タイトル:道明 聖 キャラクター名:道明 聖-ドウメイ アキラー 種族:人間 年齢:23 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:黄緑 / 肌の色:イエベの褐色 身長:145㎝ 体重:46㎏ ワークス  :刑事 カヴァー  :刑事 シンドローム:キュマイラ、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:命令 衝動:嫌悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:3 (シンドローム:3,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 3r 〈回避〉:SL / 判定 3r 〈運転〉:SL2 / 判定 3r+2 四輪 【感覚】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL1 / 判定 1r+1 〈知覚〉:SL1 / 判定 1r+1 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:3 (シンドローム:0,3 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 3r 〈意志〉:SL / 判定 3r 〈知識〉:SL / 判定 3r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL1 / 判定 2r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 裏社会 【HP】    29 【侵蝕基本値】 30% 【行動値】   5 【戦闘移動】  10m ■エフェクト■ 《スキル名》  /SL /タイミング/判定  /対象    /射程/コスト/効果など 《ワーディング》/★$/オート$  /自動  /シーン   /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》 /1$ /気絶時$  /自動  /自身    /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《軍神の守り》 /1 /オート  /自動  /自身    /至近/2   /DR直前にカバーにいける 《戦士の知恵》 /1 /オート  /自動  /自身    /至近/2   /ガード値+[LV×2] 《イージスの盾》/3 /オート  /自動  /自身    /至近/3   /ガード値+(LV)D 《アドヴァイス》/3 /メジャー /〈交渉〉/単体    /視界/4   /対象のC値-1(下限値6)、ダイス+LV 《戦術》    /3 /セット  /自動  /シーン(選択)/視界/6   /対象のメジャーのダイス+LV個 《勝利の女神》 /3 /オート  /自動  /単体    /視界/4   /対象の判定の達成値+[LV×3] ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称  価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 日本刀 5   1   3r-1 5    3   至近 =価格合計= 5 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   5    pt ■所持品■ 名称     単価 個数 価格 備考 コネ:情報屋 1   1   1   <情報:裏社会>判定ダイス+2           1   0           1   0 =所持品合計=     1 pt =装備合計=      5 pt = 価格総計 =     6 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象   好意  悪意 備考 谷 修正 好意  不安 ポジティブメイン 主任   尊敬  悔悟 ネガティブメイン 先輩   連帯感 悔悟 ネガティブメイン ■その他■ メモ:  子供の頃から刑事に憧れていた。刑事もののドラマやアニメを見ては心躍り、ごっこ遊びをよくした。そして、5歳から柔道を習い始め志折れることなく、高校卒業後警察学校へ入学。学内でも優秀な成績を残し、卒業時には柔道5段にまでなっていた。それから交番勤務から始まり、一年後に憧れの刑事部・捜査第一課に所属が決まった。彼女の刑事人生は充実していた。テレビで見たようなかっこいい逮捕劇はあるわけではない。しかし、確かに日本国民を守っているという実感があり、良くしてくれる先輩や尊敬する直属の上司・主任の存在が彼女の刑事としての責務を全うさせるには十分だった。  そんなある日、突然先輩がよそよそしくなった。いつもなら訛りのある口調で気だるげだが優しい言葉をかけてくれる先輩が、挨拶さえしなくなったのだ。それを不審がる者は多数いたが、ここは捜査第一課。どんなことがあってもおかしくはない。きっと、精神が参ってしまうくらいの事件を担当してしまったのだろうと思っていた。彼女自身も、そう考えていた。しかし、主任は違った。  主任は知っていたのだ———レネゲイドウィルスの存在を。どこで知ったかは分からない。しかし、頭の回る主任のことだ。上の話を盗み聞きし、そこから思考を巡らせた結果、先輩はそのウィルスにかかってしまったのだと予測した。それを、部下の中で一番信頼できる且つ仕事のできる彼女にだけ明かし、2人だけの極秘捜査を行うことになった。  極秘捜査を始めて1カ月、先輩がレネゲイドウィルスを発症させオーヴァードとして覚醒し、ジャームと化していることを確信した主任と彼女は、とある廃工場に先輩を追い込んだ。それまでジャームという存在を知らなかった彼女は、その力が人のものよりも強いとは教えられていたが———それがこれほどまで圧倒的だとは思っていなかった。それは主任も同じだったようで、2人で対処できると踏んでいたその能力は予想を大きく上回っていた。  2人は必然的に劣勢を強いられ、彼女の心臓に先輩の日本刀が突き立てられる———その時だった。主任が彼女の体を突き飛ばし、彼女が受けるはずだった刃は主任の心臓へと吸い込まれ、突かれた刀が背中から突き出るほど深く貫かれていた。口から血反吐を吐き出しながら主任は最期に言葉を残す。 「めい、れいだ……、い、きろ……道明……」  そして、彼女は慟哭した。  彼女はそれと同時に己もオーヴァードとなった。彼女自身に自覚はなかった。ただ、本能が告げていた。……目の前の『化け物』を殺せと。そして覚醒したその力は、偶然にも先輩と同じもの———『キュマイラ』の能力だった。  キュマイラ同士の戦い。それは壮絶なもので、廃工場はいつ崩壊してもいいくらいに2人は暴れていた。1人は淡々と、1人は衝動に任せて———。  しかし相手はジャームと化している。能力は相手の方が上だった。万事休す化と思われた彼女の脳裏に1つの言葉が木霊する。 ―い、きろ……道明……—  その時、彼女の中でもう1つの能力が覚醒した。———超高速の思考力と並行思考を可能とする『ノイマン』  まるで、コンピューターのように色んな戦闘方法、回避方法、突破口が次々と叩き出されるその思考の回転速度は、主任の思考力と同等……いや、それ以上のものを発揮していた。2つの能力を組み合わせ、彼女はついに先輩に勝つことができた。  先輩の動きを読み、その手から刀を奪い取る。主任に突き刺されたそれは、今度は先輩の心臓を貫いた。1つの荒い息遣いが廃工場に響く。彼女が先輩の体から刀を引き抜くと、先輩はそのまま前に倒れ伏した。視界が赤くなる感覚がある中、彼女はうつ伏せになっている先輩の顔が少し微笑んでいるように見えた。それはさながら、いつもの気だるげだが優しい笑顔だった。 「すまないねぇ……こんな役回りをさせて……。おじさんを、止めてくれて……あり、が……」  その言葉に彼女は目を見開く。それは幻聴だと思いたかったが、安らかな顔で眠る先輩の顔からそれは聞き間違いでも何でもないのだと悟った。目の前には先輩の死体、背後には主任の死体。混乱する頭では考えることができない———わけがない。彼女は『ノイマン』も発症しているのだ。そこから叩き出された答えがあった。  よそよそしくなってからジャームとなるまでにそれなりの期間があった。オーヴァードとなってすぐにジャームとなったならそんなことはしないだろう。しかし、ただのオーヴァードとしてはかなり先輩らしくなかった。———先輩はレネゲイドビーイングに支配されていたのだと。  『ノイマン』のおかげで謎は解けた。……しかし、それに心が追い付くことができなかった。彼女は金切り声をあげながら意識を手放した。  次に目を開けた時、そこは警察病院だった。目が覚めたあなたに、近くにいたのであろう人物が近づいてくる。それは、極秘捜査中に主任に聞かされたレネゲイド関連事件独立捜査課、通称『R担』に所属している刑事・谷修正だった。  谷から彼女が気絶した後の事情を聞かされた。先輩がジャームと化してから、R担でも先輩の捜査をしていたらしい。そしてあの日、彼女と主任が先輩と交戦しているという知らせを受け現場に行けば、そこには血だらけの死体が2つと血に塗れた先輩の刀を身体が傷つくことも厭わず抱きしめるよう抱え、泣きながら気絶していた彼女がいたということだ。表向きは主任と先輩はとある事件のとあるジャームにより殉職、その事件に同伴していた彼女は精神が壊れてしまった為、当分休職になるとなっていた。  彼女は谷の話は右から左に流すように聞いていた。いや、したかった。コンピューターのようになった脳は谷の話をしっかりと理解し、2人が死んだという事実を彼女に強制的に突きつけた。  そこからさらに1カ月後、彼女は職務に復帰した。しかし、レネゲイド関連の情報を得てしまったことからR担異動ということになった。警察内部では『裏切者』と言われる事も多いが、彼女と関わりがある一課の刑事たちは大いに喜んだ。彼女の精神は回復したのだと。しかし、後に彼女を見た者たちは口々に言った。 「あんなに硬派で真面目だった彼女がだらしない服装でヘラヘラと笑っていた。まるで、先輩を見ているようだ」と。  ————————————————————————————————————————————————————  長いボサボサの髪の毛を後ろで雑に縛り、来ているスーツもかなりよれよれでだらしなく、いつもどこか怪我をしているのか腕や首に包帯やガーゼをしている。いつもヘラヘラした顔をしており、女であるはずの自分を「おじさん」と言うことがある。  気だるげでどこか頼りないが、刑事としての経験からかそれなりに周りは見ているようだ。1人でいる時はいつもどこかを見つめてボーっとしている。訛りのある口調だが、どこかぎこちなく、無理やり使っていると感じることもあるだろう。  刑事でありながら、UGNに友好的な刑事組織・レネゲイド関連事件独立捜査課、通称『R担』に所属している。  コードネームは『ロスト・ワンダー』。谷と一緒に考えたものらしい。込められた意味は「失い、彷徨う者」。彼女を揶揄する者からは『迷子』と呼ばれている。  自分:自分、おじさん  相手:君、あんさん url: https://charasheet.vampire-blood.net/4267022