / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:9 ■パーソナルデータ■ 暗示:破局 [記憶のカケラ] 内容 甘い唇    ――この記憶は? 物語     ――機械に乗る前、何かを書いていた? 青い空    ――船の上の景色 [未練]     内容    狂気度  発狂時 たからもの   への 依存 ■■□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) コニア     への 執着 ■■□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る) セラータル   への 独占 ■■□□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) ラティシーシャ への 執着 ■■□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る) ベス      への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))         への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   0   1 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛 =合計=   2   0   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 []              : オート   :    :   : [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      釘バット    : アクション : 2   : 0  : 白兵攻撃2 爆発 [腕]      有刺鉄線    : ダメージ  : 0   : 自身: 肉弾・白兵ダメージ+1 [腕]      ガントレット  : オート   : 0   : 自身: 腕のみ防御1 肉弾・白兵ダメージ+1 [腕]      古い手袋    : オート   :    :   : たからもの 破損時に狂気点+1 []              : オート   :    :   : [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      ジェットノズル : ダメージ  : 特殊  : 自身: 基本パーツ1つを損傷して肉弾・白兵ダメ+1(1ターンに何度でも使用可、重複不可) []              : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [脚]      キャンサー   : オート   : 0   : 自身: 足のみ常に防御1、移動時に白兵・肉弾攻撃マニューバをラピッドで使用可 [脚]      スパイク    : ダメージ  : 1   : 自身: 白兵・肉弾攻撃ダメ+2 []              : オート   :    :   : [ポジション]  随行      : オート   :    : 自身: 他姉妹の移動マニューバ使用時、自身に移動1 [メインクラス] 死神      : オート   :    : 自身: 白兵攻撃マニューバの出目+1 [メインクラス] 災禍      : オート   : 2   : 自身: 白兵攻撃時、コストを支払い自分以外を対象とする全体攻撃を行う [サブクラス]  時計仕掛け   : オート   :    : 自身: Lv3改造パーツを1つ取得 通常修復可 ■その他■ 寵愛点:0点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     0点(   /  ) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「最終戦争末期、生きる屍達の戦争黎明期。創造主達は美しい芸術品を創り出すこと。戦争という展覧会に相応しい芸術品を追い求めた。  ――――懐かしいですわね……皆こぞって、一番を目指した。金賞を目指したものですわ。ですがどうしてでしょう、私思いますの。  "なぜあんな醜い"芸術品を創ったのか、と」   ――――??? 「当時は国がそうしろと、いや。人々がそうしろと怒鳴り散らしていたんだ。だけど彼女達を創り出した我々は、最終戦争にも彼女達を  結果として送り出すことになってしまった……。様々な大地を踏ませ、核の炎吹き荒れる中を突き進ませた。どんな想いで、彼女達が  運用され、散っていった事か――。 私は最初期のモデルを開発した者として、今も彼女達に許しを乞わねばならないだろう。」 ―――???  最終戦争末期にて「MBT(Main Battle Tanks)」の代替品として屍による兵器・戦車・機甲師団化計画が推し進められていた。  これは先に実用化されていたゾンビ兵士の発展形であり、ある程度の知能(操縦動作、主砲装填動作など)を持つゾンビ達で  戦車に載せるところから始まったのが発端であった。……技術的プロパガンダを目的とした、時代遅れの技術だ。  やがて、その技術は一つの完成形「無人戦車」として帰結する。兵器として美しい形。粘菌コンピュータによる全自動戦争兵器。  ……しかしその裏には、醜い「途中過程」が存在した。この人形はその「過程」において生まれ、配備され、そして忘れられた存在。  後日談では語られない、「人間戦車」となった少女達。 然して、後日談は語られる。見捨てられたはずの彼女達が再稼働するのだ。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【ライカ】 各国が挙って打ち出した、主力戦車の屍機甲師団化計画の途中過程にて発生した「屍戦車」の1つ。 米国の軍隊の生き残りがこのバリエーションを開発した事を皮切りに、このタイプの戦車は直ぐに各地の戦場へと顔を見せた。 当初は遠方から砲撃を加えて突撃させるコンセプト設計案もあったが、其方は【ケイシー】という開発コードで製造される事となる。 本モデルは近接武装を搭載し、敵の防衛線を食い破る為に開発された突撃戦車の役割を担っている。 過去の、人類がまだ表舞台で戦争をしていた頃に投入され、結果として一定の戦果、そしてライカに改造された少女達が犠牲となった。 こうして飽くなき屍達の代理戦争の果てに、彼女達は完全粘菌制御の主力戦車達にその座を譲る事となった。 後日談では、当時の製造ラインで改造された彼女達が工場出荷状態でネクロマンサー達に回収され、遊びに使われる事が多い。 ソフトウェアとなる少女の経年劣化は激しいため、基本的にネクロマンサーによる少女のレストア・再構築の後、運用される。 ――人格や記憶も再構築を行うが、たまにそれを行わないネクロマンサーもいるようだ。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【MBT-X1-RYCAN】 全高:3m以内 重量:RYCAN級に遵守(5t突撃戦車クラス) 脚部本数:4~8(用途により変更可) 使用動力: B-R1100(有機燃料式粘菌制御エンジン) 搭乗員: 少女1名(アンデッド処理済、ソフトウェア用) 搭載武装: 突撃用破壊鎚1門、 ドーザー処理用有刺鉄線、 破砕用スパイク 他 追加兵装: 搭載可 開発時期:2143~54年、2155年~? 製造年月:2147年~54年 2155年~? 関連製造コードネーム: 【KEYSEA】【CURARE】 etc ... 製造国/運用国:北米大国/北米大国、極東、欧州他 屍戦車計画の最初期モデルにして、最古のモデル。 北米大国の軍部がそれまで主力戦車としていたエイブラムスシリーズの陳腐化を受け、倫理モラルの崩壊の影響から開発に踏み切った。 要綱として、それまでの戦車とは違い、小隊規模(アンデッド部隊に配属する理由も含め)で配備することを念頭に置いて設計されている。 弾避けの必要がないアンデッド兵とこの屍戦車の組み合わせは当初ただの科学者の一人遊びに過ぎないと評されたが、試験配備での実戦では 敵のアンデッド兵部隊を一網打尽にし、突撃する活路を見出す役割を軍部に示して採用となった。 本体のソフトウェアとしてアンデッド処理を施した人員を載せる必要があり、体格差や華やかさを重視して少女が乗る事が決まっていた。 彼女達は一律してその型番から「ライカ」という呼称を植え付けられている。 尚、「ライカ」とは本来の型番の名前における「ライカン」から来ているのだが……。 人間達は東欧原産の犬の品種の名前の意で呼んでいたらしい。嘗ての古き良き時代、国家が機能していた時代の敵国原産の犬の名前を 呼称に選んだ事実は、当時の軍部が本計画に信用を置いていなかった事と関連していた、とか云々。 今ではその真相を知る者ももう居ないだろう。 恐らくは。 最終戦争の1年前に後継品である、完全粘菌制御の無人戦車にその役割を譲っており、この時点で『屍戦車計画』は一旦は終了となる。 だが、ライカを初めとする各種モデルや随伴歩兵のモデルはその生産性と余ったアンデッドの利用用途として活用されたおかげで 最終戦争末期にも一度計画は掘り起こされ、改良を重ねられていく。結果、彼女達は終末戦争・それ以後の戦争にも駆り出されることとなった。 2200年以後、ネクロマンサー達の戦争が終わり、干渉時期が過ぎた今も保存された個体は多く。 ネクロマンサーが自分の領地で発見し、姉妹として旅に出す事やサヴァントとして手駒にしている事も珍しくはない。 後日談となった今も、ソフトウェア部分の付け替えや記憶処理等で再稼働が可能な事からネクロマンサーが手軽に、かつ個人で 運用できる戦力として保有しているかもしれない。 ただ、この最初期モデルは現存していれば貴重であることは間違いない。 他のモデルよりも人格に難があり(所謂カリフォルニア女子とされる喋りをしていたとされる)、そして勇敢である。 ドール同士で姉妹の絆を結べば、最期まで姉妹の為に戦う剣となるだろう。 -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------