タイトル:嗣雛御前 キャラクター名:嗣雛御前(ツビナゴゼン) 職業:博物館管理人 年齢:28 / 性別:女 出身:日本人 髪の色:黒髪 / 瞳の色:??? / 肌の色:肌白 身長:168cm 体重:?? ■能力値■ HP:11 MP:13 SAN:72/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  15   9  13  13  10  12  13  14  11  13 成長等 他修正 =合計=  15   9  13  13  10  12  13  14  11  13 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      61%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《日本刀》     80%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》71%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 60%  ●《目星》  72% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前      現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》  1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作(古物修復)》5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》   10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》       % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%   《説得》15% ●《値切り》  10%   《母国語(日本語)》70%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(吊るし雛)》70%   《経理》 10%  《考古学》    1%   ●《コンピューター》91%   《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     25%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 嗣雛(つびな) 失せ物博物館『伽藍堂』の主人 168cm 黒髪 「こちらは伽藍堂。まぁ、こちらに来るということは鑑賞ですか、それとも何かを無くされましたの?」 「ものに魂は宿るもの。大事になさってくださいませ」 【特徴表】 7.戦士 周囲の物はすべて武器だと考えている。あらゆる近接戦闘武器(肉体を使った技能を除く)の基本成功率は50%である。 →日本刀80。失せ物を展示する上で、失せ物を捜し求める・隠滅したいなど、よく思わぬ存在を無力化する為に培った。 【性格】 たおやか、物腰の低い姿勢の女性。お節介さん。可能なものは可能、無理なものは無理とハッキリ言うタイプ。外出を好み、ゆらゆらと周囲を散歩する様子が見られている。失せ物収集もそこから始めている。 誰にでも挨拶を欠かさない。 【人となり】 カノヨ街にある失せ物博物館『伽藍堂』の主人。形として残っている失せ物を、カノヨ街から拾い集めては手入れし(古物修復70)、展示している。 ガラクタ集めと揶揄されることもしばしばあるが本人は気にしていない。失せ物の引き取り手が見つかればそれを讓渡、もしくは取引している。 依頼によっては失せ物探しを請け負う事もある。 『貝殻のネックレス』 清楚な白い貝殻のネックレス。 身につけていると幸運+5。 『貝殻の入ったキャンドル』 火をつけると癒される。匂いは特にない。 1回のみ、SAN値を1d3+1回復できる。 ──────────────────────── カノヨ街 HO1 壱番地の標本 以降ネタバレあり 本名:倖堂 歪(ユキドウ-ヒズミ) カノヨ街の開発者。 プロジェクトメンバーの一人であった精神科医でありハッカー。 性格と在り方は嗣雛御前と大差はない。強いて言うなら多少くだけた言葉に、ほんのちょっぴりのアウトローらしい口の悪さが出ているぐらい。 好きな物は酒と食事。嗣雛の時よりも量が少ないのは体質のせいである。 現実世界の彼女はいわゆるアウトローに分類する。自ら望んでその道に入った。 実家は古くから連綿と伝わる日本の家、陰陽師を祖先に持つ『雪冬(ユキドウ)』の流れを組む古き良き血の者である。現在、読みは同じく『ゆきどう』だが結城洞と倖堂の二家に別れており、歪の家は主に陰陽師などオカルトの毛色が濃い『倖堂』の家系だった。それ故に、幼少期は怪しい儀式や古風な物品、日本の昔ながらの民藝品に造詣がある。 それでいて本人の興味として、幼い頃からコンピューターを積極的に触れていた。 成長するにつれ、実家の堅苦しい雰囲気と不自由さ、彼女の奔放さと強気な振る舞いは相性が悪いことに気がつき、遂には大学卒業と共に家を出ていってしまう。吊るし雛よりも才能を鍛え上げていたコンピューターの技術を駆使して、いつしかハッカーの才能に目覚める。居場所を転々とし、周囲には悪徳が募り、流れに流れて反社会組織ヴィノムスにハッカーの側面としてスカウトされ、カノヨ街のプロジェクトに着手する。 「わたくしは元より、居てもいなくてもどちらでも構わないの。組織には特に忠誠心はないわ。あるのは電子の海の街の構築、その発展の先」 「これをケースとして巨大な電子ネットワーク社会が出来れば世界の在り方も変わる。そんな楽しいこと、手を貸したくもなる。癪だけれど」 「電子の世界が発展途上ならば、こちらで蹂躙する手立てがあるでしょう?」 このように傲慢な姿勢が見られている。 その気になれば出し抜く魂胆だった。そこに至るまで、真っ当な感性は枯れたはずだった。 柊花音に出会うまでは。 被検体、しかも子供の相手をする事に抵抗を示した彼女は「ベビーシッターはペイの内に入ってないでしょうが」と悪態を示し中指を立てていた。開発者たちの仲間内から抜擢されるとは思わず困惑してもいた。むしろ子供の上で何を治すのか、柊花音を見た時そう疑問を抱く。 精神重篤患者というより、神魂様のコアとして用いられる被検体の管理としてこの子は選ばれたのだと理解したのは暫くしてだ。 ぞっ、と戦慄した。ヴィノムスは子供としてではなく、脳のシステムを欲しているのだと。知識を入れて確実に『異なる何か』へ変わっていく花音に、花音の悲鳴に「やめて」と口走った。いたましさへの同情と、世話をする上で形成されてしまったラポール(信頼関係)は、嗣雛に庇護欲を蘇らせた。 そう思えた自分にも驚いた。そんな感性がまだ残っていたのかと。それを自覚した時から、組織の意図と自分の主張の齟齬に苦しむことになる。 そしてそれが、カノヨ街プロジェクトがAIの漁火の足がかりでしかないことに気付き、袂を分かつきっかけとなる。 「それはあるべき姿ではない」 「AIの漁火は人類の発展ではなく粘ついた信仰心に基づくものだ」 「カノヨ街ではない」 「……柊花音を治療するためのものにはならない!」 「あの子は人間よ!」 神様になるための機構がカノになることを良しとしなかった。それがあの子の幸せとは思えなかったから。 痛い、助けて、カノのその言葉が何よりの言葉であり、救いを求める衆生の導き手ではないと思ったから。 そんな悲鳴なんて、神様にはない。なら、それを発する存在は、ただ信仰といういらぬ責務を背負わされただけの子供でしかない。 世界を知らない神様は、いずれは信仰が消えてただの機構(システム)に成り下がる。神が化け物に堕ちるように、カノにそうであって欲しくはなかった。 カノは、花音は人間だ。柊花音とわたくしは呼ぼう。神ではない、神ではない。 人間の彼女を逃がせるのはわたくしだけ。 わたくしならばあるいは。そんな甘い考えと傲慢のもと、カノを逃がすことを決行した。 何がなんでも逃げること。それだけを信じて身を呈し、逃がしたはずだった。 「カノよ、どうか無事でいて」 全ての計画が甘く、己は烙印を押されてカノヨ街へ投獄された。カノが電子パッケージ化され、人としての死を通り過ぎてしまった。 それを理解した嗣雛御前、もとい倖堂歪は正気ではいられなかった。 それでも、『カノ』への慈愛は隠せない。 『カノ』への目が、離せない。 真っ白な病室を、鮮やかな生地の吊るし雛で彩った時の目の輝きと表情の変化は、客観的なデータ数値では表せない。 「花音、おはよう。今日はよく眠れたかしら」 睡眠レベルを確認する作業は、いつしか朝の挨拶とほんのちょっぴり見た夢の内容を共有するやり取りに変わる。 「花音、今日は本を持ってきたわ」 神魂様になる為の知識の増築はいつしか情操教育を養う、もとい娯楽を教える数少ない手がかりとなる。 「花音、これはどうかしら。綺麗でしょう、これはあなたの好きな桜よ」 祖母の教えてくれた吊るし雛が真っ白な病室を彩り、花音の好む色を教えてくれる。 「花音、おやすみなさい。また明日」 データ採集のチェックは、明日会う約束へと変わる。 それが、嗣雛御前もとい倖堂歪の感性を刺激していたのだ。 穏やかな日々でありながら、ヴィノムスの望まれた環境下の中という歪んだ日々を、在るべきように正したいと思うほどに。 だからこそ、カノヨ街をあるべき姿に戻したい。 カノヨ街プロジェクトを正したい。 それが、開発者の1人であるわたくしの役目であり償いであり贖い。 本来の悪徳はここにはない。 しあわせになりえぬ人たちを、より治すための場所だったはずなのだから。 祖母が熱心に作っていた吊るし雛に惹かれ、作るのを手伝っていた幼少期がある。現在も手に馴染んでいるそれは、自分も手遊びがてらに継続している。 ──────────────────── Angelus Call シナリオバレあり HO3 参番地の時計の鬼灯、もとい猪名寺智己(HO2:打開)と共に通過。 日向者ではなく日陰者の自分たちに見舞われた事件ではあったが、歪は徹頭徹尾楽しんでいた。最後の最後まで破壊を堪能した。同時に自らのか弱さを痛感することにはなったが…… 日陰者の協力者として猪名寺智己は最善の存在だと改めて認識。今後も何かと案件を捕まえては尋ねることがあるだろう。 また、余談だがチクタクマンの破壊プログラムのマシンである『ハイパージャマーくん』を『ハルバード』と改名したのは、猪名寺智己がカノヨ街にてHO3『halb3rd』だったことに因む。PL観点での遊びでしかないが、倖堂歪からすれば『あの時カノヨ街を破壊したように機械仕掛けの命を壊してしまって』というニュアンスもある。 彼のハッカーとして一流の腕前を歪は惚れ込んでいる。 ■簡易用■ 嗣雛御前(ツビナゴゼン)(女) 職業:博物館管理人 年齢:28 PL: STR:15  DEX:13  INT:13 アイデア:65 CON:9  APP:10  POW:13  幸 運:70 SIZ:12 SAN:99 EDU:14 知 識:70 H P:11  M P:13  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:280 個人技能点:130) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]